2021年3月28日日曜日

Witch hounds listen to the hounds of spring A.Reed「春の猟犬」

のっけから英語ですみません。
春らしい曲、というと今はブリテンの「春の交響曲」なんですが、ほかにもたくさんあって迷います。
思いつくだけでもベートーヴェンのスプリング・ソナタ、ストラヴィンスキーのバレエ音楽「春の祭典」、ドビュッシーのの交響組曲「春」などなど…。
ミヨーの「四季」から”春のコンチェルティーノ”はとても素敵な曲。ミヨーにはこのほかにもズバリ、「春」Op.18というバイオリンとピアノの曲もあるし、ピアノのための組曲「春」第1集と第2集なんてのもある。まあ”春”を題に取った曲には枚挙にいとまがない。
今日は、アルフレッド・リードの「春の猟犬」(The Hounds of Spring)
を金聖響/シエナの演奏で。
1980年に作曲された吹奏楽曲の名曲中の名曲。初めて聴いたのは中学生の頃。演奏する機会はなかったけど、風渡る草原を精悍な犬が嬉しそうに走りだす光景が目に浮かぶような曲想に心弾ませて繰り返し繰り返し聴いたものだ。
ウィキに「春の猟犬」冒頭がベートーヴェンのスプリングソナタ第3楽章の冒頭を思わせるものに、という記述が。随分のちにスプリングソナタを聴いて、おおー、そういうことですかい!と思ったものでした。
過去の作品の引用やオマージュ的なものがわかると、もっと面白いのかもしれませんね。
聴き比べの動画を貼っておきますね。








2021年3月27日土曜日

ガタガタで シンエヴァ PS2 ☆見つけた!

歯医者に通って1年以上が経つが、未だ治療は完了していない。最近も治療の終わった歯が痛む。2週間ほど前にピーナツを噛んでいたら奥歯にガツンっとした痛みが走った。以来、食べるときはおっかなびっくり。
実は、マスクも口腔の環境にはよろしくない。口の中が乾きやすいと言われている。仕事中はマスク着用なので尚更。さらにさらに、最近ストレスから無意識に歯を食いしばってしまうからなのか歯茎が腫れているよう。特に寝てる時がひどいのか、朝起きると口の中が重い感じでもう口の中ガタガタである。
そんなわけで、さらにさらにさらにストレスが溜まる悪循環。何とか痛み止めでごまかしている。今日は3週間ぶりの歯科受診。先ほど行ってきた。嚙み合わせを直してもらい、咬合も軽い感じ。

シンエヴァを観てきました。2回。いやー、面白かったです。1回目はよくわかりませんでしたけど序・破・Qを観ての予習・復習にyoutubeでの解説動画も観ての2回目はとてもよくわかりました。うな君からはLINEでボトムズやエルガイムといった懐かしいアニメがyoutubeで配信されると教えてもらい、これも楽しんでいます。
もう一つ。昔やり込んだゲームをもう一度やり込みたくなってPS2を買いました。ゲームソフトは処分せず持っていましたが、ゲーム機本体はこれまでに2台潰してしまいましたが中古で買ったのはコンパクト。程度もよい良品。D端子でテレビに接続で画像もキレイ。昔と違うのは夜更かししてやる体力が今は無いこと、かな?

ちょっと前のブログ。シベリウスのヤツ。LPOレーベルのジャケットには”☆”があしらわれているのだが、このシベリウスのジャケットには☆がないと思っていた。
先日、ハズキルーペを掛けて目を凝らしてみると、あった!
しかし、これは老眼にはツライものがある。


この中に☆があります。
分かりますか?

ここです。ここ。


2021年3月21日日曜日

暴力的な音楽 DSCH Sym.4

昼に飲んだビールが効いて午睡を貪ったのち、急に何だか暴力的な音楽が聴きたくなってショスタコーヴィチの交響曲第4番を聴いた。
聴いたのは、DGのチョン・ミュンフン/PHI盤。所有する4番のディスクのうちで最も録音は良い。録音が良すぎて以前のシステムではうまく再生できなかった。久しぶりに聴いたが、やっぱり録音は優秀。スマート&クールに過ぎ、曲の持つ音響の圧みたいなものが足りない気もしていたが、これはこれで良いと思える。
チョン・ミュンフンとPHIのショスタコーヴィチはこれだけだが、全集完成の意図はあったのかなかったのか。記憶している限りではコッホにザールブリュッケンと14番を録れていたし、バスチーユとはマクベス夫人も録音している。調べてみるとCSO Resoundに5番があった。

しかし、フィラデルフィアの箆棒な上手さと言ったらない。全く破綻がない。フィラデルフィアのショスタコーヴィチというと、オーマンディの時代に結構まとまった録音がRCAとCBSに残されてる。ムーティの5番だけEMIに録音している。あとはヤンソンスが何番だったか?11番だったか。オーマンディの4番もなかなか見通し良い演奏で好きだ。
チョン・ミュンフンは師匠筋にあたるジュリーニよろしく、あまり録音には熱心ではないようで、レパートリーは膨大であろうが、その中から納得いくものを厳選して録音しているのかリリースは少ない。まああんまり熱心に追っかけているわけではないが、最近はソウルのオケとの録音が多いのか?とも思ったが調べてみるとSKDとのディスクがちらほらとある。

