2018年2月27日火曜日

横浜狩猟日記

いやぁ、久しぶりの出張。横浜での学会も無事終了。さっき、家に帰りついたばかり。
初日のスケジュールがずれ込んでしまい、馬車道のホテルにチェックインしたのが9時近く。中華街まで行こうとも思ったが疲れたので、ホテル近くの中華料理家店で済ませてしまった。横浜だから中華料理というのも安直ではあるが、少しは、ね。雰囲気味わいたい。
2日目は午後の発表を少しだけ聴いて帰路に。横浜駅周辺でこちらも少しだけ買い物。チェックしておいたレコファンにGO。オールジャンル結構な品揃えもゆっくりと品定め、というわけにもいかずスクロヴァチェフスキのVOX録音集を買ったのみ。LPもかなりあったが、荷物増えるのも嫌だったので今回はパス。機会があればまた狩りに来たい。そのあとディスクユニオンにも寄った。クラシックについてだけ言えば品揃えも少ない上、ジャンル別に並んでいるだけなのでお目当てのものを探すのがちょい面倒で、ちょっと期待外れ。アメリングのフランス歌曲集とベルグルンド/ヘルシンキのシベ2の国内初発盤を買った。ベルグルンドは晴れて国内初発盤をコンプリート、と相成った。

桜木町から学会の会場までの道すがら横浜美術館に立ち寄った。お目当ては以前行われた長谷川潔展のカタログ。日本の古本屋でも何点か出ていたが、やっぱり中をみて(購入を)決めたい。
ま、買っちゃうんですケド、ね。
いや、とても美しい作品の数々。今回の最大の収穫はコレ、かな?

もちろん、学会も有意義な内容でしたヨ。


家に着いてみると、先回のブログにも書いたとおり、5か月待った(忘れていた?)CDが届いていた。ジャッド/ニュージーランドのツェムリンスキー「人魚姫」「シンフォニエッタ」(NAXOS)とビエロフラーベク/チェコPO.のヒンデミット(シャンドス)。
後々、ゆっくりと聴くこととしよう。今日は、もう疲れた。




2018年2月25日日曜日

5か月は新記録 ヘイ・ユウ!

Outlookを覗いていると、HMVから入金依頼のメールが届いていた。
はて?最近はトンとご無沙汰しておったが・・・と思い、架空請求詐欺かと疑いかけた瞬間、思い出した。9月に注文したヒンデミットとツェムのCD。ヒンデミットの方がなかなか入荷せず野比のび太だった。すっかり忘れていた。しかし5か月とは。気の長い話である。

ピョンチャンオリンピックも終わり。蓋を開けてみれば計13個のメダル。メダルが取れなくても選手の素晴らしいパフォーマンスに感動した。個人的にはそり系の競技やアルペン競技に日本人選手が少なくて寂しい気がした。どうしても華やかな競技に関心が行ってしまうし、やっぱり強化にはお金が必要なわけでそのお金はやっぱりメダルの取れそうな競技に行ってしまうというマイナー競技には負のスパイラルなんだろうなぁ。
何だかんだ云って結局盛り上がるオリンピック。2年後はTokyo。楽しみ。

