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2017年8月16日水曜日

F.Schubert Sym.7(8) "Unfinished" Mengelberg & Solti



HDレコーダーに撮り溜めた番組をせっせと観ている。
海外ドラマや朝ドラ、それにドキュメンタリーにバラエティ。1週間に20タイトルほど予約録画するものの、試聴が全く追いつかない。連休は願ってもない試聴チャンスなんである。
7/29にHNKプレミアムで放映された、「玉木 宏  音楽サスペンス紀行~亡命オーケストラの謎~」と、「”死の都”に響いた”未完成交響曲”~戦火のワルシャワ公演を再現する~」を漸く見ることができた。
昨年、同じくNHKBSで「戦火のマエストロ・近衛秀麿~ユダヤ人の命を救った音楽家~」を放送した、その続編ともいえる番組である。
番組では、近衛が残した膨大なメモや楽譜などの資料のなかにあった、演奏会で共演したオーケストラ奏者のサイン、それに出会った音楽家の手形を手掛かりにワルシャワ公演や、若き演奏家を戦争から守り、ユダヤ人を亡命させるために近衛が結成したオーケストラの足取りを追っていた。
フルトヴェングラーやフルニエ、それにアンセルメの手形などは面白いと思った。
観ていて思ったのは、この取材がもう15年、いや10年早ければもう少し確証が得られるような決定的な証拠なり証言なりが得られたのではないか?ということ。
戦後もずっと、ユダヤ人の亡命について語ることは人々の間ではデリケートな問題を含み、タブーであったらしい。それにしても残念。

ということで、シューベルトの”未完成”をいくつか聴いている。
正直に云うと、未完成はニガテな曲。それでもワルター/NYPをはじめ10種ほど持っているが、何だか掴みどころ・勘所が判らない。判らないから決定盤もない始末。
先の番組では、前田昭雄の指揮で近衛編曲版が演奏されていた。印象としてはゆっくりとしたテンポでどっしりとした構えの中で様々な楽想が浮かんでは消え浮かんでは消える、そんな感じ。どこに行くのか?いや、どこにも行かずにフワフワしたままその場に留まっているよう。う~ん、やっぱり難しい。判るまでにはも少し時間がかかりそう。でも良い曲だと思えるようになったことは収穫、かな?
もしかすると結構演奏(指揮)は難しいのかもしれんな。うな君、どうなの?教えて。

ジュリーニ/BRSOやブロムシュテット/ドレスデン、ワルター/WPh.それにクリップス/WPh.など続け様に聴いたがなかでもよかったのがメンゲルベルク/ACO。42年の録音ゆえ、音質的にはちと苦しいが、フレーズの終わりにかかるリタルダントが古めかしさを醸しつつも効果的。テンポが全体的に速いので、ワザとらしくもウザとらしくもなく非常に品良く端正な演奏となっている。
もう一つがショルティ/WPh.の演奏。84年。デッカ。
もう溜息が出ちゃうくらいにビューティホーな演奏。ウィーンPO.の美しい音をショルティが厳しさでキリッと引き締めている。知・情・意、緊張感と美しさの絶妙なバランス。真・善・美を兼ね備えた見事な演奏。サイコーですわ。コレが決定盤かな~?

         
アニメ クラシカロイドのシューさん
なぜか非常に優柔不断キャラ(笑)
HISTORY 205255-303

LONDON F35L-50276

2 件のコメント:

  1. 七味とうがらしさん、おはようございます。
    メンゲルベルクとショルティがおすすめというのはなかなかの組み合わせですね!メンゲルベルクは聴いたことありませんが、ショルティのシューベルトは僕も好きです。イメージに合わないのか人気なさそうですが、たしかにビューティホーですよね!

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  2. ばけぺんさん おはようございます。
    ショルティはギャップ萌え?かもしれません(笑)
    メンゲルベルクは古色蒼然としたイメージがありますが、自分にはなぜかモダンに聴こえます。
    今日から出張でしたね?お忙しいところコメントありがとうございます。腰に気を付けて行ってらっしゃい!

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