2019年6月29日土曜日

電源工事からまもなく3週間だが・・・

オーディオ専用電源の工事からまもなく3週間が経つ。
平日に音楽を聴く時間はあんまり取れないのだけれど、ここまでの感想・印象などを。

工事直後に比べて出音の変化は少ない。もう少し化けるかと思っていたが、未だに何だかくすんだようなパッとしない音のまま。高音域のガサガサした感じも気になる。何がいけないのか?
帯域間のバランスが崩れてしまったようだ。
こんな時は基本に立ち返ってみるべし。

ということで、接点のクリーニングなんぞをやってみた。復活剤といったものは使わずにアルコールを浸した綿棒とガーゼでのクリーニング。
それから、ダメ元で電源プラグの抜き差しを数回。さらにネットで調べてみるとプラグのクリーニングも効果ありとのことで、こちらも貴金属磨き用のクロスで拭いた後乾拭き。拭いてみるとコレが結構真っ黒になるもんですね。
イヤー、効きます効きます。随分と音が明るくなった印象。激変とまではいかないが随分と変化する。少しだけ工事前の出音に近づいてきたカンジだ。あとはも少しEQで高音域のバランスを調整するかな。
クリーニングのあと取り出したのはチョン・キョンファのディスク。お気に入りのディスクが気持ちよく鳴ってくれることがウレシイネ。

さて、梅雨入りのあともそれほどジメジメとはせず過ごしやすかったがここにきて随分と梅雨らしい天気になってきた。こうなってくると紙コーンのバークレイは音が重たくなってくるからイヤだな~。



2019年6月23日日曜日

Previn / PIT Rhapsody in Blue

夏が近づくと、なんだかラプソディ・イン・ブルーをはじめとしてガーシュインの音楽が聴きたくなる。
LPではプレヴィンを2種所有している。
今日はそのうちのピッツバーグを弾き振りしたフィリップス盤を。追悼の意を込めて。

ジャズとクラシック両方のジャンルで成功した稀有な人。
そのジェントルな音楽の語り口を嫌い、という人は少ないのではないか。
ピッツバーグとのガーシュイン、以前は何だかモッサリ(特にオケが)とした演奏という印象だったが、久しぶりに聴くとなかなかに良かった。インプレッションはその時々で変わるもの。あてにはなりませんな。

今日は朝から障子の張り替え。とは言ってもまだ障子紙を剥がしただけ。これから貼り付け作業がある。腰が痛いところにこの作業は結構堪える。次回からはシルバー(人材センター)さんにお願いしたいところ。



2019年6月22日土曜日

地震もあった今週 レコードプレーヤー調整 高橋ユキヒロ

ようやっとの週末。
先日の地震。被害に遭われたかたにはお見舞い申し上げます。
こちら上越地方も結構揺れた。震度3。録画した映画(「007」シリーズ)を観ていると突然、スマホの緊急地震速報が。アラーム音が鳴って20秒ほど経ったところで横揺れが。15秒ほども続いただろうか。その後すぐに津波注意報が発令され、ちょっと緊張。
我が町は海沿いにあり海岸までは150mほどで海抜も10mくらい。
家人に声を掛け、着替えさせて逃げる準備をして待機。先に津波が到達した地域の潮位をみていたが、幸い潮位の変化は微弱とのことで避難はしなかった。
一時避難場所に指定されている町内会館は海岸近くにあるので津波が予想される場合にはそこには避難しない。逃げるとすればほくほく線か高速道路ということになろうか。
まだまだ、余震には注意が必要か。

それにしても緊急地震速報は有り難い。(地震が)来る!と身構え心の準備をするだけの時間的余裕を与えてくれるのは大きい。

先送りしていたレコードプレーヤーの水平出しをようやく。CDプレーヤーもそうだが、回転系の水平出しがなんとなく苦手。元来傾いている我が家において水平を取るのは至難の業。
今回、ついでにレコードプレーヤーからMCトランスに繋いでいるアース線の先端にYラグ端子を圧着してみた。
レコードプレーヤーを動かすのは随分久しぶり。滑らかに回るターンテーブルを眺めながらのリスニングはまた格別。
ただ、我が家の場合、ジャケットの外袋に細かいホコリが纏わりついていて手が汚れるのが難点か。みなさんはどうしているのだろう?

今日は今のところ高校生の頃からよく聴いている髙橋幸宏をパワープレイ中。




2019年6月15日土曜日

こういうミス、ありがちなッ! 反省。

昨日は上越の企業横断的な懇親会。市内有数の割烹での飲み会。料理も美味い。
地元の美味しい日本酒も飲み放題。冷酒だとこれがツルツルと入る。さらに飲み口をよくしようとお水で少し割るとこれがもう際限なく入ってしまう(笑)。
で、今日はすっかり二日酔い。代償は大きい。
昨夜から義理のお母さんが来ていて、今日は妻と二人で金沢富山へアイスショーを観に出掛けている。