フィラデルフィアに限らず、ショスタコーヴィチをもっと録音して欲しかった。

この交響曲第4番はショスタコーヴィチの交響曲の中でも13番と並んで曰く付きの曲。
ウィキペディアによると1936年、初演の直前になって作曲者によって演奏撤回されている。当時のプラウダ批判によって、粛清を恐れた作曲者による演奏撤回といわれている。25年後、コンドラシンによってようやく初演されたが、その時すでに総譜は紛失しており、パート譜から復元されたスコアをもとにしているという。
ということは36年時と25年後の初演時では音楽が違っている可能性が高い。何かの本で全くの別物、という話を読んだことがある(忘却)。
36年の時点で、当時ソビエトを訪れていたクレンペラーがピアノ演奏を聴いて是非、南米での演奏会で取り上げたいと希望したという話もあり、36年の初演(未遂)時は一体どのような音楽だったのか気になる。ミステリアスさでは15番と双璧か。
総譜が紛失、というがどこかから出てこないものか。ある時、フッと楽譜が出てくるなんてのはクラシック音楽ではよくあることだし。

今日は夕飯に鮭大根を作った。ちょっと塩っぱい(失敗)作。晩酌のアテには最高。
あっという間に休日も終わり。ちょっと気が重いが明日から仕事頑張ろう。

普段は荒巻鮭のアラで作るが、
売ってなかったので、カマで代用。
味噌仕立て。

DG 447 759-2







気分は少し上向きで

週末になって気分が少し上向きになったところ。
昼食にビールを頂いたが結構酔っぱらってしまった。レコードを聴こうと思ってたが、これではレコードは危なくて聴けない。

ということでCDを聴くことに。
久しぶりにハイドンのピアノソナタを聴く。昨年はベートーヴェンのアニバーサリーイヤーということもあってベートーヴェンのピアノソナタを結構聴いたが、ベートーヴェンのソナタを聴いてしまった後ではハイドンの予定調和な感じが少々物足りなく、つまらなく聴こえてしまって。
しばらく聴く気が起きなかった。まあ、ベートーヴェンが偉大だったのか。
まどろみつつ聴くハイドンのソナタ。ああ、幸せな時間。
明日は職場でちょっとした勝負をしようと決意。少し憂鬱。











2021年3月18日木曜日

ちょっとツライ

今週は何だかツライなぁ。エネルギーを使い果たしてしまった感じで推移してます。木曜日の今日はもう、すっかり空っぽエンプティ。
春はどうしてもそんな感じになりやすいのは分かっているのだけれども。
仕事から帰ってもぼんやりと過ごしている。ま、仕事中もぼんやりとやり過ごしてますが。
疲れからか、免疫力も落ちてるね。口内炎と皮膚の湿疹がひどい。そんなわけで飯も旨くない。お酒は美味しい(笑)。眠れているだけマシか。

こんな時は何を聴いても面白くない。
そんな中、久しぶりにショルティのマーラーの”復活”を聴いている。聴いているっていうよりは音響に身を浸しているというほうが正しいのか。

さて久しぶりに聴いたショルティの”復活”。高校生の頃にLPで買ったが、扱いが雑だったせいで今ではノイズだらけ。中古のCDが安かったので買ってみたが、ライナーがない。道理で安いわけだ。しかし物は輸入盤の西ドイツプレスで国内仕様。なかなかに太い音がする。
ショルティ2回目の”復活”の録音は、シカゴ響と。とんでもなく箆棒に上手いブラスセクションに圧倒される。
グイグイと誇大妄想的な音楽を引っ張っていくショルティとシカゴ響にこちらも引っ張られて少し元気が出てきた。
あと一日、がんばれそうだ。




2021年3月14日日曜日

Sibelius Sym.5&6 Berglund/LPO. (2003Live)など

今日は風の強い天気。日も当たらず肌寒い。ちょっと買いすぎたと思った灯油もこのところの寒さで順調に消費している。まだまだファンヒーターには頑張ってもらおう。

ちょっと前、朝のFMでカラヤンのシベリウスが流れていた。それからちょくちょくとシベリウスを聴いている。
今日は朝からベルグルンド/LPOの5番&6番を聴いている。
ベルグルンドは全集を3度完成しているシベリウスのスペシャリストだが、この盤は3度目のヨーロッパ室内管との全集(1995~97年)の後の2003年のライヴ録音。あんまりリアルライヴの音源が出てこないベルグルンドとしては貴重かと思う。ロンドンフィルの自主レーベルからはこの盤の前に2番&7番のSACDも出ていたが、現在は廃盤の様。
ライヴゆえ、演奏の傷もあり完成度という点ではヘルシンキ、ヨーロッパ室内管の方に負けてしまうが、ヨーロッパ室内管で見せた結晶のようなシベリウスの世界、宇宙を大きな編成のオケで描いた演奏は、ベルグルンド晩年の記録としても興味深いものと思う。
抽象性の高い7番が一番うまくいっているように思うが、この5番と6番も素敵だ。

