2024年2月24日土曜日

久し振りにゆっくりと

先週は日曜日単休でしたので過日の旅の疲れが取れぬまま。熱はないけれど喉の痛みに倦怠感が続いた今週。蕁麻疹は出るわ口唇にヘルペスができるわであまり体調は万全とはいかなくて。今週は土日がお休み。ありがたいね。風邪は随分と良くなり鼻水がでるくらい。

今日はイトコのうな君が遊びに来てくれた。前回は引っ越し直後だったね。うな君もいよいよレコードを始めるというので預かる形となっていたレコードをお返した。本当はレコード開始のお祝いではないけれど何か差し上げられるものがあれば良いのだけれど生憎持ち合わせていないので、余っているレコードスタビライザーと針先クリーニング用のブラシを差し上げた。
ここでオルトフォンのMCカートリッジでも使ってよ、とスッと渡せれば恰好よかったんだけれど高いから。
レコードは結構な枚数預かっていたものだからLPラックがスカスカに。これは補充しなければなりませんな。

うな君、我が家の音のことは全く何も云わずに帰っていった。まあ、そこそこ良い感じで鳴っていたのだろうと解釈しておこう。
SX3は想像していたより良い感じだとは言っていた。
セッティングはバークレイの前に。これではバークレイが可哀そうなのでSX3は聴く時だけこの位置に置く形。少々面倒くさいが仕方ない。

バークレイも紆余曲折あって現在の位置に。ディスクによっては100~250Hzくらいが膨らみすぎることも。
左の壁に比べて右側が吸音される要素が少ないから左右の音量のバランスが取れない時があって、もう少し吸音したほうが良いのかとも思ったり。

グッと冷え込む日もあるが段々と暖かくなってきた。そうなるとなんとなくムズムズと気持ちが騒がしくなってくる。
明日はブッコフ&中古レコード屋さん巡りでもしてこようかなあ。



2024年2月17日土曜日

井上道義/大阪フィルのショスタコーヴィチ”バビ・ヤール” 小澤征爾死去

先週末、大阪まで行ってきた。1月初めに妻が福岡にアイス・ショーを観に行きたいが一緒にどうか?と言ったことが発端。ウィッチはアイス・ショーには興味がないので、福岡で演奏会でも観ようかと思ったが生憎とその日にコレといった演奏会は無かった。
じゃあ、関西ではどうかと調べると10日に井上道義と大フィルで”バビ・ヤール”を演るという。これは聴きたい。
という事で、二人で出掛けた。

行くなら金沢で一泊して少しでも石川にお金を落とそうじゃあないか、という事で9日金曜日の夜は金沢に泊まり、美味しいものを食べ、10日土曜日はウィッチは大阪で演奏会に行き妻は京都に住む娘と遊ぶ。11日日曜日は妻は福岡へ行きウィッチは入れ替わりに娘と出かける。そして12日月曜日にこちらに戻ってくるというプラン。
家族旅行とも呼べないお互いの欲望むき出しの旅行であるが、いつものこと。

井上/大フィルは両者最後の定期演奏会で、しかも得意とするショスタコーヴィチという事で期待も増すというもの。
大阪のフェスティバルホールは満員の観客。始まる前から熱気が凄かった。
プログラムはヨハン・シュトラウスⅡ世のポルカ「クラップフェンの森で」、ショスタコーヴィチのプロムナード・オーケストラのためのジャズ組曲第2番抜粋、メインは交響曲第13番”バビ・ヤール”。バス独唱はアレクセイ・ティホミーロフ、男声合唱はスウェーデン王立男声合唱団オルフェイ・ドレンガー(オルフェウスのしもべ)という今この曲を演奏するなら最高の布陣。前半は軽妙洒脱、後半は深刻な音楽。この落差よ。シュトラウスのポルカはロシアで書かれたものでプログラムとしてよく練られているなと感心。
座席は2列目の左端という事でステージの全容は見えないが、指揮者・ソリストの入退場を齧り付きで拝めるもの。井上の指揮を真横からつぶさに観ることができた。
井上の踊るような指揮姿はやはり惚れ惚れとするものが。だいぶ腰の調子が悪い様で腰に手を当てての指揮ではあったが、今年で引退を宣言している人の指揮ではない。
演奏は文句なし。バビヤールをこの布陣で聴けた幸せ。最高でした。

