2024年1月27日土曜日

マッキントッシュC36の帰還とビクターSX3の本格始動 

修理に出していたプリアンプ、マッキントッシュC36が戻ってきた。修理期間は約2週間とまあ妥当な時間と言える。
今回お願いしたのはメインボリュームと左右バランス・ラウドネスのボリュームノブ、パネルランプの球の交換とセレクターランプの交換。ランプはLEDに交換してもらったので当分球切れの心配はなさそう。
メインボリュームはガリは完治している様。左右バランスは若干のガリは残ったとのことでわずかにガリはあるが許容範囲。
音出しをしながら思うのはマッキントッシュはやはり光っていてこそ、というもの。
長らくパネルランプが切れたまま放置していたことが悔やまれる。もっと早く修理していればよかった。
2週間、バックアップを務めてくれたデノンの1500AE君には引き続きSX3のパワーアンプとして頑張ってもらおう。

デノンはカチッとした出音でしたな。よく言えば折り目正しく真面目。悪く言えば少し面白味に欠けるか。それは低音の出方によるところが大きいかもしれない。低音が結構スリムでタイト。不足はないが少々窮屈。マッキントッシュはその辺は屈託なく奔放。デノンの後では少々だらしない感じもする。あまり細かいところは気にせずガンガン行くタイプ。
それにしてもガリが無いというのは気持ちが良いね。

という事でビクターSX3。本来ならお正月あたりに本格的に鳴らしたいと思っていたのだが、娘のカンピロバクターだとか、能登の地震の余震も怖くてSPスタンドに載せてもいなかった。このところ余震も落ち着いているようだし、そろそろ鳴らしてみようかと。
プリのC36はOUTPUT端子がMAIN、1,2と3つあって、普段はMAINのOUTPUT端子を使ってMC2255に出力している。そこを1をMC2255に、2をデノンPMA-1500AEに振ってそれぞれタンノイ、SX3で鳴らしてみようという事です。
今日、街に出たついでにホームセンターに寄って4芯0.75Sqのキャブタイヤケーブルを買って適当に処理して繋いでみました。
SX3、ちょっと侮ってました。スペースの都合でタンノイの外側に適当に配置しただけなんですが豪快な鳴りっぷり。ドンシャリと云われることが多いけれどチェロもタンノイ顔負けの鳴りの良さ。まあタンノイと並べると小さいですが25㌢のウーファーやし。スケール感も出るわな。これは鳴らしてあげたくなるね。

さて、この時期はNFLが佳境を迎えている。プレーオフも残すところカンファレンスチャンピオンシップの2試合とスーパーボウルを残すのみとなった。先々週は3日間で6試合、先週は2日間で4試合。さすがにリアルタイムでのテレビ観戦は出来ないが録画したものを睡眠時間を削って観た。ボルティモアとカンザスシティー、サンフランシスコとデトロイトがスーパーボウル進出をかけて激突する。ボルティモアとカンザスシティーは特に興味はないのだけれど、デトロイトはちょっと応援している。デトロイト響好きだし。
それぞれの地元オケも応援に乗っかればいいのにといつも思うんだけどな。シカゴが特殊だったのかもしれない。

それにしても寒い。この冬最強の寒波らしい。朝には路面も凍結。運転怖い。それでもあまりにも寒いおかげで雪は大して降らなかったのは幸い。
家に帰れば暖かいし。エアコンは常時、最低温度で暖房をつけっぱなしにしている。その方がエアコン起動時の消費電力を抑えられるのだとか。ただその分乾燥が酷い。灯油代もかからずで光熱費はかなり抑えることが出来ている。

このところ蕁麻疹に悩まされている。思い当たるような原因がわからないのが厄介。風呂に入った後や朝起きた直後に発疹が出来ることを考えると身体が暖まると出る様だ。とりあえず市販の塗り薬を買って塗ることにした。これで治らなければ受診しようと思う。

部屋の明かりを消すとさらに妖しさが増す

まだ改善の余地はあるもののそれなりに鳴ってます


2024年1月15日月曜日

音は何とか形に

能登半島での地震から10日あまり。
被災地の避難所や孤立している集落、老人施設の様子がニュースで伝えられているが観ていて切なくやるせない気持ちになってしまう。
何か力になれないかと思うが何もできない。出来ることといえば募金ぐらいで、コンビニやスーパーで買い物した際には必ず募金するようにしている。自分に出来るのはそれくらいである。
今こうして音楽を聴き、美味しいものを食べ、暖かい風呂に入り暖かい布団で眠ることのありがたさを感じている。

能登半島にはこれまでに何度か行ったことがある。
特に学生の時には七尾市の病院で8週間実習でお世話になった。自分の能力不足でとてもつらい実習だったのであまり思い出したくないところもあるが、あの時お世話になった先生方はご無事だろうかと思いながらニュースを観たりしている。その七尾の病院は今災害医療の拠点の一つとなっていることと思う。
ここからクルマで能登に行くには富山県の氷見市を経てというのが一般的かもしれない。海岸線を舐めるように道があるようなところで鄙びた漁村がポツンポツンとあった。今はどうなってしまっているのだろう。

マッキントッシュC36を修理に出すべくラックから外した。控えのデノンのプリメインアンプに繋ぎ変え音出し中。出音は少々窮屈な感じもするがバックアップとしては十分仕事をしてくれている。何よりリモコンなのが良い。
なかなかスピーカーのセッティングが決まらず修理に出せなかったが、ようやく満足いくところまできたので修理をお願いすることにした。
前のブログに書いたが正規代理店での修理は諦め個人の方にお願いすることに。
SNSでフォローしている方で、修理依頼を受け、その過程をSNSにアップされていて透明性があるのが良い印象の方です。
昨日返事が来て、期間は約1ケ月を観てくださいとのこと。無事に本日発送してきました。
戻ってくるまでの間はデノン君に頑張って頂きましょう。

