2025年2月9日日曜日

それにしても凄い雪

先週のブログで雪はそんなに、なんて書きましたがその後もの凄い雪。
海沿いの我が家はそれほどでもないけれど、ちょうど風の通り道なので吹き溜まるので、隣近所に比べてちょっと多く積もっている。
週の前半からずっと降りっぱなし。それでも気温が低いこともあって少ない方だったかもしれない。これがもう少し暖かければ雪の粒も大きくもっと嵩が行ったかも。
職場は山沿いの入口みたいな所なので結構積もったな。退勤時に車の屋根から雪を落とすのが地味にキツイ。
運転も除雪作業で積まれた道路脇の雪が壁になっていて横が全くみえないし、路面はガタガタで所々雪が深くえぐられて陥没しているところがあったり、轍も深くてタイヤを持っていかれることもしばしばで、気を緩めると道路脇の雪壁に突っ込みそうに。運転は慎重に成らざるを得ない。

そんなわけで肩から背中がバキバキに凝っている。先週までのストレスもあったためか、左の脇から胸にかけてズキズキと痛む。帯状疱疹かと身構えたが、この感じは肋間神経痛の様。
まあ帯状疱疹はなったことが無いのでどんな痛みかはわからないが帯状疱疹は50歳代になったら気を付けないといけない病気の一つではある。ワクチンも接種したいのだがコレが結構お高くて。
痛み止めの薬と貼るカイロでなんとか一週間。

冬の雪国オーディオのお楽しみは屋根の積雪による遮音効果。普段よりも外の騒音が少なく静かになる、というのがある。家が新しくなってその効果は随分と薄れたがやはり静か。
EQの調整も何とか形になりつつあり、今週は音楽をたくさん聴いた。
DAC導入から一か月が経ち、すっかり馴染んだ感あり。CDプレーヤー単体ではややガサガサした感じだった出音も滑らかに。
高域のヒリヒリした感じは内振り角度を少し開いてホーンの開口部がもう少し耳に向くようにしたことで改善した様子。あまり気にならなくなっている。

さて、この月曜日はいよいよスーパーボウル。カンザスシティ対フィラデルフィア。一昨年と同じチーム同士の対戦。この時はカンザスシティが僅差で勝った。そこからカンザスシティは2連覇で今年史上初の3連覇なるか?というところ。フィラデルフィアは優勝を逃したあとチームが崩れかけたものの見事にチームを立て直し進出。
両チームとも攻守に隙が無く、接戦が期待される。ウィッチの推しはフィラデルフィア。
ゴー!イーグルス!ぶちかませ!
という事でもちろんお休みはしっかり頂いているの。

2025年2月2日日曜日

メンタルは少し復活

2月。何とか乗り切ったよ1月。正直なところ限界一歩手前という感じだった。この疲労がまた3月くらいに来るのだろう。今は休日とあって随分と楽な状態。

今シーズン何度目かの最強寒波らしいが、この辺では?という感じ。
最強寒波の時は太平洋側に雪が降るが、日本海側は寒すぎて雪があんまり降らないので助かっている。しかし普段雪の降らない地方の方は大変だろう。
大変といえば、埼玉の道路陥没事故。トラックの運転手さんがまだ救助されていない。何と言って良いか言葉もない。一刻も早く救助されることを願うばかり。
しかし運転中にあんな大きな穴が目の前で開いたとして、どうしてみようもない気がする。
こんなことが起きないようにインフラの整備のために税金を使ってはくれないか。
それならば税金や社会保障費の負担増も受け入れる余地はあるのだが。

スピーカー調整中と書いたが、EQの調整というのが正しい。SPの間隔を広げて内振りの角度を緩めてみたが なかなかコレ、この音だよねという感じにならない。
幾つかカーヴを作ってはみたが結局以前のカーヴがやっぱり良い感じがして元に戻してみたり。
スピーカーが開いたこともあって音が前に飛んでくるようになったのは良いが少々元気が良くなりすぎた感じだが音の傾向は慣れたこともあって結構気に入っているのだがもう少し落ち着いた感じで鳴って欲しいところ。
調整で音楽を強制的に聴いたのが良かったのか体調はだいぶ戻った感じ。

