3か月半ぶりに我が家に帰還したアンプ。
しかしながらメーターパネルが点灯せず、再度大阪の工房に送り返す次第と相成った。
とはいうものの、予定外のことであり、10月は結構予定が入っていることもあって、すぐの梱包・発送とはいかない。メールで相談の上、来週か再来週末に梱包・発送の予定と先方に伝えた。
▶今度は右が?
左右スピーカーからの出力差(右が小さい)という症状は一応、解消。症状があった時は明らかに右スピーカーからの音が小さかった。
修理から戻ったアンプを繋いみると、今度は右の音が大きいように思える。
デジタルEQによって左右それぞれを補正している我が家のシステム。補正したのは症状が出ていた頃。右の出力低下を補正するために出力が高めに補正されていたか?今となってはわからない。
一番良いのは再度測定、補正するのが良いのだろうが、そこまでのずくが今はない。
そこで、応急処置的にEQ上で左右のゲインを調整してみた。
▶アンプのゲイン調整は…
今は少なくなったが往年のパワーアンプにはゲイン調整用のボリュームのついているもの多い。MC2255は左右独立でボリュームが調整できるようになっている。我が家のシステムでは、EQとパワーアンプが左右独立で、プリアンプでは左右のバランス調整ではあるがゲインの調整ができる。
ボリューム・ゲインコントロールに関して言えばプリとパワーアンプのボリュームをどうするかというのも悩みどころの一つではある。
2255を使い始めた頃はパワーのゲインは半分くらいに絞って使っていたが、いつもお世話になっているNさんに聞いたところ、パワー側をMAXにした方が良いとアドバイスを頂いて以来そのようにしている。
▶左右のゲイン調整を…
で、左右のゲイン調整であるが、左右差の症状が出ていても、これまでは2255のメーターの針も振れたり振れなかったりで信頼性に欠けていたために聴感的にあきらかな左右差を感じても視覚的には確認が難しかった。
修理によってメーターが安定して振れるようになり視覚的にも確認できるようになった。
これでようやくにザックリ目視ではあるがメーターパネルを見ての調整が可能に。
で、で、調整。
パワーアンプのメーターをホールド(ピーク時で針の振れが固定される)にしてモノラル録音のCDをモノラルでプリから出力して、針の振れを見つつ、EQの左右ゲインを調整する。時折、音像のセンター定位を耳で確認。
結果、DEQで左を0.5dB上げ、右を1.5dB下げて相対的に2.0dBの差が聴感上は良さそうな結果に。
左右に音像が偏っているかいないか?という判断は難しい。
モノラル録音やモノラルで出力すれば、偏位はわかるが、普段ステレオ録音のオーケストラ音楽なんかを聴いていても微妙な差は判然としないことが多い。器楽曲や声楽なんかでもピッタリとセンターに音像が定位するわけでもない。ディスクによっても違うし。
七味は機器の故障による左右差を経験してしまったが故、その辺に神経質になってしまったが、皆さん、その辺のことはどうお考えなのだろう?
さてさて、本日よりまたまた三連休。サンキューサンキュー三連休!
本日は当初の予定が無くなって家で音楽を聴いている。ただ、暑っいわ~。あっちぇ~。窓を開けていても部屋の温度は30℃を超えている。
午後はエアコンを入れるべぇか?