ゴールデンウィークが始まった。とはいうもののカレンダーどおり。例年、4連休以上の休みの場合は、どこかで1日出勤せねばならなかったのでうれしいかぎり。県内でも新型コロナ感染者が増えていて、職場からは不要な外出や緊急事態宣言の出ているところへは行かないように言われている。
まあ、そんなこと言われずとも、どこにも行く予定はないんですが。
それでも5連休はうれしい。
本来なら、今日は布団をクリーニングに持っていこうかと思っていたのだが生憎の雨。妻は出勤日で不在だし、娘も学校に行くのかどうか。全くのオフはウィッチだけ。
この連休はレコードをたくさん聴こう、と決めた。
もう、節操なくいろいろと聴きました。
手始めのポリーニのストラヴィンスキー。ペトルーシュカからの3章に始まって、フェドセーエフの展覧会の絵、ショルティのリング抜粋盤にアンセルメのくるみ割り人形。キューネル指揮の武蔵野音大ウィンドアンサンブルに、コンドラシンのショスタコーヴィチの10番・11番、そしてベームのモーツァルトのレクイエム。
で夕飯のあと、今はドホナーニのブルックナーの9番。
たまたま取り出して針を落としたが、良い演奏。
もう少しドホナーニは聴いておけばよかったなと思う。ドホナーニがクリーヴランド管弦楽団のシェフだった頃はセルの二番煎じというか、二匹目の泥鰌的なレコーディングレパートリーに気持ちが向かなかった。失敗したなあ。
それにしても、自分で言うのも何だけれどレコードの音が良くなった。何がどう、というのは難しいけれど歪感が減って出音が随分と安定した感じがする。