2月は28日しかないけど祝日が2日もあるお得な月。
まあその2日とも仕事の予定なんですがね。3月には新潟と高崎の演奏会に参戦の予定。ベートーヴェンの第九とマーラーの第九。マーラーは昔学生オケで聴いた記憶があるがプロの楽団の演奏は初。ベートーヴェンは秋山先生追悼の意味も込めて聴きに行こうかと。
新潟ではお正月にいらしたお二人のうちのコロコロさんという方の御宅にお邪魔もする予定。それを励みに2月を乗り切る所存。

昨日は延期していた誕生日のお祝いを直江津駅前の居酒屋さんで。美味しいお酒と地元の白身のお刺身、それに生牡蠣。あとは名物のするめの天ぷら(する天)を。スーパーでも売っているのだけれど、揚げたてはやはり一味違う美味さ。お酒もすすみ、二日酔い。

今日は妻が出勤なのでお留守番。おでんを作ることに。
おでんは家で作ると材料費が高いと妻は言うが。パック入りのおでんがスーパーで売ってはいるけど、物価高の昨今はみるみるおでんの具がショボくなってて。まあ2~3日かけて食べるので良し。
出勤前の妻から御飯も炊いといてと言われたものの、スーパーに買い出しに行くと恵方巻が。御飯はこれにしよう。おでんと恵方巻で決まり。
3月の演奏会のチケットをコンビニで発券し、お昼はコンビニでドーナツでもと思ったら売ってない。仕方なくパン屋でハンバーガーを買ってコーヒーのお供に。
午後からは音楽タイム。
先日のマーラーの7番の復習をショルティ/シカゴの優秀録音で。
全く持ってスポーティ。曲の持つおどろおどろしさは無い、というかそういう曲とは考えていない感じでグイグイと進んでいくが演奏が完璧なので説得力がMAX超え。力づくでねじ伏せられてしまう。
なかなかつかみどころのない音楽だが、何か決然とした意志を感じる音楽。過去との決別のような感じも。

さて2月。体調に留意して過ごしたいもの。






2025年1月29日水曜日

どうにも鬱々

ここ数日は鬱々とした日々。
なんだか朝起きるのがツライ。まあ起きてしまえば何とかなるのだが、身体がキツイ。
年末、仕事でバタバタして疲労したのに加えてお正月のハレの感じと誕生日が来て訃報が届いて気分のアップダウンが激しいのが原因と思う。
例年、誕生日前後は憂鬱な気分に。自己肯定感が低い性分故に、齢をとるのが嫌。年齢相応の大人に成れていない感じが付きまとう。なので誕生日は正直うれしくない。
そこに加えて秋山先生の訃報が今週届いた。
先週のブログで引退を綴ったばかりなのに。あまりに突然のことで言葉もない。
肺炎で亡くなったという。
先のブログで呼吸も困難な状態では、と書いたが普段の呼吸が困難な状態では咳をしたりすることもままならない。どういう状況・状態であったか詳細は不明だが、しっかりと痰を出せず、肺炎となったのではないかと推察する。
SNSのTLには連日秋山先生を偲ぶ言葉が流れてくる。どうしても目に入って来てそれもツライ。
火曜日に所用もあったので半日お休みを頂いて身体を休めてみたが効果はあまり無し。
出音の調整を兼ねてライヒの18人の音楽家のための音楽をリピートして聴いている。SPセッティングを少し変更したので音が暴れている。
調整しながら繰り返し繰り返し聴く。聴いてはEQを調整を繰り返す。
何度か聴いては調整を繰り返すと段々と落ち着いた感じに変化。まだまだだがそこは焦らずに。
ライヒのこの曲は、音楽が聴いているその時の気持ちに寄ってくる感じがあって好きだ。
少し気持ちが解れたみたい。



