2017年8月29日火曜日

コンセルトヘボウの”未完成”

引き続き、”未完成”の話。
手持ちの”未完成”を片っ端から聴こうとすると、探すのに苦労する。それでも探してみると出てくる出てくる。実は結構な種類の”未完成”を持っていることが判明。ほとんどが”未完成”がメインではないのですっかり忘れている。

昔、LPの頃は”未完成”は”運命”とカップリングされることが多かった。CD期になって、この組み合わせは少ない。ウチにある”未完成”の入ったCDで”運命”との組み合わせはブリュッヘン/18世紀O.のものだけ。それも”運命”だけでなくエグモントも入っている。
しかし、依然として”未完成”は何かと一緒に収録されることがほとんど。
同じシューベルトの交響曲とのカップリングであれば分類・収納にも都合が良いが、そうもいかないのが現状。
バーンスタインのDG盤はシューマンの”ライン”と。モントゥーのフィリップス盤は”英雄”と一緒だし、ベーム盤は”新世界より”と一緒だ。コリン・ディヴィスのヘンスラ―盤はブラ3と一緒、といった具合。なので、知らず知らずのうちに溜まってしまう。

さて、タイトルにあるようにコンセルトヘボウの演奏による”未完成”、メンゲルベルクにモントゥーそしてバーンスタインと3種持っているところに、最近アーノンクール盤が加わった。
最近、買ったディスクを含めて”未完成”は18種。その内、もっとも多いのはウィーンPO.で7種。次いで多いのがコンセルトへボウの4種となる。ウィーンPO.の演奏が多いのは、まあ当たり前か。
コンセルトへボウの”未完成”は5種あって、持っていないのはハイティンクだけ。別にコンセルトへボウの”未完成”のコンプリートを目指しているわけではないが、どんな演奏かチョットだけ興味の湧くところではある。


1楽章
2楽章
Total
メンゲルベルク(40)
1100秒(NR
1133
2233
モントゥー(63)
1253 (R)
1207
2500
バーンスタイン(87)
1343 (R)
1253
2636
アーノンクール(92)
1456秒(R
1127
2623
ワルター/NYP(58)
1059 (NR)
1357
2456
R:リピートあり   NR:リピートなし

上の表は手持ちのコンセルトヘボウの”未完成”の演奏タイム。
メンゲルベルクについてはこの前触れたが、調べてみると演奏所用時間が滅法短い。表にあるとおり、提示部をリピートしていないためである。参考までにワルター盤のデータを載せておく。この表はあくまでライナーノートの時間表記に依っているので実際の演奏時間と多少の誤差があることをお断りしておく。
モントゥーはリピートありで第1楽章12分台。これはもしかしたら最速かも?
冒頭、序奏を聴くと速いと思うが、曲が進むにつれて自分のイメージする音楽の運びとテンポの折り合いがついて落ち着いてくる感じがある。フレーズの終わり、音の終わりがスッと断ち切られるように響き、素っ気ない感じもあるにはあるが繰り返し聴くうちに何だか切ない気持ち(笑)になってくる。
バーンスタインは逆に濃いめの表情付けがピタリと決まっている。たっぷり歌う系だが、第1楽章の所用時間はリピートありで13分台、と15分台の演奏も多いなかで比較的速めの演奏。録音の良さもあって、結構好きな演奏ではある。

以前のブログにも少し書いたが、コンセルトへボウの魅力とは何か?
マーラーも指揮したというオケ。伝統も十分。世界のトップクラスに指折られるモダン・オケとして、いち早くピリオド・アプローチを取り入れ、アーノンクールとともに商業録音するあたりは、オランダという国の先進性が反映しているように思う。
バーンスタインのマーラーではアンサンブルの崩壊一歩手前のかなり踏み込んだ演奏もする。
よく地味といわれることもあるが、独墺系のオケにはない軽味ともいうようなしなやかさ、柔軟さ。そしてやっぱりホールの響き。そこから生まれる華やかな響き。
この辺りにヒントがありそう、ではある。が、いまひとつふたつ纏まりきらないあたりちょっと歯痒いな。

Philips PHCP-2032

DG 431 042-2

WARNER WPCS-12225/6


2017年8月26日土曜日

恒例の葡萄狩り The Cambridge Buskers collection

このところ、天気が安定しない。結構まとまって雨が降る。そのせいなのだろう、例年では生えないところにカビが生えて困る。幸い雨漏りはないが、夕方家に帰ってくるとジメジメとしてちょっとカビ臭いのが気になる。

