2025年2月23日日曜日

3連休の二日目

今日も雪模様の天気。この連休は雪の予報だが少し落ち着いたか。降ったり止んだりといったところだが晴れ間も見えたりして止んでいる時間の方が多い。
日用品の買い物に出かけるくらいで家でじっとしている。
こんな時は読書に限る、がこれがなかなか進まない。もう細かい文字が霞んで霞んでしょうがない。遠近両用の上にハズキルーペでようやく読めるが目が疲れてしまう。
意識しないうちに眉根を寄せてしまっているようで目の周りの筋肉が凝る。次第にそれが頸や肩コリに。何か良い方法はないものか。
スマホの文字も表示を大きくしなければ読めなくなったし、仕事でもエクセルは120%拡大しないとならない。

久し振りにStereo誌を2月号と3月号続けて買った。2月号は特集がレコード&カートリッジ、3月号はマッキントッシュ。久し振りと書いたが最後に買ったのはいつだったか思い出せないくらい。10年、いや20年くらい買っていない。すっかり薄くなってしまったStereoを見てオーディオの凋落を感じる。厚さ1センチくらいだもの。価格は2月号が1155円、3月号が1265円。3月号が少々高いのは特集に合わせてマッキントッシュのステッカーがついてるからか。高いと言えば高いがこの値段で続いているというのは凄いことだと思う。だって週刊文春なんて500円超えてますからね。
音楽の友社はレコード芸術誌が休刊(実質的な廃刊)となって次はStereo誌か?と言われているがどうなのだろうか。
3月号のマッキントッシュ特集は読みごたえがあった。マッキントッシュのプリアンプのナンバリングは基本的に製造発売が後になるほど数字が大きくなっていくが例外もあって混乱することも。なのでアンプ一覧は助かった。
始めて聞いたがマッキントッシュのユーザーをマキニストと呼ぶらしい。

もう一冊。
許光俊 著「決定版 交響曲の名曲・名演奏」講談社現代新書
これは最近出たもの。
SNS上では許という人は以前、演奏会でのプレトーク中に「早くしろ!」と怒鳴ったとか、演奏を聴かずにさっさと退席したとか音楽評論家なのにマナーが悪く、かなりの数アンチがいて、良く言う人を見たことが無い。ウィッチはちょっと前までその話を全く知らなくて。今はどうかは知らないが。
まあ、それはそれとしてこの本を面白く読んでいる。演奏家(指揮者)を評しては時には歯に衣着せぬ、なかなか辛辣な物言いでニヤリとしてしまうところもあったりする。まあ敢えてそういう書き方をしているのだろうがコレにはやり過ぎと感じる方や怒る人もいるんではないかと思う。まあ、らしいと言えばらしい気はする。

EQの調整はというと、微妙なところの調整の段階に突入。中音域から高音域(315Hz~3150Hz、5000Hz)あたりのバランスをみているところ。耳痛い感じのところを叩きつつ、繋がりよくなるポイントを探っている。今は耳痛い感じは少ないが出てくる音に音楽性があんまりない状態。あともう少しなんだけどなぁ。それが難しい。

SNSでフォローしている方がブルーノ・ワルターのベートーヴェン全集を聴いた感想を上げておられた。懐かしく思い、自分も聴いてみた。
学生の頃、しかも一人暮らしを始めたころに買った記憶がある。上下各3枚組でそれぞれ7500円だったような。全集としてまとまって出た最初かセカンドではないかと記憶している。ウィッチが初めて買ったベートーヴェン全集。マックルーアによるリマスタリング。
演奏はワルターらしい優美さの中に奇数番の曲などは厳しさもあり、誠にワルターらしい。
すでに引退してカリフォルニアのビバリー・ヒルズで余生を過ごしていたワルターを口説き落として録音された一連の作品はユダヤ人としての苦難や芸術家として順風満帆とは言えなかったそれまでの人生に対する大きな贈り物のように思う。
ベートーヴェンを始め、この時期にステレオ録音された演奏の記録が無かったらワルターは現代において忘れられていたんではないかと思う。
ベートーヴェンについて演奏のスタイルとしてはすっかり古いもの。ウィッチもどちらかと言うとピリオド奏法による演奏が面白いと感じるが、ワルターの演奏は普遍的で永遠だ。










