2022年12月31日土曜日

今年もありがとうございました。

今日は大晦日。
今年は春に娘が進学のために家を出たり、秋には母が亡くなるなど家族のことが印象的な一年となりました。
仕事は転職して一年が過ぎました。なかなか上手く行かないこともありますがそれなりに楽しくやれました。

オーディオは年末にトラブルがあり少々凹んでいますが、まあこれが通常運行と思ってます。
来年の課題。

ということで、今年もお世話になりました。
喪中につき年頭のあいさつは失礼させて頂きます。

2022年12月25日日曜日

不具合のまとめ 

金曜日からレコード再生時に左チャンネルの音が途切れる症状が出ている。音が途切れるのもあるが、ガサガサといった感じでノイズが出る感じも。
原因を探るべく、いろいろやってみた。
可能性としては①プレーヤー(カートリッジ含む)②MCトランス③プリアンプのフォノEQ
あたりかな。
①はカートリッジを変えても症状は出るので特定のカートリッジが原因ではなさそう。②は可能性はゼロではないものの、構造上なかなか壊れるものではないだろうしこれも原因ではなさそう。③のプリアンプが急浮上。トライオードを繋いでプリのフォノ以外に繋いでみたが症状は出ない様子。
で、プリアンプを予備のデノンに変えてみたが今のところ症状は出ていない。今日も症状が出るのか検証してみたところやはりプリのフォノイコライザーがダメみたい。すっかり忘れていたが以前にも故障した前科があったっけ。

そうなると修理、ということになるが、マッキントッシュの代理店のエレクトリは販売店を通してでないと修理を受け付けてくれないようだ。個人で修理の依頼が出来ない。どうしたものか。
修理となればそれなりの出費を覚悟せねばなるまい。家の建て替えに伴う引っ越しの際に修理に出せればよいのだが。以前2255の修理でお世話になったところは現在修理を受け付けていない。

さて久しぶりのデノン。ずいぶんスッキリした音がする。ちょっとスカスカした感じがしないでもない。ちょっと好みの音ではない。
プリをマッキントッシュに戻し、トライオードを繋いだ。これでも音の途切れは出ない。
繋ぎとしてアナログ全盛期のMM専用フォノの安いヤツを充てがってみようか?←懲りない人
まあ元のところでノイズがあるので外付けのイコライザーでもノイズは増幅されるのだろうけれど。

プレーヤー由来のノイズ(アンプをデノンに変えても出る)もどうにかしたい。
今朝、ブロ友さんからトランスのうなりでは?とのご指摘。
云われるままターンテーブルの外周のリングやアームベースに触るとノイズが減る。
しかし、プレーヤーの電源プラグを抜いてもノイズはある。
なにか複合的な要因なのかもしれないが、原因の一つはトランスにありそう。

これは来年の目標。それにはまず資金が必要。頑張って宿直を増やすかぁ(泣)

午後はCDを聴いて疲れを癒す予定。故障個所の特定は精神的にもキツい。

2022年12月24日土曜日

フォノイコ導入もあらら…

土曜出勤の代休で月曜日はお休み。家のあるあたりはさして積もってはいないものの県内各地で大雪。県内では国道では立ち往生するクルマが出るなど交通機関は終日混乱した。

そういったことを確認せずにオフへ。特に渋滞もなく到着。お目当てのものはと確認すると、なんと2台も有ったりして。
まずはあまり出番のなくなったカートリッジと中華デジタルアンプの買い取りをお願いして。これが思っていた以上の価格。おかげであまり懐も痛まずに買うことが出来ました。
と、ここで後継機のEQが買えるのでは?という考えが脳裏を過るも買って後悔したいウィッチ。浮いた資金はまた別の機会に別のものに充てることにして購入。

無事帰って、早速繋いでみました。カートリッジはテクニカのOC9-XMLです。
MCトランスを使用している時はプリのボリューム位置は大体12時くらい。それが2時から3時くらいにならないといつもの音量とならない。
どうにもゲインが低い。後継機のEQ7は10dBゲインをアップしたというがその理由が分かった。
まあ、承知の上で買ってみた予想以上にゲイン低い。
我が家のアナログシステムは以前にも書いたように50Hzあたりに聴感上は聴こえないノイズがある。ベリンガーの画面では確認できるが通常使用では聴こえないくらいのものだが、アンプのボリュームを2時、3時まで上げてしまえばやはり聞こえるくらいにはなってしまう。

こののノイズ、いろいろ原因を探ってはみたがよくわからないまま。ここにきてこれは痛い。仕方なくもとのMCトランスに戻した。戻すしかなかった。残念無念。
しかしEQ6のレヴューを見るとそういったボリュームに起因するような内容のものはない。
ノイズは仕様なのかとも思うがそうなると一層わからない。
以前使っていたMCトランスでも出たし、フォノイコでも出ていたように思う。そうなればプレーヤーに原因があるということか。
俄かにプレーヤーの買い替え、もしくは増設がプランに。
もう馬鹿なのは承知。ヤマハのGT-750あたりを狙ってみようかとも考えている。

で、我が家では使えないEQ6。売ってしまうのも何だし、他所様にお貸しすることにした。元々、上手く行ったらMCトランスをお貸ししようと思っていたのでその代わりということで。
その方はプリメイン内臓のフォノイコでレコードを楽しまれているようなので、単体フォノイコも良いのじゃないかと思ってのこと。

金曜日は帰宅してからずっとレコードを聴いているのだが、どうにも左chの音が途切れる。
アーム内での断線?という最悪のケースが頭によぎる。
大体、片チャンネルの音の途切れはシェルとアームの接合部の接触不良であることが多いのだが今回はどうも違う様子。MCトランスとの接合部やプリとの接合部を触っても音の途切れとは関係なさそう。やっぱり最悪のケース?トホホと思いつつプレーヤー側の端子を弄るとどうもここらしい。そういえばこの前ケーブルを変えたんだった。もしかしたらケーブルかもと思い、ケーブルを交換。
ただでさえセパレートアンプにデジタルEQを入れていて接点が多いところで、レコードは接点が多くてこういう時は困る。ケーブル交換後、レコード1面をトレースして少し様子をみてみたが時間切れ。でも1面で途切れは無かったのでOKかな?続きはまた明日ということに。

今日は晴れ間の多い一日だったものの、寒さがハンパなかった。日中は雪も降らなかったが夜になって少し積もっているよう。明日はどうなるか?ちょっと買い物したいのだけれど。




2022年12月18日日曜日

雪が降り積もりまして

予報通りの雪。お昼くらいにはかなり吹雪いていて、こりゃあ積もるなぁと思っていたら小降りになって止みました。今は青空も覗くお天気。
でも風が冷たいですね。

昨日の土曜日は出勤日。明日はその代休でお休みです。サッカーW杯の決勝戦はリアタイで観れそう。

今日は住宅会社へ吹雪の中、打合せに。
凡その金額を聞き、これぐらいならと納得して帰ってきました。まあ坪単価は60万円くらいといったところですが、今の家の取り壊しだとかもあるのでそれなりの出費になりそう。
頭痛いです。
オーディオ用の部屋は何とか確保される見通し。
相続は年明け以降に持ち越しとなる見込み。早く肩の荷を下ろしたいですね。

MCヘッドアンプ搭載のプリアンプが欲しいウィッチですが、なかなか良い出物は無く、ネットを徘徊しているとトライオードのフォノEQが出ています。この評判をネットで検索するもあまり情報は出てこず。ならその後継機をとも考えてみましたが12月1日に価格改定してちょっとお高くなってました。一足遅かった!
それでも懇意にしているショップに問い合わせるとかなりお安くしてくださるようなのですが。
どちらが良いのか?思案中です。

まあ、買わずに後悔するよりは買って後悔したい性分なのでどちらかを購入することにはなるのですが、情報は欲しいですね。

咽喉の痛みはようやく引いてきました。コロナの第8波が凄い勢いですね。
気を付けたいものです。

2022年12月11日日曜日

悔しいけれど

昨日のブログで、今我が家で鳴っている音は自分が目指す音ではないけれど、こっちの方が案外正解に近い音なのかもしれない。と書きました。

タイトルに悔しいけれど、とも書きましたがやっぱりコッチが正解のよう。
悔しい、はちょっと違うのかもしれませんね。
でも、今まで耳障りな感じが付きまとっていたCDがとても聴きやすくなっているのは事実。
これは受け入れるしかないのでしょう。

現在のところ、再生の難しかったディスクが驚くほど気持ちよく鳴っているということです。理屈抜きに。
ボーナス以上にボーナス貰った感じですかね。お金ももちろんですが精神的な安寧を得たのは大きい気がします。

今日は珍しくショーソンを聴いています。フランスの作曲家、という以外よく知りません。
そのCDもうな君に随分と前に貰ったきりでそのままになってたもの。
フランスの交響曲は有名どころ以外はほぼ手つかず状態。なんとなく苦手にしているところもあってね。
第3楽章にドヴォルジャークの新世界のメロディがちょこっと顔を出していると聞きましたが、Wikipediaを見るとショーソンが先に完成させており、ドボジャークが知っていたのかは何とも。
でも佳い曲でした。


以前のEQカーヴ

現在のEQカーヴ
50Hz、125~200Hzは左右下げて、
630Hzと800Hzの左Chを大きく下げている。




2022年12月10日土曜日

いよいよ本格的に冬が来たようです

咽喉の痛みは相変わらず。抗菌剤もあまり効いていない様子。先日耳鼻科を再受診した際、喉頭ファイバーで咽喉の奥を診てもらった際は声帯まで腫れていると云われてしまいました。
まあ、熱はないですし、身体の怠さもそれほどですので気長に腫れが引くのを待つしかないようです。

先日は雷が近くの避雷針に落ちた音で目が覚めました。このところ雷が多いですね。このあたりは雷は冬に多く落ちます。夏にも落ちますが大気が不安定になるのは冬に多いのです。
休みの日は暖房つけっぱなしでないと寒くて堪りません。

さて、最近のオーディオはというと悩ましいことばかり。
聴かれた方はなんとなくわかると思うのですが、低音がガツンと来て中音域は厚く、高音域は艶やか、そんな感じの音が好みです。
そんな音を目指して調整しているわけですが、今出ている音はなんとなく物足りないのです。好みの音からするとスッキリとし過ぎている(ように感じる)。
でも、今まで上手く鳴らなかったディスクが結構良い音で鳴る。
目指す音ではないけれど、こっちの方が案外正解に近い音なのかもしれません。
ちょっと複雑、というか受け入れるのに躊躇するというか。この音に慣れるのかもう少し時間が必要なのかもしれません。
もう一つは気になっているプリアンプの中古の出物。もう少し値段が下がらないかなぁ、というもの。ボーナスも出たし買えない金額ではないものの、もう少し下がってくれると嬉しい。