今日は、昨日の雨と打って変わって快晴。風の心地よい。
ということで、毎年恒例の葡萄狩りに出掛けてきた。我が家では巨峰系の藤稔やピオーネが人気。それを狙って行ってはみたものの、これから出始めとのこと。甘さは申し分ないが酸味が抜けきっておらずちょっと酸っぱいよ、と農園の親父さんが言ってはいたが、それでも美味しかった。
農園を後にして、そのまま柏崎市に住む妻のお母さんに葡萄のおすそ分け。結構な峠道を越えてドライヴ。峠から見る里の風景は気持ちよかった。
お昼ご飯は昔よく通ったとんかつ屋さんへ。
相変わらずの美味さ。最初の一口、ガブリと噛みついたはよいが、上顎をヤケドして粘膜がべろり。まあ、ヤケドしないようなとんかつは美味しくないわけで、上顎をヒリヒリさせながら食べるのがとんかつを食する醍醐味であろう。
今日は農園にタバコ(買ったばかりで2本しか吸っていない)を忘れてくるし、濡れた地面に足を取られて(最近、よく転んだり、足が引っかかることが増えた)太ももを痛めるしで、ツイていない日ではありました。

最近、ケンブリッジ・バスカーズの4枚組を買い求めた。
ケンブリッジの大道芸人、リコーダーやフルートとアコーディオンの2人組。有名管弦楽曲を中心に、といっても編曲ものばかりだけれどこれが滅法面白く聴ける。大道芸人とはいえ、フルート・リコーダーのマイケル・コプレイはイ・ムジチのレコーディングに参加するくらいの名手。腕は確かなのは間違いない。
最近は、仕事から帰ってこのディスクを聴きながらビールを飲むのが楽しみになっている。



今年も瑞々しい葡萄
左がヒムロット、右が紫玉という品種

小村峠から柏崎市野田地区を一望

グリルほんだの大ロースかつ定食

Eloquence Australia  DG 482 1785 



2017年8月16日水曜日

F.Schubert Sym.7(8) "Unfinished" Mengelberg & Solti



HDレコーダーに撮り溜めた番組をせっせと観ている。
海外ドラマや朝ドラ、それにドキュメンタリーにバラエティ。1週間に20タイトルほど予約録画するものの、試聴が全く追いつかない。連休は願ってもない試聴チャンスなんである。
7/29にHNKプレミアムで放映された、「玉木 宏  音楽サスペンス紀行~亡命オーケストラの謎~」と、「”死の都”に響いた”未完成交響曲”~戦火のワルシャワ公演を再現する~」を漸く見ることができた。
昨年、同じくNHKBSで「戦火のマエストロ・近衛秀麿~ユダヤ人の命を救った音楽家~」を放送した、その続編ともいえる番組である。
番組では、近衛が残した膨大なメモや楽譜などの資料のなかにあった、演奏会で共演したオーケストラ奏者のサイン、それに出会った音楽家の手形を手掛かりにワルシャワ公演や、若き演奏家を戦争から守り、ユダヤ人を亡命させるために近衛が結成したオーケストラの足取りを追っていた。
フルトヴェングラーやフルニエ、それにアンセルメの手形などは面白いと思った。
観ていて思ったのは、この取材がもう15年、いや10年早ければもう少し確証が得られるような決定的な証拠なり証言なりが得られたのではないか?ということ。
戦後もずっと、ユダヤ人の亡命について語ることは人々の間ではデリケートな問題を含み、タブーであったらしい。それにしても残念。

ということで、シューベルトの”未完成”をいくつか聴いている。
正直に云うと、未完成はニガテな曲。それでもワルター/NYPをはじめ10種ほど持っているが、何だか掴みどころ・勘所が判らない。判らないから決定盤もない始末。
先の番組では、前田昭雄の指揮で近衛編曲版が演奏されていた。印象としてはゆっくりとしたテンポでどっしりとした構えの中で様々な楽想が浮かんでは消え浮かんでは消える、そんな感じ。どこに行くのか?いや、どこにも行かずにフワフワしたままその場に留まっているよう。う~ん、やっぱり難しい。判るまでにはも少し時間がかかりそう。でも良い曲だと思えるようになったことは収穫、かな?
もしかすると結構演奏(指揮)は難しいのかもしれんな。うな君、どうなの?教えて。

