2017年12月30日土曜日

今日だけはゆっくりと Toscanini LvB 9

今朝、母の入所しているグループホームに様子を見に行ってきた。
母は至って元気な様子で一安心。昨夜に比べて格段に表情は穏やか。受け答えもいつも以上にしっかりとしていた。これならこのお休み中は安心してホームにお任せしても良さそう。

オーディオの方は、何とかかんとか聴ける音になった模様。今週はほとんど音楽は聴かなかった。水曜の夜中だったかに断続的に停電が起きたこともあって、機器の保護のために普段は入れっぱなしの電源を切って以来、全くのNo Music。音楽は通勤中のクルマの中で専らラジオを聴いた。
朝、いつもならクラシックカフェやきらクラ!再放送の時間に、トスカニーニの特集をやっていたのを面白く聴いた。ゲストの三ツ橋敬子さんによる、リハーサルやその本番の演奏会のライブ録音を聴いての解説は指揮者の視点バッチリで分かりやすかった。

さて、年末の第九、今年はトスカニーニをチョイス。第九を聴くのは本当に久しぶり。第1楽章なんて速い速い。グイグイと何もかも巻き込んで進んでいく感じ。リズム・アクセントのエッジが立っていてしかも鋭い。全く弛緩しない。現在のピリオドアプローチにも通じるものがあって面白く聴けた。
録音はモノラルながら聴きやすい。トスカニーニのCD復刻は音が痩せてしまって良くない?らしいがLPを聴いたことがあるわけではないので音質の良し悪しは判断できない。聴いている分には十分な音質、と言うに留める。

年またぎは何を聴こうかと思案中。メサイア、マタイ、天路歴程と来て次が思い浮かばない…。

今年のブログ更新はこれにて終了です。今年も家族一同なんとか無事に過ごすことができました。ありがとうございました。最大のニュースは、やっぱり母の入院・手術からの復活でしょうか。母には一年でも二年でも長生きして欲しいと願っています。

ブログの更新はこの記事を入れて118本になるでしょうか。これもひとえに読んでくださる皆様のおかげでございます。
ではまた来年。皆様良いお年をお過ごしくださいませ。

2017仕事納め 昨年の悪夢再び

今年の仕事も今日で終わり。例年、4連休であることが多い年末年始のお休みも今年は5連休。
しかし、今週は長く感じる忙しさ。もう頭の中は5連休のことばかりの一週間だった。連休中の業務の依頼をして帰宅の途についたものの、解放感からちょっと寄り道(実はパチンコ)。爆連とはいかないもののお正月のお小遣い程度にはなる儲けを懐にして帰ろうとしたその時。母が入所の施設から着信があった。イヤな予感がするぜ。折り返し電話するも話し中。さらにいやな予感がして、自宅へ電話するとこちらも話し中。ますますいやな予感。
しばらくして家に繋がった。母が発熱・嘔吐に苦顔も痛いのかはっきりしないので、救急車を呼んで受診させるか?というものだった。

思い起こせば、母の具合が悪い、と施設から電話があったのも昨年の29日。
かかりつけ医からは覚悟してくださいと言われ随分と肝を冷やした。
今回も29日。ヒェ~。昨年の時は結局腸閉塞で年明けに緊急手術・入院となった。今回もおんなじ症状の様。
かかりつけのお医者さんからは今晩は様子を見てはどうかとも言われたが、検査してもらって何か有れば有っただし、何ともなければそれで良し、というコトで救急車を呼んで市内の総合病院へ。
検査の結果はお腹にガスがかなり溜まってはいるものの、腸閉塞ではないでしょう、という診断。点滴をしてもらうと、すっかりとまではいかないもののかなり元気になった母。
今日はお帰りになって構いません、ということで施設に戻ることに。
三が日は施設に日参することになりそう。

