2020年9月27日日曜日

妻と結婚記念日のランチへ 感謝を込めて

今日は1週間遅れで19回目の結婚記念にランチしてきました。ホントなら先週行く予定だったのですが、いつも行っていたレストランが閉店してしまったようで、慌てずに新規開拓、情報収集。という事で本日となった次第。
高田駅の横をちょいと入ったところにある”RIPOSO(リポッソ)”というお店。カジュアルなイタリアンのお店。以前、職場の送別会で一度行ったことがありますが、ランチは初めて。記念日という事で、ちょっと奮発、シェフのおススメランチコースとしました。
前菜の豚肉のテリーヌがもう、デカい(笑)。パスタ、魚、肉料理ときて、デザート前にすでに”腹くち”でした。ボリュームもお味も満足でした。今後は毎年こちらに来ようかしら。

今朝は俳優の竹内結子さんの突然の訃報に驚きました。自ら命を絶った様子。まだ40歳。早すぎる死であり、何ともやりきれない思い。
早速、と言えばよいのか、亡くなった原因がSNSなどでも色々とあれこれ取り沙汰されている。その人の心の内、心の底の本当のところがどうだったのかはわからない。もしかしたらそうなのかもしれないが、あまりここでどうこう書くのは止そう。
このコロナ禍。SDが推奨される今の世の中。辛い思いや苦しい心の内を誰かに伝えることが難しい世の中なのかもしれない。このようなことが今後増えてくるのかも、と思う。ご冥福をお祈りします。

私たち夫婦も決して順風ではなかった。母の介護が通奏低音のように我が家の生活にはあるし、多分、妻は産後うつや所謂育児ノイローゼのような状態であったと思う。しかし私は気づいてやれなかった、いや、気づいていない振りをしていたのかもしれない。あの時妻をどれほど思いやってやれば良かったかと後悔ばかりが心に浮かぶ。
七味がうつ病になった時は、丁度娘が保育園から小学校中学年くらいまでのカワイイ盛りであったが、運動会など園や学校の行事は妻にまかせっきりだったし、娘とも遊んでやれなかった。妻のおかげでこの家庭は成り立っている。

もう、本当に頭が下がります。あなたのおかげで、私は幸せです。ありがとう、妻よ。これからもよろしくお願いします。










2020年9月26日土曜日

クリュイタンスの伴奏集

 4連休のあとの3日間の仕事はなんだか忙しなく。抱える案件のマネジメントに余裕がないまま、新規案件がポツポツ。発狂しそうになるのを堪え、週末に突入。悪いことに治療中の歯(歯茎)が腫れて、痛さで夜も寝られず。こんなに歯科の予約日を待ち望んだことはない(予約日は今日)。
今週、上越市では市内の施設に対しての爆破予告が届いたという。どこの○○がそんなことをするのか?早く捕まってほしいものだ。

さて、レコードプレーヤーのノイズ案件はメーカーに問い合わせをすることにした。出張修理の方が症状が判ってもらえるので、その方が良いとアドバイスを頂いたが、そうすると実行に移すのはも少し先になりそう。ただ、スペアのプレーヤーも欲しいとも思うがどうしたものか。

先週、購入したCDの話。
クリュイタンスの協奏曲集。4枚組。4枚目のラフマニノフ以外はすべてモノラル録音。以前見かけた際もそれを知ってちょっと尻込みしたのだった。忘れてた。
しかし、聴いてみると、戦後の録音ということもあって良質なモノラル録音でとくに不満はない。
普段、クリュイタンスと言えば、ラヴェル、ドビュッシーをはじめ、フランス管弦楽曲やベートーヴェンの交響曲ばかり。伴奏した協奏曲を聴く機会は少ない。
よくは調べていないが、ほぼ伴奏した協奏曲を網羅しているのではないか。この中で一番興味のあったフランソワとのプロコフィエフの3番は、よく言えばロマンティックなアプローチだけれども、これはフランソワのリードに寄るんではないか?と思う。知らんけど。
まあ、良い買い物でしたね。