ジュリーニ/BRSOやブロムシュテット/ドレスデン、ワルター/WPh.それにクリップス/WPh.など続け様に聴いたがなかでもよかったのがメンゲルベルク/ACO。42年の録音ゆえ、音質的にはちと苦しいが、フレーズの終わりにかかるリタルダントが古めかしさを醸しつつも効果的。テンポが全体的に速いので、ワザとらしくもウザとらしくもなく非常に品良く端正な演奏となっている。
もう一つがショルティ/WPh.の演奏。84年。デッカ。
もう溜息が出ちゃうくらいにビューティホーな演奏。ウィーンPO.の美しい音をショルティが厳しさでキリッと引き締めている。知・情・意、緊張感と美しさの絶妙なバランス。真・善・美を兼ね備えた見事な演奏。サイコーですわ。コレが決定盤かな~?

         
アニメ クラシカロイドのシューさん
なぜか非常に優柔不断キャラ(笑)
HISTORY 205255-303

LONDON F35L-50276

2017年8月15日火曜日

夏の企み 頓挫?

3連休もあっという間に終ってしまった。ま、今日・明日と連休だけど。
オーディオに関して、この休みにやろうと思っていたことがあったが、結局決心がつかず。

只今のところは、父が使っていた12畳の応接間(古ッ!)を利用したリスニングルーム。これを横使いにして音楽を聴いている。
間取りが災いして制約が多い故、左右スピーカーの間にオーディオ機器を置いているが、正直なところ邪魔ではある。
この機器を窓際の大きな棚に置けないかと思っている。で、最終的には部屋を縦使いにしてみようという目論見。
でもなかなか決心がつかない。最大の理由は色々と調整した結果、現在の音がかなりイイ線行っていること。これを崩すのにはかなり勇気がいる。
機器を置きたい棚の上がこの上なくとっ散らかっているのもあるし、棚に置いたあとの調整も面倒ではある。
どうしようかな~。

さて、今日のお昼はカレーライス。妻はお盆に関係なく仕事に行った。娘と二人してカレーライスを作った。
高倉健並みに不器用な娘。ピーラーも満足に使えない。それでも何とかジャガイモ、ニンジン、玉ねぎの皮をむき、切りそろえる。危なっかしくて見てらんない。ついつい手を出してしまいそうになるが、ここはガマン。格闘1時間。無事カレーライスは完成した。旨かった。出来には娘も満更でもない様子。

中央の機器をどうにかしたいのだけれど・・・

雑然とした窓際の棚。強度は十分だが水平は?
レコードプレーヤーはKP-5050 ターンテーブルはKP-1100に換装してある
今はLPクリーニング用として使っている

ゆくゆくはスピーカーを縦長配置にしたい・・・


2017年8月12日土曜日

B.Walter / Colmbia SO. JB Sym.2 シェルのゴムワッシャーのこと

今日は朝から生憎の雨模様。
午後には雨も小止みになるらしいので、墓掃除に行けそうか。

昨日は夕方にイトコのうな君ファミリーがやってきた。家族の一緒なので20分くらいしか居らず、大した話もできなかった。残念。

最近は専らLPばかり聴いている。先日ハイファイ堂にアンセルメのジャンクLP12枚セットが出ていた。迷わず注文。ジャンクといっても検盤などしていないだけで、もちろんキズが入っていることもあるが、画像を見ると80年前後の国内廉価盤ばかりだし、それほど問題なかろうと踏んだ上での購入。12枚で5000円。しかも5%Offだった。着払い・送料、手数料込みでも4800円ほど。安いものだ。
それでずっと検盤を兼ねてクリーニングしてはターンテーブルに載せている。ようやく6枚を聴き終えたがさすがに食傷ぎみに。
ワルター/コロンビアSO.のブラ2を聴いている。こちらは日本コロムビアのいわゆるペラジャケ盤。盤は厚い。さすがにプチパチとノイズは盛大に入るが、音質は至って良好。中音域の艶感、厚みが心地よい。

ここ1年くらいブラームスのシンフォニーは聴いていなかった。最近になってまた聴くようになった。以前は暑い夏にブラームスなんて暑苦しい、と思っていたこともあったが、今ではそんなことは気にならなくなった。まあ、エアコンもついてて涼しいし。

