2018年5月26日土曜日

揺れてます

昨夜の地震は結構揺れた。緊急地震速報は流れず、スマホのアラームが鳴ったがその時はもう家がミシミシと揺れはじめていた。揺れは15秒ほどだったろうか?テレビをつけると最大震度は5強。上越市は震度4とのこと。
まずは被害に遭われた方々にはお見舞い申し上げる。
震源は長野県栄村。ここは東日本大震災の起きた夜にも大きな地震の震源となった。先日も長野県北部を震源とする地震があったけれど、その時は大町とかその辺が震源だった。

昨夜の地震の時は音楽は聴いていなかったが、オーディオ機器のある部屋にいた。スピーカーがユサユサと揺れたもののWFBのおかげで位置がズレることも無かったのは幸い。
中越地震の時はトールボーイ型のスピーカーだったが、ボードの上でかなり位置がズレていたっけ。

このところ、動作不安定な2255はやめて中華アンプを繋いでいる。
だいぶ耳が慣れたせいか違和感なく音楽が聴けている。楽しめているか?というとやはりそこまではいかないけれど。
ベリンガーもいつ届くのやら…。
で、2255。修理に出そうと決意したものの、妻から「修理に出したら、それでちゃんと直るの?」と言われた。そうなのだ。かれこれ40年は経とうかというアンプ。この際、フルメンテナンスをお願いしたいところだが懐事情がそれを許さない。修理するなら不具合の箇所だけお願いしようと決めていたが、妻にこう言われては…?
しかし!妻の言い分の真意はそうではなかった。「だったら新しく買ったら?」

エッ?? いいの?

もちろん予算には限りがある。でもそうすると前から目を付けていたQUADのセパレートに手が届きそうではある。もちろん今のマッキンは下取りに出すとしても。

七味の心も震度4くらい揺れてるこの頃である。

2018年5月22日火曜日

泣けた! 

このところ話題の日大アメフト部の悪質タックル事件。日本のマスコミがアメフト、アメフトと騒ぎ立て、アメフトの文字が新聞朝刊の一面見出しにくるなど夢にも思わなかった。
アメリカンフットボールは各種球技の中でも選手全員がヘルメット、プロテクターを着用する唯一の競技だ。それは身体的接触を伴う球技は多くあるが、意図的に接触することが許されていることを意味しており、選手は常に怪我と隣合わせだ。それだけに不必要なラフプレーは厳に戒められている。

今日、当事者である日大アメフト部の学生が記者会見をした。
当初から学生の独断によるものではないと思われたが、やはり監督、コーチからの命令であったようだ。
あのような反則行為はゲームの流れの中で起きるものと異なり、パーソナルファウルと呼ばれ、反則によるペナルティの中でももっとも大きい15ヤードの罰退となる。15ヤードの罰退を伴う反則は試合の結果を左右しかねない大きな反則で、通常、そのような反則を起こした選手は監督やコーチに怒られ、サイドラインに下げられる。今回そのようなことは無かった。それはつまり、監督やコーチがその反則行為を容認していたことになる。

会見で学生は「(自分には)アメフトを続けていく権利はないと思っている」と述べた。このような思いをこの学生に抱かせ、傷つけるに至った大人の都合、というものに憤り、悲しいとさえ思った。
会見中の彼は全く堂々としていた。取材会見の場からそそくさと立ち去った監督とはエライ違いだ。
彼は全く悪くない。悪いのはいつも大人だ。


2018年5月19日土曜日

6464で6060 2255は修理に出そうか C.Davis/SKD JB3

イヤァ、今週は暑かった。それでも夜中から朝方にかけては寒い。昨日は寝入りばな布団を掛けずに寝てしまい朝方に寒くて目が覚めた。今日は一日中寒く、ファンヒーターを点けたり消したり。
それにしても、日中の蒸し蒸しした感じはやっぱり苦手。じっとりと掻いた汗が気持ち悪い。仕事柄白衣を着用するが、腋の下や下半身が蒸れ蒸れである。