2025年2月22日土曜日

あいかわらずの雪・・・雪

今週は月曜日からずっと雪模様。通勤時の運転だけでクタクタのヘトヘト。
週の半ばに訪問リハビリで職場からもう少し山の方に入ったところへ。それはもう凄い雪。家の1階部分が雪に覆われていた。聞けば一度重機で雪を掻いてもらったという。
今朝は氷点下となったこともあって、圧雪の下は凍っているみたい。脇道に入ろうとハンドルを切ったが曲がれない。危うく雪壁にぶつかりそうに。
そんなわけで疲れは溜まるばかりでかなりしんどい。当初は24日は出勤のつもりだったが急遽休みを頂くことにした。なんとなく気持ちは晴れないがゆっくりしたい。

そんな時は止めておけばよいのに、ついついオーディオの調整をしてしまう。
スピーカーの間隔を空けリスニングポイントも動かしてしまったことでEQカーヴの左右のバランスが崩れた。聴いていて耳が痛い感じがあったが左に比べて右チャンネルのゲインが大きいことが原因のよう。右チャンネルのゲインが大きいと言ってもすべての周波数帯域がそういうことでもないから厄介。仕方なく例のディスクにある各周波数の正弦波を再生し聴いた感じで調整した。まあアバウトと言えばアバウトだが最終的には自分の耳が頼りなのはマイクを使った補正後の調整でもすることだから。
格闘3日。寝食は忘れることなく地道な作業の結果、概ね左右の音が揃ったか。次に、少し音の色付けを。中音域の特定の周波数帯域をいくつか少し持ち上げてみる。このあたりは好みで。で、只今経過観察中。
だいたい良さそうな感じだがどうなることか。直接音多めが好みなのが、SPが側壁に近くなったことで反射音のエネルギーが多めの音なったことに耳が納得いっていないのだと思う。
もう一つ。
年末に判明したスピーカーのビビり音。160Hzに現れるアレ。やはり気になって色々と調べてみると、どうもSP端子のプラ製のBOXと背面のバッフルの嵌合部分の一部に隙間があってそこが共振している様子。
どうしたものかと思案して、今は亡き戸田書店のしおりをその隙間に差し挟んでみた。
結果は見事にビビり音は消失。応急処置としては上手く行ったかな。
地元の戸田書店が閉店の時、無理を言って20枚ほど貰ってきたもの。ちょっとした厚さがあってスペーサーとしては最適なんである。

さて、慢性的な鼻づまりのウィッチ。慢性副鼻腔炎ですな。年に2,3回何かの拍子に劇的に悪くなって急性副鼻腔炎になったりして酷い頭痛だったり頭重感。
最近、ネットで「鼻うがい」なる言葉を目にして興味深々。
副鼻腔。頭蓋骨の鼻腔の周辺にある空洞で音の共鳴などの役割をもつが炎症を起こして膿が溜まると鼻がつまりなんとなく高域の抜けも悪い気がする。
という訳で買ってみた「鼻うがい」
要は鼻腔に液体を注入して鼻の穴の中を洗うわけ。専用の洗浄液と注入用のボトルで1200円くらい。
で、早速やってみた。鼻がつんつんするかと思ったが、全くしない。思っていたよりスッキリとはしないがサッパリする感じで気持ち良い。副鼻腔まで洗うというわけではないと思うが、寝る時の鼻づまりは随分と楽になって、良く眠れるようになったかな。
しばらく続けてみようかと思う。

ビビりが無くても結構振動はしてます


2025年2月16日日曜日

割と穏やかな

大雪も峠を過ぎ、今週は割と穏やかな日々。
NFL2024シーズンのスーパーボウルはフィデルフィア・イーグルスが一昨年の雪辱を果たして見事に優勝。
史上初の3連覇がかかるカンザスシティ・チーフスが有利とも言われていたし、かなり接戦が予想されていた。最終的には40対22というスコアだが、第3クオーター終盤までチーフスは無得点という一方的な展開だった。何といってもイーグルスディフェンスがチーフスオフェンスになにもさせなかったわけだが、イーグルスのオフェンスも凄かった。まあチーフスディフェンスが出ずっぱりとなって後半バテてしまったというのも作戦のうちだった。
アメフトはこのあたりの戦略も面白いところ。
これでNFLはオフシーズンに突入。2025シーズンは9月。それまではコーチの人事やら選手のトレードにドラフト。これもまた楽しみ。

