2018年7月30日月曜日

大地の芸術祭2018 松代エリアその2

昨日の続き
一番、切ない気持ちになった作品。奴奈川キャンパス内。ターニャ・バダニナの作品。
”レミニッセンス おぼろげな記憶” 磨りガラスの向こうの理科機器。廃校になった小学校の記憶。






とんでもなく急な坂道を登っていくと・・・

この激坂
もう息が切れて切れて

この坂の上にある”脱皮する家” 鞍掛純一+日大芸術学部彫刻コース有志による作品。家のいたるところが彫刻刀で彫られている。

梁も

床も

卓袱台も


天井も

柱も

みんな彫られている
踏んだ足の感触は気持ちいい!

そして、星峠の棚田。ココは是非とも行ってみたかったところ。




ということで、始まりました”大地の芸術祭”。今回は何回行けるか?

2018年7月29日日曜日

大地の芸術祭2018 松代エリアその1 大潟区が全国最高気温!

今朝、天気予報を見ると当地は最高気温38℃と出ている。こりゃ家には居れんわい、という事で行ってきました。
大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ2018、本日開幕。(HPはこちら
3年に一度の芸術祭も今回で7回目となる。毎回、3回~5回ほど出掛けているが初日から出掛けたのは今回が初めてかな。
事前に公式ガイドブックを購入してなかったこともあり、今回は松代エリアを中心に周ってみた。

最初は松代農舞台。そこで作品鑑賞パスポートとガイドブックをゲット、さっそく周辺をまわってみた。最初に出迎えてくれたのはほくほく線からも見える、草間彌生の”花咲ける妻有” 
松代エリアのランドマーク的なオブジェ。大迫力。いつも元気が貰える。

草間弥生 花咲ける妻有

草間弥生 花咲ける妻有
農舞台に戻って松代里山食堂でランチ

里山食道からの眺め

天井にも松代の風景

ビュッフェ形式 ご飯は玄米 地元食材がふんだんに

お腹も満たされ次は・・・
怪しさ満点、今日行った中でも一番インパクトのあった”黄金の遊技場”

豊福量 ”黄金の遊技場”

謎の人形

壁一面のお面

トイレも金ピカ


まだまだたくさん周ったけれども続きはまた今度。

基本的にクルマで周れるが、里山の集落全体が作品の展示会場となっており、路上駐車はNG。会場隣接の駐車場や近くの駐車場にクルマを停め、基本は歩き。里山ゆえ結構な坂道を登ることも多い。
クルマの外気温計を見ると35℃超え。水分補給にペットボトルのお茶を2本持って行ったがそれでも足りずに途中で2本を追加、都合4本を空に。飲んでも飲んでも汗となって出て行ってしまう始末。後半はかなりバテバテ。
それでも、ボランティアの小へび隊の皆さんや集落の方々、県外からのお客さんとの会話は楽しかった。今回目立ったのは中国系の観光客。大勢の方がバスツアーで周っていた。

3時頃にネットニュースを見ると、なんと我が上越市大潟区が三条市と並んで本日の全国最高気温39.5℃を記録したとのこと。まったく殺人的な気温。
もう勘弁して欲しい。










2018年7月23日月曜日

無事終了のお葬式 ドホナーニ/CLE AB Sym.3&8

相変わらずの暑さの中、妻の祖母の葬儀に参列してきた。
朝の8時に開式で出棺が9時20分という、あまり見ないような朝からのお葬式。昨日、お通夜のあと、会場の係の方に集合時間を確認すると、7時くらいには皆さま到着の予定とのこと。という事で7時着を目指して家を6時30分に出発。5時半に起きて眠い目をこすりながら高速を一路、柏崎へ。
前回ブログでは火葬場の時間を逆算してのもの、と書いたがどうやら違ったようで、なんでもお寺さんの都合なのだそうだ。