ところで、シェルについているゴム製と思しきワッシャー。七味はずっと外してトーンアームに取り付けていたけど、どうなのだろう。
どうも最近、アームのコネクタが渋い。テクニカのシェルではグラついて上手く刺さらないなんてことも。
ワッシャー、あった方がいいのかと思い探すも見つからず。やっと1個見つけた。
KP-1100のアームはアルミ製でコネクタ周りも結構華奢にできている。ワッシャーを咬ませた方がしっかりとロックされてグラつきは少ないようだ(それでもわずかにグラつくが)。音質は?それほど大きな変化はない様子。しばらくはこれで様子を見ようと思う。

日コロムビア OS-231

2017年8月11日金曜日

遠足 S.Barber Excrusions Op.20

今日から3連休。そして14日を挟んでお盆休みの2連休となる。
3連休の初日、山の日ということで我が家も山へ。山といっても十日町市の松代にある日帰り温泉に行ってきただけだが。ちょっとした峠にある温泉。露天風呂から雲海が見られるという眺めは雲海がない今日のような日でも最高であった。お湯もとっても柔らかく、気持よかった。
今度は冬に露天で雪見風呂といきたいところ。

お昼は古民家を再生したカフェで、と思ったが生憎と予約で一杯とのこと。仕方なく松代駅近くの食堂へ。ここは以前に通りかかった時凄い行列ができていて気になっていたお店。さぞや美味いものを食わせるのだろうと思っていた。今日は行ったのが11時半前ということもあり空いていた。
で、判った。行列の理由が。
このお店、家族経営なのだろう。注文をとったり料理を運ぶ店員さんはそこの家のお婆さんなのだろう。90歳と70歳と思しきお婆さんが2人。注文がさばき切れないし、レジがよく打てない(笑)。要は仕事が遅い。さらに座敷のテーブルに備え付けの呼び出しのブザーも奥には聞こえていないようだ。注文を取りにくるまでに10分くらい掛かる。まあ、急ぐわけでもなし。ゆっくり待つことにした。
料理はどれも美味しくいただいた。肉屋が本業のようで、もつ煮やチャーシューがとても柔らかく美味しかった。今回はドライバーだったのでアルコールは控えたが今度は電車で来よう。

ということで、今日はサミュエル・バーバーの”遠足”を。
原題は”Excursions” ピアノ独奏曲。1942-44年の作品。遠足という邦題は何だかのんびり楽しそうだが、似つかわしくない気がする。モダンでブルーズィーかつメロディアスな佳曲。ダニエル・ポラックのピアノ。NAXOS。
youtubeも貼っておく。


NAXOS 8.550992

2017年8月8日火曜日

帰ってきた?

いやぁ、昨日は暑かった。38度超え。帰宅しても家には入りたくない。意を決して家に入り、開けられる限りの窓を開け、外にでた。
30分もすると夕立が来た。おかげで随分と涼しくなった。
こんな暑い日、我が家では冷や汁を食す。
冷やしたみそ汁に薄く輪切りにしたキュウリと刻んだ紫蘇、それにすりごまをた~っぷり。残っている冷ご飯にかけてスルスルと頂く。

さて、日曜日、妻は休日出勤だった。夕方、妻の帰りを待ちながら娘と夕飯の準備をしていると、ガラガラッと玄関の網戸が開く音がした。
オッ、帰ってきた、と思い玄関に行ってみると誰もいない。おかしいなと思いながら台所に戻った。しばらくするとまたガラガラッと網戸の開く音がした。今度こそと思いながら玄関に行くと、また誰もいない。
ちょっと不思議。
まあ、お盆も近いことだし。親父や、じいちゃん、ばあちゃんがちょっと早く帰ってきたのかも?
お盆の準備はまだだけど、ちょっと待っててもらおう。