オーディオは相変わらず。
リスニングポイントを少し動かしたこともあって、少し耳痛い帯域があるので、以前に畏友から頂いたカーオーディオのセッティングCDの各周波数チェックのトラックを使って耳で調整した。
全体に音が右に寄る傾向があったのでパワーアンプの左右ゲインで調整し、微調整をEQで行った。
何となく良い感じなのだが、なんとなく違和感も有ったりで面白くない。
何かしっくりと来ない感じ。そんなわけであまり音楽を聴くという気にならない。
EQのカーヴはこれまでと基本的には変わらないが、周波数ごとの左右のゲインの微妙なズレが原因と思う。
それを修正しているのだが、段々とわからなくなってきてといういつものパターンに。
全帯域でフラットになる様には調整していないが、100Hz・800Hz・2500Hzあたりに強いピークがあるようでEQでそこを叩いている。逆にディップはあまり弄らないようにしている。
耳痛い感じはピークを
まあリスニングポイントとスピーカーの位置関係・距離にもよるのだけれど。今のリスポとスピーカー位置での話。
高音域は波長も短く、数センチちょっと頭を動かしただけで随分と変わってしまう。
まあだいぶ耳痛い感じは減ったし左右揃ってきた気はするのだけれど。ちょっと自信ない。

今週末は土曜日宿直明けで家に帰ってからかなりの時間寝てしまって無為に過ごしてしまった。ホントは明けにラーメン食べて入浴施設でひとっ風呂浴びて本屋に行くつもりであったのだけれど、9時オープンという入浴施設に9時半頃行ったら入浴は10時からと言われ30分待つのはなあとなり結局そのまま帰ってしまった。面倒くさがり。
今でも結構な面倒くさがり。齢をとって身体があまり言うことが利かなくなったらどうなるのか。引きこもりになってしまいそう。今でも半分そんなところがある。恐ろしい。

日曜日の今日はそれでも少し持ち直して音楽を聴こうという気に。オーディオの事は隅に置いておこう。
という事で手持ちのバッハなどを。
リヒターのロ短調ミサはもう一つ持っているクレンペラー盤に比べてスッキリしていて聴きやすい。リヒターのバッハというとマタイ受難曲だが実は聴いたことが無い。これはそのうちに。



2025年2月9日日曜日

それにしても凄い雪

先週のブログで雪はそんなに、なんて書きましたがその後もの凄い雪。
海沿いの我が家はそれほどでもないけれど、ちょうど風の通り道なので吹き溜まるので、隣近所に比べてちょっと多く積もっている。
週の前半からずっと降りっぱなし。それでも気温が低いこともあって少ない方だったかもしれない。これがもう少し暖かければ雪の粒も大きくもっと嵩が行ったかも。
職場は山沿いの入口みたいな所なので結構積もったな。退勤時に車の屋根から雪を落とすのが地味にキツイ。
運転も除雪作業で積まれた道路脇の雪が壁になっていて横が全くみえないし、路面はガタガタで所々雪が深くえぐられて陥没しているところがあったり、轍も深くてタイヤを持っていかれることもしばしばで、気を緩めると道路脇の雪壁に突っ込みそうに。運転は慎重に成らざるを得ない。

そんなわけで肩から背中がバキバキに凝っている。先週までのストレスもあったためか、左の脇から胸にかけてズキズキと痛む。帯状疱疹かと身構えたが、この感じは肋間神経痛の様。
まあ帯状疱疹はなったことが無いのでどんな痛みかはわからないが帯状疱疹は50歳代になったら気を付けないといけない病気の一つではある。ワクチンも接種したいのだがコレが結構お高くて。
痛み止めの薬と貼るカイロでなんとか一週間。

冬の雪国オーディオのお楽しみは屋根の積雪による遮音効果。普段よりも外の騒音が少なく静かになる、というのがある。家が新しくなってその効果は随分と薄れたがやはり静か。
EQの調整も何とか形になりつつあり、今週は音楽をたくさん聴いた。
DAC導入から一か月が経ち、すっかり馴染んだ感あり。CDプレーヤー単体ではややガサガサした感じだった出音も滑らかに。
高域のヒリヒリした感じは内振り角度を少し開いてホーンの開口部がもう少し耳に向くようにしたことで改善した様子。あまり気にならなくなっている。