明日から出張の予定。どこかで何とか時間を作って中古レコードShopに行きたい、と画策中も難しそう。

俳優の左とん平さんが亡くなった。七味の世代では多分、西遊記Ⅱの猪八戒役(Ⅰは西田敏行)でおなじみの名バイプレーヤーだった。ご冥福をお祈りします。


2018年2月24日土曜日

弦チェレあれこれ

小澤/ボストンの弦チェレを聴いていて、弦チェレのLP他にもあったかなあ?と棚を探してみると、ショルティ/LSO盤とライナー/シカゴ盤があった。
そう云やあ、買ったなあと。ほとんど全く聴いていない。1~2回くらいは通針したかな。要は買ってそのまま、ということ。でもこの二枚は買ったシチュエーションをよく覚えている。
中古レコードは取り敢えず買っとけとばかりに買わないといけない。別にいけないわけではないが、買いそびれて後悔はしたくない。安ければなおさら。お安いレコードなら盤質はそれほどの期待はかけてないので、検盤もほとんどしない七味である。それでもループするような深いキズ盤にはまず出会った記憶がない。キズがあってもノイズの程度は様々。多少のプツッ・プチ・ポツッといったノイズであれば、十分聴ける。
まず、ショルティ盤は福岡の中古レコード屋さんのワゴンセールのエサ箱に放り込まれていたもの。確か500円。ジャケットは本当は白いのだがかなり黄ばんだ汚いジャケット。レコード番号からするとアメリカ盤のよう。ライナー盤は新潟のオフでゲット。こちらは680円くらいだった。リヴィングステレオというコトで期待したが、レーベル面はシェードドッグではなかった。かなり後のプレスのよう。
この曲についてあまり知識を持ち合わせていないが、曲冒頭の弦楽器のなんとも言えないグルーヴ感が好き。なんだか達筆・雄渾な書を観ているよう。
ライナー盤はSACDハイブリッド盤も持っているが、LPの方が同じ演奏なのに音に厚みがあり熱を孕んで一層スリリングに聴こえる。音質的にはSACDの方が良いがクールな感じで少々物足りない。ショルティ盤は後年のシカゴとのものも攻撃的に聴こえるがそれよりもさらに攻撃的。アンサンブルもギリギリ持っている感じで、その緊張感も相まってスリリングな仕上がり。録音も優秀。
ライナーとショルティ、やっぱりライナーの貫禄勝ちか。ライナー盤の方がより歌を感じる。両者を聴いたあとでは先日の小澤盤も大健闘しているが、やはり物足りなく感じてしまうのは事実。

RCA LSC-2374

LONDON CS6399

2018年2月22日木曜日

レコード再開

今日は先日の大腸ファイバー検査の結果を聞きに病院へ。診察は1時間とかからないのだが、ほかの所用も一遍に片付けたいのと、ここのところ少々疲れ気味のこともあって1日お休みを頂いた。検査の結果は2個取ったポリープは良性とのことで一安心。ただ、来年も便潜血が陽性なら大腸ファイバーを受けてください、とのこと。

さて、所用をすべて済ませ帰宅したのは午後の2時。途中、病院近くの書店(戸田ブ(ックス))で中古LPを購入。小澤/ボストンのバルトークとレヴァイン/CSOのメンデ真夏の夜の夢抜粋。ジャケットのアートワークが秀逸。思わずジャケ買い。
久しぶりにケンウッドのプレーヤーを回した。
最初にかけたのはイッセルシュテット/WPh.のベートーヴェンの7番。いやあ、ぼけぼけの眠たい音。昨年の11月に配置を今の状態にして以来だから仕方のないこと。カートリッジもほぐれていないし、そういえば音楽を聴くのも4日振りくらいだった。それでも次第に聴ける音になって来る。
次にかけたのはドラティ/DETのペトルーシュカ。我が家のチェックLP筆頭。これですっかり目覚めた音になった。
小澤のバルトークは真面目か?というくらいキッチリした音楽。整然とした演奏は小澤の真骨頂。リズムのエッジが立っていてボストン時代の小澤の最良の姿がそこにはあるかな。録音はやや平板ではあるものの不満ないレベルか。とにかく聴いていて楽しい。

ピョンチャンオリンピックも終盤に。ここまで日本はメダル総数で長野オリンピックを超えたという。
羽生選手も凄かったが七味はやっぱり小平選手に一番感動したかな。
そんな中、俳優の大杉漣さんが亡くなった。我が家では主にご飯の盛りに関連して「大杉(多すぎ)漣!」と大杉漣さんの名前が会話のなかに出てくることもあって残念なことと感じている。わが家はこうしたダジャレ、地口が好き。これからも我が家では「大杉(多すぎ)漣!」、使っていきます。
ご冥福をお祈りいたします。