2025年1月25日土曜日

五十五歳

南沙織の「十七歳」みたいに書いてみたけど、初々しさや爽やかさは微塵も無いね。

今週、また一つ齢をとった。
ここまでくると新たに何かに挑戦したいとかは思わない。何かが良くなったり上向いたりという事はないと思うので、如何に大過なく過ごせるか?というところ。

それにしても雪が降らない。晴れもしないが雨ばかり。今日も雨。おかげで我が家の周りの雪はみんな消えてしまった。

23日、衝撃的な引退のニュースが飛び込んできた。指揮者、秋山和慶氏の引退。
正月にご自宅で電球を換えようとした際に転倒。頸に怪我を負ったと報道されていたが、第3頸椎と第4頸椎間の頚髄損傷で指揮活動が出来ないという理由で指揮活動の引退を決意されたとのこと。
頚髄損傷はどこの部位で損傷されたかで様相が変わるが、秋山氏の第3・第4頸椎での損傷では呼吸の関連する筋の運動が阻害され、損傷の程度によっては命に係わる場合もある深刻なもの。詳しい状態についてはインフォメーションされていないが、命に別状はないものの日常の生活にも大きな支障が出ていることが考えられる。
どこまで回復するかはなんとも言えないが、高齢であることを考えるとかなり厳しいことも。引退について残念ではあるがご快復を切に願うばかりである。
一昨年は外山雄三が急逝し、昨年末には井上道義が引退。そして秋山和慶も。小澤征爾も。
この三月に東響新潟定期で秋山の指揮で第九が予定されていた。秋山の指揮を観てみたかったし第九もまだ実演を観たことが無かったので是非行こうと思っていたが叶わなくなってしまった。代演は藤岡幸夫となったがチケットが取れれば行ってみようと思っている。
最近、聴けるチャンスがあるなら聴いとかないと、と強く思う。ホント、いつ聴けなくなってしまうかわからない。

今週はNFLのプレーオフのテレビ観戦は少し控えめにして音楽室で過ごすことに。もちろんNFLも残すところカンファレンス・チャンピオンシップ2試合と2月第2週の月曜日のスーパーボウルの3試合を残すのみでテンション↑↑。
スーパーボウルはもちろん仕事を休む予定。←確定!
仕事を休むのは実はリスク管理。試合が気が気でなく、ミスや事故を起こさないため。
AFCはSB史上初の3連覇がかかるカンザスシティが何だかんだと盤石。予想通りバッファローとのライバル対決となったがどうなるか?NFCはワシントンとフィラデルフィアの対戦。勢いのあるワシントンが勝ち上がってSBに行ったら面白いのだが。

先週長岡のブッコフで購った朝比奈/大フィルのキャニオン盤のブルックナー。これがとても良い。全集となっているのでバラで少しづつ集めていきたいCD。
朝比奈のブルックナーは最晩年、没直後あたりにたくさんのディスクが発売されたこともあって、熱烈なファンではないウィッチにはちょっと追い付けなかった。全集も3種類あるし。
最初の全集であるジァン-ジァン盤はCDで持っているがほとんど聴いたことが無い。2番目の日ビクターの全集は以前にドフで中古LPを見掛けたが値段が値段で買わなかったが、あの時買っていればと今は後悔している。
で、キャニオン盤だが朝比奈の気力の充実ぶりがうかがえる演奏。録音も後にエクストンを立ち上げるエンジニアの江崎さんの録音だけあって良い。
朝比奈のブルックナーは上にも書いたようにジァン-ジァン盤の全集と最晩年の大フィルとの5番と8番くらいしか持っていなかった。最晩年の5番と8番はスケールこそ大きく堂々としたものの演奏の方はライブ録音故のキズと言ってしまえばそれまでだがお世辞にも良いとは言えず。あんまり感心しなかった。
キャニオン盤はスタジオ録音とライブ録音が混じるものだが手元にある1番、3番、7番、8番それぞれ押し出しの強い、それでいて無理のない自然体な感じが素晴らしいと思う。

