2019年11月29日金曜日

今週は散々で・・・

寒い。新潟市は今日、うっすらと雪が積もったようだ。
今週は、娘のインフル騒ぎもあって、七味もクタクタ。何だか身体が怠く、関節も痛いのだが、熱は全く上がらないという状態。熱さえあれば堂々と有休を申請できるのに!とこの症状を恨めしく思いながらの一週間。
何とか仕事をこなして帰宅し、夕飯を済ませると早々に寝床へ、という生活。
週末のなんと待ち遠しかった事か・・・

そんなわけでオーディオには一切触れることなく過ごしたわけだが、そんな時にも脳内オーディオシミュレーション回路が働き、ああしてみよう、こうしてみようとなるから始末が悪い。
今日は幾分、体調が良いこともあって、帰ってから早速にスピーカーの内振り角度をもう少しつけてみようと思ってます。

この週末は少し大人しくしていようと思案中。

さて、ヒリヒリ・シリシリノイズ感。スピーカーのせいか?と前回書いたところそれはスピーカーのせいではないというご意見を頂いた。ちょっと言葉が足りんかったか、と反省。
スピーカーの仕様、もしくはセッティングの問題ではないか?と言いたかったのです・・・。
それで、セッティングを見直してみたわけです。
結果、それほどノイズ感は感じなくなったわけで・・・。
果たして、いまのところは、これまで気になっていたモノはノイズだったのか・・・?そんな疑問が湧いているところで御座います。


2019年11月24日日曜日

カナレ4S8導入から一週間 SPセッティングの見直し

インフルエンザで寝込んでいた娘も今朝は少し熱も下がったようでちょっと安心。明日もう一回近医を受診させるかな。

SPケーブルをカナレ4S8に変えてもノイズ感は大きな変化はナシ。音調も特段の変化はない。ただ、ノイズの違和感というか音楽とは異質な感じは少なくなったようで、音楽に溶け込むような印象に変わった。
そうすると原因はもしかしたらスピーカーなのか?やはりアンプか?。イヤ、両方なのか??
本来ならアンプをデノンにしてみてノイズの原因がアンプなのかを検証するのが筋なのだろうが、そのずくが今はない。
以前、一度、左右のSPを入れ替えてみたりもしたがノイズ感は変わらなかった。そんなわけで最近では、高域を受け持つホーンの仕様なのか、という気もしている。

で、今日はスピーカー位置の微調整をやっている。
以前から内振りにセッティングしているが、高域が突き刺さるように鳴るのが嫌でその角度をあまりつけていなかった。
スピーカーの内振り角度を強くしてフロントバッフルがしっかりとリスニングポイントを向くようにセッティングしてみる。ノイズはやっぱりあるし、気にならないというレベルにもならないけれど、楽器の音が力強く聴こえるようになった。
EQで帯域間のバランスを整えつつアレコレと聴いているが今のところは及第点。
ただ、なんだか耳痛な音で、肩も凝ってしょうがない。

忘れないようにこれを貼っておくことにする。バークレイⅡの周波数特性とアッテネーターの特性の表。2000Hzあたりから結構上がっている。これを参考に高域を下げてみた。



2019年11月23日土曜日

久しぶりのオーディオ三銃士ナリ~

アメリカはオレゴン州にホームステイしていた娘は金曜日の夜遅くに帰国。インフルエンザ症状のお土産付き。本日は妻に連れられ休日診療所へ。インフルの検査はマイナスだが、症状からインフルとみなした格好での治療となった。
そんな娘を家に置いて、七味はKazuさんとイトコのうな君のところへ。久しぶりのオーディオオフ会。
スピーカーをエラックに変えて以降、七味は2度目(前回はGWの前半だったっけ)だがKazuさんは初めての訪問となる。
天気もよく暖かで最高のドライヴ日和。しかし、国道から側道に入る道を間違え右往左往。うな君の家までの道が未だに覚えられない。Kazuさんの方が詳しいくらいでちょっと恐縮。妻の実家までの道と合わせて七味には鬼門と言える。

聴き始めは他人のシステム故どうしても違和感がぬぐえないが、聴き進むうちに慣れて気にならなくなった。
前回はどうにも低音が不足しているように感じたものだが、今回はその辺りが割と改善されて音の量感もアップ。随分と聴きやすい感じ。
全体に繊細で、透明感のある出音。とはいえ、響きは整理され過ぎた印象も抱いた。この辺りうな君も本意ではないようだが、うな君の音の好みの傾向なのかとも云えるように思う。純米大吟醸のように磨かれ、雑味の無い音、と評するべきか。この辺り、我が家の音と比べると録音時の暗騒音バックノイズが聴こえてこない感じともいえる気もする。このようなスッキリとした佇まいの音は七味宅では逆立ちしてもバク転しても出てこない音で、全く羨ましいとしか言いようがない。