にしても、歯が痛い。夕べも痛みが気になり眠れず、少々寝不足。こうも歯が痛いと何もする気が起きないよ。



2020年9月22日火曜日

このハムノイズは一体どこから? 連休最終日 モノラル盤アレコレ

4連休も今日が最終日。何だかあっと言う間に過ぎてしまったなあ。
昨日、復活させたシュアーM44-7。シェルを触るとパチパチ、ブーンといったノイズが出現。他のカートリッジではこういった症状は無くて、原因は44-7にありそう。といろいろできる範囲でやってみたが症状は治まらず。
他に原因が?と思い、MCトランスのアース接続部分を触りながらシェルを触るとノイズは出ない。ということはMCトランスが原因?ということで外して、レコードプレーヤーから直接デノンのアンプのフォノEQに接続。すると一時、ノイズは見事に消えたかと思いきや、やっぱり消えず。プレーヤーのアース線が怪しいものの、現状、お手上げ状態。結局元の状態に戻すことにした。プレーヤーのアース線がかなりヘタってるのだけれど、かなり短くて、これ以上は手の施しようがない。
レコード関係のトラブルは本当に胃が痛くなる。

さて、復活のM44-7。レンジは狭いが、中音域が厚く、太くて活き活きとした音で鳴ってくれている。そして、何よりもノイズに強い。そこが頼もしい限り。
ワルター/コロンビアSO.のシューベルトのグレイトは躍動感溢れる演奏に変貌。モノラル盤のLPを聴くのがちょっとだけ楽しくなった。
ところで、このワルターのグレイト。ステレオ録音なのだが、モノラルテイク盤。レコード再生を再開した頃に中古レコード屋で見かけて、ステレオ盤と勘違いし買ってしまったもの。ステレオ録音の初期にはまだまだモノラル/ステレオが併存していた。このあとも何回か同じ間違いをしでかしたものだ。

フルトヴェングラー/Wph.による英雄。52年の録音。こちらはオリジナル・モノラル録音。国内初期盤のよう。今年はベートーヴェン生誕250年の記念の年。ベートーヴェンの音楽を聴く機会も多い。
盤質は結構大きなブツ音が入ったり、場合によっては針飛びを起こすくらいだから、良いとは言えない。
それでも44-7なら何とかなる感じ。やっぱり頼もしい!針圧は1.5~3.0gまで。厚く重い盤なので目一杯かけてみる。
この52年盤はまだ聴きやすい音質かと思う。普段あんまりフルトヴェングラーの演奏は聴かないのだが、たまに聴くとグイグイと音楽に引き込まれてしまう。

ベイヌム/コンセルトヘボウのブラームスの1番。こちらも国内初期盤か。晩年、ステレオでの再録音もあるが、この51年盤は再録音盤よりもさらに豪胆かつインテンポのしなかやな歌い口。

もう一つ。トスカニーニ/NBCのドビュッシーの海。ドビュッシーからお墨付きを得たトスカニーニによる名演。七味的にはベストな演奏の一つ。

という事で、まだまだ手持ちのモノラルレコードはたくさんあって、興味は尽きない。






2020年9月21日月曜日

M44-7復活! の連休3日目

 連休も3日目。今日は、妻が本をBOに売りに行きたいというので、一緒にBOへ。近くのBOは2階がHO。そうだ!この際、あの計画を実行しようと思い立ちHOでリード線を購入。一組で良いのだが、一応の予備にもう一組購入。