今日は仕事。帰宅後に妻とユ〇クロへ。スウェットを買ってきました。早速着てみると結構暖かい。これで少し暖房費が節約できると良いのだけれど。
でもユニ〇ロも値段が高くなった気がします。

2022年12月3日土曜日

腫れ腫れ、不愉快

週の初めにちょっと時間が出来たので、すかんぴんさんのトコにお邪魔してきました。
新たに導入されたカールホーンのシステム。弩級の音でした。耳に馴染むまで少々お時間が必要でしたが、でも馴染んでしまえば沈み込むような音は流石の一言。
これは楽しいでしょうね。
帰りしな、ジャズのLPを数枚お借りして帰ってきました。コーヒーご馳走様でした。

ずっと咽喉が痛くて身体もだるかったので木曜日に耳鼻科の医院で受診してきました。そこでの抗原検査は陰性。職場でも日曜と月曜にも検査をしていてそちらも陰性。
いつもの咽喉の腫れの様子。
受診して出勤しようと思っていたけれど、クルマの中で待っている間(約2時間)身体もだるくなってきたのでそのまま帰って休むことに。職場に受診の結果を報告すると明日出勤時に抗原検査をしてくださいと。
で、昨日の出勤時に検査。陰性。発熱なし。午後の検温時に7度超の発熱。申告するとまた抗原検査。しかも2回。2度目はインフルも検査できるキットで。
ここまででその日3回の抗原検査。
具合が悪いので帰宅していると上司から電話が。念のため今日中に発熱外来を受診してくださいとの命令。
万が一、感染していたとしても今日3回の抗原検査でいずれも陰性なら発熱外来での抗原検査でも陰性だろう。いきなりPCR検査はしないはず。発熱外来行っても意味ないと思うものの仕方なし。案の定抗原検査は陰性。当たり前。
半日年休を頂いたのに帰宅は結局5時過ぎ。何のための年休だったのか?

ということで先週から今週にかけてお会いした方はご安心を。少なくともコロナやインフルではない風邪症状のようです。

発熱外来(かかりつけの医院)では耳鼻科で頂いた薬を飲み続けてくださいということで落ち着いた。
職場の対応は何がなんでもコロナ陽性にしたいのかと疑うくらい。まあピリピリするのは分かるけれどお粗末すぎる。
抗原検査が信用できないのなら、なんのための検査なのかと思ってしまう。かなり怒ってます。

咽喉はというと、相変わらず痛い。解熱鎮痛剤が効いてるうちは熱も上がらず咽喉も痛くはない。まあ、咽喉の腫れが引くのを抗生剤などを飲みながら待っている状態。

さて、お借りしたレコード。イイですなぁ。
只今、エラ・フィッツジェラルドとサッチモのポーギー&ベスを聴いていますがパンチが効いていて最の高。具合悪くても心が浮たちます。
オルトフォンのMC☆20wは音圧高めでジャズにマッチしてます。

2022年11月26日土曜日

オフ会 その2

今日はKazuさんがやってくるのだが、いつにも増してドキドキしている。
先週、お二人の方を招いてのオフ会の後、EQを調整したもののあまり満足いく結果とはなってないのが大きな原因。
いろいろとやっても、依然としてノイジーな感じは付き纏うし。電気的に混入しているとは思えないものの(いや、やっぱり混入するのか?)部屋の照明のLEDのノイズ(耳を近づけるとジージー言っている)が気になり電球を交換することにした。
GSで灯油を買うついでに近くのコメリへ。蛍光灯をと思ったが、売り場になくて仕方なくLED球を購入。使っているLED球はもう6年くらい使っている気がするが、今はLEDも随分とお安くなっている。一応ノイズが気になり点灯展示品に耳を近づけてみる。ノイズはなさそう。
帰って、早速の取り付け。耳を聳ててもノイズがしない。性能も良くなっているらしい。

一聴、ノイズ感も減った気がする。部屋も明るくなったし、まあ良し。

さて午後になりKazuさんをお迎えしてのオフ会スタート。
以前のような煩い感じはしないとのことばにホッと胸を撫でおろすウィッチ。
スウィトナーのベートーベンに始まり、東独を中心に活動した指揮者のブルックナーの7番の聴き比べ、ドボジャークとモーツァルトの室内楽を挟んで、ベームのブラームスで終わるという渋い選曲。
オーディオや音楽についてなど日頃考えていること、オーディオルームや家の建て替えのことなどたくさんたくさんお話しすることが出来た。
Kazuさん、ありがとうございました。次回我が家にいらっしゃるときは新しい家になっているハズ??

それにしても今日は暖かい。暖房いらずで過ごせました。雨も降らず絶好のオフ会日和でしたね。



2022年11月23日水曜日

今日は・・・

今日は勤労感謝の日ということで世間様はお休みらしい。
ウィッチは仕事でした。
しかも宿直明けのフル勤務。もうクタクタです。宿直室には布団もあるのですがせんべい布団。仕方なく寝袋持参です。
いや~、やっぱり自分の家は落ち着きますね。音楽も聴けるし、お酒も飲める。何より御飯が旨い。
宿直の時はスーパーやコンビニで買ったものばかり。自然、炭水化物が多くなりがち。
当直日の昼と夜、明けの朝と昼の食事を用意する必要があるのですが、当直日前日の仕事終わりにスーパーで買い物していると、一体いつ食べる食事を買っているのかわからなくなりますね。
今週もあと二日。頑張ります。

さて、オーディオは、先週のオフ会のあともEQによる調整を続けているところ。
カーオーディオ調整用のCDを頂いたのですが、これが優れもの。
測定を元にEQカーヴを作っているが、ピーキーでどうしょうも無かった630Hz・800Hzの左chが大きすぎたことが判明。これを抑えることで劇的に聴きやすくなったと思う。
感謝です。
いらしたお二人にこの音をお聴かせしたかったと悔やむことしきり。
ノイズっぽいのはやはりアンプの残留ノイズくさいか。
こちらが参考になるかと思います。
能率の良いタンノイとハイパワーなマッキントッシュお組み合わせ。一応、パワーアンプのゲインは半分くらいに絞ってプリアンプのボリュームを上げるようにしているのだけれど。
後はタンノイのホーンの軸上少しずらした感じにリスニングポイントを設定したが、ちょっとこれ以上の対策は今は難しそう。

今週末はKazuさんがいらっしゃるのでもうちょっと調整を続けることにする。



2022年11月19日土曜日

オフ会終了~!

本日は遠方の友お二人がいらっしゃった。
昨夜は雨が降っていたが、今朝は快晴で暖かく、オーディオルームに三人は暖房無しでも少々暑いくらい。
10時から昼食を挟んで4時半という長丁場。お疲れ様でした。
なかなか音が決まらず、これならと思う音にまとまったのが昨夜の10時。耳が痛くならないか時折確認しながら心配しつつの会。
どちらかというとオーディオマニア寄りのAさんと音楽好きのBさん。今回は初めてということもあって、まずは我が家の音を聴いて頂こうという感じで考えていたので、Aさんにはちょっと物足りなかったかな?Bさんは時間も限られていることもあってゆっくり音楽を聴いて頂くことが出来なくて申し訳ない思い。お二人ともたくさん試聴用のディスクをお持ちいただいたのに。
次に機会があるならば今度はウィッチがお伺いさせて頂ければ幸いです。

どんな感想を持たれたろうか?
Aさんからは一聴、ノイズ感があることを指摘されてしまいました。す、鋭い。

本日の収穫は”ジャズはレコード”これに尽きる。
コルトレーンの至上の愛、エバンスのワルツ・フォー・デビーともにレコードがCDよりも圧倒的に音が良かった。あそこまで違うとは。まあCDだけ聴いているのなら良いがレコードで聴いちゃうとCDの音が悲しくなるほど。
すかんぴんさんのところではレコードばかりなので気が付かなかった。
ジャズはアルテックでレコードを聴く、が正解のよう。
有名どころだけでもレコード買わなきゃ。
もう一つ。
エソテリックのSACD(ディスクのほう)は機器を選びそう。
今回、エソテリックのSACDをCDとレコードで聴き比べることが出来た。エソテリックのSACDは今回初めて聴かせていただいたが、CDやレコードと比較するとどれもグラマラスな印象。悪く言えば暴れが目立つ。まあ、我が家のシステムでの話だが、お二人のところでもそうらしい。
もしかしたらエソテリックのSACDプレーヤー、アキュフェーズのアンプ、B&Wのスピーカーを想定した音の作りなのかもしれないと思った。そうするとなんとなく腑に落ちる気がする(笑)。

さて、話は変わってこの度、家を建て替えることにした。
そうなるとしばらくは音楽どころではないし、家が建った後もオーディオの調整には時間も掛かるだろう。
今回のオフ会は、現在の音というか今のこの部屋の音を最後に聴いて頂こうと思いお声掛けさせていただいた格好だ。
家の方は、まだまだ計画段階で具体的なことはこれから。とはいえせっかく家を建てるのならリスニングルームは欲しいところ。そんな大げさなものでなくて良いので、現在の部屋の大きさくらいでもう少し天井が高くて床がしっかりしていればよい。っておいおい結構注文が多いな。
とはいえ予算も決まっておりどうなることやら。一応、こちらのオーディオに関しての要望は住宅屋さんにはお伝えしてあり、それも踏まえての叩き台のプランを考えて頂いているところ。まああんまり大袈裟な部屋にはしないつもり。
降って湧いたような急な話で本人も正直、面食らっており右往左往。そして結構なストレスなんである。

予算もあるが、高気密高断熱で太陽光発電が前提。高気密高断熱は音が逃げにくいらしく響き過ぎるらしいし、太陽光発電は直交変換由来のノイズがどうなるか?
太陽光発電で音が悪くなるという話も聞くし逆のことも聞くがどうか?
まあ一番は部屋がもらえるのかどうか?もらえたとして今の部屋よりも狭い場合はあっさり機器(特にスピーカー)を変える気でいる。

オーディオばかりでなく、仏壇もどうするか?
今あるデカい仏壇を新居に持っていくのか買い替えるのか思案中。もし仏壇を買い換えるとして廃棄と購入に一体幾らかかるのか。デカい仏壇をそのまま新居に持っていくにしてもそれなりの出費はありそうで頭の痛いところ。

