2019年4月29日月曜日

Ligeti Masterworks  サランネットのこと

連休2日目の昨日はイトコのうな君のところへ行ったきた。
SPとアンプ、さらにはDACも買い替えたとのことで、久しぶりに訪ねた。
スピーカーの変更が大きいのか。KarmaからELACに。ふわりと天井に向かって立ち昇る音はそのままに、より透明度を増したような音はとても美しかった。
ただ、ここぞという時のパンチの効いた音が出ない印象。そういうスピーカーではないのかもしれないが、まだまだ調整の余地はあるように感じた。
お互いの奥様も快く了解してくれたので、当初予定はしていなかったが、うな君を誘ってそのまま我が家に帰って次は我が家でオフ会。
いろいろと改良のヒントをもらった。うな君、ありがとう。
気になったのがサランネット。うな君は外した方が良いという。その方が明らかに音が良い。それは七味も承知の上。ただ、ユニットが露出しているのが苦手。目玉のようでちょっと怖い。バークレイⅡはサランネットも含めたデザインを気に入って購入を決めたところもある。音質を少々犠牲にしてもネットを付けた状態で聴きたい。
とはいうもののサランネットの音質に与える影響には興味はある。音量的に損失があるだろうことは想像できる。気になるのはどの周波数帯域なのかということ。
バークレイのサランネットはネットだけでなく、ネットの裏に板が打ち付けてあるタイプ。重量もあり音への影響も大だろう。

さて、GW直前に出荷されたCD。高速道路の渋滞もなんのその。昨日届いた。
ジェルジ・リゲティのBOX7枚組ソニー・クラシカルとDGの4枚組。この2つはダブりも少なく偶然だろうが上手く補完しあっている。
リゲティというと映画「2001年宇宙の旅」でのアトモスフェールやアヴァンテュールなどが使われていることで有名だが、以前、コパチンスカヤの動画を観ているなかでラトル/BPh.と共演したコンチェルトがヒット。なんとなく面白く感じてストリーミングなどでも聴いていた。こうしてまとまった形で聴くのは初めて。
まだ、つまみ聴きの状態だし、難解といえば難解。今のところ全く理解できない。それで良いのだろう。良いことにさせてもらおう。

明日は出勤日。前半の3連休は今日で終わり。10連休、始まる前は長いなあと思っていたが意外と過ぎるのは早いのかも。

バークレイⅡのサランネットを外したところ
ユニット径にくり抜いた板に打ち付けてある

板は結構な厚みと重さ

上:DG 00289 477 6443
下:Sony Classical  19075877922

2019年4月27日土曜日

GWがスタート

待ちに待った大型連休がスタート。初日の今日は生憎の雨模様。しかも寒い。まるで3月のような冷え込み。
午前中は高校時代の友人のお父さんの葬儀に参列してきた。喪主を務めた友人も久しぶりに会うのがこんな形で…、と言っていたが仕方ない。
娘は学校、妻はPTAで出かけているので、今日は七味一人でお留守番。
お昼は冷凍のエビシューマイを肴にビールを引っかけ、これまたレトルトのインドカレーで済ませた。

久しぶりにバルビローリのブラームスの4番を聴く。解像度が上がったと思われる今の状態ではどう鳴るのか興味深々、期待してトレイに載せる。
出てきた音は…やっぱり何だか冴えない。モヤモヤッとしている。交響曲の後に入っている大学祝典序曲の方が録音がいい。
何度か繰り返し聴いたがさっぱり。
そこで物は試しとディスクを消磁してみた。結果はバッチグー。さっきまでの音がウソみたい。終楽章終結部に向かっていくところの木管がデミヌェンドしていくところ。ホールの響きに吸い込まれる、というか溶け合う感じは今まで聴こえてこなかったもの。細部にばかりこだわるわけではないが、ホールやスタジオの雰囲気がフワッと薫るというか垣間見えたりすると俄然、楽しくなるね。

アレコレ聴いている間に寝落ち。連休初日、サイコーのスタートである。

そうそう、2月くらいにHMVに注文したCDのこと。発売日が4/26なのはまあ良い。ただGW。明日は着かんだろうな~。

Disky HR 708222

現在のEQカーヴ
これに加えてパラメトリックEQでピークを叩いている





2019年4月23日火曜日

オーディオ専用電源の引き込み計画が始動!