まずは、一安心といったところ。

しかし、夜間の救急外来のあのガランとした空間はいつ行ってもイヤなものである。




2017年12月23日土曜日

堀口 大学 展に行ってきた。

今日は家族で現在、新潟県立近代美術館で開催中の堀口大学展に行ってきた。前々からやっているのは知っていたが、来年の1月8日で終了ということで長岡まで出かけてみた。
大学は与謝野鉄幹・晶子夫妻の門下生で、後に外交官である父について海外を回っている。そこでコクトーやローランサンなどの知遇を得、日本人版画家の長谷川潔とも親交を持ったようだ。長谷川は大学の訳詩集や詩集の装丁や挿画などを担当している。
荷風や与謝野晶子の歌や書簡、本のコレクション、それに陶磁器のコレクション、書斎机などの展示があった中、取り分けて目を引いたのは、コクトーのデッサンとこの長谷川潔の版画。コクトーのデッサンは来日中に描いたもので、大学所蔵の本に描いたもののようだ。長谷川潔の版画は本の表紙や挿絵ということもあってとても小さいものだったが、なんとも言えず美しかった。

新潟県立近代美術館のHPはこちら

そこでふと思ったのが、ミヨーと大学はもしかしたらブラジルで邂逅しているのではないか?ということ。全くの思い付きなれどちょっとwikiで調べてみた。
大学がブラジルに渡ったのは1918年10月。それから23年の5月までブラジルに滞在している。一方のミヨーは18年の末にはクローデルに付き従いブラジルを離れている。二人が共にブラジルにいた期間はわずかではあるが、当時、第1次世界大戦では日本もフランスも連合国側であったことだし、クローデル離任の際などにはもしかするともしかしたかもしれない。
これは夢が膨らむなあ~。

この後、長岡市内のショッピングモールへビジネスバッグを買いに。
郡山時代から10年以上使ってきたビジネスバッグがこのところ大分へたってきていて、ファスナーのツマミのプラスチックが欠けてしまった。形も随分と崩れてしまっている。ちょうど2月に学会出張もあることだし、これをを機に新調することにした。
色々と見たが結局、気に入ったものが無く、購入は見送りに。

それにしても、ショッピングモールというところは苦手だ。人の多さにちょっと引いてしまう。ちょうどお昼ご飯時ということもありフードコートに行ったが、各店舗の前にはズラリと行列。その行列に並ぶこと30分。食べるのもせわしない。やっぱり苦手。疲れる。でも女性は好きなんだろうなぁ。こういうの。

長岡からの帰り、いつものように柏崎のオフへ。ボレットのリスト 巡礼の年第1年の国内初発と思しきCDが500円だったので、セカンド盤の第2年イタリアとショパンのバラード(こちらも国内初発か)とブレンデルの巡礼の年第2年と合わせて購入。4枚〆て2000円。
オフは基本高いが、たまにこういう掘り出しものがある?? そんなに安くないのか?



「長谷川潔 堀口大学」の画像検索結果
長谷川潔 《梟》
堀口大学 「月下の一群」扉絵
新潟県立近代美術館HPより拝借

展覧会カタログ

長谷川潔 《白鳥》

右上にあるNikoとは大学の愛称







2017年12月22日金曜日

ちょっと気を良くして買った2枚 もう幾つ寝ると・・・ 糸魚川大火から一年

今日は午後、半日の有休を頂いて自動車免許の更新に市内の警察署まで。この3年は違反・事故もなく晴れてゴールド免許となった。視力検査と30分弱の優良講習を受けて終わり。正味小一時間で片付いてしまった。新しい免許証は即日交付とはならず、後日警察署に取りに行かねばならないのがチト面倒臭い。
次に、母が入所しているグループホームまで行き、預り金の補充と自分の接骨院という予定だが、接骨院の午後の治療時間まで少し間があったので戸田ブまで。までと言っても警察署のすぐ近く。
中古CDでフィストゥラーリ/ACOの白鳥の湖抜粋盤とジルベルシュテインのグリーグのP協、それにパパ・ヤルヴィのペールギュント組曲のを組み合わせた2枚を買った。
家に帰って鳴らしてみるもやっぱり冴えない音にガッカリ。こういうCDがそれなりの水準で鳴ってくれないと音楽を聴いていても面白くない。

そろそろ仕事の方も年末進行で慌ただしくなってきている。
地元紙では”堀口大学 文化の記憶”という連載が続いている。大学の著作物を毎日紹介している連載だ。昨日は”もう幾つ寝ると 旅の果て ついの住処(すみか)は 土の下 せめては薫れ わが骨よ”という詩だった。83歳の時の作品だという。堀口大学は新潟県長岡市ゆかりの仏文学者・詩人・歌人。
もう幾つ寝ると お正月、ではなく、旅の果て。なかなかに粋ではある。七味は80歳にはもちろんまだまだだけれど、それでも人生の半分を過ぎてだいぶ死というものが身近に感じられるようになった。正月正月と浮かれてばかりはいられない。もちろん死にたいとかそういうハナシではなくて、残りの人生、旅の果てはどんな結末になるのか?楽しみであるのよ。楽しみたい。