来週はKazuさんがいらっしゃる。
こちらもまた楽しみである。


2022年11月13日日曜日

いよいよ来週は

いよいよ今週末、手ごわいお二人を県外よりお迎えすることに。さらには翌週末には先日延期となったKazuさんがいらっしゃる。
そんなわけでここふた月ほどはEQの調整に余念がない日々を送っている。あまりの過酷さに調整を諦めたりもしたが何とか立て直しに成功し、これならと思える感じにはした。
なんて書いているが、自分で自分の首を絞めているよね?
後は機器が故障しないことと体調を崩さないことを祈るばかり。
お二人が無事にいらっしゃって下さればうれしい。あとは天気が良いといいなぁ。

EQで調整したからといってすべてのディスクが良い音で鳴ってくれるわけではないが、最近、一段と”こんな感じで鳴ってくれたらなぁ”という音が出てくるようになった気がする。
”こんな感じの音”というのが言葉にするのは難しいところだが端的に言うと張り艶があって力感のある音、かなぁ? そして聴き疲れしない音。
音が膨らんで耳障りな感じがすることがあって、これが聴き疲れや耳が痛たくなる原因の一つ。隣り合った周波数域の高いほうが低いほうよりも大きく聴こえる場合に歪んでそうなるのだが、これは別にEQだからそうなるというものでもない。EQは調整しやすい反面、カーヴを作る、調整の過程でそういったことが起こりやすい気がする。今回はそんな箇所を3か所ほど見つけたので潰してみた。
上手く表現はできないが重心が下がり、ヴォーカルものはいわゆる口が小さくなったように思う。
しかし、聴感だけでそれを探しだすのは至難の業。その点グライコは非常に便利。とはいえ聴きながらグライコを注視し、気になる箇所を行きつ戻りつ繰り返しという作業は必要。スイッチポンでハイOKと行かないところは要忍耐。
まあ、好きでやっているんでいいんですけど。
チェックに使うCDは段々と増えて今は5~6枚くらい。その内容も随分と変わってきた。
今は①ドラティ/DETのガーシュイン(オーケストラ曲)、②ECMとノンサッチのライヒのCD(中~高音域のエネルギーが多い)、③ヨー・ヨー・マとシルクロード・アンサンブルのCD(打楽器やvocalのチェック)、④ベームのモーツァルトのレクイエム(中~高音域のエネルギーが多い)、⑤クレーメルのバッハ無伴奏あたり。
大体④あたりで躓くことが多いが今回はどうかな。

この週末に向けて部屋を片付けなければ。汗っっ・・・





2022年11月6日日曜日

市村幸恵&シュターミッツSQ 演奏会

一昨日は上越市出身でチェコを中心に活躍されているピアノの市村幸恵さんとシュターミッツ弦楽四重奏団(SQ)の演奏会でした。
場所はオーレンプラザ・ホール。2時間ほど早く職場を出て余裕をもって会場へ。オーレンプラザは何度か立ち寄ったことがあるものの、ホールへ入るのは初めて。600席ほどのこじんまりとしたホールですが、市内にはほかにも450席ほどのリージョンプラザコンサートホールと、1500席規模の上越文化会館大ホールがあります。
後の2つのホールはだいぶ昔に建ったもので、座席も小さく座り心地などあったものではないのですが、座席に関してはオーレンプラザは最近のホールらしく椅子自体が大きく、前の席との間もゆったりしており座り心地は市内3つのホールの中では一番。しかし多目的ホールで可動式の座席(体育館のアリーナのように席が引っ込んだりする)ということもあって音響の良しあしはあまり考えられていない気がします。
座った席によるのかもしれないですが、あまり音が前に飛んでこない感じでした。
演奏はそんなことは関係なく素晴らしいもの。
演奏会、前半はシュターミッツSQによるシューベルトの弦楽四重奏曲第12番「断章」とドボジャークの同12番「アメリカ」。
シュターミッツSQは85年の結成以来37年間メンバーは変わってないようで、皆さん60代前半くらいとお見受けしました。この日が日本ツアーの最終日とのことで体力的にどうなのかと始まる前は少々不安もありましたが、演奏が始まってみるとそれは全くの杞憂で。
特に「アメリカ」の冒頭、ヴィオラの旋律と同時にボヘミアなのかアメリカなのかはわかりませんが、一瞬だけその景色の中で爽やかな風に吹かれている自分がいましたね。確かにそこに居ました。
後半は市村幸恵さんのピアノを加えたドボジャークのピアノ五重奏曲第2番。このコンサートはコレがお目当てです。ドボジャークの室内楽曲では割と知られているそうですがウィッチは最近知ったばかり。
前半の「アメリカ」がキャッチーなメロディに溢れた比較的明るめな曲調とすると、このピアノ五重奏曲はボヘミア民謡を元にしたなんとも渋い一曲。技巧的にも充実したもの。
ピアノが入るせいか、華やかかつ重厚な響きが何とも言えず心地よく引き込まれます。
市村幸恵さんのピアノは堅実でありつつ、華やか。

この日のコンサートは8割ほどの入り。協賛に女性の奉仕活動団体や市村さんの後援会?などが名を連ねていることもあってかお客さんの7割ほどがはマダムでした。
楽章ごとに拍手が起きたりするのはこういったクラシックの演奏会に慣れていない人も多いでしょうし微笑ましくも思えましたが、スマホや鈴が鳴るのはちょっと勘弁してほしかった。あんまり目くじら立てる気はないですが、次は受付で没収でお願いしたい(笑)

室内楽のコンサートは初めてでしたが、ドボジャークがメインのコンサートで良かったです。親しみやすい旋律で楽しめました。

昨日はKazuさんが来る予定になってましたが、ご家族で体調の悪い方が出たということで念のため日延べしたいとのことでした。このご時世仕方ないなぁ。その後、コロナに感染したわけではないことがわかり、こちらもほっと一安心でした。
なんて話をイトコのうな君としていたら急遽、午後にうな君が来ることに。
そんなわけで、聴いて喋って、飲んで酔って(二人とも酒が弱くなった)楽しかったですね。来る直前にある程度EQカーヴが纏まったのでそれをお聴かせ出来て良かったです。

この週末は他にも内科受診やらマイナンバーカードの申請やら、香典返しをお届けしたり仏壇屋巡りなどなど、なかなかに忙しない感じでした。







2022年10月29日土曜日

冬支度

冬支度、といっても特に何をするでもないのだがとりあえずファンヒーターを出してきた。
このところの朝の冷え込みといったらない。幸い、昨シーズンの灯油の残りがヒーターのタンクに少々あったので、昨日の朝はそれで暖をとった。
日中は陽が当たるところは暖かいが風は冷たく、日陰は凍えるほど。それでも今日は割と暖かい一日だった。

昨年転職して今の職場で働き始めて10月31日で丸1年となる。長いような短いような。同僚にも恵まれ、悩みつつも楽しく仕事が出来ている。ストレスが全くない訳ではないが、以前の職場に比べれば格段に少ないのは確か。ストレスは減ったが業務は少々ハードで体力的にはきつくなった。去年の春から夏ぐらいは本当イライラしながら仕事していて辛かった。
お給料は減ったし年間の休日も少なくなったが休日については慣れてしまって、祝日?何ですかソレ?状態。お給料は、まあ諦めよう(笑)

オーディオはEQカーヴの調整に一喜一憂。いろいろやって結局、以前のカーヴがしっくりするという…。
っつうことでEQカーヴの調整はこれにて終了。もうじたばたしないッ!多分・・・

Kazuさん、来週お待ちしております。








2022年10月22日土曜日

今日はKazuさんのトコへ行ってきました。美音~♪

一体、いつ振りなのか?というくらい久しぶりにKazuさんのところへ行ってきましたよ。
クルマを買い替えてから行ってないので1年半ぶり以上かも。いやもっとかもしれない。

少し相談したいことも有ったり。丁寧に教えて頂き、本まで貸して頂きました。感謝です。

しかし相変わらずの美音でございますこと。
色々と調整していたらフツーの音になった(なってしまった)と仰ってましたが、そのフツーに鳴らすのがどれだけ難しいか。
良い意味で角が取れて丸くなった感じ?
大オーケストラから室内楽にピアノ曲、モーツァルトからガーシュインまでなんでもOK。破綻なく再生するポテンシャル。
ニアフィールドリスニングに近いのでやや直接音の割合が多いと感じますがそれがリアルさを感じさせます。
何より我が家の装置のように聴き疲れや耳が痛くならないしないのが良いです。最高です。
ヘンテコな喩えで恐縮ですが毎日とは言わないけれど、しょっちゅう食べても食べ飽きないラーメン屋さんの味の様。

こちらはまたぞろEQいじりが絶賛再燃中。
来月、ブロ友様が遠方から来る(というかお誘いした結果、来て頂けることになった)ので自業自得というか完全なる自爆なのだけれど。
普段、他人のシステムの音をアレコレと言っているのに、こんな音かと思われるとイヤ。
まあ、そんなことは云わない方というのは承知していますし、全くの自分の問題なのですがね。
お誘いしたは良いがこんな音をお聴かせして良いものか急に自信がなくなったのと先日のうな君トコの音に影響されたことが切っ掛けで。
今回は低音。どうやら我が家は低音が出すぎ(出し過ぎ)なんではないか?というところが課題。各帯域のバランスの補正とそれに伴う特定の周波数の微調整を繰り返している。
一時期、方向性を見失いかけたものの現在は少し落ち着いてきて出口は見えつつあり。只今のところ満足度は70%くらいかな。
再生の難しいベームのモーツァルトのレクイエムや荒井由実のCDをかけてみましたが、好感触♡
さて、Kazuさんからお土産に焼き芋を頂きました。さすがさつまいものATM(笑)。立派なお芋さんでした。ごちそうさまでした。






2022年10月13日木曜日

ドヴォルザークの室内楽

ドヴォルザークといえば「新世界より」やスラヴ舞曲集、チェロ協奏曲といった感じで、あまり室内楽作品は聴いてこなかった。
それでも弦楽四重奏曲のうち「アメリカ」やピアノ三重奏曲「ドゥムキー」などは一応聴いてはいる。
そんな中、先日購入したカーゾンのBOXに入っていたピアノ五重奏曲が良くて他にも無いかなとオフの棚を見てみると2枚組で室内楽曲集があったのでこれも迷わずに購入。演奏の良しあしは分からないが良い曲に巡り合ったと思う。

