2025年7月13日日曜日

効果は抜群

さて、前回ブログに記したカーボン製のCDスタビライザーとSP端子のプラボックスの鳴き止めについての続報。
来週末のブログででもと書いたが、遠征だった。という事で前倒し。
最近こういった物忘れが激しくなった。

鳴き止めとスタビがほぼ同時に行ってしまったため、その効果判定の切り分けが難しい。
複合的な効果とはなるが効果はあったと断言してもよいくらい。
まず、CDスタビライザー。ソニーのCD-X3000はトップローディング式ということもあってか、結構回転時のシュルシュル・ヒュルヒュルといったノイズが目立つ。音楽を聴いていて気になってしまうくらい。スタビ購入の理由もソレ。
ネットで調べると0.4mm厚で7gほど。そんな軽くて効果は?と思っていたが、回転時ノイズはほぼ気にならないくらい減少した。これはスタビ単独の効果と思う。

SP端子BOXの鳴き止め。こちらは随分以前(引っ越し前から)から何かが共振して116Hzでビビる感じがあったが、何が共振しているのかなかなかわからなかった。EQでの調整でトーンジェネレーターで正弦波で各周波数をチェックしているときに共振する周波数が判った。
音を出したまま、SP本体や周辺のいろいろなところを触ったりしてようやく右チャンネルのSP本体の端子BOXのプラケースが共振していることを突き止めた。裏板にプラケースが接着してあるが、どうもその一部剥がれて鳴いているよう。その共振でSP端子自体も結構振動していた。
裏板とケースの隙間に紙のスペーサーを挟んで対策してある程度共振は治まったが、もうちょっと対策しないとと考えていた。
聴いていて、時折音が濁る感じもあったし。
で、先日部屋を掃除した時に、昔買った黒檀のブロックが出てきたのでこれを挟んでみたらと思って、早速実行。
共振する周波数で効果をチェックすればよいのだが、そこは面倒。
でも、音楽を聴いていると滲みのようなものは消えてスッキリとシャープな感じに。音量も煩さが減ったせいか静かに。

出音の変化に関しては鳴き止め単体での効果なのかスタビライザーの効果もあっての事かは判断できない。多分両方なのだろうと思う。
まあ、スタビ外してどうか?って話なんだけれど。
結論、良い効果を感じて楽しく音楽が聴ければ良し。っつう事でお願い。

外装はこんな感じ

CDをセットしてその上に載せる

CDPのスタビを載せて

ビフォー:
裏板とプラケースの間にスペーサー

アフター:
黒檀ブロックを挟んで隙間にはスペーサー
ジェルシートはお気持ち

2025年7月11日金曜日

解除

しばらく前から通行止めになっていた柏崎市の国道8号線に掛る橋。今週ようやくの再開通となった。
これからの時期、海水浴シーズンだし何より柏崎は夏祭り。全国でも珍しい海上花火が有名で、たくさんのお客さんがやってくる。その前に何とか開通をという事なのだろうと推測する。
テレビのニュースでは何でも34か所の修理を行ったそう。そして水平を感知するセンサーを何か所かに取り付けたという。不具合箇所だけでなく予防的な措置をとった、という事だろうけど。随分前、20年ほど前だが柏崎に通勤していたときには毎日通っていたが、あの頃から何かしら工事をしていたっけ。
結構高さのある橋で、おいそれとは架け替えられないのではないか。水道管・下水管の破損が昨今話題となっているが、道路もヤバい。県内の道路の総延長はなんと全国2位。面積は全国で第5位なのに。約37150キロメートルあるらしい。橋の数は全国第8位で5227本。インフラの整備が喫緊の課題となっているが県の財政もヤバい。

さて、未だ梅雨だというのに新潟県内歯雨がほとんど降らない。降水レーダーを見ると長野や群馬、栃木、福島と言った隣県は雨が降っている様である。
何となく一昨年の夏に似ているような気もする。
35度を超えるような日は無いようだがそれでも連日30度は超えている。職場は屋内で冷房も動かしているがコレがなかなか冷えない代物。温度計が27度を超えていてもお年寄りは暑くないと仰るからすごい。で、大丈夫かというとそうでもなくて軽度の脱水症状であることも。食事の摂取状況や会話での言動などからそれをいち早く察知するのが最近の仕事になっている。
ウィッチはと言うと、今度の東京行きのために買ったハンディファンが役に立っている。これが結構涼しい。職場でも仕事の合間にスイッチオン!