これまでの音量の左右差はMC2255が原因と思われる、と先のブログにも書いた。今週は中華デジタルアンプとMC2255を繋ぎ変えつつ音楽を聴いた。2255は相変わらず音量の左右差が出たり出なかったりで動作が不安定。聴いていても「今のこの音は右が小さくなっているのではないか?」という疑心暗鬼に駆られて音楽を聴くどころではない精神状態。
というコトで、すぐにというわけではないが修理に出そうと計画を練っている。
これまではNさんにお願いしてエレクトリに送ってもらっていたが、今回は大阪の工房にお願いしようかと、相談のメールを先ほど送ったところである。
もう少し小振りの英国製のアンプに買い替えようか?とも思っていたが、やっぱり愛着あるアンプなのでもう少し使ってみようと思う。

今日はコリン・ディヴィスとドレスデンのオケで未完成を聴こうとディスクをトレイに載せたものの、カップリングのブラームスの3番が良くて、ついつい三度も繰り返して聴いてしまった。
ディヴィスというと、92年のドレスデンとの来日公演でのブラ1&3の演奏。特に3番の気迫漲る剛毅な演奏(もちろんNHKの録画)が思い出される。それまでは中庸な解釈をするこれといって面白みの少ない指揮者だと認識していたが、その演奏を観て以来ディヴィスは気になる指揮者となった。

YouTubeに動画があったので貼っておきます。そっか、この時はまだペーター・ダムが健在でしたね。




2018年5月12日土曜日

Karajan / BPh. JB Comp.Sym.(80's)

連休明けの一週間はいつもよりも長く感じ、疲れもした。四月に戻ったような寒さも身体に堪えた。
職場は連休明けすぐに空調の冷暖房の切り替えしたため、暖房は使えず。まるで冷蔵庫のなかにいるような状態であった。
アンプは依然としてご機嫌ナナメなことが多くて、宥め賺しながら使っている。
そんなこんなで、自分に活を入れる意味も込めて、今週はカラヤンのブラームスを繰り返し聴いた。

ちょっと前のブログにカラヤンとベルリンフィルのベートーヴェンの8番と9番を買ったことを書いた。
先日、思い立って80年代に録音されたブラームスの交響曲を聴こうと思い、箱の中を探すもあったのは60年代に録音された全集(バラ)のみ。こちらもいつの間にか処分してしまったらしい。
HMVの中古CDに3枚組のものが出ていたので購入。ベートーヴェンの4番・7番、それに5番・6番のCD。それにムーティのローマ3部作も合わせて買った。

ベートーヴェンの交響曲全集は82年~84年に集中的に録音されたが、ブラームスは86年~87年とこれまた集中的に録音されており、カラヤンの執念のようなものが垣間見える。
録音に関しては後発のブラームスの方が幾分洗練されているように思う。ベートーヴェンの方は先の8番、9番、それに今回購入の5番・6番は初発盤で、4番・7番はOIBP盤。初発盤である5,6,8,9番は分離感が悪く音がやや団子状態で、細部が聴き取りにくい。OIBP盤の4番・7番は随分響きがスッキリとして聴きやすくなっているように思う。
ブラームスは発売当時、優秀な録音と思っていたが、その後に録音されたアバド/BPh.による全集を聴いた耳では今聴くとやっぱり分が悪い。こちらもOIBP盤の方が良いのかもしれん。ちなみに今回買ったのは全集初発の輸入盤と思しき非OIBP盤。

久しぶりに聴くカラヤンのブラームス。いや、コレ買って(買い直して)良かった~、と思える素晴らしい演奏だった。何で手放した~?自分?
カラヤンのオーケストラドライヴが凄まじいことに。時期的にはザビーネ・マイヤー事件が両者に禍根を残したとはいえ、一応収束した後の録音にあたる。この前後、WPh.との録音を再開したカラヤン。ベルリンがウィーンに対抗心メラメラ、となったかどうかは何とも言えないが、両者がかなりアツい演奏を繰り広げているのは間違いナシ。