先日、買い物に行ったスーパーの入り口に貼ってあったポスター。地元出身のピアニストでチェコを中心に活動している市村幸恵さんがシュターミッツ弦楽四重奏団と共にコンサートを開く。曲目はドヴォルザーク。なんか繋がってますよね。きっと。
何年か前にも演奏会があったのだがその時は都合がつかず聴けなかった。
でも今回は聴きに行こうと思います。というか絶対行く。

今日は朝から胃カメラ。ということで仕事はお休み。その代わり土曜日に出勤。
胃カメラは1年ぶり。職場の検診のバリウムよりはマシと思い、今年もカメラにしたがやはりキツイ。お腹に空気を入れられるのがツライ。
鼻の穴に麻酔されたが今回は鼻血も出した。結果は明日聞くことになっている。
午後は司法書士のところへ書類の提出。諸々の手続きを任せてきた。これで相続に関してしばらくはすることが無い。

うな君のところの音がとってもウォームな感じがあって、あんな感じに我が家の音もならないかなあとEQを弄ってみたものの、あまりピンとこない感じ。
いつものスティーヴ・ライヒのCDでチェック。アイソレーション・トランスを導入して以降初めて聴いたが細かいところまでよく聴き取れていて吃驚。トランス導入正解だったなと改めて思った次第。



2022年10月9日日曜日

寒い・・・

いやさ、寒いっすなぁ。寒い。
コリャあ、ファンヒーターを出さんとイケんかも・・・。10月上旬というに、なんなのこの寒さはさ。

今週は3連休。昨日は仕事できたが今日明日とお休みです。妻はこの連休を利用して娘のところへ。ということで留守番してますが、せっかくなのでイトコのうな君のところへ。ついでにオフへ連れてってもらいました。
スピーカーを新しくしたというのですがなかなか聴きに行けなくて、1年半ぶりくらい?の訪問です。母の葬儀にも参列してくれたので、会うのは3週間ぶりくらいです。
愛車がヴェゼルになって初の訪問。ナビがあってもうな宅へ行くのに迷うというのに、地点登録していないものだからグルグルしちゃいました。

オフは正直、不発でした。フィリップスとシャルプラッテンの廉価盤が多かったものの、これといった掘り出しものはなく、残念。
でもコレッリの合奏協奏曲集とコルトレーンのCDが手に入ってまずまずといったところ。

さて、うな君のところはやっぱり音が綺麗。部屋の天井の高さが物を言っている。
ウィッチ的にはもう少し粘り腰というかなんというか、そういうものが欲しいけれどそこは求めてないのは分かっているので。
ピアノとスゼーの声はとても良かった。木のぬくもりを感じる音でした。

2022年10月1日土曜日

こ、これが・・・

今週は何だか疲れた・・・
あんまり熟睡感がないし、食欲は・・・ある!(笑)
仕事も午後になるとヘトヘト。
仕事から帰って、少しアルコールを入れると眠いので寝るのだが眠りは浅い様子。朝になっても疲れが取れた感じがしない。

これが葬式疲れってヤツなのか。
母が亡くなってから葬儀までは気が張って何とかなるものの、そのあとその反動が来るヤツ。
もう少し後で来るかと思っていたが意外に早く来たな。
しかし、わかっていてもしんどい。身体がしんどいというよりも精神的なしんどさは如何ともしがたい。じっと過ぎ去るのを待つしかないのかもしれん。

バカみたいに買い込んだCDでも聴いて疲れた心を癒そうか。
それにしても、並べてみると買いも買ったり。呆れてしまう。あの時はストレス発散の捌け口に買い漁ったものの、今にしてみるとこの疲れを癒すために買ったのではないかと思える。んな訳あるかいな。
でも助かる。
デュメイ/ピリスのグリーグのバイオリンソナタやドヴォルザークの室内楽が結構掘り出し物であったな。特にドヴォルザークの弦楽六重奏や五重奏曲はこれまで聴いたことが無かったがなかなか滋味溢れる良曲で秋の夜長にピッタリ。やはりドヴォルザークは弦の人と再認識。
あとはクレ爺のメサイア。メサイアはホグウッド盤しか聴いたことがない身にとっては、あまりのテンポの遅さにクレ爺のファンとしても一瞬怯んでしまうほどだが、聴き進むうちにそんなことはどうでもよくなりこの堂々とした立派な演奏に引き込まれ、ひれ伏している自分に気が付く。この録音にはカットされたところがあるらしいがよくわからない。
評判の悪いHS-2088によるリマスター盤だが、初めて聴く耳には良しあしはよくわからない。まあ聴くには十分な音質と思う。

思うにウィッチは版とか演奏でカットするなんて事にはあんまりこだわりないのかもしれない。いまさらではあるが。
古い録音において最新の学術的成果や新たな校訂が反映されているわけでなし、それを理由にその演奏を評価しなかったり、価値を低く見ることに意味はないように考えている。音楽に正しい・正しくない、というのはあるとは思うものの、現在の価値観に照らして正しくないというのは少々乱暴と思う。

最近、気になる方の訃報が立て続けに聞こえてきて。
劇作家の宮沢章夫、落語家の三遊亭円楽、そして今日はアントニオ猪木。
宮沢章夫のシニカルな視点で日常を切り取ったエッセーが好きで若い頃からよく読んでいた。「よくわからなくなってきました」「牛への道」「彼岸からの言葉」などなど。
三遊亭円楽は先日、脳梗塞を克服して高座に復帰したばかりであったが元々肺がんであったところに肺炎を併発し亡くなってしまった。ことばのリハビリを生業としている身としては、麻痺と言語障害が残る身体でどんな落語を披露してくれるのだろうと期待していた矢先であった。
アントニオ猪木は、もう何も言うことはない。子供の頃はプロレス全盛でプロレス観ながら晩御飯を食べていた世代。国会議員になったあたりから行動や言動が怪しくなったが、そこは猪木だしなぁ~、という感じだった。
随分と昔になるが、東京駅の新幹線のホームで一度見かけたことがある。
赤いマフラーを首に掛けて、颯爽と新幹線から降りる猪木。思ったより小柄な印象だったが、オーラが凄い。何か電気が走ったように興奮したのを覚えている。闘魂注入はお願いしなかった。もちろん。
ご冥福をお祈りします。



明日は四十九日の法要。ここでまた一区切りである。



2022年9月25日日曜日

日常が戻ってきた

今週は3連休で始まりましたが、忌引き+2日の年休だったウィッチは水曜日から仕事でした。
水・木・金の三日間で5日分の業務をしなければならず、かなりのハードワーク。
でも、こうして仕事ができる日常というものに嬉しさを感じたりして。とはいえ疲れたのも事実。

一昨日23日は結婚記念日。結婚したのが2001年だから21回目?になるのか?よくわかりません。すっかり失念、忘れてました。祝日に関係なく仕事があると暦の感覚がなくなってしまって。
ということで、昨日は妻と二人でちょっと豪華なランチをして、夕方には映画を見てきました。
「さかなのこ」
さかなクンの自伝的エッセーが原作。主演はのん。
妻と観に行きたいねと話していたのですが、ようやく観ることが出来ました。
主演ののんさん、素晴らしい俳優さんです。スクリーンから目が離せませんでした。

母の葬儀の後、やはりストレスはあるようで物欲がここ最近にないくらい爆発していましてかなりのCDやらレコード、本を買ってしまいました。
意外とその曲の定番中の定番というものを持っていないウィッチ。
クナッパーツブッシュのパルシファルだったり、カラヤンの新ウィーン楽派だったり、クリュイタンスのフォーレだったり。そんなものを中心に購入。
上記のモノはまだよく聴けていないのですが、ホグウッドのベートーヴェン全集が良かったです。
ホグウッド、すでに亡くなってしまってますけど。あんまりよく聴いてこなかったことが悔やまれます。録音が80年代中盤ということでピリオド楽器による演奏ですが比較的穏健な解釈でした。第九の終楽章、マーチのところ以降はかなりゆったりとしたテンポに透明感あるオケに乗ってのテノールの後ろに寄っ掛り気味の朗々とした歌唱は非常に心地よかったです。
このあたりのテンポについては最近では誤りとされているようですが、80年代中盤という時期を考えると致し方ないようにも思えます。
ホグウッドはモーツァルトも聴いてみたいのだけれどなかなか入手が難しい様です。

今日は妻のリクエストで長野までリンゴ狩りへ。今年もリンゴの出来は上々のようです。



2022年9月17日土曜日

少しづつ少しづつ

母の死去に伴い、職場から頂いた忌引き休暇は7日間。亡くなった11日が起点になるので17日まで。18日は日曜なので休み。とはいえ母の年金の手続きなどやらなければならないことがあるので19・20日も年休を頂くことにした。

弔問に来る方も昨日までで大体落ち着いた感じに。

そんなわけで音楽の方は、アイソレーショントランスの恩恵を受けて良い音を楽しんでいます。今日はアイソレーショントランスの脚まわりをアレコレとやってみました。
まず直置き。ふむ、悪くない。次にダンベルの重り。これも悪くないがやや硬い感じに変化。座卓用のミニ座布団。どうだろう?ダンベルよりは柔らかい音で拡がりも感じられる。
ソルボセインのインシュレーター。ここまでくるとミニ座布団とあまり変わらない気もするが、やや狭い感じもする??。
昨日、100均で買ってきたシリコン製の椅子の脚カバーを試してみます。これは良いかも。
一番効いているのは天板のダンベルの重りかもしれない(笑)。
とりあえずこれで様子をみることにして、お終い。また不満が出ればその時はそん時で。
ここまで30時間くらい通電。基本電源は入れっぱなし。ほのかに暖かいくらい。機器のエージング(というよりは中古なので何て云えば良いのか?)が進んだのか、単に耳がこなれてきたのかはわからないが、随分と馴染んではきている、と思う。
ツイッターのフォロワーさんはトランスい繋いでいないアナログシステムも音が良くなったと仰っていたので、聴いてみた。
結果は極上々吉。回転が安定しているのか、随分と静か。これはもう少し聴いてみたい。
でも、アナログにもアイソレーショントランスを繋いだらもっと良くなるのだろうか?
という疑問が。

2022年9月15日木曜日

母が亡くなりました

9月11日午後6時02分、母が永眠いたしました。84歳でした。

皮下輸液となったものの腹部皮下に出血もあり9日に輸液を止めました。水分が入らないということに。ガタガタっと状態が崩れることを心配しておりました。無呼吸となる回数も増え、いつ何があってもおかしくない状態という報告は受けていました。11日の午後に顔を見たときは呼吸がやや大きいくらいでそんなに苦しい様子もありませんでしたが、夕方になって呼吸の状態がおかしいと連絡を受けて向かっている時に息を引き取ったそうです。
臨終には立ち会えませんでしたが、最期に穏やかな母の顔を見ることが出来て満足しております。