オーディオの方はというと、DACを導入して1ケ月が経過。順調である。DACのあとに導入したBTレシーバーもあまり出番は多くないが便利に使っている。
年末にいとこのうな君が来たときにもう少しスピーカーを横の壁の方に寄せて間を空けてはどうかと言っていたのを思い出して、左右の間を10センチほど広げてみた。確かに広がりが出て空間的な表現力が上がるようだが、若干音が薄くなる気もする。
これでもう少し様子をみてみて良ければこのままにと思っている。結局は好みと慣れか。

2025年1月19日日曜日

広上淳一/東京フィルハーモニー GM7@長岡

土曜日は急遽お休みを頂いて長岡まで。広上/東フィルのマーラーの交響曲第7番を聴いてきた。
家を出たときは寒くてアウターにマフラーと帽子を合わせたものの、長岡は存外に暖かくて。
路肩には結構な雪。駐車場にも堆く除雪した雪が積まれていた。

東フィルの長岡公演、年末まで知らなくて。なんでも昨年11月に予定されていた演奏会の振替公演らしい。当初は主席指揮者のバッティストーニが振る予定だったが、転倒し怪我をして降板。指揮代役に広上淳一を起用すると発表されたのが13日。
こういう時どういった段取りで物事が進むのかは知らないが5日ほどの準備期間は大変だったことだろうと思う。
本来なら11月の定期演奏会で演奏して、それを長岡に持ってきてというという事だったのだろう。それが2か月のブランクがあり、また一からではないにしろ音楽を作るのは大変なこと。指揮者が変わればなおさら。
実を言うとバッティが振ると聞いて行こうとは思わなかった。広上マエストロが振るなら是非聴きたいと急遽参加した次第。こういう時はド級の名演にぶち当たるかもとの期待から。
そういう意味では期待外れではあったが、非常事態でもキッチリとあわせてくるプロの底力を観た思い。マーラーの7番一曲という潔いプログラム。
前半2つの楽章はやはり探り探りといった感じもあって、音楽も揃っていないところもあったように思う。マエストロもあまり音楽を動かさず悠然とした流れ。第3楽章のスケルツォあたりから音楽に躍動感が出てきたか。後半2つの楽章は流れも良く見違えるように音楽が良く動いたように思う。
マーラーの7番はCDをいくつも持っているし、それこそ何度聴いたかわからないくらい。それでもこうして実演に接してみてわかる楽器の受け渡しや、曲中鳴らされるカウベルが最初は(多分)舞台袖で、次いでステージの端、センター近くと近づいてくるなど視覚的な効果も観てとれて楽しかった。

途中、ブッコフに寄ったりして。
気になっている朝比奈御大のブルックナーなどを購ったり。500円コーナーにあったカラヤンのサンサーンスのオルガン付き。見れば輸入盤ながらカラヤンゴールドシリーズの1枚とな。ちょっと可哀想に思って購入。SNSに画像を上げると輸入盤でゴールドCDですか?と。
ジャケットにはカラヤンゴールドと印刷されているが、開けてみれば通常のアルミ蒸着盤のよう。国内盤であるショスタコの10番は金色に輝いているが輸入盤はご覧の通り。ダマサレタ。まあ金蒸着でなくてもOIBP仕様なので良しとしようか。

今日からNFLはディビジョナルプレーオフ。2試合を早朝からリアタイ観戦。推しの期待の第1シード、デトロイト・ライオンズが第6シードのワシントン・コマンダースにホームで敗れるという波乱の展開。負けられない、負けが許されない第1シードと失うものの無い下位シード。ワシントンは伸び伸びプレー。コマンダースはこれでプレーオフの2試合とも上位シードのチームに勝ち、もっとも勢いのあるチームか。
明日も2試合。2試合とも攻撃力のあるチーム同士の対戦なのでノーガードの殴り合いを期待したい。こちらは録画で。



問題のCD

輸入盤のカラヤンゴールド

国内盤のカラヤンゴールド