うな君のところに行く前に腹ごしらえと立ち寄った8番らーめん。物凄い混みようにビックリ。ここのラーメンは学生時代によく食べていた懐かし青春の味。チェーン店でもお店によってお味が異なるところもある中、ここは大体どこに行ってもほぼ同じクオリティのものを提供している。30年前と変わらない美味しさだった。
そこで事件が!
「○○様、2名でお待ちの○○様」と呼ばれて店員の案内した席に着こうとした瞬間、別の二人連れのお客がその席に座った。一瞬、エッと思ったが、名前を店員に告げる。確認するとその別のお客さんも同じ○○さんだった! こんなこともあるのかとビックリした。

家に帰ると娘はぐっすり眠っていた。妻に聞くとだいぶ汗をかいたらしく、少し楽になったようだ。
そんなわけでアメリカの土産話はもう少し先になりそうでちょっと残念な気もする。早く良くなることを願う両親でした。








2019年11月17日日曜日

癒しの音楽 JSB 無伴奏バイオリンソナタとパルティータ

今週はほとんど全くといってよいほど音楽が聴けず、フラストレーションの溜まる一週間だった。家に帰って夕飯のあと、ちょっとテレビを観ているうちに寝落ち。妻も仕事が忙しいらしく、すれ違い。
娘がいない我が家はとても静か。同僚には新婚時代に戻ったみたいですねと言われるが、とんでもない!老後のシミュレーション中です。
今日はというと、不要となった食器(主に茶わんやお皿といった瀬戸物やお椀など)の無料回収日にあたっていたので、それを市役所の駐車場まで持っていき、そのあと、時期を逸してしまった感はあるが紅葉を観に、妻と十日町にいってきた。観にというより、クルマの窓から眺めたというのが正しい。車窓からみる紅葉も美しかった。
さて、オーディオの方はというと先週末にSPケーブルをわずかながら短くしてみたりもしたが、思い切ってカナレの4芯SPケーブル(4S8)を注文。さっき届いて、先ほど交換が完了。ただ、径が太すぎアンプ側Yラグが嵌らず(昔のマッキントッシュのSP端子ネジ式で径が小さい)は。さらにSP側も端子に開いている穴に嵌らず。仕方なくアンプ側は裸線で直結。SP側はテクニカのバナナで結線。アクシデントにもめげず音出し中。高域のヒリヒリ・シリシリは少し良いか?感想はまた次週。

今週末には娘もアメリカから帰ってくる予定。LINEでやり取りをしているが、何だか楽しそうな感じで過ごせているようでなにより。
七味の方は実習生の実習期間があと一週間となり、追い込み・仕上げの時期。実習生にはくじけることなく頑張って欲しい。

という事でSPケーブルのチェックも兼ねてのバッハの無伴奏バイオリンソナタとパルティータを。クレーメルとミルシテインの演奏で。
高域のチェックのために聴くことが多いのだが、繰り返し繰り返し聴くうちに好きになってきた。
この曲は以前はとても厳しい、厳格な印象が強く少々苦手感情を持っていたが、最近はそれでも聴きやすい音になったせいか、気品ある優美さといったものが前面に感じられるようになって、聴いていて厳しくも癒されることが多い。
この曲をグリュミオーで知り、シェリング、ミルシテイン、そしてクレーメル、ファウストと聴いて来たが音の美しさではグリュミオーが一番と思うものの、最近ではミルシテインとクレーメルを聴くことが多い。
















2019年11月10日日曜日

チェコ人は淡泊か? 大発表~!