さて、オーディオは相変わらず。ソニーのCDPの音質向上にと、カーボン製のディスクスタビライザーを買ったが果たして?まあ1500円くらいのものだしこれで効果があれば儲けものくらいのつもり。
届いたので早速使ってみる。中華製。7g。装着してちゃんと回っているのでそこは合格。でも全く違いが判らない。ただ回転系メカノイズが気にならない感じもする。
ネットでは制振効果が、と言っているものが多いがどうか。もうちょっと聴き込んでみないと。
もう一つ。
バークレイⅡのSP端子のところ。プラスチックのケースが特定の周波数(115Hz付近)でビビッてしまう症状。筐体とケースの間にスペーサーとして紙を挟んでいたが、黒檀のブロックが余っていたので、ケースの上下方向にブロックを挟んで鳴きを止めてみた。サイズが絶妙に丁度良く、スペーサーとしてストックしておいた戸田書店のしおりを噛ませて固定。
まあ差し込んであるバナナプラグも結構振動していたからどんなもんだろうか。でもあれだけ振動していれば端子を固定しているネジも緩んでいる可能性もあるなぁ。
一聴、シャープな出音。特にピアノに顕著な感じ。もう少し聴き込みたいところ。
スタビと黒檀ブロックをほぼ同時にやってしまったことで効果の判定が難しい。
週末で疲れてもいるしで。
土曜日は出勤なので日曜日にでも良く聴いてみたい。詳細は次週のブログで。

先日の長野で買ったクーベリックのドヴォジャークの交響曲第8番のLP。いわゆる赤ステ盤と呼ばれる国内初期盤。これが滅法分厚い音がしている。まあ暴れていると言えば暴れているのだろうが、CDでは出てこない、聴けないような音。
あれもこれもと思うが、う~ん。どうしても時間が足りない。

2025年7月6日日曜日

嗚呼、三連休 サンキュー

今週末は3連休。
今月は19日からの3連休もある。その3連休の中日は参議院選挙もだけれど個人的には東京での芥川也寸志の生誕100年記念の演奏会の日。
この1か月間、鼻水や痰、咳といった呼吸器症状があってだいぶ体力が落ちているだろうと思い、土曜日にリハビリと体力的な予行を兼ねて長野まで一人ドライヴに行ってきた。
歳をとってくると、出掛けるのが億劫になってきているのがわかる。
直前までどうしようかと悩んでいた。丁度内科の定期受診だったので、市街へ出たついでにエイやっ、と行ってきた。
目的は須坂にある古本屋さん。CDもそこそこ置いてあるが、以前行ったとき値付けが相場よりもかなり高くてちょっと困った。今回は少々高くても良いもの欲しいものがあれば買おうと思っていた。ムラヴィンスキーのLvBの5番と7番、クーベリックのボロディンの2番が1000円をちょっと超える価格だったが、まあ良しと思ってレジへ持っていくと値引いてくれた。CDは半額くらい?その2枚と新書1冊で1500円くらい。値札の意味について深く考えさせられた。
その後は長野市内のブッコフ1軒と善光寺近くのいつもの中古レコード屋さんに寄ってそれぞれ3枚ほど買って帰ってきた。
まあ体力は何とか。しかしレコードの棚の下の方を探すときは腰が痛いししゃがむと膝に来るね。
中古レコード屋さんはいつになくお客さんが多くてすれ違うのも一苦労。でも流行っているということかな。