連休直前、思いもかけず妻からオーディオ専用の電源引き込みのお許しが出た。
そこで、業者に来てもらう事にし、いつも電気関係のお願いをしている電器店さんに来て頂いた。
が、そこの電器店さんでは手に負えないとのことでそこを仲立ちに電気工事業者にお願いする運びに。
全く電気関係に無知な身でアレコレとお願いするのはちょっと恥ずかしかったが、不明な点の確認と凡その希望をお話した。
分電盤の回路がすでに一杯とのことで、元のところから2階のオーディオルームの外までケーブルを引っ張ってきて、そこに小さな分電盤を取り付けることになった。
オーディオルームのコンセントは4口×2として、その位置や取り付け方法は後日検討することに。

工事の時期は機器周辺の片づけなどを考えて連休明けの5月中の何処かで、とお願いした。
コンセントは幸せの黒い猫さん推薦の明工社のホスピタルグレードのものを希望しているがここは予算との兼ね合いでどうなるか?
もう一つ、アースの問題。電源の大元のところではアースを取っていないのでは?とのこと。この辺りは砂地という事で、アースの効果はあまりないのでは?とも話していた。
このあたりも要検討課題。
予算は上を見てもキリがない、とは言っても大した額が出せるわけではないし、思ってた以上の工事になりそうで、小心者の七味はちょっと震えが来ている。さて上手くいくのかどうか?

2019年4月20日土曜日

荒井由実 Super Best of yumi Arai オーディオの解像度

金曜日は同僚の送別会。元々は先週の予定だったがその同僚が体調不良でお流れになっていたもの。タイミング的には懸案の監督官庁の監査のあととなり、その慰労の意味もあった。今回は上司(部長)抜きの飲み会で、気兼ねなく大いに飲み、語り、そして笑った。

上越高田の桜は見頃を過ぎて葉桜に。まだまだ朝晩は寒いけれど、日中は割と暖かく風が心地よい。
オーディオは特に変化なく、というかあんまり聴く時間が取れていない。音楽は通勤のクルマの中で聴くくらい。
先日、テレビでスタジオ・ジブリの「風立ちぬ」を観て荒井由実の音楽が無性に聴きたくなりAmazonで中古のCDを購入した。
七味はユーミンの荒井由実時代をリアルタイムではほとんど聴いていない。まとまった形で聴くのは今回が初めて。アルバム「ひこうき雲」の時はあえてノンヴィブラートで歌ったとも聞くが声がとても素直な感じに伸びていて良い。
結構、後ろ向きな感じがあって、聴きながらまったりとした気分に浸っている。
このディスクの中の「海を見ていた午後」でのユーミンの呼吸の感じなど、ちょっとゾクゾクするくらい。こういった細かい部分がよく響くようになったのは嬉しい限り。
オーディオに関して、いろいろやったがやっただけの効果はあった、と改めて実感。

たぶん、こういうのを解像度がよくなった、とか解像度が上がったというのだろうと思う。
理由の一つとして、EQの調整によって低域のブーミーな感じが減って、マスキングされていた中~高音域がよく聴こえるようになったためではないかと考えるのだが、どうなのだろう。部屋の伝送特性が解像度の良し悪しに大きく関係するようにも思うが、もちろんそればかりではなく、電源ケーブルやSPケーブルのアルミ巻きなどのノイズ対策の効果も大きいように思う。
解像度の良し悪しにはきっと複数の要因が有るのだろう。

今週仕事を頑張れば10連休。まあそのうち2日は出勤日であるけれど、旅行の予定もあったりうな君のトコにも行きたいし、楽しみである。

TOCT 10716-7




2019年4月14日日曜日

夜桜見物 Saint-Saëns BACCHANALE Dutoit / OSM

昨夜は高田公園へ夜桜見物に。昨年は暖かく会期中に大方の桜が散ってしまったが、今年は肌寒い日が続き、桜の花も長続きしている。明日15日が最終日ということもあってか、大勢の人が花見に繰り出していた。物凄い人で前へ行くのにも一苦労。ここでうっかり転びでもしたら圧死は確実だろうなあと思いつつ慎重に歩いた。
途中、カップ酒の熱燗を飲み身体を暖めつつツマミを求めて屋台をハシゴ。夜桜を愛でつつチビリチビリと啜るお酒のなんと旨いことか。いい気になって途中からは仲町の居酒屋へ移動して飲み直し。
今朝は結構な二日酔いだった。代償は小さくない。

お昼近くになって起き、装置のスイッチを入れ小音量で音楽を流しておいて朝昼を兼ねた食事。
身体も装置も暖まったところでデュトワ/モントリオール響によるフレンチ・コンサートのCDからサンサーンスの”バッカナール”を。
このCDのライナーノートによると、バッカナールはギリシャ神話の酒神”バッコス(バッカス)”に由来する言葉で「飲めや歌えのお祭り騒ぎや、奔放な快楽を表現するバレエ、あるいはそういうシーン」のことを云う、とある。
歌劇「サムソンとデリラ」からの一曲だが、オペラは聴いたことがないけれどこのバッカナールは随分と聴いた。エキゾチックな旋律とシンコペーションがとってもエロティックな一曲。