レコードを再開した際に使っていたシュアーのM44-7。途中からモノラル仕様にして使っていたものの、MCタイプのモノラルカートリッジ、テクニカAT-MONO3/LPを買ってからは出番なし。テクニカも悪くはないが、やや線が細く感じられるのと、盤の状態の悪いものではトレースしきれないこともあって、44-7を復活させることにした。
もちろん44-7はステレオカートリッジ。どうするかというと、カートリッジの左右chをホチキスの針を使って、ショートさせる、という方法。
これは平林直哉の本に出ていたもので、以前44-7をモノラル仕様にして使っていたときも、そうしていた。
リード線の取り付けは手先が不器用なのに加え、最近では老眼に乱視の七味には忍耐のいる作業。なんとか無事取り付け完了。
アームに取り付けて、針圧3gを印加。IFC(インサイド・フォース・キャンセラー)も丸針なのでそのまま3gを掛ける。
オートリフタがオンの状態でも時折、針先が盤面を擦る。44-7はカートリッジ高が持ってるカートリッジのなかで一番あるのだった。
仕方なし。2枚重ねにしているターンテーブルシートを1枚にすることで、これは解決。

さて、音はちゃんと出た。ステレオ盤もモノラルで再生する。左右チャンネルのショートは成功。

先日のブログで最近低音が多すぎる、と書いた。そういえば、と思いSPのユニットを締めてみた。それほど締めたわけではないが、随分と音も締まっているように思う。ついつい忘れてしまいがちだが、ユニットの増し締めは定期的にした方が良いなあと反省。

BOではCDも購入したのだが、これについては明日あたりに。




赤白の端子部をホチキスの針でショートさせてます



2020年9月20日日曜日

4連休も2日目 ヤマカズさん、やっぱり凄い

ジョン・ウィリアムズのCDと一緒に購入した山田一雄のディスク。N響とのマーラーの5番&モーツァルトのプラハ&ジュピター、都響他とのマーラーの8番、それに札響とのLvB全集。すべて一発ライブ録りのようなので、音質についてはあまり言う事はない。諦めている。

2枚組。N響とのマーラー5番&プラハは85年、NHKホール。スイトナーの代役での演奏。ジュピターは90年サントリーホールでの演奏。音の佇まいは明らかに90年のサントリーホールが上。85年のNHKホールはどうにも低音モコモコで高域の潤いに欠ける。リミッター掛かってる?その前年のマタチッチのブルックナー8番と比べても数段落ち。仕方なく、低域を絞り、、高域を持ち上げて聴いている。
演奏は何と言ったらよいだろう?マーラーは、何かオケに指揮者の意思・意図が十分には伝わらないようなもどかしさを感じる。2楽章に入って少し解れてくる兆しはあるのだが、結局最後まで解決しない感じで、ちょっと不完全燃焼。動画では演奏後も納得いってない感じのヤマカズさん、ではある。ヤマカズさんの指揮がわかりにくい、という事に加えて、元々スイトナーの代役ということだし、十分なリハーサルも出来なかったこともあるのかもしらん。
とにかく流れないマーラー。テンポが遅く、溜める溜める。耽美と言ってよいのか。懐古的な演奏。実演ではどうだったのか?
しかし、4楽章アダージェットはもう、絶品。聴いていてポーッとしてしまった。レニー/WPh.よりも数段エモーショナルか。それだけに続く終楽章の歓喜の爆発が今一つ、と思えてくる。
ジュピターは録音も良い。演奏はとてもエレガントで愉悦に満ちたもの。こんな演奏をN響から引き出すなんて、流石。今回のCDの中ではコレが一番の買い物か。

都響他との千人はフォーレのレクイエムとのカップリング。79年藤沢市民会館でのライブ録音。熱狂的な演奏というレヴューに釣られての購入。
確かに熱い演奏。火の玉みたい、いや火だるまか?
熱いは熱いが、録音・演奏共にかなり苦しい感じ。結構なキズ、演奏の崩れを良く持ち直したともいえる。奇跡。
千人の交響曲の日本初演者ということもあって期待が大きすぎたか。まあ、ヤマカズらしいといえばらしい演奏。もう少し聴き込みが必要かもしれない。