妻の実家の菩提寺はすでにお坊様が亡くなって、近くのお寺のお坊様が兼務しているのだそうで、自分のお寺の檀家さんのお葬式もある都合でこんな時間になった由。お葬式を文字通り掛け持ちとは最近のお寺さんは大変な仕事であるなあ~。
今回のお葬式はいま流行りの家族葬。親族ばかりの小ぢんまりとした式のせいか、終始何だか和気あいあいとした雰囲気。
そのあと出棺、火葬となるのだが、火葬場までみんなで行くものの、柏崎では火葬後にお骨を拾うのは代表の2人くらいで、その2人を火葬場に残してみんなは一足先にお斎(おとぎ)の会場へ。
なのでお斎の開始が9時50分くらいからで、終了が12時ちょっと前という、こちらも何だか拍子抜けするくらいのスピーディさ。
昼間っから頂くお酒は好きな方だが、流石に午前中(しかも10時前!)から飲むというのはうしろめたさが付きまとう。とはいうものの、しっかり”げさん(食べ残し・飲み残し)”のないように頂いてきた。

で、時間も早いこともあって、行ってきました。ブックオフ(失笑)。
以前に行った時に見かけたマッケイブのハイドンのピアノ・ソナタがあるかな~と思っていたが見事に無くて。
と思ったら、あった、あった。ドホナーニ/CLEのブルックナーの3&8。国内初発盤と思しき盤。しかもピッチリと封がしてあって未開封盤かも?
そしてマリナー/ASMFのハイドン「驚愕」「軍隊」「時計」にアラウのベトのPソナタ27、28、9、10番。
これから開封、さてさてどんな演奏やら。(たぶん寝落ち・・・)


 包装はそのままのよう
背やジャケの焼けもなくキレイ







2018年7月21日土曜日

いつまで続く? 妻の祖母が大往生

いやいや、暑い。
エアコンなしでは一秒たりとも居間で過ごせない。家中の窓という窓を全開にしても30℃超。
地球に怒っても仕方ないが、いい加減にしてほしい。暑さもそうだが、ここ一週間雨が降らない。夕方や夜に少しでも雨が降れば過ごしやすいのだが・・・。
それにしてもこの暑さ、いつまで続くのか? このまま行くと8月は50度超えか?

さて、妻の祖母が亡くなった。98歳。大往生か。ちょっと前にご飯が食べられなくなって入院していたが長いこと臥せることもなく逝ってしまった。最近は周囲でも食べられなくなったらチューブを入れて栄養を摂るといったことをせずに、そのまま看取り、という事が増えた。
明日がお通夜で、月曜日が葬儀。葬儀がなんと朝8時から。火葬場の予約時間からの逆算からこの時間らしい。
ここで、妻と斎場に行く時間でちょっと揉めた。お葬式は家族葬とのことで少人数の出席らしいのだが、開始時間の間際に会場に到着するくらいで良いと云う妻。とはいうものの1時間前に着いていた方が良いんじゃないかと考える七味。
どうしたものか。
孫の婿という立場の七味からすると、なにか粗相があってはいけないと思ってしまうのよ。
このあたり結構気を使うよな~。あんまり行き来のない親戚との付き合いは逆に気を使わないと。

という事で、特に出掛けるつもりはなかったがガソリンを入れにスタンドまで。給油の間、エンジンを切って車中にいるわけだが、これがまた暑くて暑くて、タマラナイ。

2018年7月16日月曜日

Oh! くじら汁 E.Grieg "Holberg Suite"

こんな暑い日はくじら汁が食べたい。
ということで、市内のお寿司屋さん(回転系)にお昼を食べに行ってきました。というのも、先日入っていたチラシにくじら汁があったから。