さて、今日は糸魚川の大火からちょうど一年。ローカルニュースばかりでなく全国ニュースでも特集が組まれていた。被害に遭われた方には本当になんと言ってよいかわからない。Kazuさん始め、糸魚川の知り合いの方は幸いにも大きな被害に遭われずに済んでホッと胸を撫でおろしたことが昨日のことのように感じられる。先日糸魚川に行ったときにはまだまだ更地の状態のところが多くみられ、復興にはまだまだ時間が掛かることを痛感した。

今年も残り8日。ブログの更新は2回くらいでしょうか。どうかお付き合いください。


   
画像検索結果
堀口大学

2017年12月20日水曜日

こうも寒くては・・・

今年も残すところ10日。このところの冷え込みは尋常ではなく。先日は最低気温マイナス2℃を記録。夕方、仕事から帰ってオーディオを鳴らすのだがすぐには調子が上がらないようだ。
バークレイⅡは元々ウレタンエッジだったと思うが、ゴム系のエッジ張り替えてある。多分、このエッジが寒さで硬くなっているのだろうと思う。20分ほど鳴らしてやると、随分と小慣れた音にはなるのだけれど、この20分が惜しいこの頃ではある。
この時期、気になるのは暖房器具から発するノイズ。このノイズを嫌って暖房器具等を使わないという猛者も居られるようだが、我が家ではそうも云っていられない。無ければ寒くて寒くて音楽を楽しむどころの話ではない。リスニングルームではファンヒーターを使っているが部屋の大きさに合わせて大型(12畳~用)のため送風口の風切り音というのだろうか、この音が結構する。

さて、音決めに四苦八苦中の七味。三銃士の会以降もそれは変わり無く依然として音が決まらない。それでも以前に比べて少しだけ帯域間のバランスは取れてきたかな。腰高な感じがしなくなった。ただ、ディスクによっては全く聴くに堪えないようなこともあって、調整はまだまだ続く。



2017年12月16日土曜日

気になるオーディオ

テレビや映画を見ていると登場人物の部屋にあるオーディオについ目が行ってしまうことがある。

ネプチューンの原田泰造主演の映画”ミッドナイトバス”新潟県内がロケ地というコトもあって県内で先行上映されるようだ。
ローカルの情報番組で予告編が流れた。その時映ったオーディオ装置。結構なもののよう。スピーカーは何だろう? CDはエソテリックのP-0が映っているようだ。1:15のあたり。
判る方、教えてください。






SW 最後のジェダイ と オーディオ三銃士

12月に入ってめっきり冷え込むなか、勤務はカレンダー通りの七味。終業後の研修など夜も忙しい。暇を見つけては接骨院通いをしたいのだが、なかなか時間が取れないでいる。今週の木曜日も研修会。出来ればドロンしたいところだったが上司から、報告のあとのディスカッションで意見を言ってもらうつもりだからと告げられ仕方なく出席。そのディスカッションもその前の報告が押しに押し割愛されて、いきなり七味君、どうでしょう?と来たもんだ。どうでしょうって言われてもさ、ディスカッションを踏まえての意見を言うつもりであったから、適当にお茶を濁しての現状報告と相成った。それでも他社との顔繋ぎが出来ただけでもありがたい。
昨日は”SW 最後のジェダイ”の公開初日。前作”フォースの覚醒”も初日に観に行った。”最後のジェダイ”は正直期待もしていなかったが、七味的にはかなりガッカリする内容だった。これから観に行く、という方は七味の感想など戯言と思っていただきたい。
行き当たりばったりでご都合主義的な話の展開。それに場面の終わりにチョイチョイ入る笑いを取る小ネタにドッチラケ。正邪両方ともにグダグダだし。お金を払ってケツの痛さを我慢してまで観るに値する映画ではなかった。
最後にルーカスフィルムのロゴが映し出されたが、ちょっと悲しく腹が立った。もうディズニーのロゴで良いんじゃね?もうディズニー映画でいいよ。ルーカスの名前使うなよ。