さて、札幌交響楽団とのベートーヴェン交響曲全集。1番のみ弟子の矢崎彦太郎による。まだ全曲聴けてはいないが、これは素晴らしい、と思える充実した演奏。演奏のキズも奇跡的に少ない。リハの時間を十分とれたのか?
堂々たるヤマカズのベートーヴェン。ヤマカズさんの人生を辿る、そんな演奏。このベートーヴェン・チクルスは元々、ミサソレとエグモント全曲を含む大規模なもので、エグモント全曲は山田一雄たっての希望だったようだが、91年の急逝で果たされることはなく、エグモントは1番と合わせて矢崎の指揮で、ミサソレは佐藤功太郎の指揮によって行われ完結した。
交響曲の演奏は7→3→2,5→4→8→6→9→(1)の順で行なわれている。9番のあとに1番なんて洒落てます。まあ、エグモントとの組み合わせもあってだと思いますが。

映像(こちらのブログも是非!)で、指揮姿を観たい指揮者(ゲルギエフなんかもそう!)だが、こうして山田一雄の演奏を聴くと、ヤマカズジャンプだとか、指揮台に置いた高級なメガネを踏んづけちゃったとか、指揮台(ステージ)から落っこちて指揮しながらステージに戻って来たというエピソードなんぞ些末な話で、真摯に、晩年までひたむきに音楽と音楽に向き合う姿が浮かんでくる。マーラーの5番などは演奏後に疲労困憊する様子が動画では認められる。
ただ、その苦労・努力があんまり結果に結実しないもどかしさ、みたいなものも感じてしまう。山田一雄の中にある究極の音楽の形、それを追い求めて止まない姿勢。永遠にその理想の音楽の形には追い付けないのだけれど、それでも演奏し続ける覚悟。そんなことを思ってしまう。
もし、ある楽団を長期的に指揮出来ていたのなら、また違った結果になったんではないかと。
そんなIFを云っても詮無いことではあるのだけれど。今更だけどヤマカズはカッコイイ人だった!











2020年9月19日土曜日

ハリウッドの映画音楽、凱旋す

 ジョン・ウィリアムズとウィーン・フィルの共演。発売告知の当初から、なんだか胡散臭い気もして華麗にスルー。
しかし、しかしですよ、ストリーミング再生で聴くと、これがとても素晴らしい演奏だったんでございます。z-zakuさんからのおススメもあったり。
ジョン・ウィリアムズの自作自演盤は数々あれど、天下のウィーン。もう数段上の演奏。
どなたかがコレが”ジョン・ウィリアムズの決定盤”とツィートしておられたが、全く同意する。

その昔、コルンゴルト(エーリヒ・ウォルフガング)という作曲家がいた。ウィーン生まれで幼少期には”モーツァルトの再来”と言われるヨーロッパで活躍するも、のちにナチスから逃れてアメリカに亡命、ハリウッドで映画音楽の作曲家として名を馳せる。
ジョン・ウィリアムズの映画音楽はそのコルンゴルトの流れを汲んでいるわけだが、そのジョン・ウィリアムズがウィーンで、しかもウィーン・フィルを指揮して演奏するというのは、何かもう、歴史を感じちゃう。
録音が良いのはさておき、演奏はもうウィーンの素晴らしさが前面に出ていて、というか溢れていて聴いていて溜息ばかり。
これまでの自作自演盤のオケにはない豊潤さとロマン趣味。流石です。

しっかし、クラシックのCDの発売間もない新譜を買ったのは随分と久しぶりだったなあ。

さて、このところ音楽を聴いていて、低音が多すぎるように感じることが増えた。仕方なしにトーンコントロールで少々低音を絞って聴くのだけれど、これってもしかしてオーディオ部屋の床のたわみ・歪みが酷くなりつつある…、のか? 以前にもまして歩くと床のたわみが気になる。
EQで少し低音を絞って対応中。この連休は様子見。

