しかし気温40℃というのは毛穴という毛穴が開きっぱなしで汗がダラダラと止まらないもんですな。
家族皆、バテバテだったのでスタミナ付けようということになって、お昼はバイキングに行ってきた。
バイキング料理で元を取ろうとは思っていないが、やっぱりついつい食べ過ぎてしまう。ホント10年振りくらいで行ってきたけど若いころに比べて食べられなくなった、と実感。栄養はついたが何だかくたびれてしまった。
という事で、夕飯は軽めに冷や汁(今夏3回目)にした。
音楽の方はというとここ数日はまったくもって聴く元気も気力もなく…。
ライムンドさんがアンセルメの幻想を記事にしておられたので、では自分はミュンシュでも、と取り出したのは54年盤のボストン録音。ミュンシュの幻想といえば旧EMIのパリ管とのものが有名だし、自分も持っているが普段手にするのはこの54年盤のほう。62年にもボストンと再録音しているがそちらは持っていない。54年盤そういえば、ばけぺんさんも最近紹介していたっけ。
この54年盤はRCAのステレオ録音最初期のよう。HMVのHPで調べてみた。ミュンシュのベルリオーズ録音に限って言えば、54年2月のファウストの劫罰はモノラルで、同じ年の11月録音の本盤はステレオ録音の最初期ということになる。
録音は後年のリヴィング・ステレオほどには音が広がらないけれど、年代を考えれば良い方か。2年後のドビュッシー同様にやや高音が寸足らずっで伸びないが聴くには十分か。
演奏はこちらも後年ほどには煽るようなことは少ないが、それでも豪胆な演奏。細部にはそれほど執着なく、音楽の勢いをそのままグイッと掴みドライヴするミュンシュの音楽はこの頃から変わらない。
この週末は出掛けずに、買ったままの横溝正史作品を読もうと思う。
あと最近観て面白かった動画を紹介する。民族楽器を中心にしたオーケストラによるレズギンカとルーマニア狂詩曲。レズギンカは東欧の楽団の様ですし、ルーマニア狂詩曲は香港の楽団の様。なかなかにエスニックでエキゾチックな響きがして夏にはピッタリかと。
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