昨日、葬儀を無事に済ませることが出来ました。近親者のみで執り行いましたが自宅出棺の際や、通夜の前の一般弔問には近隣の方が大勢来てくださいました。ありがとうございました。
14日は母の85歳の誕生日でした。そのような日に大勢の方に見送られて母もきっと喜んでいるでしょう。

施設の退所の手続きやら片づけを心配していましたが、片づけは施設の方でやっていただけるとのことで心配ごとが減りました。後は年金の手続きや遺産の整理などが残ってますが、何とかなりそう(なんとかならないと困りますが)です。

今日も弔問の方がぼちぼちと。
そんなわけで夜になってようやく音楽を聴いた。G線上のアリア。沁みた。

2022年9月6日火曜日

母の主治医と面談 アイソレーショントランスの導入

今日は母の主治医が往診に施設に来られるというので、今後のことについてお話しを伺いにグループホームに行ってきました。そんなわけで今日は一日お休みでした。

いやそれにしても暑かった~。上越地方は最高気温37度。2時の時点で全国第5位。風は強いものの熱風で全然涼しくない。毛穴という毛穴が開く感じはまるでサウナの様。しかもこの風が細かい砂をどこからか運んでくるようで開け放っている窓から入り込む。床は何だかジャリジャリ。足の裏は真っ黒に。
これなら職場のほうが過ごしやすい。

母は一昨日顔を見に行った時に比べて、今日は比較的表情も良く声を掛けると頷いたり少し口を動かすなど。LINEのテレビ電話で遠方の姉とも少しお話しをしたり。
毎日、皮下輸液(お腹に点滴)をすることになりました。と言っても1日500㎖と最低限ではあります。でもこれが母の生命線。500㎖でも水分が入るのと入らないのとでは大違い。ただ血圧も低く(80/70)心臓の機能が落ちていますので水分を摂りすぎても排泄でき身体に溜まってしまい心臓の機能をより悪くしてしまう可能性も。浮腫みが出ないことを祈ります。栄養は入らない(点滴では50kcalくらい)ですのでどこまで持つか。
少しでも長くとは思うものの、ここまで来てしまうとできるだけ苦痛なく最期を迎えて欲しいものです。

さて、雪だるまさんが少し前に絶縁トランス(アイソレーショントランス)を導入された記事をブログにあげておられました。最近、ツイッターのフォロワーさんも医療用の中古品を導入されたとつぶやいてました。
ウィッチも何年か前、ノイジーな音が気になっていた時に検討しましたが、もう少し上流の電源から見直したいと思い分電盤の上流からオーディオ専用の電源を引っ張ってくる工事とコンセントボックスの作成をして、一応ノイズは気にならなくなったこともあってトランスは忘れていましたが、ここにきて少し欲が出てきました。
ツイッターのフォロワーさんは中古の医療用アイソレーショントランスを購入されたのですが、これが安い。以前考えていた時のものは4万~5万円くらい。医療用の中古は1万2000円ほど。これならダメでもと思える値段というのが決め手。

ホントたまたまですがそれが今日到着となりました。
早速繋いで音出し。こんな暑さなのでエアコンガンガン、扇風機も全開ですがS/N比が良くなった感じで、細かいところまでよく出ているようですし、艶感もアップ?かな。夜になって虫の音が大きくなったので高域の感じは掴みにくいですが、OKでしょう。導入前に高域を持ち上げてみたのですが、その時はその方が良い気がしていましたが、元のカーヴのほうが安定感もあって良かったので戻しました。もう少し通電すると変化するようですのでこのまま様子をみてみます。
電源対策してもこの変化は、電源やはり侮れないですね。

母のことはそれとして、母の最期をしっかり送ってあげるためにもできるだけ自分のペースを維持して健康でいきたいなと思います。

擦り傷はあるものの比較的キレイ

とりあえずポン置き。要調整。


2022年9月4日日曜日

娘が帰省 母は看取りへ

今週末、娘が帰省してます。本来ならお盆過ぎに帰ってくる予定だったものの、職場のコロナの関連で伸びていたもの。
5か月振りの再会。一人暮らしのせいか随分と大人らしくなったようななってないような。
帰ってくる直前に自転車に乗っていて派手に転倒したらしい。顔面が昨日成形手術をしました、みたいな絆創膏だらけ。口の中も切ったらしく水を飲むのにも難儀する始末。

昨日は娘の希望もあって、大地の芸術祭へ。2日続けてのロングドライブ、しかも雨天の峠道。ちょっと疲れました。
それでも行きたかった展示には行くことが出来ました。
長野との県境、津南町の上郷集落。廃校となった中学校を利用した上郷クローブ座。
ここでは上郷の女衆(おんなしょ)による演劇仕立てのレストランや人形が音楽に合わせて演奏する上郷バンドなどが催されてます。今回はレストランは時間が合わず利用できませんでしたが、この上郷バンドがなかなか秀逸で良かったです。
で、その音楽CDを手に入れることが出来ました。ネットでは売り切れとのことでしたが何のことはない受付で売ってました。
大地の芸術祭、今年の会期は11月まで。

さて、今日は母親が入所するグループホームに行ってきました。
血圧の低下もあり起きれなくなってきた母。食事も咽喉を通らなくなってしまいました。無理に食べさせるわけにもいかず、食事を止め、このまま看取ることになりました。あまり苦しませたくはないし・・・。
ただ何にも口に入れないのでは急激に衰弱してしまうので、主治医の指示ある時に点滴で水分の補正は行うことに。
そうするとあまり先は長くなさそうで、いよいよこちらも覚悟を決めねばなりません。
姉とも連絡を取って来週、母の顔を見にくる予定になりました。それまで母の体力が持つかどうか?
最後の親孝行、そう思って気張っていこうと思います。


2022年8月28日日曜日

いろいろと落ち着いてきた

このところ暑さも落ち着き、だいぶ涼しくなってきたこともあって過ごしやすい日が続いている。今年は夏が前倒しでやって来たからなのか?例年9月に入っても残暑厳しい日が多かったように記憶するがどうなのだろうか。

今週はウィッチの職場で陽性者が出たりしてバタバタとしたものの、感染が大きく拡がる様子もなくこのまま収束しそうで胸を撫でおろしているところ。
妻の職場のクラスターも今週は大きく拡がらずに済んだようだし、妻も感染せずに済んだよう。まずは安心してよかろう。毎朝の抗原検査も月曜の朝で一応終了で良いか相談だ。

昨日は内科の受診日。行こうか迷ったものの、薬も残り少ないので行ってきた。検査の数値は先月と大きく変わらず。こちらもほっと胸を撫でおろしたところ。今年はお中元にたくさんのビールを頂いたこともあってたくさん飲んでしまったので少々心配だったのです。

オーディオは特に変わりなく、と言いたいとこだがソニーのCDPが稀にトレイが開かなくなることがあって、そこは気がかりなところ。これまでに2回ほど発生しているが2回ともディスクが入っている状態で再生停止直後に起きている。トレイは直してもらったばかり。中で持ち上がっているディスクがちゃんとトレイに戻らないのではないかと思っている。
しばらくは様子観かな?

本日はレコードを。
バーンスタインのマーラー6&9をCBS盤で。バーンスタインの旧マーラー全集はなんとなく買いそびれたまま。CDで4番と7番とレコードでは6番と9番だけ。4番は宇野功芳が推していたっけ。グラモフォンの新全集はCDでバラで揃っているが最近はあんまり聴かなくなった。
旧盤は勢いだけではなしに、よく練られた演奏と思う。録音も悪くないし。

どうやら夏も終わりらしい。分厚いセルの評伝本は結局読み終わらなかったな。









2022年8月21日日曜日

心理的にはかなり

今週、県内の1日のコロナの陽性者が4,000人を超えた。それに伴って市内の陽性者も増えている様子。
先週、妻の職場でもクラスターが発生し未だ収束する気配はない。妻は今のところ感染はしていないがいつ感染してもおかしくはないという状況に。ウィッチともども職場から抗原検査キットをもらい、毎朝検査し陰性を確認してからの出勤が続いている。
そんなわけで今週帰省する予定だった娘も帰ってこないことに。帰ってくることを想定して注文していた食料品の山が昨日届いたのがむなしい。
そんな折、娘から9月の初めに帰っても良いかとの連絡が。会いたいのは山々だが、その時どうなっているのかはわからないし。あまり勧めもできない。
家族間で感染となるとどちらが先に陽性となっても相手は濃厚接触者、その後感染して陽性者となると(症状が軽ければ)自宅待機・療養で2週間前後は外出できない。そこに娘が帰ってきて、濃厚接触→陽性となれば外出できない期間はさらに伸びてしまうだろう。
こんな時は同居家族は少ないほうが良い。
そんなわけで、通院中の歯科もストップしているし母の入っているグループホームの方との話し合いの予定も立たない状態。来週の内科受診もどうするか?
もう、いつ感染するか?感染しているのではないか?と気が気ではなく、ストレスが溜まりまくり。ピリピリしている。
不謹慎は承知の上で言わせていただく。もういっその事、罹ってしまった方が気が楽かもしれない。この状況、罹らない方がおかしいくらい。なら罹ってしまいたい。
ということでお疲れモードです。

今週は途中から涼しくなり、随分と過ごしやすかった。ちょっと夏バテ気味であった身にはありがたい。
このまま秋になってしまうのか、それとも夏が戻り残暑が厳しくなるのか。例年9月中は結構暑い日が続く印象だが今年はどうだろうか。
今日は早朝は晴れていたものの、終日の雨模様。買い物に行った11時から12時過ぎまでは土砂降りでした。

ワーグナーのニーベルングの指環をヤノフスキ/ドレスデン盤で。さっきからディスク1をリピート再生。どうしても寝落ちしてしまいます。
往年の名盤には敵わないところはありますがデジタル初期の一線の歌手によるアンサンブルは穴が少なく聴きごたえがあります。オケも控えめながら万全の演奏。

