2017年12月23日土曜日

堀口 大学 展に行ってきた。

今日は家族で現在、新潟県立近代美術館で開催中の堀口大学展に行ってきた。前々からやっているのは知っていたが、来年の1月8日で終了ということで長岡まで出かけてみた。
大学は与謝野鉄幹・晶子夫妻の門下生で、後に外交官である父について海外を回っている。そこでコクトーやローランサンなどの知遇を得、日本人版画家の長谷川潔とも親交を持ったようだ。長谷川は大学の訳詩集や詩集の装丁や挿画などを担当している。
荷風や与謝野晶子の歌や書簡、本のコレクション、それに陶磁器のコレクション、書斎机などの展示があった中、取り分けて目を引いたのは、コクトーのデッサンとこの長谷川潔の版画。コクトーのデッサンは来日中に描いたもので、大学所蔵の本に描いたもののようだ。長谷川潔の版画は本の表紙や挿絵ということもあってとても小さいものだったが、なんとも言えず美しかった。

新潟県立近代美術館のHPはこちら

そこでふと思ったのが、ミヨーと大学はもしかしたらブラジルで邂逅しているのではないか?ということ。全くの思い付きなれどちょっとwikiで調べてみた。
大学がブラジルに渡ったのは1918年10月。それから23年の5月までブラジルに滞在している。一方のミヨーは18年の末にはクローデルに付き従いブラジルを離れている。二人が共にブラジルにいた期間はわずかではあるが、当時、第1次世界大戦では日本もフランスも連合国側であったことだし、クローデル離任の際などにはもしかするともしかしたかもしれない。
これは夢が膨らむなあ~。

この後、長岡市内のショッピングモールへビジネスバッグを買いに。
郡山時代から10年以上使ってきたビジネスバッグがこのところ大分へたってきていて、ファスナーのツマミのプラスチックが欠けてしまった。形も随分と崩れてしまっている。ちょうど2月に学会出張もあることだし、これをを機に新調することにした。
色々と見たが結局、気に入ったものが無く、購入は見送りに。

それにしても、ショッピングモールというところは苦手だ。人の多さにちょっと引いてしまう。ちょうどお昼ご飯時ということもありフードコートに行ったが、各店舗の前にはズラリと行列。その行列に並ぶこと30分。食べるのもせわしない。やっぱり苦手。疲れる。でも女性は好きなんだろうなぁ。こういうの。

長岡からの帰り、いつものように柏崎のオフへ。ボレットのリスト 巡礼の年第1年の国内初発と思しきCDが500円だったので、セカンド盤の第2年イタリアとショパンのバラード(こちらも国内初発か)とブレンデルの巡礼の年第2年と合わせて購入。4枚〆て2000円。
オフは基本高いが、たまにこういう掘り出しものがある?? そんなに安くないのか?



「長谷川潔 堀口大学」の画像検索結果
長谷川潔 《梟》
堀口大学 「月下の一群」扉絵
新潟県立近代美術館HPより拝借

展覧会カタログ

長谷川潔 《白鳥》

右上にあるNikoとは大学の愛称







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