この盤に限ってはCDよりLPの方が音が良いと断言できる

ジャケットでは弦チェレ・役人の順だが
実際はA面に役人、B面が弦チェレ。


2018年2月17日土曜日

ピョンチャンオリンピックを観てる2 バライチ

ピョンチャンオリンピックも折り返し。日本人選手にもメダルで少しほっとしていたところで羽生選手の金メダル。
昨日のショートプログラムの圧巻の演技には脱帽。4か月振りの復帰戦でのあの滑り。あの強メンタルはスゴイというよりも人外のもののようでかなりコワい。
今日のフリー、今か今かと録画していたアイスホッケーの試合を観ながら待っていたが、見事に寝落ち。リアルタイムでは観ていない。ここまで日本は金1 銀5 銅3
個人的には小平選手のスピードスケート500mに期待している。小平選手カワイイ、と思うオジサンは結構多いと思う。

羽生選手のショートの演目はショパンのバラード第1番。スケートヲタク(スケヲタ)の妻に云わせるとバライチ、というらしい。クラヲタは多分そんな略し方はしない、と思う。
普段、ショパンをほとんど聴かない七味。バラードも持っていないと思っていたが、ありました。ボレットの演奏。CD期の録音。この頃のボレットは円熟の極み。テクニック的にはすでに下り坂まっしぐらのような気もするが、ゆったりとしたテンポ。貫禄で聴かせる、みたいな演奏か。

London F32L-50550

2018年2月12日月曜日

ピョンチャンオリンピックを観てる

何だかんだ云っても結局観ちゃうピョンチャンオリンピック。
ここまで日本選手にメダルはまだないが、そんなものだろう。そもそもマスコミがメダル、メダルと煽りすぎだ。いかに肉体的にも精神的にも強靭なアスリートといっても若い子も多い。過度な期待がプレッシャーとなって押しつぶされることが無いように願うばかり。また、結果が悪いと手のひらを返したように叩くマスコミ。これもヒドく身勝手に過ぎると思う。
それにしても寒そうだ。気温が低い上に風も強い。体感温度的にはもっと寒いのだと思う。
時差がないのは良いが、放映権の関係で先日のスキージャンプが深夜ってどうなのよ?選手のコンディションまるで無視。観てたケド結局寝ちゃったよ。
もう一つ。北の美女応援団。やっぱり違和感がアリアリ、というか個人的にはかなりの気持ち悪さ。試合の運びと全然関係ない感じの応援は浮きまくってんだけど、判ってんのかな。どうなのさ。

当地はまたも大荒れの天気。昨日一昨日ですこし雪が溶けたからよかったが、結構積もっている。
よってBS放送はまたも受信障害で観れず。とくに角地にある我が家は吹溜り易い。これはやっぱりアンテナの位置を直さねばならんな。
それにしても今年は雪がよく降る。海水温の上昇が大雪の原因ではないかと思う。地球温暖化なんて言っているケド・・・、なんて話もよく聞くがやっぱり地球温暖化の影響も大きいのだろう。昨今の記録的な集中豪雨も根っこは一緒。一旦温まった海水温はそう簡単には下がらないだろうし。

明日からまた仕事だ。この調子では早起き確定か。スキージャンプ女子観たいけどどうなる?
最近の発見。ヘルメット女子が何気にカワイイ。

2018年2月11日日曜日

すっかり復調です WAM Quintette avec Clarinette K.581

午前中に市内の休日診療所で頂いた総合感冒薬を服用し、音楽を聴きながら転寝して過ごすと夕方には体調もすっかり戻った。PLという顆粒の薬は飲むと少し眠くなる効果がある。身体を休めて治すということなのだろう。普段なら眠くて仕事どころではなくなってしまうが、仕事をしなくてよい今日のようなときにはちょうど良い。