2024年1月3日水曜日

音決めはなかなか

御屠蘇気分とは程遠い令和6年のお正月です。地震に飛行機の事故と立て続けでテレビにくぎ付けでした。
などと書いている10時55分にも最大震度5強の余震が。当地は震度3とのこと。揺れは大したことないのだけれど揺れている時間が長いのが気に入らない。
そうそう、いとこのうな君は無事ですのでご安心ください。本震のときは高岡駅に居たとのことだがご家族もオーディオ機器も大丈夫だったそう。

ウェザーニュース社のYouTubeを観ていたら震源が能登半島から佐渡の方まで伸びていると言っていた。
佐渡と能登半島の間の海域は地震の空白域。当地の津波ハザードマップも確かその辺りでの地震と津波を想定していたかと思う。さらには陸地には2つの断層もありこちらも心配。この2つの断層は江戸時代に高田に大きな被害をもたらしたことがわかっているWikipedia 高田地震

さて、オーディオルームの階下で臥せっていた娘もだいぶ元気になり起きれるようになったので音楽を聴いています。
余震が心配なのでレコードは遠慮してます。
なかなか音は決まらず年を越してしまいました。以前のブログに書いた奇数分割法もそれだけではやはり限界があることがわかり、一部それを生かしつつスピーカーのセッティングを見直しているところです。スピーカー側面からの距離を少し広げてみたり、前に出してみたりと色々やっていますが、これは!という感じにはなかなかなりませんね。
もう少し中音域に量感があると良いのですが、なんとなく纏まりに欠け、散漫な感じ。思い切って大きく内振りにすることでそれでも何とか様になってきました。

もう一つ。プリアンプは妻のお許しも出たので、修理に出すことに。マッキントッシュの代理店のHPを見ると修理依頼品が届いてから見積りが出るまで約2か月、場合によってはそれ以上かかることあるとのこと。そこからさらに修理に一体どれだけ時間が掛かるのか皆目見当もつかない。幸せの黒い猫さんにお願いして、懇意にしているショップさんにも聞いてもらったが同じような回答でした。
これではお話しにならない。半年、下手したら1年くらいかかるんではなあ。
プリアンプのC36はこれまで代理店を通して2度ほど修理をお願いしたが今はこんな状態なのかと愕然。
仕方ないので代理店での修理は諦めてSNSでの知り合いに修理を頼むことにしようと思っている。

2024年1月2日火曜日

明けましておめでとうございます

ご挨拶が遅れましたが皆さま、明けましておめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします。

さて、昨日元日の能登半島を襲った震度7の地震で被害にあわれた皆様にはお見舞い申し上げます。

我が家はSPとCDプレーヤーが少し動いたのと、積んであった箱モノのCDが数点落下したくらいの被害で済みました。
WFB導入後、いくつか大きな揺れを経験しましたがその時はスピーカーは動いた記憶は無いのですが今回は結構動いてました。それだけ凄い揺れだったのでしょう。
それにしてもビックリしました。まさかの元日に地震、それも震度7。元日ですからお昼にお酒を頂いて良い気分になっていたところに緊急地震速報でしたから頭がよく回らなかったですね。
最初はちょっと揺れてんな、ぐらいでしたがそのあと直ぐにまた2回目の緊急地震速報。これが結構強い揺れでした。立っているのがやっと。コリャヤベぇなと急ぎテレビをNHKに合わせると津波警報が発令(激ヤバ!)されて、とりあえず必要なものを持って指定された避難場所へ。クルマで移動しようとテンパる妻を叱咤し、徒歩で3分の避難場所へ、隣に住む老夫婦とともに逃げました。
まあ、お正月というのが不幸中の幸いでしょうか。私たち夫婦も在宅してましたし声を掛け一緒に逃げることが出来ました。幸いにも津波はここまで来ませんでしたが来るかもしれないという恐怖感はありましたね。
もっと遠くへ、高いところへと思うものの高いところ無いし。津波来たら終わったなという感じでした。
日が暮れるとだいぶ冷え込んできました。避難場所の隣に国交省の除雪ステーションがあって、そこの事務所棟を開放していただけて屋内で暖を取ることが出来ました。
これも今年の年末年始が穏やかな天気で雪がほとんど積もっていなかったのが幸いしました。大雪で除雪作業があれば使えなかったかもしれません。お正月、しかも元日の大地震でしたが色々幸運が重なったように思えます。
それにしても余震が多い。しかも結構大きいのもあって気が休まりませんね。

我が家は地震もですが、30日に帰省した娘が翌日から下痢と腹痛、40度の発熱。コロナかインフルか?と元日に休日診療所に掛ってみたもののどちらの検査も陰性。本日2日に再受診したところカンピロバクターの感染症。どうやらクリスマスパーティーの時に食べた鶏が原因の様で。
カンピロバクターは鶏肉に付着していることが多く、加熱が不十分だったり、生の鶏肉を触ったまま手洗いや消毒が不十分であると感染するらしいです。
なかなか無い5日間の年末年始休みは娘の体調不良と地震・津波にあたふたしているうちに残り1日。なんか、もう一回やり直したい(飲み直したい?)気分です。あー、飲みたい。