電源工事をして5日ほど経った。やや熟れてきてきた感じがする。ここまで時間をかけて音楽を聴くことがあまりできないでいることもあって今までの音と比べて、どう違うのかまだよくわからない。
以前に比べて奥行き感は出ているが、どうにも騒がしい感じになった気もする。
良かれと思って、ベリンガーの脚にとタオックTITE-PIN25を挟んでいたが、プリのC36の天板の上に載せているため金属(天板)-タオック-金属(ベリンガー)となってガさついた音調になってしまった。そこで、従来のオーディオテクニカのハネナイトを使ったインシュレーターに戻したところ以前の音調に近づいた。
インシュレーターや機器の脚はやっぱりバカにできない、と再認識。

遅めの朝食と早めの昼食を兼ね近所のラーメン屋へ。二日酔いの空っぽの胃にややコッテリのラーメンが沁みる。
帰宅して機器の接続をチェック。プリのコンセントがしっかりと刺さっておらず。こういう事って注意していてもあるね~。レコードプレーヤーのアース線も無い無いと思っていたけど単線でつないでなかったわ。MCトランスから延びるケーブルにちゃんと一緒についてた (;^_^A

もう一度チェックして、いつものブーレーズのペトルーシュカとハルサイで出音の確認。
低音域が下までしっかり伸びて随分とクリアに、というか空気感を伴って聴こえるように。騒がしい感じもそれほど気にならなくなった。その意味では大成功?か。
しかし、いつの間にか寝落ち。しかも金縛り! 参りました。

安定のブーレーズ!





2019年6月10日月曜日

専用電源工事 完了!

期待と不安の入り混じる中、本日工事が完了した。

内容としては大元のブレーカーの分配器上流よりリスニングルームまでケーブルを引き、分配器を設置。そこから1回路コンセント4個口を2回路コンセントボックスに収めてもらった。
朝9時から11時半頃まで掛かったが、七味は特段することも無くぼんやりと工事を見守るばかり。

昨日のうちにケーブルを這わせる階段とリスニングルームの機器が載っている棚をお片付け。
工事完了を待って粛々と機器を元の位置に戻した。
コンセントボックスをアナログ機器用とデジタル機器用に2つに分けたこともあって、以前よりも機器の裏がスッキリとした。
今回、しっかりとしたコンセントボックスに収めたかったが予算の都合、プラスチック製のものとなってしまった。持ってみると非常に軽いし、叩くとバツバツと鳴く。そこで底部には滑り止め用の半球状のシリコンチップを貼り、天板と分電盤のスイッチにはうな君特製のレゾナンチャッテ・チップを貼った。効果はありそう?
取り敢えず、CDから音が出るようにはした。レコードプレーヤーは水平出しが面倒なのでまたの機会に。MCトランスからプリに繋いでいたアース線が行方不明になってしまったのもある。

さて、音の変化であるが、変化はあった。
ただ、”ウワーッ、専用電源ってやっぱ、スゲーッ!”的な感じは全くしない。そんなのは期待もしてなかったが。
今のところは以前に増してやや、奔放な鳴り方になった。ただ今回機器間のケーブルをすべて外してまたつけて、というようなことをやっているし、組み直しもしたので、それによる変化とも思える。
これ以前にはノイズフィルター付きのコンセントタップだったがノイズフィルターが無くなったことも影響しているやも知れぬ。
まあ、しばらくは様子見と行こう。少しエージングが必要みたいだ。そのうえでベコべコのコンセントボックスの交換も考えようか。

取り散らかった棚の上を・・・

キレイにして

分電盤を取り付けてもらって

ベカベカのコンセントボックス 
天板中央にはレゾナンチャッテ・チップを

2019年6月9日日曜日

もしも・・・

ちょっと前に「帰ってきたヒトラー」という映画を観た。面白かったので小説も読んでみた。
自決直前のヒトラーが現代にタイムスリップするお話。ヒトラーのモノマネをするコメディアンと思われていたが、徐々にその鋭い舌鋒で現代の大衆を煽動していく様は見応えあり。

さて、もしも現代にフルトヴェングラーがタイムスリップしてきたらどうか?なんて妄想が湧く。
果たして現代の聴衆を魅了することは可能だろうか?
現在のベルリンやウィーンのオケを振ったとしてあのような演奏となるだろうか?

こんな妄想、疲れてるんか?オレ・・・


2019年6月8日土曜日

栴檀は双葉より芳し Gould / JSB Goldberg Variation(rec,55)

栴檀は双葉より芳し

グールドのデビュー盤、55年録音のゴルトベルク変奏曲を聴くといつもこの言葉が思い浮かぶ。
大成する人は幼少の頃から優れている、の意だがもちろんグールドはこの頃既に幼少ではないわけだが。

55年録音のデビュー盤を聴いたのは81年盤を聴いたずっと後であるのだけれど、最近は55年盤の方を聴くことが多い。
この55年盤が世に出た時はいったいどんな感じで受け止められたのだろうか。
七味がグールドを知ったのは彼が亡くなったあとのこと。81年盤が話題になったこともずっと後でしった。
ゴルトベルク変奏曲のディスクもグールドの2種とキース・ジャレット盤くらいしか持っていない。バッハの鍵盤楽器の曲はピアノよりチェンバロの方が好きだが、グールドのピアノはとってもしっくり来て違和感めいたものもない。
最初のテーマからしてスッキリとしていて81年盤と比べて古典美が勝るが、かなり異端な演奏なのだろうか。