先のブログで”新世界より”の演奏時間を測定、掲載した。その際、皆様が所有しているディスクの演奏時間を教えてください、とお知らせしたところ何人かの読者の皆様からデータが送られてきた。
今回、それらと合わせ、前回掲載しなかったディスクも合わせ集計してみた。計37種。
表は総演奏時間の短いものから順に掲載している。

総演奏時間の最速演奏はメータでした。最も遅いのはバーンスタインの86年盤という結果に。
第2楽章の最速はアンチェル58年盤の9分40秒、総演奏時間に占める第2楽章の演奏時間の割合は26.1%。この上を行くのがコンドラシン。総演奏時間に占める第2楽章の演奏時間の割合は25.9%となった。
第2楽章最遅演奏はバーンスタインの86年盤で総演奏時間に占める第2楽章の演奏時間の割合は36.7%。しかし、同等か、その上を行くのがカルロス・パイタの36.8%。この二人の総演奏時間の差は約6分。第2楽章の演奏時間の差は2分35秒ほど。割とドライな演奏と思っていたパイタだが。また聴き直してみたい。
第2楽章と終楽章の演奏時間が逆転しているのはアンチェル58年盤とコンドラシン盤、それにクレンペラー盤の3種であった。クレンペラーとスイトナーの2盤は第1楽章の方が第2楽章より演奏時間が長い。

データを提供くださった皆様には感謝申し上げる。

今朝、娘はアメリカへ旅立っていった。バスで成田へ。見送りに学校まで行ったが、雨まじりの中ずっといたのがいけなかったか、ちょっと寒気がする。風邪は勘弁して欲しい。



1楽章
2楽章
3楽章
4楽章
総演奏時間
メータ(75
933
27.1
1012
28.9
539
16.0
950
27.9
3514

アンチェル(58
900
24.3
940
26.1
725
20.0
1058
29.6
3703
ライナー
847
22.4
1227
31.7
733
19.2
1028
26.7
3919
セル(59
839
21.9
1208
30.7
751
19.8
1055
27.6
3933
アンチェル(61
905
22.9
1135
29.2
745
19.6
1113
28.3
3938
広上
940
24.3
1144
29.4
622
16.0
1205
30.3
3951
ケルテス
940
24.1
1145
29.3
735
18.9
1105
27.7
4005
ヤンソンス
913
22.9
1156
29.6
738
18.9
1131
28.6
4018
ドホナーニ
915
22.8
1148
29.1
750
19.3
1141
28.8
4034
シルヴェストリ
848
21.5
1326
32.8
757
19.4
1044
26.2
4055
I・フィッシャー
1125
27.8
1121
27.7
721
17.9
1055
26.6
4102
プレートル
911
22.3
1303
31.7
750
19.0
1108
27.0
4112

カラヤン(58
934
23.1
1251
31.0
808
19.6
1054
26.3
4127
ターリヒ(54
921
22.5
1242
30.6
806
19.5
1121
27.3
4130
クーベリック
     (91)
907
22.0
1227
30.0
753
19.0
1204
29.1
4131
スウィトナー
1146
28.2
1119
27.1
750
18.8
1049
25.9
4144

オーマンディ
911
22.0
1321
31.9
737
18.2
1140
27.9
4149
マゼール(83
1144
28.0
1149
28.2
725
17.7
1054
26.0
4152
クーベリック
     (72)
927
22.3
1301
30.8
804
19.1
1147
27.8
4219
カラヤン(85
958
23.5
1227
29.3
836
20.3
1125
26.9
4226
バッティストーニ
941
22.8
1320
31.5
755
18.7
1127
27.0
4223
C・デイヴィス(77
1140
27.5
1230
29.4
741
18.1
1037
25.0
4228
ノイマン
934
22.4
1331
31.7
815
19.3
1119
26.5
4239
コンドラシン
1141
27.4
1104
25.9
816
19.4
1138
27.3
4239

ビエロブラ―ヴェク(2013
955
23.1
1246
29.8
817
19.3
1153
27.7
4251
パイタ(89
904
21.1
1547
36.8
710
16.7
1055
25.4
4256
バーンスタイン(58
1100
25.5
1437
33.9
632
15.2
1058
25.4
4307

インバル(90
1003
23.0
1400
32.1
733
17.3
1203
27.6
4339
ベーム(78
949
22.5
1322
30.6
826
19.3
1203
27.6
4340
エリシュカ
吹奏楽版
940
21.8
1334
30.6
833
19.3
1232
28.3
4419

ノリントン
1149
26.5
1354
31.2
725
16.7
1124
25.6
4432
クレンペラー
1229
27.7
1148
26.2
830
18.9
1213
27.1
4500
ショルティ
1158
26.4
1407
31.1
806
17.9
1109
24.6
4520
佐渡
1229
26.9
1334
29.2
814
17.7
1211
26.2
4628
ジュリーニ(92
1010
21.7
1529
33.0
821
17.8
1254
27.5
4654
バーンスタイン
   (86
1229
24.9
1822
36.7
705
14.1
1210
24.3
4854