ちょっと前、久しぶりに小澤征爾と村上春樹の対談本「小澤征爾さんと、音楽について話をする」を読んだ。
その中で、ディレクション(音楽の方向性)について、小澤征爾がこう言っている。(文庫版 47頁)
「ディレクションという言葉がありますよね。(中略) 音楽の方向性。それがカラヤン先生の場合は生まれつき具わっているんです。長いフレーズを作っていく 能力。(中略)カラヤン先生の場合はひとつの意思として、まっすぐ意欲を持ってやっていくんです。ベートーヴェンの場合なんかね。あるいはブラームスの場合。だからブラームスなんかやると、そういう意欲はカラヤン先生の場合、もう圧倒的に強いです。ある場合には細かいアンサンブルなんか犠牲にしてでも、そっちの方を優先します。(中略)」
「要するに細かいところが多少合わなくてもしょうがないということです。太い、長い一本の線が何より大切なんです。それがつまりディレクションということ。(中略)」
カラヤンの80年代のベートーヴェンやブラームスを聴くと、このディレクションの意味がよく判る気がする。ベートーヴェンはアンサンブルも粗い。統率力の低下の結果ともいわれるが、若い頃の格好つけなところは随分と鳴りをひそめている。老カラヤンのなりふり構わぬ、悪く言えばあられもなく、強い意思を前面に押し出た音楽の推進力にすっかり参ってしまった。
ブラームスにしても、どうしても”カラヤンの”ブラームスを聴く、といったカッコ付の音楽になってしまうが、これがディレクションというコトなのだと思う。
”カラヤンのブラームス”、大いに堪能した一週間だった。

さて、今朝、長野県北部を震源とする震度5弱の地震があった。緊急地震速報が流れたものの幸い、当地は身体に感ずるほどの揺れは感じなかった。
被害に遭われた方にはお見舞い申し上げる。
その後も余震は続いているようだ。怖いのは、これが本震でなく前震、という可能性。熊本の地震以来、油断できなくなった。

DG 427 602-2


2018年5月6日日曜日

音量の左右差のこと

連休最終日の今日は、妻の誕生日が近いこともあって食事に出掛けた。
上越市の三和区にある”タコチェ”というお店。地元の野菜をふんだんに使ったヘルシーなランチを頂いてきた。こちらのお店には昨年の結婚記念日にも訪れている。今回で2度目。
今回もあまりの美味しさにテンションが上がりすぎて、途中から写真を取り忘れる痛恨のミス。
2時間をかけてのゆったりとした食事の時間はお腹も心も満腹。幸せなひと時であった。

さて、音量の左右差の原因追及に費やされた感のあるこの連休。
音楽を聴いていると、どうも右チャンネルの音量が低い。気のせいかとも思ったがやっぱりそうでは無さそうである。
そこで、中華デジタルアンプ Topping TP-10に繋ぎ変えてみた。通常、①CDP→プリ→ベリンガーパワーとなっているところを、②CDP→ベリンガー→TP-10としてみた。すると、ちゃんと右チャンネルの音が出る。そこで、物は試しと③CDP→ベリンガー→プリ→TP-10としてみた。これもちゃんと右チャンネルから音がでる。で、半日ほどそのままの状態で聴いていたが、左右差の症状は出ず。そうすると原因はマッキントッシュのMC2255が原因というコトになるわなぁ~。

ここまでが昨日のこと。今朝も③のまま午前中一杯鳴らしてみたが、症状は出ず。で、今日の午後に①に戻してみた。すると、これまた症状は出ず。
症状が出たり出なかったりするようで、故障としてはこういうのが一番厄介だったりする。
すぐにも修理に出したいところだが、まずはベリンガーが来るのを待って、もう一度チェックしてみようかと思う。

Toppingのデジタルアンプは8Ωで10Wの出力ながらバークレイⅡを楽々とまでは行かないまでもそこそこドライヴできる。デジタルプリメインとはいうものの、構成がシンプル故ほとんどパワーアンプ状態。さすがにグランカッサはクリップしてしまうがそれなりに聴かせてくれる。
最初、上記②の接続で聴いたときは大人しい音だったが、③にしてプリで高域を少し持ち上げてあげると、艶っぽい雰囲気ある音に変化した。