ちょっとした落胆お怒りモードのなか、三銃士の会。先についたうな君に助言を頂きながらSPセッティングとEQを微調整。
うな君はホントに頼りになります。おかげでどうにかこうにか聴ける音に。
そこにKazuさんも加わって、ネットラジオやSACDとCDの聴き比べなど、いつもの楽しい会となった。
音の方はホント恥ずかしい限りで、お二人には申し訳なかったな。次回までにはもう少し良くしたいと思います。
気になったディスク。うな君持参のクルレンツィスの悲愴のCD。なんでもアカデミー賞らしい。おのディスク、ダイナミックレンジがあまりにも広い。ボリュウム調整が難しいという。ボリュウムを上げ過ぎると最強音ではかなり破壊的な音量らしいく、下げ過ぎると今度は最弱音が全く聴こえない。それに弓の発する雑音が強調されていたり低音過多な録音の傾向。これは果たして優秀録音と呼べるのか?少々ギモンではある。演奏は細かいところまで神経が行き届いているし、なかなかに新鮮味のある演奏だったのに・・・。そこまでする必要ないんじゃないかなあ?

お二人が帰られてからも少し調整しています。

2017年12月9日土曜日

床の強度に問題あり

来週来られるKazuさんをお迎えするべく、音の調整に余念のない七味。
いろいろとEQのカーヴを作ってみたが今一つしっくりこない状態が続いたが先週になって結局、フラットになるように補正、測定した元となるEQカーヴが一番良いという結論に達した。
元カーヴが良いといっても、ちょっとドギツイ印象の音なので、少し1000Hz以上を削ってピーキーな周波数はある程度カット。今のセッティングではスピーカー後方の壁までは2mほどもあるせいか低域が足りないらしく、フラットになるように補正したカーヴでは低域がグィっと持ち上がっている。
これを下げてしまうと高音域に寄った感じでキンキンと腰高い感じになってしまうので、低域はそのまま生かしつつ帯域間のバランスを取ろうとしている最中。

が、50~100Hz前後のどこかの周波数で床が盛大に共振している。今はこれと格闘中。スィ―プ音などを使って調べているものの、まだ判明していない。
以前、壁の近くにスピーカーを設置していた時は左右両スピーカーの間の床ももちろん壁近くな訳で、ある程度強度があったが、今の配置ではスピーカーの間はちょうど部屋の真ん中あたり。
そりゃあ、盛大に鳴るわけだ。
何とか共振している周波数を見つけて叩きたい。あと一週間、間に合うか?ちょっとスリリング?

2017年12月7日木曜日

祝‼ -0.6pt.

実は七味、糖尿病なんである。4週間ごとにお医者さんのところに行って、採血と尿検査されている。今日はその受診日だった。で、2か月前から今流行りの低糖質ダイエットを実践中。
ご存知の方もあろうが糖尿病の指標は主にHbA1c(ヘモグロビンエーワンシー)、血糖値、体重の3つ。
これまで、カロリー制限でやってきたもののA1cの数値は徐々に上がっていき、この夏は6.9という値。お医者さまからも「いけませんなぁ~」と言われる始末。とは言われてもなかなか下げられず途方に暮れていた。
で、低糖質ダイエット。ダイエットといっても、減らすのは糖質だけ。ご飯やパン。それに甘い物だけ。
朝食の5枚切りのトーストを半分にし、夕飯のご飯は軽く一膳。昼食はカップラーメンが多いが、これはそのまま。
おかずの類もそのまま、というかご飯を減らした分増えたかも。油もお肉も減らすどころか逆に増えたし、お酒も特段控えることもなく、毎晩350mlの糖質70%オフのビールをバタピーをツマミにグビグビと。外食も到ってそれまでと変わらず。ただ、回転ずしと食べ放題だけはパスした。果物もほとんど食べなかったし、今まで飲んでいた野菜ジュースはトマトジュースがベースの野菜ジュースに変えた。糖質を抜く、という感じではなく無理のない範囲で減らす、そんな感じ。
運動は特になにも。