昨日は音楽など聴けたもんではなかったが、毛布に包まり暖かくしてモーツァルトのクラ五重奏なんぞを子守歌にウトウトするなんてのはとても心地よかった。うどんばかりだった夕食はすっかり普段モードに。ウィスキーを少しだけ舐めて身体もポカポカに。
ウォルフガング・メイヤーのクラリネット、モザイク弦楽四重奏団の演奏。この曲は多分、このディスクしか持っていないので演奏の良し悪しは分からないけれどバセットクラリネットのややほの暗くもふんわりとした響きとピリオドアプローチの弦楽四重奏の清澄な響きが何とも言えず転寝には最適、ではあった。
持っているこのCDはnaïveのレーベルカタログ付きのもの。一昔前は各社カタログを作成し頒布もしていたが、今ではほとんどなくなってしまった。メジャーレーベルよりもマイナーレーベルのものの方が紙質も良く豪華だった。シャンドスやBISは大判で画集のようだった。今はディスクにくっつけるのが主流らしく、その分ディスクもお安くなっていることが多い。

今日は終日の荒れ模様。さっきから雷が鳴っている。今しがたは我が家のすぐ近くの電波塔の避雷針に落ちた。物凄い音と揺れだった。また大雪になるのだけはご勘弁願いたい。

naïve V5059

2006年のカタログ付き




具合悪し・・・

相変わらずの寒さの3連休。
土曜日、起きてみると頭痛がするし何だか身体の節々がエラク痛い。微熱もある様子。こりゃぁ、インフルに罹ったか?A型はともかく、B型はあまり熱も上がらないという。その日一日様子をみて体調が変わらなければ休日診療所に行こうと決めた(あんまり早くに行っても検査でインフル陽性とでないこともある)。
で、さっき行ってきた。案の定のエライ混みよう。殺伐とした空気。ジッと名前が呼ばれるのを皆が待っている。
検査の結果はインフル陰性。ホッとした。PL顆粒という総合感冒薬を頂いて帰宅。
インフルと思って昨日来寝ていた時は段々と具合も悪くなるような気もしていたが、陰性と結果を知ると、何だか身体症状も軽くなってくるから不思議。
まあ、こんな風に体調が良くない時はどんなに音楽を聴いても気持が入っていかないもの。
それでも床に入っていても寝すぎて身体も痛くなってきたことだし、少し起きて音楽を鳴らしてみようか。

2018年2月6日火曜日

どうなるフォールズ どうすんのさ、イーグルス

さて、一夜明けてもSBの興奮醒めやらぬ七味。例年、この興奮はなかなか醒めない。
今朝も70センチほどの積雪。もうウンザリ。しかしSBの興奮を持って乗り切ってみせるぜ。

昨日の深夜に再放送されたSBの中継も雪によるアンテナ受信障害で最後の30分ほどしか録画されていなかった。しかし生放送では観ることができなかった4Q最終盤のプレイがやっと観れた。
41対33というスコアはしかし、薄氷を踏むような勝利だった。最後、時計が0秒になるまでのギリギリの攻防には本当に痺れた。負けたペイトリオッツではあるがやっぱり凄いチームだと改めて思ったし、少しだけ好きになった。

優勝したイーグルスのQBニック・フォールズがスーパーボウルMVPに輝いた。ネットでそのニュースに触れた時は涙が止まらなかった。
というのも彼は数年前まで、イーグルスのQBだった。この時、見事なパスコントロールを目にしてこのQBが好きになった。怪我をしてチームを去ったあと、他チームを転々とし、再びイーグルスの控えQBに。以前よりも落ち着きが増し、リーダーシップもついて一回り大きくなったように感じた。そして見事SB優勝。そしてMVP。これが喜ばずにいられようか。

SBが終わって、NFLはシーズン終了、とともに来季に向けて始動となる。
ここで気になるのはフォールズの去就である。
怪我でシーズン終盤を棒に振ってしまったが、イーグルスにはカーソン・ウェンツという絶対的なエースQBがいる。フォールズはそのウェンツの控えQB。
しかしですよ、イーグルスをSB優勝に導き、MVPを獲得したフォールズ。イーグルスはそのフォールズをどうするのだろう?また放出するのか?
日本のプロ野球でいえば、日本シリーズ優勝に貢献した沢村賞投手をトレードするに等しいこと。