今週は何だか仕事が忙しくて疲労困憊。音楽を聴く気力も湧かない。晩酌するとすぐに眠くなって音楽聴く前に寝落ち。妻の方も会議やら社内の委員会だのを4つも掛け持ちさせられクタクタのご様子ですこぶる機嫌が悪い。触らぬ神に祟りなし、か。週末はそれでも労わってあげようか。
そんなこんなで落ち着いて音楽、どころではないがこんな時、グールドのバッハは不思議と気持ちが落ち着く。正直、よく分かんないので聴き流す感じでいつも聴いてます。
モノラル録音だが、鑑賞には十分な音質。

例年、甲信越地方で唯一最後に梅雨入りすることの多い新潟も今年はすんなりと梅雨入り。その途端の大雨。それでも蒸さないだけマシか。
いよいよ月曜日に電気工事が入るので、この週末はマジでオーディオ機器をはじめ、棚の上のものを片付けなければならない。

SonyClassical SRCR1921
紙ジャケ仕様




2019年6月7日金曜日

うな君のトコに行ってきた。 2016/04/28再掲

※Yahooブログが間もなく終了ということで、Yahooブログに書いた記事が消えてしまう。よって記事を再掲することにした。最後に少し新たに記事を加えています。

今日はイトコのうな君のところに行ってきた。うな君のところには1年ぶりくらいだろうか?いやもっと随分とご無沙汰だったような気もする。
いやいや、お休みのところすまんかったですね。

彼のところはPCオーディオ。
昨年、プリアンプにトライゴンを導入。あと、何だっけ?アップサンプリングの機器も導入したというのは聞きもし、彼のブログにも報告があったが、なかなか聴きに行けず、今日ようやくに聴けた訳。

一聴、随分と細かい音が拾えている感じ。それに全体的に静けき音がする。何でしょう?両方の機器の効果らしい(彼がそう言っていた)よ。ホントに細かいところまでよく見える(聴こえる)。ただ、音楽のアラが見えやすいような気もした。このあたり好みは分かれそう。
で、そうそうにお暇して、我が家に直行。CDパシッ、のスイッチポンで我がシステムの音と聴き比べ。あの静けさはやっぱりすごかった。うちのシステムでは逆立ちしても出てこない音だ。やっぱりアンプなのか?
他人のシステムを聴くとどうしても自分トコの音を確認、比較したくなっちゃうんだよねえ。負けず嫌いなのか?皆さまいかが?

~現在~
この記事を書いたころは、我が家のシステムはなかなか思うような音とならず試行錯誤中だったと記憶している。
約3年たって、随分音の傾向も変わったと思うがどうなのだろうか。
うな君のところには今もコンスタントに行っているが、彼のところも随分とシステムの顔ぶれが変わった。そのうちまたお邪魔させてください。

2019年6月1日土曜日

久しぶりに完全オフの休み Zdeněk Košler / Czech PO. ベルリオーズ”幻想交響曲”

悲しいこと、腹の立つこと、うれしいこと、いろいろありましたし、ありますが待ちに待った週末土曜日。完全オフです。先週の新潟、先々週の裏磐梯の強行軍が祟り、身体が限界。悲鳴を上げておりますです。
チョコチョコと買い込んだディスクの感想など。

という事で、コシュラー/チェコのベルリオーズの幻想交響曲。
この盤、概して評判は宜しくない。一言で”つまらない”と。う~ん、そうかもしんない。
Denonのスプラフォンレーベル。85年プラハ芸術家の家での録音。ジャケットにはPCM DIGITALとの表記もあるからデンオンの機材を使っての録音と思われるが詳細は不明。
チェコ・フィルの幻想は珍しい。モノ期にカルロ・ゼッキがあるくらい。聴いたことはないけれど。
演奏はというと、やはり少々大人しい演奏、という事になろうか。ミュンシュに代表されるような一気呵成に突き進むような演奏の方を以前は好んで聴いていたこともあるが、最近はアンセルメやブーレーズなど音の重なりで聴かせるような演奏が合うようになってきた。それでもコシュラーはかなり大人し目。悪く言えば安全運転。とはいえ、チェコフィルの美音で幻想が堪能できるのは有り難い。
やや沈んだ、落ち着いた感じの録音はデンオンPCM録音機器の特質か。アンチェル時代のスプラフォン録音はもう少しカラリと乾いた明るい音調だったが。

明日は町内のイベントに交通整理の役で駆り出される予定。ということでこの月曜日は残っている代休を頂き3連休である。次の月曜日にはいよいよ電気工事。オーディオ機器周りを片付けて機器を棚から降ろさねばならない。
電源強化は楽しみではあるが、少々億劫なことではある。

DENON 33C37-7722