先週末、引っ越し以来開けていない段ボール箱に入った本を出した。
また読みたいと思っていた「雪の狼」というスパイアクション物も出てきたので読んでいる。これで何度目かわからないがページを捲る指が止まらない面白さ。もどかしいのは老眼と乱視で活字が見えにくくなっていること。

今日は参院選の期日前投票へ。選挙戦前半ということもあってか人出はまばら。
今回は投票日が三連休の真ん中という、どう考えても政府与党の姑息さが目立つ。

明日はザキに行ってくる予定。

2025年6月29日日曜日

良かったり悪かったり

先月末からの風邪のような症状、良くなったと思ったら、またぶり返すなど。やや息苦しさを覚えたので内科を受診してきた。
そこで胸のレントゲンを撮ってもらったところ気管支に軽い陰影があるとのことで気管支炎かもしれないねえと。あと、アレルギー性のモノかもしれないと言われた。
とりあえず抗生剤と風邪薬などを出してもらいしばらく間、服用。

症状は落ち着いているが依然として咽喉の痛みと痰、咳。
そんなわけで昨日は寝室を徹底的に掃除。ベッドや布団、カーテンにも掃除機をかけ、床を水拭き。
布団とシーツは洗濯。あと引っ越し以来積みっぱなしの段ボールも中身を出して片づけて、段ボールを資源ゴミ回収の集積所に捨てるついでに先日のクルマの定期点検の費用を支払い、ラーメン食べて買い物して今ココ。という能力者。
アレルギー症状から来るものであれば落ち着くのではないか。

随分と昔だが、ダニアレルギーで酷い目に遭ったことがある。その頃はアパートに住んでいて、実家に帰って酷く目が痒く、喘息の発作も。風邪かと思い早々にアパートに帰った。帰ったら症状は治まった。その時は原因がわからなかったが、翌週にこれまた帰省した妹が今度は全身虫刺され。それでダニが原因だったことが分かった。
今回アレルギー性だとすれば、それ以来のこと。
少し体力や免疫力が落ちていたのかもしれない。

今年の梅雨は何か変。あまり雨が続かない。降ったかと思うともの凄い雨だし止むのも早い。もう梅雨明けしたところもあるようだしこの調子だとまた水不足なんてことになるかもしれない。

オーディオはEQでの微調整を続けているが、その時の体調や気分で微妙に好みというか嗜好が変化するようでなかなかコレというところに収まっていかない。
中~高音域を下げたときは何だか精気のないようなつまらないような感じがして、今は少し高音域を持ち上げている。そうすると華やかさというかホールの空気感みたいなものがグッとあがって良い。しばらくはこれで様子をみることに。

最近、ドヴォジャークの弦楽セレナードを良く聴いている。
少し前に買ったDGのドヴォジャークの管弦楽曲&協奏曲のBOXに入っている。DGでドヴォジャークと言えばクーベリック。このBOXもクーベリックの管弦楽曲がメインだが、セレナーデの演奏はハンス・シュミット=イッセルシュテットと北ドイツ放送響。
それまではコリン・ディヴィス/バイエルンのチャイコの弦セレとあわせたCDしか持っていなかったが、どうしてもチャイコ目当てで聴くことが多く、ドヴォジャークまで気が回らなかったところがあった。
全5楽章だが中でも第2楽章がなんともチャーミングの極み、可憐だ。
ディヴィス盤とイッセルシュテット盤を聴き比べてみた。
ディヴィス盤の方がアンサンブルは整っているものの、やや鈍重な演奏。録音は良く、その分厚みがありジェントルという意味で格調高いように思う。
一方、イッセルシュテット盤はリズムの刈込みが良く、弾力に富んだ演奏でその分やや軽い感じがするが、これはこれでボヘミアという感じがして好きだ。
多分、手元にはこの2種類しかないが随分と雰囲気が違う。イッセルシュテット盤が好みかな。
弦セレ、クーベリックは録音を残しているだろうか?
クーベリックのドヴォジャークを聴きながら、そういえばヨッフムはドヴォジャークを録音してないなとか思ったり。
このあたりはレーベルのA&Rの都合なのだろうけど。聴いてみたかったと思う。
今日はクーベリックの生誕日らしい。