褒めておいてなんだが、このようなリアルライヴ音源、実はあんまり魅力を感じない(魅力がない、と言っているわけではない)。
何年何月何日、どこそこでの演奏会。一期一会の演奏、と言われてもそれを繰り返し聴くわけで何だか腑に落ちない気持ちがちょっとする。
CDやLPを芸術品とまで言うつもりはないが、演奏者やエンジニアの入念な計画・準備、録音・編集といった共同作業の結果としての完成度の高さにパッケージメディアとしての魅力を感じているのだろう。そんなこと考えずに楽しめれば良い、という声も聞こえてきそうですが。
まあ、ライヴ音源や演奏会のFM放送や生配信などまで追っかける余裕がないというのが一番か。

LPOのジャケットには☆が…無い!
前はさりげなくあしらわれていたんだけど。

ヘルシンキとの全集。ジャケ絵が秀逸です。
今はEMIのロゴがワーナーに。



2021年3月13日土曜日

オフ会終了

今日はKazuさんをお招きしてのオフ会だった。オーディオ三銃士2/3。
前回、Kazuさん宅でのオフ会のあと、Kazuさんのところの帯域間のバランスを参考して調整を重ねた音を聴いていただいた。
随分と聴きやすい音になったようでした。やっぱり。
そういえばKazuさん、だいぶお痩せになっていた。日課の散歩とお酒止めた成果とのこと。
そこは真似しないでおこう。

お持ちいただいたCDを中心にストリーミングやLPを聴いた。ウィッチが普段聴かないような女性ジャズボーカルものなども聴かせていただいたが雰囲気がとてもよかった。
もう一つ。チェロのヨーヨー・マのバッハ無伴奏。これまで興味なくスルーしていたが、なんともリラックスした感じの気負いのない演奏で、ちょっとビックリ。速攻でSpotifyのお気に入りに登録した。

以前のブログで、メインアンプのゲインを絞って、プリアンプのボリュームのおいしいところを使う、というようなことを書いた。
これまでメインアンプのゲインをMAX上げていたが、ホワイトノイズが気になっていた。
メインのゲインを絞ったり上げたりしてスピーカーに耳を付けて確認、みたいなことをやってはみたものの、いちいちスピーカーから耳を離してしまってはノイズの違いがよく判らなくて、結局メインのゲインはMAXのまま。今日、Kazuさんに手伝ってもらって確認してみた。もちろんKazuさんにも聴いてもらった。
すると、メインのゲインを絞ると確かにノイズは減る。プリのボリュームを上げてもノイズは増えるがメインを上げたときほどは増えないという結果に。
ということで、しばらくはこの状態で様子を見ることにしよう。
メインアンプは左右独立してボリュームがあるので、左右のゲインを揃えるのが難しいと考えていた。以前メインアンプの不調で音量に左右差があったこともあって、ちょっとしたトラウマ状態で左右差に関しては神経質。まあそこは適当に、と気持ちを切り替えることに。ただプリのボリュームが1時~2時くらいのところに来るのが今のところ、ちょっと慣れなくてビビってます。

Kazuさんから大きなシイタケを頂いた。
早速、今晩焼いて食べることにしよう。





                                   


2021年3月8日月曜日

名前変えます。

特に理由はありませんが名前を"七味とうがらし"から"ウィッチ・ハウンド"に変えることにいたしました。

心機一転、これからもブログを書きますのでよろしくお願いいたします。

2021年3月6日土曜日

春は物欲、ようよう少なくなりゆく我が懐

相変わらずの気温の乱高下。身体がついていきません。
今日も肌寒い一日となりそう。

なかなか読み進めることが出来ない本を何とかするべく、読書用のライトを買った。
家電量販店、家具店など数軒のお店を回ったが思うようなものがなく、最後に回ったホームセンターでお目当てのものをようやく見つけることができた。
昔ながらのスプリングの付いたデスクスタンド。もちろんLED。ただ、LEDはやっぱりノイズは気になるが仕方あるまい。
手元が随分と明るくなって、文字が良く見えるようになって読書も捗りそうである。

もう一つ。クルマの買い替え案件。妻と相談の結果、クルマを買い替えることに。走行距離13万8000キロ。この秋車検を通しても走行には支障ないとはいえ不調を抱え、さらなる故障のリスクもあることを考えると・・・。車検代を頭金にローンを組めば何とか・・・。
夕べはお目当ての車種の動画を片っ端から見て勉強。
ということで、午後ディーラーへ。妻の職場の方の紹介で。
人生初の新車購入してきました。週1台しか発注できないとのことで、9月の車検までに納車と考えると決断は早いほうが良いと、即決。そこのディーラーでのその車種の契約第1号だったようです。娘の大学進学を来年に控えての大きな出費は我ながら馬鹿なことをとも思うが致し方あるまい。
しかし、ローンの契約書などが大の苦手。もう心臓バクバクでひっくり返りそうなのを堪えての契約は手が震えました。浪費癖も、金額がデカくなるとびびってしまう小心者。もうクタクタ。

ライトオフ

ライトオン!