新しいカートリッジが届いて、レコードを聴く機会が増えたかというと、そうでもない。
でもレコードを聴くときはテクニカの09XMLですけどね。









2022年8月14日日曜日

大地の芸術祭へ 津南のひまわり畑

昨日から3連休のウィッチ。そりゃあもう今週は必死に仕事頑張りましたよ。
ということで初日は何度目の遠征になるのか忘れてしまったが、行ってきました。大地の芸術祭。今回は十日町と津南を中心に巡ってますが作品数も多くて大変。
そんな中、芸術祭の展示から外れて話題の観光スポットへ。
昼食に入ったお寿司屋さんで紹介いただいた津南町にある名水竜が窪とひまわり畑。結局、芸術祭はあんまり観れずじまい。

津南のひまわり畑は先日来、ローカルの情報番組でも取り上げられていて気になっていたもの。番組の紹介では映っていなかったと思うが、飲食のブースや屋台もあってちょっとした賑わい。駐車場料金もしっかり取られた(笑)。
取られた駐車料金くらいは観て回ろうと思ったが暑さと混雑で早々に引き上げてきた。
でも良い写真が取れたと思う。
ぶどうもシーズンかと思い、帰りにいつも寄せてもらっているぶどう園に行ったが折悪しく休園の張り紙。まあお盆だもの仕方ないか。
帰宅して急ぎお墓へ参って帰ってくると間髪入れず土砂降りの雨。その割には涼しくならない。

十日町へは松代を経由していくことが多いのだけれど、昨日は柏崎経由で。途中で朝ごはんでもと思っての事。市内のファミレスへ入ろうと国道を走っていると目の前にサイレンを鳴らした救急車が割って入ってきた。もちろん緊急車両だから先を譲ったが、その救急車がこれから入ろうとしていたファミレスの駐車場に入っていくではないですか。後に続いて駐車場に入ったものの、救急隊員もファミレスの中へ。
まさか、そこに朝ごはんを食べにのこのこと入っていく訳にも行かず、もう少し先のファミレスへ。こんなこともあるんだねぇ。

今日はのんびりというかぼんやりと音楽を聴いたり、動画を観たりして過ごしてます。
この暑さに少々夏バテ気味の様子。身体を休めて明日に備えます。










2022年8月7日日曜日

わが身のエージング(老化)も着々と

昨日は出勤日だったが、右の膝が痛くて痛くて。ネットで調べると午後も診察している医院があったので、半日休んで受診してきた。
レントゲンなどを撮っての診断は変形性膝関節症。膝の軟骨が減っていることによるもの。
まあ、ウィッチの場合は運動不足ですな。湿布を頂いて帰ってきました。
痛みのない範囲で動かすようにとも云われたので、動かしてたのですが股関節の筋を違えたようで脚の付け根も痛くなってしまいました。
酷く膝を曲げなければ痛みはそれほどでもないので湿布を貼って様子をみたいと思います。

カートリッジはこちらもエージングが進んでおります。
今日は旗艦カートリッジのオルトフォンのMC☆20wとの聴き比べもしたよ。
20wはハウジングがウッド(を漆でコーティング)ということもあってかかなり響きが乗るタイプ。まあその響き方は嫌な感じはしませんが。出力も大きいのですがとても豊かな音がします。ぽっちゃり。フォーカスも甘めですが出るところは出ているのでだらしない感じはないですね。
一方、09XMLはとってもタイトでスレンダーな音。とはいえこちらも出るべきところは出ているので痩せぎすな感じの音はしません。
一言で言うならあっさりクールな09XMLと情熱的でホットな20wと言えるかもしれません。
まるで正反対な性格の2つのカートリッジ。これはレコードを聴く時間が増えそうです。








2022年8月5日金曜日

着弾~ 

まずは、今回の水害で被害に遭われた方にお見舞い申し上げます。
今年は梅雨明けが異様に早く、雨は少ないものと思っていたがこうもまとまって降られるとね。しかも線状降水帯ですか、いつどこに現れてもおかしくない。たまたま今回はウチではなかっただけの話。
SNSやこのブログで繋がりのある方からご心配頂き感謝いたします。
幸い、こちらは雨も降らず被害はありませんでした。

水害というと、以前にも書いた気もしますが2004年の福島・新潟豪雨災害、7.13水害のあとの片づけに行ったことが思い出されます。
幸いにも今のところ我が家が泥水に浸かるという経験はないのですが、水害の現場は想像を絶する被害の有様だったことを今でもはっきりと覚えているくらい。
お手伝いに行ったのは系列の事業所の職員のお宅。縫製だかの作業所を兼業されてました。
そのお宅(作業所)に入ると天井まで泥水が来たことを示す痕がくっきりと残り、床は膝下まで泥が覆い、機械は茶色く泥がこびりついていて、何とも言えないカビっぽいような泥臭い臭いが鼻を突き、暑さと相俟って気分が悪くなってしまった。
終日作業して何とかキレイにしたものの、例の匂いはずっと鼻に残ったままだった。
雪国では雪かきが大層な労働だが、水害の片づけ作業は全く次元が違う重労働だと思った。
被害の遭われた方々が一日も早く日常の生活を取り戻されることを願っています。

さて、念願の新しいカートリッジが到着した。
早速シェルに組み付けて音出し。
シェルへの取り付けも楽だった。というのもこのカートリッジは筐体のネジ穴に溝が切ってあってナット不要。不器用なウィッチにはありがたいこと。
一聴、細かいところまで音をよく拾っている。音は細身でスッキリ。その所為なのか輪郭のクッキリした感じも良い。低音も出ているが聴感上は高音域から中音域にかけて厚めのバランスか。も少しグラマラスな出音を想像していたが、これはこれで良いように思う。
グラマラスなオルトフォンのMC☆20wとは好一対となりそう。

オーディオテクニカのカートリッジはMMは何故か使ったことが無くMCも学生時代に買ったAT-F3Ⅱくらい。後はMono3/LPか。そのF3Ⅱもだいぶヘタって使うのをやめてしまったが、カンチレバーがいずれも長く細い。すぐに折れてしまいそうでちょっと怖い。
とくにOC9XMLはボロンということでボロンっと行きそう(笑)。気を付けねば。






2022年7月30日土曜日

暑っちゃ~い!

いや、暑っちゃいねぇー。暑っちゃい。台風の影響だろうか?

このところ、帰宅してビールと日本酒を飲むと眠くなってしまって気が付くと夜中の2時とか3時なんてことがほぼ毎日。今週も音楽はクルマの中ばかり。

さて、新しいカートリッジをお迎えすることにした。現在MCはオルトフォンのMC☆20wだけ。デノンの103を買い換えようかとも思ったが、ここはデノン以外のメーカー品にしようと思いオーディオテクニカのOC9XMLという機種にした。アナログ系ではお世話になっている会津のオーディオKさんにお願いし、購入予定を伝えた際メーカーに取り置いてくださるよう取り計らってくれて在庫OKと。
そのおかげもあって、待たずに納品となりそう。今週中には届く予定。Kさんによると某AC社のカートリッジは納期5~6か月とのこと。
合わせてシェルの新調も考えたが、プレーヤー純正のシェルが今余っているのでまずそれに取り付けようと思っている。
ツイッターのフォロワーさんからはオルトフォンのMC20を薦められたがなかなか良い出物が無くて。またの機会としたい。こちらも是非聴いてみたいので冬くらいには購入してみたい。
あとはアナログ関係ではヘッドアンプも気になっているがそれはまた追々ということで。

コロナは第7波に入って、凄いことになっている。もういつ罹ってもおかしくない感じ。まあ基礎疾患のある身としては罹りたくはないのだが。家族が罹ってしまえば自分も罹ってしまう訳で。
いつ濃厚接触者・陽性者となっても良いように、数日分の食料品と解熱鎮痛剤の備蓄をした。確か濃厚接触者は5日間は外出できない。食料品の備蓄や解熱鎮痛剤の備蓄は、各自でやってくれと県の担当者も言っていること。食料品の配布などを行っているが感染者↑で配達が遅れているのだそう。
そんなわけでレトルトのお粥やスープ、野菜ジュースやスポーツドリンクなどなど。妻は米があれば大丈夫、なんて呑気に構えてるが用心に越したことはないと思っている。

久し振りにエソテリックのSA-10でジャズを中心に。
テラークのジム・ホールとパット・メセニーのギターデュオを。
このCD、再生が難しい。500~1200Hzくらいまでのエネルギーが高くて音が飽和してしまう感じ。まあこういうものかと思い聴いている。



2022年7月24日日曜日

相変わらずのクタクタで 迷惑メール

今週は日曜の演奏会に続き、月曜日の大地の芸術祭、火曜日は宿直で水曜日はそのまま終日勤務の木曜日は4回目のワクチン接種と翌金曜日は念のためお休みでしたが副反応の発熱と倦怠感で全くもってヘトヘト。

特に4回目のワクチン接種の後の副反応には参りました。過去3回の接種では発熱しなかったのが4回目で初めての発熱。まあ37.5度とたいしたことはないのですがここ数年風邪はひいても発熱しなかったウィッチ。ホント久しぶりの発熱。土曜の明け方に汗をびっしょりかいてようやく解熱。で今日は出勤でしたがまだ身体がだるいこともあって時間休を頂いて帰ってきました。

そんなわけで演奏会のついでにジュンク堂でジョージ・セルの伝記とオーディオサロン紫竹山で中古のLPを買ったものの全く手を付けられず1週間が経とうとしてます。
まあ、それは構わないのですが。
それでも今日は本の方は少し手を付けてみました。結構なボリューム。楽しみです。

それにしてもコロナの凄い勢いと言ったらないです。先週、職場でも2人の陽性者が出ました。どちらも子供(孫)から感染したようです。幸いそれ以上には感染は広がらず無事に収束しましたがこの第7波はまだまだ拡がりそうです。でも防ぎきれないですよね。気を付けていても罹ってしまう感じがします。
買占めはいけませんが、罹ったときのためにある程度の食料の備蓄は必要かもしれません。

昨日は休みでしたが熱と倦怠感で音楽どころではなく、世界陸上と撮り溜めたドラマを観て過ごしました。
あんまり身体がツライと音楽を聴く気力も湧かないですね。
最近のNHKのドラマは面白いですね。朝ドラ「ちむどんどん」は脱落してしまったのですが、鎌倉殿は面白いし、今放映中の「空白を満たしなさい」「拾われた男」も面白いです。ちょっと前の「しずかちゃんとパパ」も良かった。
その反面民放のドラマは全然観なくなりました。

少し前にディスクユニオンから会員の個人情報が流出したというニュースがあった。ウィッチも全く使っていないけれど会員登録はしてあって。一応ディスクユニオンからもメールが来ましたが。
で、その報道のあといわゆるなりすましメールが届くようになった。主に”アマゾン”と”えきネット”の2つ。そのほか怪しいメールも。
これはやっぱり情報が流出したのでしょうね。とは言え実害はなさそう。アドレスを迷惑メール登録しているが別アカウントで届くので限がない。弱ります。

苗場酒造2階の座敷

「Invisible Grove ~不可視の森~ 」

拡大すると…切り絵です。細かい。

「かささぎたちの家」

「0121-1110=109071」

松之山温泉 山愛さんのカツ丼

アマデウスSQのハイドン3枚とセルの伝記


2022年7月18日月曜日

東響にいがた第127回定期 

もうこの演奏会のあの空間に居られた、それだけで十分。

演奏のアレコレを言葉にして記すだけの語彙がウィッチにはないです。陳腐になってしまうし、したくない。でも一つだけ。ノット監督の壮絶な棒に喰らいつき破綻ギリギリで踏みとどまったオケを賞賛いたします。本当に素晴らしかったです。
ブラボーなどの声出しはコロナ感染症対策の一環で禁止されていましたが、すみません。一般参賀の際、叫んでしまいました。

こちらのブログを読んでいただければよいと思います。

マイクスタンドが何本か立っていたので、そのうちCDでも出るのではないかと思います。

あれだけの5番を聴かされたらしばらくはCDで5番は聴けないです。



2022年7月17日日曜日

くわどり湯ったり村へ ベートーヴェンが飲んだコーヒーは?