さて、この月曜日はいよいよスーパーボウル。カンザスシティ対フィラデルフィア。一昨年と同じチーム同士の対戦。この時はカンザスシティが僅差で勝った。そこからカンザスシティは2連覇で今年史上初の3連覇なるか?というところ。フィラデルフィアは優勝を逃したあとチームが崩れかけたものの見事にチームを立て直し進出。
両チームとも攻守に隙が無く、接戦が期待される。ウィッチの推しはフィラデルフィア。
ゴー!イーグルス!ぶちかませ!
という事でもちろんお休みはしっかり頂いているの。

2025年2月2日日曜日

メンタルは少し復活

2月。何とか乗り切ったよ1月。正直なところ限界一歩手前という感じだった。この疲労がまた3月くらいに来るのだろう。今は休日とあって随分と楽な状態。

今シーズン何度目かの最強寒波らしいが、この辺では?という感じ。
最強寒波の時は太平洋側に雪が降るが、日本海側は寒すぎて雪があんまり降らないので助かっている。しかし普段雪の降らない地方の方は大変だろう。
大変といえば、埼玉の道路陥没事故。トラックの運転手さんがまだ救助されていない。何と言って良いか言葉もない。一刻も早く救助されることを願うばかり。
しかし運転中にあんな大きな穴が目の前で開いたとして、どうしてみようもない気がする。
こんなことが起きないようにインフラの整備のために税金を使ってはくれないか。
それならば税金や社会保障費の負担増も受け入れる余地はあるのだが。

スピーカー調整中と書いたが、EQの調整というのが正しい。SPの間隔を広げて内振りの角度を緩めてみたが なかなかコレ、この音だよねという感じにならない。
幾つかカーヴを作ってはみたが結局以前のカーヴがやっぱり良い感じがして元に戻してみたり。
スピーカーが開いたこともあって音が前に飛んでくるようになったのは良いが少々元気が良くなりすぎた感じだが音の傾向は慣れたこともあって結構気に入っているのだがもう少し落ち着いた感じで鳴って欲しいところ。
調整で音楽を強制的に聴いたのが良かったのか体調はだいぶ戻った感じ。

2月は28日しかないけど祝日が2日もあるお得な月。
まあその2日とも仕事の予定なんですがね。3月には新潟と高崎の演奏会に参戦の予定。ベートーヴェンの第九とマーラーの第九。マーラーは昔学生オケで聴いた記憶があるがプロの楽団の演奏は初。ベートーヴェンは秋山先生追悼の意味も込めて聴きに行こうかと。
新潟ではお正月にいらしたお二人のうちのコロコロさんという方の御宅にお邪魔もする予定。それを励みに2月を乗り切る所存。

昨日は延期していた誕生日のお祝いを直江津駅前の居酒屋さんで。美味しいお酒と地元の白身のお刺身、それに生牡蠣。あとは名物のするめの天ぷら(する天)を。スーパーでも売っているのだけれど、揚げたてはやはり一味違う美味さ。お酒もすすみ、二日酔い。

今日は妻が出勤なのでお留守番。おでんを作ることに。
おでんは家で作ると材料費が高いと妻は言うが。パック入りのおでんがスーパーで売ってはいるけど、物価高の昨今はみるみるおでんの具がショボくなってて。まあ2~3日かけて食べるので良し。
出勤前の妻から御飯も炊いといてと言われたものの、スーパーに買い出しに行くと恵方巻が。御飯はこれにしよう。おでんと恵方巻で決まり。
3月の演奏会のチケットをコンビニで発券し、お昼はコンビニでドーナツでもと思ったら売ってない。仕方なくパン屋でハンバーガーを買ってコーヒーのお供に。
午後からは音楽タイム。
先日のマーラーの7番の復習をショルティ/シカゴの優秀録音で。
全く持ってスポーティ。曲の持つおどろおどろしさは無い、というかそういう曲とは考えていない感じでグイグイと進んでいくが演奏が完璧なので説得力がMAX超え。力づくでねじ伏せられてしまう。
なかなかつかみどころのない音楽だが、何か決然とした意志を感じる音楽。過去との決別のような感じも。

さて2月。体調に留意して過ごしたいもの。