地元ではこのくじら汁を夏場暑い時によく食べる。いわばスタミナ食。ネットで調べると山形や秋田、北海道でも食べるらしい。
我が家でも作ることはあるが、七味以外食べたがらない。材料は塩漬けのくじらの皮(皮の下に脂が付いている)に玉ねぎ、茄子に 茗荷。家庭によってはジャガイモに人参を加えるところもある。豚汁の豚肉の代わりに鯨の脂を使った感じであることに最近になって気が付いた。
塩漬けした鯨の皮は茹でて塩抜きして使う(かなりの時間茹でないと塩気が抜けない)が、ちょっと臭い。苦手な人も多い(我が家の妻と娘)けれど、これがまたクセになるのだ。
噛みしめたときのジュワ~ッと染み出る脂と仄かな塩気、下のほうのコリコリとした歯ごたえ。
う~ん、幸せ。

冷たい汁を食したいときは、冷や汁。こちらは薄く輪切りにしたキュウリとシソのみじん切りにすりごまをたっぷりと入れてキンキンに冷やして食す。これを冷や飯にぶっかけてかき込んでも良い。
食べたあとにはスーッと汗が引く。これにキュウリのからし漬けでもあれば最高である。

グリーグの弦楽オーケストラのための音楽から”組曲「ホルベアの時代より」”を。オスロ・カメラータの演奏、ステファン・バラット-ドゥエの指揮で。NAXOS。オスロ、2005年の録音。
第1曲 前奏曲の冒頭、なんて涼やかな曲なんだろう、といつ聴いても思う。名曲。

くじら汁
てやてやに浮いた脂が美味い
七味とうがらしをかけて頂く

黒いのが皮、その下が脂
噛みしめるとジュワ~っと脂が染み出す

先日、我が家で作った冷や汁
作りたてを食べる。置いておくとキュウリから水が出てしまう
それを見越して濃いめに作るのもアリ!

NAXOS 8.557890




暑い暑い

いやぁ~、暑っちぇ~ですなぁ~。
3連休、どう過ごそうかと思案しているうちにもう最終日。社内での勉強会の資料作りもしなければ、と思いつつもこんなブログを書いている。

こうも暑いと、エアコンをかけていても音楽を聴く気が萎えてしまう。
スポーツは全くしない七味だが、観るのは好きで、サッカーW杯に加えて、この時期はツール・ド・フランスやウィンブルドンなど気になる競技が多く、録画して観ているが、撮り溜めた海外ドラマなども観なければならず結構忙しい。

そんな中、連休の初日にグループホームに入所中の母の様子を見に行ってきた。母は最近、腰が痛いらしく腰ベルトをしていたが至って穏やかな顔でベッドで横になっていた。腰の痛みは腰椎だかの圧迫骨折かもしれないが、これは致し方ないだろうな。
認知症を発症した頃(もう10年近く前であるが)にも背中が痛い痛いというので病院に連れて行ったら、骨折していますねと云われた。転倒などしていないのにである。
すっかり認知症が進行して痛みにも鈍感な様子なので、グループホームの方には様子を見て頂くようにお願いしてきた。

さて、その帰りにクルマを走らせていると、国道8号線の反対車線(糸魚川方面)がかなりの渋滞。
最近オープンした水族館”うみがたり”に向かうクルマの列のようである。ナンバーをみると長野、高崎、新潟といったクルマばかり。まあ、地元にお金を落としていってくれる観光客の皆さんは嬉しい存在だけれども、この渋滞はちょっと困ったものだ。

使っているプリアンプ、マッキントッシュC36のフロントパネルのランプが切れた。とほほ…。


2018年7月7日土曜日

一服はゆったりと アンプ点検報告

咳や痰はまだ出るが、ようやく咽喉の調子も戻ってきた。それにしても今回の咽喉の炎症は長引き過ぎ。いつもお世話になっている耳鼻科の先生(例のオーディオ好き)に、扁桃腺の切除の可能性を聞いてみた。先生の返答はノー。成人の扁桃腺切除の場合は上手く扁桃が切除できなかったり、出血が多かったりとリスクが高いのだそうだ。
年に数回、咽喉や鼻の炎症に悩まされている七味にとっては困った話である。