2025年6月21日土曜日

なんとか完走の今週

今週は休まず何とか仕事を金曜日まで完走。今朝もまだ鼻水は出るし咽喉も痛いが次第に治まるんではないか。先週は1日半しか仕事してないのでウィッチ的には御の字。

それにしても暑い。まあ37度とかいう岐阜の多治見に比べれば可愛いものだろうが。
しかし多治見の人はどのようにしてこの暑さを凌いでいるのだろうか。別に多治見に限った話ではないが。
しかし、6月にしてこの暑さ。先が思いやられる。すでにエアコンは通常運転中。
熱中症の予防は熱中症にならないこと、と何かで読んだ。暑いところに居ないというのが大事だということか。
もう電気代が、とは言ってられない。今回風邪をひいて思ったのは体調を崩したら、そのリカバリーに並大抵でないエネルギーが必要な年齢になったという事。なかなか治らない。一層の体調管理が大切なのかも。
そんななか、今日は生命保険の見直しで保険屋さんが来た。心疾患と脳血管疾患の保障を見直してもらった。その分月3000円ほどの保険料がアップ。持病があるのでそれで済むかどうか。保険には入れるが保険料が高くなるとか別建てで保険を組む形になるのかもしれない。
仕方ないと言えば仕方ないのだが、病気やケガに対する保障は厚くしたいが出来る限り出費も押さえたい所。まあ来年には娘も独り立ちするだろうしそうなれば少し余裕も出るか? 

ちょっと前のブログに今年はショスタコーヴィチのアニバーサリーイヤーだと書いたが、今年は芥川也寸志の生誕100年の記念の年でもある。
記念するようなディスクのリリースは今のところないものの、オーケストラの定期演奏会では芥川の曲を取り上げるところも多いみたい。
そんな中、日本の作曲家の作品を中心に演奏活動を行っているオーケストラ・トリプティークが藤岡幸夫の指揮で記念演奏会を7月に開くという。ネットでそのポスターを見ると、なんと演目に芥川の遺作となった「いのち」という曲が含まれているではないか。芥川の追悼演奏会で初演されて、FMでその模様が中継されたのをエアチェックしたテープを大切に聴いていたが、そのテープも処分してしまい今ではyoutubeでしか聴くことが出来なかったがまさか、この曲がナマで聴ける機会が来るとは思ってなかった。
これは行かねば多分、一生後悔ヤツだ。
そんなわけで早速チケットを押さえた。
しかし、7月の東京。暑いに違いない。そこが問題。何とか万全の体調で臨みたいもの。
後は11月にザキのホールでクリスティアン・ツィメルマンの演奏会もある。
毎回、日本ツアーの初日にザキのホールで演奏してくれるのはうれしい限り。
曲目はまだ発表されてはいないがこちらもチケットを忘れずに押さえないと。
前回ツアーのあと引退の噂もあったツィメルマン。良かった。出来るだけ長く弾いて欲しいピアニストだ。
かと思えば先日、20世紀後半を代表するピアニストの一人、アルフレッド・ブレンデルの訃報が届いた。あまり多くは聴くことがなかったピアニストではあるが、手元にあるバッハのディスクは何だか好きで良く聴いていた。ご冥福をお祈りしたい。

オーディオの方は、体調が芳しくなかったこともあってあまり弄って歯いない。
すこし中高域(400~2000Hzくらい)にかけて煩い感じがあったので削ってみて様子をみているところ。
今の出音がどうなのか自分では判断がついていないというのが正直なところ。まあそんなものかという感じ。
プリアンプを修理に送り出さねばならないのだが億劫で先延ばしにしている。夏本番前には送りたい。