そして、待望の4連休。例年だと、23日が結婚記念日(今年で19年目)なのでちょっとオサレなレストランで食事をするのだが、毎年行っていたお店がコロナの影響なのか営業を縮小しているらしいことが判明。さてどうしたものか?
このジョン・ウィリアムズと合わせて買ったCDもあり、聴くのが楽しみ。





2020年9月15日火曜日

もうね、踏んだり蹴ったり。または泣きっ面に蜂

 クルマのパワーシートの修理は未だに中古部品が入手できず。このまま中古パーツが出てこないと、新品パーツに全取っ換えの公算大。そうすっと、軽く諭吉が13人ほどサヨナラしていくことに。

そんな先行きの見えない中、今朝またアクシデントが発生。
飛び石。まあ避けようもなく、見事に頂いてしまった。だって石が飛んでくるのが見えたもの。まあ、自分も飛ばしているだろうし、もしかしたら誰かのクルマのフロントガラスにヒビを入れているかもしれない。お互い様のところもあると思っている。

まあ、今回のは飛んでくるのが見えたくらいだから、かなりデカかったのかもしれない。フロントガラスには見事なヒビが。
以前にも一回経験していて、その時は修理費にビビって一週間ちょっと放っておいた。リペアに出したとき、業者さんから時間を置くとヒビが広がったり、樹脂が入らないところが出てくると聞いていたので、今回は午後に悠久休暇を頂き、速攻でリペアに持っていった。
ヒビの大きさ、場所によってはフロントガラス全取っ換えにもなりかねない。そうなれば確実に諭吉10人以上とグッバイしなければならない事態。
ドキドキしながら修理を待っていると1時間ほどで終了。
仕上がりはまずまず。やや補修跡が目立つがこんなものだろう。
フロントガラスのヒビは大きかったが、お財布にはそれほど響かない(ヒビと響き、掛けてますよ!)お値段でホッと胸を撫でおろした。実際撫でおろしたりはしないけれど。

もし、フロントガラスの交換、なんてことになっていたらシートの修理費と今回の修理費を合わせて、クルマ買い替えの頭金にしようと覚悟していたところでした。

2020年9月13日日曜日

カートリッジとヘッドシェル

 お腹ユルユルも解消。音楽に没頭できるようになったので、レコードを聴いている。

最近になって、旗艦カートリッジであるオルトフォンMC☆20wの音が少々刺々しく聴こえる感じに思えてきた。上から下まで良く伸びた特性と、我が家のカートリッジの中では抜群の解像度を誇っている。
ヘッドシェルは同じくオルトフォンのSH-4というオルトフォンの中では最も安価なもの。いわゆる軽量タイプで重量は9.3g。最初は同じくオルトフォンのLH-2000という15.9gのシェルに取り付けていたが、よく言えば落ち着いた、悪く言えばモッサリした音調に感じたので、軽量のSH-4に付け替え、現在に至っている。
カートリッジの分類にハイコンプライアンス・タイプとローコンプライアンス・タイプというのがありますね。ハイコンプライアンスは針圧が低い、大体1.25g前後のものを云い、ロープライアンスは針圧の高いもので、3.0g前後になるのかな。この辺、よくわかりませんが。
で、ハイコンプライアンス・タイプには軽いシェル、ローコンプライアンス・タイプには重めのシェル、ということが云われているようです。MC☆20wは標準針圧が2.3gですのでミディアムコンプライアンスと言えるのかなあと思います。そうすると、軽重どちらのシェルでも行けるような気も致します。

この話、ヘッドシェルを付け替えればよいだけの話なのだが、これが実は厄介なんである。
というのも、手先の細かい作業が苦手。これに尽きるのです。特にリード線を付ける作業、これが苦手も苦手、超苦手なんであります。
大概、リード線の1本を断線させてしまうのです。お安いリード線でも4本一組で1600円前後。スペアなんてついてませんから、失敗すると、1600円がパァになってしまう。これはいけません。
最近は近くにリード線を売っているところもない、ときた。

