2019年9月29日日曜日

オーディオ機器の水平出し その2

このところレコード再生がらみのトラブルやらなんやらでワチャワチャの七味。
こんなにレコードの再生に向きあったのは随分と久しぶりだなあと。

昨日に引き続き、オーディオ機器の水平出しの続き。
今日はレコードプレーヤー編。先日プレーヤーの脚の下に設置していたダンベルの重りを撤去した話は書いたとおり。プレーヤーはタオックのボードの上に乗っかっているが、棚板の上にボード直置きではなく、黒檀ブロックを噛ませていた。これをもう少しタイトにできないかというのがあって、同じくタオックのTITE25が一組(3個これは前にSONYのCDPに使っていたもの)だが、余っているので、これをタオックのボードと棚板の間に噛ませてみてはどうだろうかというアイデアは随分前から温めてあった。
それからもう一つ。幸せの黒い猫さんからプレーヤーの脚の下にゴムシートを噛ませるとレコードを聴く意欲に影響するくらいの違いがある、といったことをお聞きして、これはやらないわけにはいかないだろう、ということで。
黒檀ブロックはボードの四隅に置いてあったが、タオックTITE25は3個で一組なので3点支持。前2個後1個とした。棚板とTITE25の間には滑り止めシートを挟み、タオックボードとプレーヤーの脚の間にもシートを挟んだ。
水平は棚板とタオックボードの間で取り、わずかなガタつきの微調整はタオックボードとプレーヤーの脚の間で行った。

結果は一聴瞭然。Wの効果!。今のほうが圧倒的に良い。何といっても静か。そして音の粒立ちが格段に良い。空気感とでも言ったらよいか、会場の雰囲気が良く伝わってくるじゃんね。
内周の歪みも依然としてあるには有るが、随分と良い。
これはまたレコードを聴くのが楽しみになってきたですよ~。


2019年9月28日土曜日

オーディオ機器の水平出し

昨夜は職場のベテラン5人で飲み会。七味を除いて皆さん女性。仕事のことや子育てのこと、夫婦のことなど飲んで喋って食べて、気が付くと11時過ぎ。七味は聞き役に徹してお姉さま方の話を楽しませていただいた。

さて、このところオーディオはシンプルな方へとシフトしつつあり。先日もレコードプレーヤーの脚元のインシュレーターを取り払ったばかりだが、今日はCDプレーヤーに設置しているタオックのインシュレーターを取ってみた。TITE-25GPというヤツ。これはもう何年も使ってきたもの。以前はヤワな応接テーブルを利用した台を使っていたこともあって、それなりに効果を認めていた。現在、比較的ガッチリとしたつくりの棚板に機器を載せていることもあって、一度外してみようと思い立った。
理由はもう一つ。水平が出しにくいこと。棚板自体、奥に向かって傾いており、機器の水平を取らなければならないのだが、エソテリックのCDPは3点(前2・後1)脚。そこにインシュレーターを挟んでの水平調整は結構難しい作業。ヘタをすると機器がズレ落ちてしまう危険も。
そいで、外して調整。イヤー、楽です。後ろの脚の下には皮革を丸く切り取ったものを4枚重ねて敷いてようやく水平が取れた。
でも、そうすると前2つの脚とボードの下に微妙に隙間ができてしまう。

と、ここで疑問が。機器の水平を取る際、どこで水平をとるのか。棚にベタ敷のボードで水平を取った方が良いのかそれともボード上の機器の脚もとで取った方が良いのだろうか。些細なことにも思えるが悩むところ。

さて、音のほうはというと何となく厚みを増したようでもあり、音離れが悪くなったようでもあり判断に困る。ただ、素直な感じは出ている。

先日、幸せの黒い猫さんが、レコードプレーヤーの脚の下にゴムシートを敷くと良いとアドバイスを下さった。ターンテーブルの回転に対してキャビネットが安定している方が良いわけでコレは中々のアイディア、と思いました。とすると、同じ回転系であるCDPにも程度の差はあれ同じことが言えるのかもしれないなと考えています。取り敢えず滑り止めシートを当てがってみようと。