2017年8月5日土曜日

Kubelik / BRSO. GM 2

暑いなぁ~。エアコンを効かせた部屋から出たくな~い。

こんな時、ついつい涼し気な音楽に偏りがちになるが、ここはドーン、とマーラーの復活を聴く。
とは云え、あんまりしつこい演奏はご勘弁いただくことにして、割合と速めにサクサクと進行していくクーベリック盤にした。
CDで全集BOXを持っていて、好きな演奏だが、どうにも音に潤いが無いように思えて聴く機会は少なくなっていた。
随分前に中古で国内廉価盤を入手した。レゾナンス・シリーズの1枚(2枚組)。買って一度くらい針を通した記憶があるかないかぐらい。廉価盤といっても4面に渡ってゆったりとカッティングされており、内周にも余裕がある。ただ終楽章は3面途中からと4面に渡ってのカッティング。盤質は良好で時折わずかにプチパチとノイズが乗るくらい。
CDと聴き比べると、やっぱりLPのほうが音の重なりがあって豊かに響く。すこし豊満に過ぎるくらい。CDの方は中音域がすっきり痩せているが、これはこれでそれほど悪い感じはない。以前感じていた潤いの無さは、今回それほど気にならなかった。これも調整のおかげかもしれない。
LPにしろCDにしろオンマイク気味だがLPの方がわずかながらホールの響きが感じられる。

演奏は文句のあるはずもなく、やっぱりイイ演奏だと思う。60年代後半から70年代初頭にかけての録音はマーラーの全集としてはバーンスタイン、レイホヴィッツについでのものかと思うが、七味的には全く色褪せてはいない。全集としての魅力はもちろんだけれどそれぞれの曲についても魅力を感じる。どの曲も基本、速いテンポでグイグイと進めていくがオケの特質なのか重心は低い。
デジタル期になってCBSと録音を開始したとき、一曲でもよかったからマーラーを録音してほしかった。

最近は、老眼もさることながら、ホント細かい文字が読めなくなってきた。
文庫や新聞の文字は、最近の傾向として大きくなっていて、まだ老眼鏡オンリーで読めるが、CDのやLPの背表紙はもうだめだ。
で、テレビショッピングなどでもたまにやっているハズキルーペというものを買った。老眼鏡の上から掛けることができて(2つ掛けるとちょっと重いが)まことに便利。LPを探すのが随分と楽になった。

DG MGX9921/2


2017年8月3日木曜日

再び悶絶! コンビニの店員の話とドラッグストア出店

新潟は昨日、ようやく梅雨明け。爽やかな風。心地よい。
今日は、半日休みをもらって整形外科へ。相変わらず肩が腕が痛い。特に左肩はナチス式敬礼ほどしか腕が上がらない。
肩関節にヒアルロン酸を注射してもらい、腕の付け根をゴリゴリと揉まれる。モノ凄い激痛に悶絶。これが拷問ならすぐに情報を白状してしまうだろう。
それでも、揉んでもらった後には笑っちゃうくらい腕が上がる。

それにしても、この整形外科はいつも混んでいる。駐車場もいつも満車。午後の診察は3時から。幸い、駐車場に1台空きがあってすぐに停めることが出来た。いつもならグルグルと駐車場を徘徊し空くの待つことが多い。3時過ぎに受付けを済ませたが、診察してもらえたのは5時50分だった。診察のあと物理療法を受けて、薬局で薬を貰って帰路についたのは6時30分過ぎ。おかげで週刊誌を隅から隅まで読んだ。松居一代の記事を読みながら船越英一郎が出演しているNHKの番組を観るのは結構、オツなものであった。

話は変わって、コンビニの話。
七味は通勤時に、必ず寄るコンビニがある。そこで、必要なら買い物をし、外で一服というのがルーティーンになっている。そのコンビニ、朝だけなのか外国人アルバイトが多い。
「ちん」さんの他にも名前を忘れたケド、あと3~4人ほどいる。接客態度はカタコトの日本語ながら至って真面目で丁寧。好感が持てる。それにしてもどういう経緯で外国人アルバイトがこんなに集まるのか不思議である。

もう一つ。ドラッグストアが身近なところで2店新規オープンする。一つは自宅に近いところ。も一つは職場の近く。ドラッグストアもコンビニと並んで七味の生活にすっかりなくてはならないものとなっているが、ここにきて2店が新規オープンとは、これも珍しい気がする。しかも2つとも、すでにドラッグストアがあるところから500mくらいのところに出来るのだ。確かにすでにドラッグストアがあって、採算もとれているのだから、立地条件として良いのだろう。しかし、2店とも採算が取れるほどの集客があるのかは疑問。どちらかが潰れるのか、或いは2店とも、というのもあるのかもしれない。こういった手法をビジネスの世界ではなんというのかわからないが、従来店に新店をぶつけるあたりシビアな世界だなあ、と思う。