今週の水曜日は土曜日出勤の代休でお休み。すかんぴんさんのトコへでも行こうかなんて考えてもいたが、急に行っても悪いし、またぞろ第7波なんてのも来ているしで、万が一移しても申し訳ないので、一人温泉に行ってきた。

桑取地区にあるくわどり湯ったり村というところ。上越のどん詰まり。幹線道路からかなり山に入るが、自宅からは30分ほどと近い。
山の方に入るせいか、気温も下より3度ほど涼しい。料金を支払い、早速浴場へ。
目指すは露天風呂。
ぬるめの温泉に風が心地よい。ミストサウナも良き。
風呂上りのノンアルビールを頂いて帰路につく。
お昼は市内に戻ってたれカツ丼とラーメンのセットを頂いた。
この店は以前は一週間のうち週末くらいしか営業してなかったが、お店も綺麗になって営業日も増えたよう。隣にはパン屋さんもある。
両方とも並盛を頼んだのでお腹いっぱいである。
たれカツ丼は新潟特有のようで他県ではあまり見かけない。甘じょっぱい醤油タレをくぐらせたヒレカツが御飯の上にドンッと乗っかている。このお店では御飯の中にもカツが2枚埋まっており、都合5枚。とはいえ薄く叩いて揚げてあるので食べやすい。ラーメンはもっちり太麺でのど越しも良い。さすがに満腹。
家に帰って午睡となった次第。

カツ丼と言えば卵でとじてあるものが一般的だが、ソースカツ丼なるものも。ウィッチも福井と福島で食べたことがある。丼ではないがソースカツ重というのが地元にもある。
ツイッターのフォロワーさんから群馬にもソースカツ丼があるとリプを頂いた。群馬のソースカツ丼はカツの下にキャベツが敷いてあるとのこと。福井のカツ丼はキャベツ無しだったが福島で食べたものは確かキャベツが敷いてあったと記憶している。キャベツありと無し、何が違うのか?
もしかしたら出発点が違うのかもしれない。
キャベツありはカツ定食のカツをどんぶりにしたもので、キャベツ無しは卵とじのカツ丼をソースに変えたもの、というのはどうかな?
暇があるとくだらないことを考えてしまうな。

先日もツイッターでベートーヴェンはコーヒーが好きだったという話が上がっていた。この話はウィッチも知っていて、何粒かは忘れたが毎度コーヒー豆の数を数えて同じ数の豆でコーヒーを淹れていたらしい。後でフォロワーさんから60粒と教えていただいた。
ではいったいどんなコーヒーを飲んでいたのか?
ちょっとネットで調べてみた。
UCCのコチラのサイトと楽天ブログのコチラを。
1800年頃と考えるとボイリング式とパーコレーターが有力か。

最近はコーヒーもボトルコーヒーやインスタントで済ますようになってしまいましたが偶に美味しいコーヒーが飲みたくなりますね。

今日はジョナサン・ノット/東響の新潟定期。行ってきます。





2022年7月9日土曜日

穏やかに

昨日の昼、ビックリするようなニュースがあって以降、血圧高めで胃もギュッとなったまま。

仕事が終わって帰ろうとしたところ、死亡確認のニュースが飛び込んできた。
夕方帰ってテレビをつけるも、どのチャンネルもその話題ばかり。繰り返し流される襲撃時の映像には堪えるばかり。テレビを消して音楽でも、とは思うが聴く気にもなれず。早々に床に入った。
今朝、SNSを覗いてみると治療にあたった病院にクレームの電話が殺到しているらしい。
バカらしいことだ。

亡くなった元総理には全く政治的なシンパシーはないが、命を落とされたことには哀悼の意を捧げたい。
すかんぴんさんもブログで仰っていたが、これで元総理の数々の疑惑が解明される術が無くなってしまったことは返す返すも残念なことと思っている。

ようやく音楽を聴こうという気になった。
今日はすこしでも心穏やかに過ごしたいものだ。



2022年7月6日水曜日

安塚 幻のパラゴンを求めて

水曜日は宿直明け。午後お休みを頂いていたので温泉へ行ってきた。ざぶ~んとお風呂というのもあるが、実はもう一つ目的があってね。

このブログの読者さまでパラゴンを知らないという人はいないと思う。いたらゴメンちゃい。
ウィッチも見たことはあるんですが実際に音を聴いたことはないんです。まあ見たといっても中古オーディオショップでなんですが。

で、そのパラゴン。市内安塚区にあるんですね~。遥か二十数年前、その温泉施設のロビーに鎮座ましますパラゴンにお目に掛ったことがある。
その時は、あんまり関心も無くて華麗にスルー。パラゴンの上にケンウッドのプリメインがあって、きっとそれで鳴らしていたんだろうと思う。
その後温泉施設は老朽化し廃業?最近日帰り温泉施設が再オープンしたのでした。
まだパラゴンはあるだろうか?あるとしたらどんな状態で?興味は尽きない。

さてこのパラゴン。どんな経緯で温泉施設にやって来たのか?
定かではないが、地元の所有者が亡くなってご家族が寄贈したものらしい。ちゃんとバラシて運んだのかしら?しかし、パラゴンをお使いならアンプなどもそれなりに良いものをお使いだったハズで、そのアンプはどうなった?(今回はヤケに?が多い??)

ネットで検索しても得られる情報はわずかで古いものばかり。
一番詳しいと思われるものでコチラで2006年の記事。

温泉施設の受付のお兄さんに聞いても「知らないですね」とそっけない。
まずはひとっ風呂浴びるかと浴場へ。湯に浸かりながらも考えるはパラゴンのこと。
ここは日帰り入浴施設。隣に宿泊施設もあった。そこ?
ということで、風呂もそこそこに外へ。隣の宿泊施設へと向かう。
が、只今閉館中の張り紙。しかし入口から覗くとロビーが見える。
あった。有りました~!
独特な半円形の反射パネルと内側に向いたホーンの開口部と脚部が見えます。
証拠写真をと撮ったものの、ガラス扉の反射が強くてよく映りませんが拡大してみると薄っすらですがパラゴンの独特な形状が見て取れます、かな?

しかし、いったいいつからこの状態なのだろうか?遮光もされてない環境では痛みも相当なのではないかと思う。
ちょっともったいない気もするし、残念な気もする。
いつかまた陽の目を見る時が来るのだろうか?それともこのままここで朽ちてしまうのか?

オーディオの足跡から


見えん

 
おわかりいただけただろうか?

帰りの道の駅で


2022年7月2日土曜日

今年も半分終わり

ぼんやりとしているうちに今年も半分が終了。残りあと6か月となってしまった。しかし、6月の暑さと言ったら…。今日から7月だが、このままいくと8月には50度を超えるんではないかと本気で心配したくなる。

学会の疲れが残る今週、何とか乗り切った感じです。なんせ暑いし、ついついビール飲んじゃったしで頭があんまり回んないですが、まあイイや。
先日すかんぴんさんからクレデンザでSPを御聴かせしましょうか?とのありがたい申し出を頂き、まだ未定ながらすっかりその気になっているウィッチ。8月くらいには是非。
始めてすかんぴんさんのトコにお邪魔したのが昨年の7月頃だったと記憶している。もう1年経っちゃったのか。
以前ブログにも書いたがオーディオの地平は広いなあというのが素直な感想。これは今も変わらない。
今ではなかなか聴くことの叶わないモノラルシステムで聴かせていただいたあの音は今でも耳の奥で鳴っている。
この1年はすかんぴんさんのコネクションから繋がったミーさん、時計店さんとヴィンテージオーディオシステムを聴く機会に恵まれた1年だった。

この1年、LPやSP、モノラル構成のシステムの音を聴かせて頂いてわかったのは、ステレオ構成やCDの音はモノラル構成の音やLP・SPに比べて広がりはあるものの、すっきりしているということ。すっきりと書いたが薄い・厚みがない、圧が弱いといった方が近いかもしれない。もっと良いシステムで聴けばまた違うのかもしれないが。
ただ、オーケストラの録音などはステレオ装置やCDのほうが聴きやすいことが多い。SPやモノラル装置では苦しいところも多いかと思う。
しかしSPで聴く、特にバイオリンの独奏曲などの存在感抜群の音は聴いていて心がとろけるよう。あまりの素晴らしさに呆然としてしまうこともしばしば。楽器一つということもあってモノラルでも十分、不足はあまり感じない。
よく問題にされることも多い、盤のノイズも最初は気になるが、すぐに気にならなくなる。
ノイズ云々を問題にするような音ではないのは確か。
存在感が圧倒的、なんであるのは間違いない。
モノラル再生は決してノスタルジックな音ではない。現に現在のBluetoothスピーカーのほとんどはモノラル。モノラル録音にこだわり、モノラル録音の新譜を出すアーティストもいるくらいなのだから。

モノラルとステレオ、CDとLP、SPに優劣や勝ち負けを決める必要は無いと思ってます。ウィッチにとってはどれも素晴らしいと思えるもの。ストリーミングなどもあるし、いろいろなフォーマットで音楽を聴ける喜びを素直に享受したいものです。