ということで、次善の策として、ヘッドシェルの不要な共振を取り除く・抑える事にした。
レゾナンス・チップが余っているので、それを。
チップの有る無しを比較する。といっても一度取り付けてしまえば外せないので厳密な比較は無理だけども。
結果は上々吉。滲みというのか濁りのようなものは少ないか?まあ駄耳なのでこれで良しといたします。

レゾナンスチップ無し

レゾナンスチップ有り
シェルを叩いて一番響くところに貼ってみた


デュトワ/モントリオールのファリャで試聴

DL-103には不明のシェル
ちょっと重め


2MRedにはオルトフォンLH-2000を









2020年9月12日土曜日

ゲリラ豪雨に遭遇 久しぶりに

 昨日、職場から出ようとすると物凄い雨。ゲリラ豪雨ってヤツ。とはいえ待っていても止む気配もなく。ずぶ濡れ覚悟で駐車場まで走った。
で、やっぱりずぶ濡れ。全身びしょ濡れの濡れネズミ。
帰宅後、一杯やって夕食を食べるも、その後腹痛に見舞われ、終夜トイレへ折々駆け込むことに。
どうも、雨に濡れて車に乗り、エアコンでお腹が冷えたようだ。
今日の午後には随分と具合も良くなって、夕飯は普通に食べれたものの、睡眠不足と下痢による脱水からか調子は悪い。

明後日は母の83歳の誕生日と間もなく敬老の日、ということでプレゼントを買い、それを施設に持って行こう(面会はまだできない)と市内のショッピングセンターへ妻と出掛けた。
ここは以前、ヨーカドーが入っていたが、今年撤退。最近になってそのあとに無印良品が入った。ヨーカドーが入っていたスペースが全部無印に変わっている。なんでも無印良品の店舗では世界最大級なのだという。オープンから一か月近く経ったと思う。七味は初上越無印。とっても混んでた。妻に言わせると平日も結構な混みようだという。過疎の進む上越。採算取れるのか心配だが、大丈夫そう。
大変な人混みには少々辟易したが、見て回るだけでも楽しい所。体調が良く、もう少し戦闘力の高い時に来たい。
プレゼントの花を持って、母の入所しているグループホームへ。行くと、ちょうどリビングに母がいるということで、少しだけ面会することが出来た。約9カ月ぶり、というのもコロナの前、インフルの流行もあって冬から面会を控えていたこともあって、ホント久しぶりに会うことができて良かった。全然元気でした。

先週から同僚が増えた。引き継ぎやら何やらで忙しい。経験も十分で、人柄も申し分なし。技術的にも七味よりできる人物。来てくれて本当にうれしい。七味もうかうかしてられない。
この春、先に入った同僚とも年齢的に近く、すでに打ち解け、二人和気藹々とやっているようで安心。

最近、芥川也寸志と山田一雄をよく観たり聴いたりしている。YouTubeにもいろいろあがっていて。
題名のない音楽会の動画を多くあげているチャンネルがあって、是非観たいと思っていた回がちょっと前にアップされていた。
芥川也寸志追悼。芥川が亡くなった直後に放送された回。司会の黛敏郎が、かけがえのない盟友を失った悲しみの中、あられもなく泣きながら司会をした回はリアルタイムでも観ていたが、切なかった記憶がある。
狭い音域で反復するオスティナートを基調に、ストラヴィンスキーやプロコフィエフに通じるロシアモダンのロコモティヴな音楽の運びは日本の土俗的重厚さと軽快さが一体となって、七味には麻薬的快楽に通じるように思う。一曲上げるとすれば「交響管弦楽のための音楽」であろうか。
もう一人。山田一雄は”ヤマカズ”の愛称で親しまれた指揮者・作曲家。今では”ヤマカズ”と言えば山田和樹であろうが、七味の世代はやっぱり山田一雄である。
実は、一回だけ実演に接したことがある。
七味が小学5年生の時。当時テレビで放映していた「オーケストラがやって来た」の公開収録が上越であった。その抽選券を母が当ててくれ、母と二人で観に行った。
その時のゲストが山田一雄であった。詳しい演目はほとんど覚えていないが、モルダウをやったのではなかったか? ヤマカズジャンプも観た。その頃既に白髪のおじいちゃんで、司会の山本直純と並ぶと随分小柄な印象。でも指揮姿はとてもダイナミックで情熱的だったと思う。
最近まで、こんなことはすっかり忘れていたが、多分この体験が意識の深層にあって、自分がクラシック音楽を聴くきっかけとなったんじゃないかと思う。