結果、先月6.9だったA1cの値が今月6.3に。マイナス0.6ポイントの大幅ダウン。体重も2か月で2.2kgほど減った。
これは大成果。今まで上がることはあっても落ちることのなかったA1cが落ちたのは嬉しい限り。
今までは7.0とならないように、というのが目標となっていたが、これからは6.0の血糖正常化を目標にできるところまできた。
低糖質ダイエットを2か月間やってみたが、食べる量全体はそれほど減っていないし、大好きなお酒やお肉も気にせず飲み食いできて特段、苦しい感じはなかった。


これからの時期は忘年会にクリスマス、そしてお正月と飲んだり食べたりする機会が増える。お酒は良いが、飲みの〆の炭水化物とクリスマスケーキとお餅は食べないようにしないとな。


糖尿病治療ガイド2016-2017(抜粋)[7]
日本糖尿病学会のHPから

2017年12月2日土曜日

低音がブーストされたと思しきディスク

今日は一日調整三昧。
幾つかのCDをとっかえひっかえしながらEQのホイールをクルクルと回していた。
このところ調整に使っているのは主に3枚のCD。
一つはハイティンクのショスタコーヴィチの6&12番、デッカ録音。バイロン・ジャニスのピアノによるプロコの3番、マーキュリー。そしてフィリップスのチャイコ三大バレエ音楽の抜粋盤。くるみ割りだけドラティのマーキュリー録音であとはフィリップス録音陣によるモントゥの白鳥とフィストゥラーリの眠りの森の美女ですべてロンドン響による演奏。録音データは詳しい記載がなく不明。今日もこの3枚を中心に調整していた。
EQを調整していてデッカのショスタコとマーキュリーのプロコは帯域間のバランス上手く取れて良く鳴るのにフィリップスのチャイコになると低域過多で上手くバランスが取れないことに気が付いた。
この抜粋盤に収められた各曲の元音源のCDを持っていないので確認はできないけれど多分低域をブーストしているのではないかと思う。
というのも、このCDは”A Touch of Classic”というクラシック音楽入門的シリーズの1枚。しっかりとしたオーディオセッティング下での聴取ではなくて、ラジカセとか簡易な機器での聴取を想定しているのではないか。
そのためにリマスタリングのときに低域をブーストしたのではないかと思う。
だからといって音が悪い、ということはなくてかなり優秀な録音の部類に入ると思う。さらにドラティのくるみ割りについていえば、後年コンセルトヘボウと再録音しているにも関わらず3曲ともロンドン響の演奏で統一するなど企画にこだわりさえ感じる。

Philips 422 265-2



音の調整は続くよ何処までも FFTwave



今週はユウウツな一週間だった。先週は金曜日に母の入所しているグループホームの家族交流会で有休を取ったため4連休だったことは前々回のブログに書いたとおり。
ただでさえアタマもカラダも重い月曜日。朝イチから午後の会議に必要な文書の作成を命じられ午前の通常業務が吹っ飛んだ。その後も次々と新しい業務が入り慌ただしいことこの上ナシ。

オーディオの方も状況は最悪で、凡その方向が見えたかに思えたEQの調整は恒例の泥沼に嵌った。Kazuさんから12月中に我が家の音を聴きたいという申し出があり、アワアワと狼狽えてしまった七味。これはマズイと焦った結果がこのザマである。
どうにも全体のバランスがよろしくなく、ピーキーな周波数が気になり出してしまうと、もうイケない。カーヴを弄っているうちに何が何だかワケが分からなくなった。しまいにはスピーカーの位置を動かすという禁じ手をやっちまった。疲れていたり、気分がクサクサしている時にEQを弄るとロクなことはない。すっかり行き詰った七味。そんな時、突然のブレークスルーが。
きっかけは書店で立ち読みしたオントモムック”オーディオ「お助け」ハンドブック【コンポのトラブル対処編】。そこに周波数解析のスマホアプリの記述があった。
これは使えそう。
で、早速に.NSoftware社のFFTwaveというフリーソフトアプリをダウンロード。使ってみるとこれが思ってた以上に良い。リスニングポイントに居ながら手元のスマホで問題のある周波数が分かるところがとっても便利。
だいぶピーキーさが解消された感じ。帯域間のバランスももう少し詰めていく必要はあるが、それでも随分と落ち着いた。
これで少しは音楽が聴けるだろうか?

画像はE.N SoftwareのHPより拝借