職場の同僚からは”タバコをやめればいいんじゃないですか?この際”と言われる始末。それでやめられればとっくに止めてるわなあ~。タバコ吸いは咽喉の痛みくらいでは禁煙なんぞはしない人種なんじゃい!。
とはいうものの、今吸っている銘柄はちょっと刺激が強い。そこで、タバコを変えてみた。アメリカンスピリットのメンソール9㎎。添加物ゼロというのが売り。これがなんともが美味い。
葉っぱがぎっしりと詰まっているのと、葉の燃焼促進剤が添加されていないこともあって、葉っぱがゆっくり燃える。さっと吸って終わり、というわけにはいかないのである。
1本吸うのに今までの銘柄の倍以上の時間がかかることもあって、仕事の昼休憩中に1本吸うだけでかなり満足感がある。
値段は今までの銘柄のものより20円高いが、明らかに吸う本数も少なくなった。

食後に窓辺に座ってゆっくりと時間をかけてタバコをくゆらすひと時が何とも言えず至福。

さて、2255は点検が終わり、その報告が今週メールで届いた。
詳細な説明と画像も20点ほどあり丁寧な対応を頂いた。
全体に基盤や配線の汚れがひどく、トランジスタの焼けもあるとのこと。さらにはネジが2か所ほど止められていないなどなど、かなりスゴイ状態らしい。
考えた末、1年保証付きのフルメンテナンスとメーターランプの全数交換、メーターボックスの補修をお願いすることし、当初考えていたメーターパネルの交換は費用面とパーツの入手に時間が掛かるとのことで今回は見送ることとした。費用は20万円弱。
40歳になろうかというアンプ故、致し方ないところもあるが報告のメールを読んでかなりガッカリしたというかショックが大きかった。反面、フルメンテナンスされた蘇った2255のポテンシャルはどんなだろうかという期待も大きく膨らんだのも事実。
戻って来るのが楽しみである。

2018年7月1日日曜日

オーディオは快調なれど、体調はイマイチで

関東が梅雨明けした今週、当地も梅雨とは思えないカラッとした天気。気温も上がり、流石にエアコンなしでは厳しくなってきたので、今日エアコンのフィルターの掃除をして、試運転。エアコンは快調。

昨日はKazuさんのお宅にお邪魔しての三銃士の会。調音パネルが増え、部屋に入ると木の香りにウットリ。リスニングポイントも50センチくらい前に出ている。
音楽も以前の肌理の細かさはそのままに、ググッと重心の下がった音調に変化。それでいて軽やかな低音。最近、あんまり低音域を欲張らない方向に音の好みが変わってきていることもあって、随分と参考になりました。とはいってもKazuさんのトコのような音はウチじゃ出ないんですけどネ。
帰りは例によって途中、温泉でひと風呂浴びて帰ってきました。
Kazuさん、ありがとうございました。お土産に頂いたインゲンも美味しかったです。

2255が修理中の現在、中華アンプをパワーアンプとして音楽を聴いているのは以前にも述べたとおり。主に室内楽や器楽曲を小音量で聴くことが多い。今日はベートーヴェンのピアノソナタの30番をアラウとゼルキンの演奏で聴き比べなどした。
両者とも晩年の録音。テクニック的にはどうなのかわからないが、とてもリラックスした感じが気に入った。

夕方になっても風もなく暑い。ここでディスクチェンジ。RVWのヴァイオリンソナタを。
瞑想的、思索的な曲想がこの暑さにピッタリ。
中華アンプも大健闘も中音域~低音域に関してはやはりユルいし、がさついた感じは否めない。こういったことがわかるようになったのもベリンガーの復活によるところが大きい。
やはり2255のダンピングの効いた低音域と高音域の伸び、特に弦楽器の質感には敵わないところがある。まあ、1万円を切る価格でこれだけの音質であれば文句はないのだけれど。

咽喉は相変わらず痛いまま。腫れが引かない。お酒を控えて、ロキ(ソニン)で痛みを抑えている状態。以前のような発熱や全身の倦怠感がないだけマシか。