2022年6月26日日曜日

いやさ、暑っちぇぇですね。

24・25日と新潟市で開催された、とある学会に参加してきました。

このブログでは自分の職業については濁すような書き方をしてます。まあ明らかにしても良い気もしますが。一応医療系の国家資格になります。この仕事に就いてザックリ30年。全国で2021年3月の時点で36,000人ほど。まだまだ少ないですね。

久し振りの現地開催となり、まだ規模としては抑え気味ではありましたが熱気は十分。このお仕事に対するモチベーションを頂くことが出来ました。
控えめながら夜の新潟も堪能。酔い覚ましに古町を散策。趣のある茶屋があったりと風情があります。予報では雨でしたが時折雨が降るくらいで暑くはありましたが海風もあって過ごしやすかったです。
しかし、着慣れないワイシャツにスラックス、革靴で相当距離を歩いたりしたものですからクタクタです。
ということで、今日は完全休養に。

それにしても暑いですね。24日は新潟県で37度を超えたところもあったし、昨日は群馬県で40度。この時期にこの気温は殺人的。
なのにこの夏、国は電力使用の抑制を国民に押し付けてきます。テレビも電力使用の抑制を伝えながら熱中症予防のためエアコンを使いましょうと。
使用電力に応じたポイントの付与を国は考えているようで、それを持って電気料金の”実質的”値下げ、なんて言い抜ける。なんだよ”実質的”って。ポイントってイオンか何かなんか?
コロナ給付金や関連する補助金の時もそう。回りくどいことをやりたがる。
毎度のことながら呆れてしまう。一体どこを向いているのか。
異様に高い支持率のせいで、こんなアホな政策(これだけではない)がまかり通る。
しかしこれだけ愚策を犯しても下がらない支持率とはなんなのか?

先日注文したヒコックス/AデイヴィスのRVW全集。学会直前に手元に届きました。
なかなか名演ぞろい。ただ録音には少々バラツキもあって、海の交響曲はやや詰まった印象。DSD録音の良さもあって空気感や雰囲気はとても良いのだけれど音の圧が弱いなあと。
とは言え、まだまだつまみ聴き程度なので今日あたりゆっくり聴きたいと思います。

すかんぴんさんのブログにSP再生の針先の記事。とても面白かった。ちょっと前にサボテン針が紹介されていたが、今回は柚子の木の棘の針ときた。恥ずかしながら柚子の木に大きな棘があることを初めて知ったし、それを蓄音機の針とすることも初めて知った。
ある程度の固さがあって尖っていれば針となるらしい。
そうなると焼いた魚の骨なんかはどうなのか?鯛針とか?


巡った酒蔵の試飲用のお猪口

古町のお茶屋

ぶりカツ丼
熱々を甘めのタレで



2022年6月19日日曜日

できるだけ軽くしたい

できるだけ軽くしたい。
いや、体重ではなく…まあ体重も軽いに越したことはないですが、今軽くしたいのは荷物。
今週学会があって2泊の予定。その荷物をできる限り軽くしたい。

元来、大汗かきなので下着の替えやらシャツの替えやらが皆様とは1.5倍くらい違う。しかも身体が大きいものだからかさばってしょうがない。
フォーマルな場なのでスーツだし、シャツは初日と2日目で着替えたい。
後は学会の資料。抄録というのだが以前はすべての発表演題が1冊の冊子になっていた。それが今ではWeb形式。タブレットにダウンロードしての持ち運びも可能となった。でもタブレットだと発表を聴きながら書き込みができない。メモ帳にという手もあるがそれもなかなか面倒くさい。抄録がWebで閲覧できるようになって、プリントアウトしてみたらA4サイズ1枚に2頁で印刷しても150枚になる。かさばらないのはタブレット、書き込めて検索しやすいのは紙。
悩ましい。いっそのこと両方持っていくか?
しかも予報では学会開催期間中はずっと雨の予報。蒸し暑くなりそうで荷物もかさばりそう。

昨夜は久しぶりに以前の職場の仲間と食事をした。気が付けば12時前。楽しい時間でした。


2022年6月18日土曜日

ストラヴィンスキー生誕130年

今週も何とか仕事をやっつけることが出来たウィッチ。今週は宿直もあったのでヘトヘトです。来週は学会出張もあって一層ハードな週となりそうで戦々恐々?  
今日は内科と歯科の受診のあと夕方は仕事の仲間と食事会。髪も切りたいし、いろいろ支払いもせねば、と忙しい。
7月のジョナサン・ノット/東響新潟定期に行くことにした。メインはマーラーの5番。前回の反省を踏まえて正面の席を取った。どんな演奏か楽しみ。

仕事の休憩中にぼんやりとツイッターを眺めていたら17日はストラヴィンスキーの生誕日とのこと。生誕130年。ちなみに昨年は没後50年でした。
そんなわけで今日は火の鳥でスタート。DGのブーレーズ/CHI盤。火の鳥にシカゴを当ててくるあたりが憎い演出と思う。春祭とペトルーシュカはCLE。
やはりマッシヴなオケの響きが火の鳥には欲しい。このオケの選択は正解だと思う。
今日はムシムシと暑いのでエアコンのお世話になりながら聴いてます。涼しい部屋で火の鳥、最高ですな。

続いてバレエ「結婚」とミサ曲をバーンスタインの演奏で。「結婚」はソプラノ、メゾ、テノール、バス独唱と4台のピアノ、合唱と打楽器アンサンブルという編成。完成は1923年でロシアバレエ団のために書かれた曲とのことで、一応春の祭典同様、原始主義的な時代の作品とみなされるよう。ロシアの村人の結婚を題材にしている。初演はアンセルメ指揮とのこと。編成もあるのだろうが、リズムの扱いはともかくどうしても春祭と同じ時代の曲とは思えない。この曲を聴いているとオルフのカルミナ・ブラーナの室内楽編成版を思い起こさせる。ストラヴィンスキーがカルミナ・ブラーナを書いたらこんな感じなのではと思わせる。
この演奏、ピアノにはアルゲリッチ、ツィマーマン、カツァリスが参加している。
ミサ曲は44年から48年の作品で新古典主義時代の作品。
宗教曲ながらあまり感情には訴えず、淡々と音楽が進行していく感じはやはりストラヴィンスキー。
最後はペトルーシュカ。ブーレーズ/CLE盤。これはドラティ/DET盤に並ぶウィッチの愛聴盤。オーディオチェック用としても重宝しているもの。
隅々まで神経の行き届いた恐ろしく完成度の演奏、と思う。整いすぎていると言えなくもないが、いつ聴いても安定の名盤かな。

以前注文したRVWのCDの出荷準備が整った故、お金を支払うようにとのメールが水曜日に届いていた。全然見てなかった。先ほどコンビニで支払いを済ませてきた。到着が楽しみではあるが聴けるのは再来週の初めとなりそう。





2022年6月12日日曜日

あんまり聴かない ドラティ/DET リヒャルト・シュトラウス

先日、無印良品で買った収納ケース。これがウィッチにはなかなか良い塩梅で順次入れ替えをしているところ。
一体全体、何枚何タイトルのCDがあるのか皆目見当がつかないが相当数なのは間違いない。
中古CD屋へ売ろうとか、オークションに出そうかとも考えるが面倒くさい。
最近はブックオフに行くことも少なくなったし、行っても買わずに帰ってくることがほとんど。BOXものも極力買わない。
そもそも、聴くディスクが限られてきているし、家で音楽を聴く時間が平日は取れない。平日は通勤の車内でダウンロードしたものを聴くのが精一杯。
但し、何かCDを買えば聴く時間を取ろうとするのかもしれないし、買わないから聴かないのかもしれない。どっちが先かは判断が付かないな。

久し振りに注文したRVWの全集は5月下旬の発売という話だったが、延期に。11日に再度延期のメールが来た。こうなると長くなりそう。でもキャンセルせずじっと待つことにします。

オーディオもレコードはもう少し何とかしたい気はあるものの、先立つものが無くそのまま。CDの方は2台体制になって随分経ちますね。特に気にせずその時の気分で適当にプレーヤーは選んで聴いてます。ソニーの方はボードの制振をもう少しどうにかしたい気も。
それでも何かすっかり落ち着いてしまいましたね。手持ちのディスクを引っ張り出してきて出音の変化を楽しむくらい。ちょっと刺激が欲しい今日この頃ですね。

あまり聴かないといえばリヒャルト・シュトラウス。
カラヤン、ショルティ、メータ、ブロムシュテットはじめ、幾つか交響詩集を持っているがほとんど聴いていない。言葉は悪いがこけおどし的でオーディオ的には面白いけれどどうも苦手。先日11日がリヒャルト・シュトラウスの生誕日とのことで久しぶりに聴いてみた。
ドラティ/デトロイトの演奏でツァラトゥストラはかく語り。デッカデジタル録音。あんまり話題にもならないけれど。
デッカはデジタル期にショルティのシュトラウスの管弦楽作品を残さなかった。その代わりという訳ではないだろうが、ドラティとは比較的まとまった形で録音がある。アシュケナージもクリーヴランドと録音していたっけ。もしかしたらこっちが本道だった?
我が家にはツァラ&マクベス、影のない女&ばらの騎士(以上CD)とドンファン&ティル&死と変容(LP)がある。たぶんこれがすべて。惜しむらくは英雄の生涯、ドン・キホーテ、アルプス、家庭交響曲が残ってないこと。
詳しくは調べてないけれど録音はドンファンが最初でツァラ、影のない女の順のよう。
ツァラは期待していたほど録音がパッとしない(笑)。演奏はドラティらしく引き締まった演奏。オケはべらぼうに上手いという訳ではないが手堅い演奏。十分に音楽を堪能できる。
影のない女&ばらの騎士は録音も演奏も滅法素晴らしい。どちらもリミッターが外れたような感じ。ツァラはこじんまりとしているがこちらは解放感のある音。特に影のない女の冒頭の低音の深々とした響きは何度聴いてもゾクゾクとくる。
そういえば、と思いツァラの方を消磁してみた。少しF特、Dレンジとも聴感上アップしたかな?という感じになった。

バーンスタインはあまりシュトラウスをまとまった形では残さなかった。ばらの騎士は残したけれど。やはり欧州で人気があるのだろうか。
以前、リャードフやシマノフスキの曲を聴いていてシュトラウスみたいな曲があったような。魅力的なオーケストレーション、欧州の作曲家に与えた影響は大きいのかもしれない。

リヒャルト・シュトラウス、久し振りに聴いて少し面白く感じることが出来た。
今週は宿直もあるんで体調整えていきます。