翌日の日曜、妻は朝早く福岡へ。ウィッチは娘と会うつもりであったが、娘に連絡しても返事が一向に来ず。ちょっとそれは大人としてどうなのよ?という事で会うのはこちらから止めにして一人大阪を満喫。梅田界隈を散策。

月曜帰路についたがここでハプニングが発生。乗っていた特急サンダーバードが福井手前の駅近くの火災によって11時半頃に敦賀駅で緊急停車。そのまま敦賀駅で運行取りやめに。先行して停車していた一つ前のサンダーバードに乗ってくださいという。アナウンスでは北陸線運行再開は1時半頃と言っていたがすぐに3時になり、2時前には6時になりますと。
さて、困った。6時に本当に再開するのかどうか先が読めない。下手したら今日のうちに帰れないかもしれない。
という事で、敦賀から名古屋まで行き、そこから特急しなので長野まで行けば何とかなると判断し引き返すことに。
ここからが大変。約3時間ほどかけて名古屋まで行き、特急しなのに。自由席に何とか座ることが出来た。
家に着いたのは11時ちょっと前。大阪を10時40分頃に出たから12時間ほど電車に乗っていたことに。
北陸線は5時半頃に運転再開となったと名古屋に着いてから知った。あのまま待っていても良かったかも?

翌日はもうぐったり。仕事にならず半日お休みを頂きました。

金曜日、金沢で妻とおでんをつつきながらお酒を飲んでいると、小澤征爾が無くなったとネットニュースが流れてきた。ここ数年は車いすであったし、いつかこの日が来ることは覚悟していたものの、亡くなってみるとやはりショックは大きい。車いすに乗って指揮する姿は見ていて切なく、もう引退させてあげれば良いのにと思うことがしばしばであった。小澤本人はどう思っていたかは知らない。
井上と小澤、対照的な2人の人生の引き際に考えさせられることが多かった。

旅行から帰って、ずっと風邪ッぴきである。熱は出ないが喉の痛みと鼻水が酷い。今日は少しマシだが鼻水は相変わらず酷い。念のため出勤前に抗原検査もしたがコロナは陰性。嫌な風邪である。来週はも少し体調が戻ってくれないものか。

くるま麩のおでん

金沢おでんといえばカニ面

フェスティバルホール

フェスティバルホールといえばこの階段!
もちろん、登りません。


大阪での戦利品 ちょっと少な目

敦賀駅にて先行のサンダーバード(左)と仲良く停車中





2024年2月3日土曜日

またまた

SACDプレーヤーの調子が悪い。こんなことばかりで嫌になってしまうが仕方がない。

能登の地震のあと、たまに使うくらいであったがプリアンプが直ってきたこともあってSX3も繋いでパワーアンプとスピーカーをそれぞれ2台体制にしたことは前回書いたが、聴き比べしている中で判明したわけだ。
ラックから落ちたりしたわけではないがかなりズレ動いていた。かなり揺さぶられた可能性があるなと。
CDプレーヤーの音飛びというとピックアップの消耗やら寿命が原因だが、2021年の夏に交換してもらったばかり。まだ2年半も経っていないピックアップがお釈迦になったとは考えられない(考えたくない)。
2021年の修理を経てこれでまだしばらくは使えるなと考えていたのに…。

直ぐに修理に出したいところなれど、この先しばらくお金が出ていく予定がありオーディオにお財布を割く余裕がない。まあCDはソニー君に頑張って頂くしかない。

SACDプレーヤーの買い替えも検討(というより妄想・空想)したが現行の製品はどれも高い。マランツ・デノン、ラックスマン、ヤマハくらい。
テクニクスもあるが、正直このデザインにお金を払う気になれないのと一度オーディオから撤退したメーカーはちょっと信用できないというのがある。
ちょっと前にはUSB接続が可能な機種があったし、使っておられる方もいてスマホから簡単に再生できるようで便利に思っていたが現行機種では見当たらなくなっている。
SACDはもう先が無いように感じてしまう。
じゃあCDプレーヤーでいいじゃん、という身も蓋もない考えに行きつくわけで。USB接続OKなCDプレーヤーは?ってなってます。買わんケドさ。