スーパーボウルMVPといってもイーグルスではやっぱり控えQB。それでもQBとしての実力を証明し、その価値は高まった。フォールズを欲しいと思うチームもいくつかあるだろう。
ここはやっぱりトレードだろうなあ。その方がチームにもフォールズにもメリットがあるし。
以前フォールズがいたころHCだったアンディ・リードがいるKC(カンザス・シティ)チーフスあたりが獲ってくれないかなー。
リードの戦術は熟知しているはずだし、トレードで出されたアレックス・スミスとタイプも似ているし。きっとマッチすると思うのだが・・・。
そうなってくれれば七味はホント嬉しい。
どうなるフォールズ?

2018年2月5日月曜日

第52回SBはフィラデルフィアが制覇!

う~ん、凄かった!
41-33。両チーム合わせた総獲得ヤードが1000ヤード超えというノーガードの殴り合いみたいな試合。最後はここまでディフェンス力で勝ち上がってきたイーグルスがペイトリオッツからようやくファンブルを奪って勝負あり。
とはいうものの、最後の3分ほどはBSアンテナの受信不良で全くテレビ映らず。イーグルス勝利の瞬間はリアルタイムでは見れず仕舞いで、さっきようやくNFLジャパンの動画で観れた。
この時期のBSはコレがあるからツライ。NHKさん、サブチャンネルで結構ですので地上波で放送してくれないか。

午後からは警察署に先日更新した免許証を取りに。それにしても凄い雪。幹線道路も圧雪でガタガタ。除雪が追い付いていない。こりゃ、明日も早起き確定だな。

2018年2月4日日曜日

JB Piano Concerto No.1 G.Graffman Munch / BSO

明日はいよいよSB。AFCはペイトリオッツ、NFCはイーグルス。ペイトリオッツの連覇か、下馬評を覆してイーグルスか。優勝はやっぱりペイトリオッツになりそうな予感もするが、イーグルスには頑張って欲しい。イーグルス推しの七味。
心配は雪。いえ、SB開催地のミネアポリスがではなく、我が家のこと。今晩から朝にかけて雪の予報。生中継されるBS放送は雪に弱い。これでアンテナ受信不良だったら泣くに泣けない。

今日も休みの七味。先日、ポリープを摘まんでもらったので一週間はお酒が飲めない。検査後に一週間の注意事項ということで頂いた用紙にはタバコも控えてくださいという一文があった。看護師さんに確認したところ、絶対ダメ、というわけではないらしい。禁煙、とは言わないが血流が悪くなり、ポリープ切除したところの治りが悪くなるんだそうだ。七味は節煙、と受け取って過ごすことにしよう。

今日はEQを少しだけ微調整。500Hzを1.5dB下げ、合わせて1000~2000Hzも0.5dB下げた。これだけで随分とスッキリとした方向に変化する。
随分とたくさん音楽を聴いたが、今日一番はグラフマンのピアノ、ミュンシュ/ボストンのブラームスのピアノ協奏曲第1番。昨秋にロマンティック・マスターピースと後期ロマン派作品集という2つのBOXセットを買ったもののセッティングの見直しやらEQの調整やらでほとんど手を付けていなかった。最近になってそれを少しづつだが聴いている。
ブラームスの2曲あるピアノ協奏曲のうち、どちらかといえば1番が好き。心のモヤモヤ(いや、悶々か?)を打ち払おうとするかのような冒頭のトゥッティから怒涛の序奏を経てピアノはスィーッと入ってくるあたりが七味の”ここ好きクラシック”。
で、ミュンシュはココを一気に駆け抜ける。すべてを攫って行くかのように駆け抜けていく。
グラフマンのピアノも互角に渡り合っているが、ここはミュンシュの貫禄勝ち。
58年の録音ということでLiving Stereoだが音はそれほどではない。ヒスノイズも多いし音の潤いもない。オンマイク気味でホールトーンは少ないが鑑賞には十分。差し支えなし。