先日、ブックオフで500円のCD5枚で1000円と云うので買ってみたが、1枚だけ中身違いだった。ルプーのグリーグとシューマンのコンチェルトのハズが何故かブレンデルのシューマンのコンチェルト。レーベルも違うし…。実はちょっと前に買ったドリカムのCDも中身違いがあったし。
検盤すれば良いのだろうが、それも面倒。ま、諦めてるんですけどね。
とはいえ、懲りずにまたHMVに注文した中古CDが届いた。
カラヤンのデジタル録音によるベトの5,6番に4,7番、それにブラームスの交響曲全集。ムーティのローマ三部作。こちらは中身違いはなさそう。

明日から仕事。ちょっとキツそうな予感。





2018年5月4日金曜日

新潟行くのにも結構なずくが要る

ずくとは? こちら
昔、とんねるず主演で”そろばんずく”という映画がありました。

今日は、奥さんの仕事がお休みだったので、柏崎の施設に入所している奥さんのおばあちゃんのところに行ってきた。御年97歳とのこと。やっぱり認知症はあるんだけれど、それでもしっかりした受け答えには正直ビックリ。100歳までもう少し。長生きして欲しい。奥さんのおばあちゃんとお母さん、それに奥さんと娘で奇跡の4世代ショットは中々に感慨深いものがあった。

施設を出て、お義母さんとしゃぶしゃぶ食べ放題の昼食。最初に出てくるスタートメニューの野菜の盛り合わせが多くて、追加の肉があんまり食べられなかった。それでも結構満腹になった。
しかし、しゃぶしゃぶ、美味しいけれどアクとの闘いが面倒臭い(笑)。ポン酢とゴマダレなら断然ゴマダレ派。ゴマダレで頂く豚しゃぶはいつどこで食べても裏切らない、な。

当初の予定では、せっかく柏崎まで来ているんだからもう少し足を伸ばして新潟まで、と思っていた。が、昨日、ちょっと頑張って夜更かししてしまったのと、新潟の天気が悪そうなのと腹がくちくなった(一杯になったの意)こともあって、このまま上越に帰ってきた。
もう最近は長時間のドライブをするずくがなくなってきた。柏崎から新潟までは1時間半というところだが。行って疲れるならまだしも、行く前から疲れてしまうようになった。
新潟には最近ブカブカになったズボンを買いに行くつもりだった。ダイエットの効果もあって、1サイズ小さいものが穿けるようになったのだ(嬉)。上越のお店で無事目的のものは買うことができた。

さて、柏崎に行けば必ず立ち寄るブックオフ。きょうは連休というコトもあってか、500円のCDが5枚で1000円というセールをやっていた。ちなみに本も全品20%オフだった。どうしても欲しいというわけではなかったが5枚のCDを買った。これからザックリと聴こうと思う。

5枚で1000円はお買い得か
この中ではアラウのベートーヴェンが気になる


2018年5月3日木曜日

連休後半の初日は仕事 テクニコンタクトにビックリ

大型連休の後半初日の今日は仕事。これまで休日は暦どおりであったが、4連休以上の場合は出勤しなければならなくなった。
まあ、静かな中で落ち着いて仕事ができたのは良かったが、慣れぬことをするとやっぱり疲れたなぁ。

さて、オーディオの方は混沌としたままだが、先日ふとしたことからプリアンプの出力端子をクリーニングし接点復活剤なるものを塗布してみた。
買ってすっかり忘れていたオーディオテクニカのコンタクトチューンアップキット、AT6222。接点クリニカとテクニコンタクト、それにクリーニングキット一式のセット。
すると左右差は解消した感じ、に聴こえる。端子の汚れや導電性の低下が左右差の原因なのか?そんなことがあるのか?
とはいえ、接点のクリーニング、最後にやったのはいつのことだったか?音質もちょっと煌びやかな感じではあるが、ベール一枚剥いだようなクリアな音。高域の艶やかさが際立つ。
今のところはプリアンプの出力端子とパワーアンプの入力端子をクリーニング&復活剤塗布しただけでこの変わりよう。ちょっとビックリしている。
これはMCトランスやアンプのフォノ入力に使ってみたいと思った。
この連休は接点のクリーニングを集中的にしてみようと思う次第であります。

オーディオテクニカ AT6222
既に販売は終了している模様