オーディオの方はというと、ケーブルアルミ巻きのあと、静香ちゃんというよりは大人しい音になってしまったので少しだけEQカーヴの高音域を持ち上げてみた。
一言でいうと出るところは出て引っ込むところは引っ込んで高音域~中音域が綺麗に響くようになって随分とグラマーな感じ。帯域間のバランスもまあまあ良いと感じている。
連休中にEQの測定やり直しを考えていたが、ちょっとイジリたくはないな、と思い始めている次第。




2019年4月7日日曜日

電源ケーブルをアルミ巻き

先週、出掛けたついでに100均でアルミホイルを買ってきて、両アンプのケーブルに巻き付けてみた。クネクネしている電源ケーブルに、アンプを設置したまま(もちろん電源を落とし、ケーブルは抜きますよ)巻き付けよう、ってんですから随分と雑な仕上がりに。
で、聴き比べてみると、効果は微妙。有るっちゃあ有るくらい。それでも少し高音域は静かになったかな、と思われる。じゃあアルミホイルを外しての比較、とは簡単にはいかない。ノイズ感が増えたわけではないしそのままで良しとした。
その後、幸せの黒い猫さんとのやり取りの中で機器すべての電源ケーブルに巻いている、上流の機器が効果的とお聞きしたので、今週初めにCDプレーヤーとベリンガーのDEQのケーブルにもアルミを巻いてみた。失敗したのは巻く前にケーブルを水拭きし忘れたこと。ケーブルに付帯する静電気を取ってなかった。
で、経過はまずまず。ついでにアースもしてみた。一層静かになった感じもする。劇的変化とまでは言えず。終始チリチリ・ヒリヒリとしたノイズが乗るわけではなく、乗る時と乗らない時があることも判明。隣室の娘の部屋が怪しい感じ。ま、これでしばらく様子見としよう。

アンプが帰還してきて、だいぶいろいろな対策・調整・変更をやって、音の方は落ち着いた。
現在のDEQのカーヴはアンプ修理前のものだし、前回測定時とSPの位置も変わっているので、測定・補正もしたいけれど、今はその”ずく”がない。10連休中にやるか?


春はゴンチチが聴きたくなります。



2019年4月6日土曜日

高田城百万人大観桜会に行ってきた

今朝は快晴に気を良くして窓を開けたが、黄砂が舞っているらしく部屋が薄っすらと黄色に染まってしまった。失敗、失敗。
昼前に家族で高田公園にお花見に行ってきた。娘は途中で友人と合流とのことで離脱。職場の駐車場にクルマを停めて歩いて高田公園に。途中の青田川沿いのの桜も満開。枝が川面の方に垂れ下がっているのがこれまた、良い。
昨年は開会前に咲いてしまい、会期の途中で葉桜に。天候も不順で寒さが堪えたが、今年はタイミング良く会期最初の週末に満開、見頃。人出も昨年より多いと思う。
寒いかと思い、上着を持って行ったが羽織る必要もないくらい暖かく、気持のよい花見となった。
お土産に新潟名物”ぽっぽ焼き”を買って帰ってきた。





2019年4月1日月曜日

新元号発表の日 オフ巡りは不発に

社の創立記念日でお休みの七味は春休み中の娘とお出かけ。
長岡のブックオフを巡り、柏崎のインド料理店へ行ってきました。

新元号発表の時間はちょうど長岡のブックオフの駐車場に。新しい元号は「令和」とのこと。まだまだ耳慣れませんが、そのうちに馴染んでくることでしょう。平成への改元の時は学生で、学校で知ったんじゃないかと思います。よく覚えていませんが。
安倍首相の会見はクルマの中でAMラジオで聴きましたが、それにしても安倍首相は活舌が悪い。のラジオのノイズに塗れてよく聞き取れませんでした。
早速”令和18年”は”R18”なのかと揶揄するようなツイートがあり、くだらないながらも笑ってしまいました。

恒例のオフ巡り、娘はそれなりに収獲があったようですが、七味はというと全くの不発。
ショルティ/LPOの”青髭”とロジェのピアノ、デュトワとのサンサーンスのピアノ協奏曲全集を買ったくらい。他にも気になるディスクはありましたが見送りました。

柏崎に入り、目的のインド料理店”ガネーシャ”へ。

750円のランチを注文。3種のカレーとナン、サラダ付き。結構な辛さにヒィヒィ云いながらも食べすすむうちに段々と美味しさが際立ち、ついついナンをお替り。食べ過ぎました。
このカレーを食べるために柏崎に行ってもいいくらい。
8~10人くらい入れる個室もあって、壁のディスプレイには数々のフィギュアのコレクションが。なかなか圧巻でした。さすがコレクションのまち柏崎。

左からキーマ・日替わり(チキンと大根)・エビ
ナンがまたカリカリのフワフワで絶品!