ミュンシュのロマン派の音楽は、ミュンシュでなければというほどのものでもないけれど、ヨーロッパ、ドイツ系の演奏にはない一種思い切りの良さ、みたいなものがある。深みというか滋味、のようなものは少ないけれど、ストレートな味わいがあるように思うが、決してスマートではなく、その音楽は重く鈍く、あまり整理されない。オケを巻き込んで、まるで嵐のような音楽。
ただ、この辺は正直、まだよくわからないでいる。

Sony Music 88697826732



2018年2月3日土曜日

何処だ? Short Ride in a fast Machine S.Rattle / CBSO

眠い。異様なほど眠い。音楽を聴いていてもあっと言う間に寝落ち。全く目が開かない。しかたないのでこうして眠りながらブログを書いている。ウソ。

今日の昼食は近所に出来た台湾系と思しき中華料理店に行ってきた。この店はチェーン店なのか何なのか知らないが、ここ数年のうちに結構ボコボコとあちらこちらにできていて、そこそこリーズナブルでボリュームがあり、そこそこ美味い。ラーメンとご飯もののセットなんてものを頼んでしまうとお腹が破裂寸前になるのは間違いない。家族3人でそこそこ満腹になって2900円だった。

先日の夕飯時、この地区の水道使用量が例年に比べて以上に増えている。ついては各自、水道管破裂による漏水がないか注意してくれ。といった内容の防災無線が流れた。
今のところ水道水は出ているし、破裂、漏水の心配はなさそうだが水道の元栓の位置を確認しようと家の裏に回っってみたものの、雪が積もっていることもあって確認できず。水道管も断熱材のようなものが巻いてあるが地面から剥きだしのところもある。台所の張り出しの下なので新しい断熱材を巻きつけようにも作業がしにくい。仕方なく積もっている雪を張り出しの下に詰め直接には風が当たらないようにするのが精一杯。これで大丈夫か?

ジョン・アダムズの”Short Ride in a fast Machine”
4分半足らずの曲ながら、繰り返し聴きたくなるようなウキウキする曲。
今ではこの曲単体で演奏されることが多いのかもしてないが、元は”Two Fanfares”の第2曲にあたる。
アダムズは一応ミニマル音楽の作曲家として分類されるのだろうか。16/17年シーズン、BPh.のアーティスト イン レジデンスとして指揮台に立ち、その作品も演奏され、ベルリンフィル・レコーディングスからセットもリリースされている。

七味的にはこの演奏が好き。ビエロヴラーベク/チェコPO.の演奏
疾走感もさることながら、ファンファーレとしての祝祭的格調高さがよく表れているように思う。




2018年2月2日金曜日

大腸ファイバーに行ってきた

今日は有休を頂いて、大腸ファイバーに市内の総合病院へ行ってきた。事前の診察で検査開始が午後の2時と聞いていたのでまるまる1日お休みを頂いたが、午前の最後に滑り込みセーフ。1時には終わって、昼食を取り今しがた戻ったところ。

検査は思ったよりも苦しくなくホッとした。それでもお腹のなかをグルグルとかき回す感じはやっぱり不快ではあった。高校生の時の虫垂炎の手術以来。
ポリープ2個を摘まんで(生検、バイオプシー)もらって終わり。結果はまた後日に、となった。
検査中、七味もモニターを見ることが出来た。お腹ん中はもっとまっ黒なのかと思いきや、綺麗な色。ウフフ。
検査の前に大量の下剤(約1L)に水1Lを飲みながら、便が出なくなるまで、排泄を繰り返すわけだが、下剤を飲みながら検査を待つ部屋(って、なんか非日常的過ぎて笑える)に見ず知らずの男女が、言葉を交わすこともなく各々用意された下剤を飲みつつ、時折トイレに立ち上がり部屋を出ていく。
誰も話しかけたりしない。黙々と下剤を口に運ぶ。誰か下剤をこぼしたらきっと、この場も和むのになあなどと思いつつ七味も黙々と下剤を口に。
ちょっと何だか居たたまれなくなった。

さて来週月曜はいよいよスーパーボウル。そう、月曜も有休頂いてます。四連休~。