2020年9月5日土曜日

糸魚川へGo! ブルックナー生誕祭でマタチッチ/NHKSO.のAB8

今週は台風によるフェーン現象で上越が暑さ日本一になったり、残暑というよりは惨暑と言いたい一週間だった。夕方になると、流石に9月。風は涼しくなるものの、温まった家、部屋の中の温度は容易には下がらず。仕方ないので、玄関先に椅子を出して夕涼み。

クルマのパワーシートの不調は修理することにしたが、やっぱりパーツ全交換には納得がいかず、あと3年も乗れれば良いと考えているので中古部品を探してもらうことにして、只今連絡待ちの状態。今しばらくは不便だが致し方ナシ。

今日は妻と糸魚川へ出かけてきた。Kazuさんのホームへ乗り込んだ格好。
糸魚川のインターを降りて、松本方面へ。目的地は高浪の池。どれくらいあるのかはわからないけれど、結構標高があって、下界より幾分涼しい。風も心地よく、妻とともに椅子に座り約1時間。ぼんやりと池を見ながら過ごした。
次いで、小瀧川ヒスイ峡へ。ここでは川に入ることができる。靴を脱いでサンダルに履き替えて川に足をつけると、水の冷たさが気持ちいい。くるぶしくらいまでのつもりが、つい調子に乗って膝上までつけてみた。もう最の高でした。
糸魚川駅前でランチを頂いたあとは、駅の中にある、糸魚川ジオステーション ジオパル ジオラマ鉄道模型ステーションへ。
ここは本当に楽しかった。たぶん一日居ても飽きないだろう。あんな巨大な鉄道模型ジオラマは観たこと無い。そしてなんといっても、トワイライトエクスプレスの展望車の再現展示。実車を譲り受けて、展示用に改装したものらしい。天井の高さが思ったより低かったのは意外。でもなんだかホッとする空間。たしか、松平健と大地真央が新婚旅行で北海道へ行く際に乗車したんではなかったか。
以前、勤めていたところは、窓から信越線が見えた。仕事をしながら、北海道へと疾走するトワイライトエクスプレスを眺めたものだ。
帰りには能生(のう、と読みます)によってかき氷を食べて帰ってきた。
糸魚川、一日では全部観て回れないな。
気温はそれほど高くはないが、日差しは強い。だいぶ日に焼けてしまったようだ。

先日、9月4日はブルックナーとダリウス・ミヨーの誕生日。ブルックナーの方はTwitterでもそこそこ盛り上がった感じ。
そこで、マタチッチ/NHKの交響曲第8番を聴いた。84年の録音。NHKの放送録音による。演奏も粗いし、録音もあんまりイケてないのだけれど、初めて聴いた(観た)ブルックナーがコレだったんじゃないかと思う。
顎をフルフルと振るわせ(=口部ジスキネジア、スヴェトラーノフもそうでした)、手刀(といっても鉈)を切るような指揮に、時折目をカッっと見開いてオケに喝を入れる姿と、何だか立ち昇る音楽のオーラというか、勢いに圧倒されたのを今でも思い出す。

高浪の池


小瀧川ヒスイ峡公園


説明を追加












黒蜜きな粉