2019年9月27日金曜日

PMA1500AEをフォノイコに

昨日は東京へ出張。船堀(ふなぼり)というところまで。東京で総武線快速に乗り馬喰まで行き、そこから馬喰横山駅へ行き、都営地下鉄新宿線を本八幡方面に数駅行くと船堀に到着する。
普段、あんまり東京なんぞには行かないし、ましてや東京の地下鉄なんてもう数十年乗っていない。
ネットで乗り換え案内を見ても不安しかない。
しかも昨日は予定していた新幹線に乗り遅れる大失態。上越妙高駅までの時間を見誤った。
約束の時間に果たして着けるのか不安ではあったが、10分前に何とか到着。
それにしても東京駅の総武線ホームは何とも暗いし、遠い。エスカレーターも長い。高所恐怖症のところがある七味は降りるエスカレーターが苦手だ。生ぬるい風に乗って運ばれてくる匂いもダメだなぁ。住む気はないが、住めないと思う。
会議が終わって何だか疲労困憊。ちょっとだけ神保町をぶらぶらして帰って来た。以前ならお茶(の水)や新宿に行っていたと思うが、ずくがなくなった以上に欲がなくなったか。

今日は、出張に合わせてもう少し足を伸ばしてみる予定だったが諸事情により取りやめた。ただ、年休はすでに取得済だったのでそのままお休みを頂いた。消費税↑前の冬タイヤ購入代金の支払いと、昨日の出張で凝り固まった身体をほぐしに接骨院へ。腰は相変わらず良くない。

戻ってからオーディオを少し。という事で本題です。
先週、フォノEQの故障したマッキントッシュC36の代わりにデノンPMA1500AEのフォノEQを試して試してみた。結果はまずまず。マッキントッシュC36のフォノEQよりも音の質感は良いか、もしくは好みの音調かもしれない。
もう少しコンパクトかつ安価なフォノEQ(MM専用で構わない)を探そうかとも思っていたが、PMA-1500AEをそのまま使う事にして、機器の配置を調整。使っていないソニーのCDPを脇に押しやり、スペースを確保しつつ、ソニーに使っていたWFBをデノンにあてがってみた。
配置はこんな感じでまあ、追い込みもないわけだが、この週末はコレで行ってみようかと思う。
カートリッジやブラシといった小物類の置き場所が無くなってしまったが、これもまた考えるとしよう。

今日はこの後、職場のベテランのお姉さま方と飲み会。ちょっと楽しみ。





2019年9月23日月曜日

電気ってありがてェ~

熱帯低気圧に変わったものの、激しい風が吹いた一日。
夕食を作り、食べようかという午後7時前、廊下の電灯が瞬いたかと思うと、真っ暗に。
停電だ。
外に出てみると我が家の前に位置する家の灯りは点いているが並びの家3軒と我が家の裏の家3軒だけが停電している。
家のすぐ前にある電柱の上のほうで激しく火花が散る。どうも断線した様子。
電力会社に連絡したところ、1時間ほどして到着。高所作業車を手配しますとのこと。さらに1時間ほどして作業車が来て作業開始。1時間ほどで作業終了。4時間ほどの停電で済んだ。

それでも、電気の無い生活というのはなんと不便なことか。改めて有り難いことだと痛感した。
テレビ観れないし、ネットも出来ない。トイレも一応流せるが、大変だし。結局、タバコを吸うくらいしかすることが無かった(笑)。
千葉の皆さんの不自由さ、大変なご苦労がすこし身に染みたです。

魅惑の2週連続三連休も最終日 今日もレコード聴いてまっせ!

魅惑の2週連続三連休も最終日。何だかんだとレコードを聴きまくりで過ぎてしまった。
最終日の今日は朝から、デノンPMA-1500AEをフォノEQとしてみた。
フォノ回路が故障中のマッキントッシュC36ではあるが、プリアンプの機能としては問題ない、ハズ。
フォノ回路だけの故障であれば、フォノEQは外部機器にしてこのままプリアンプとして使っていきたいという思惑がある。今回はそのチェック。結果が良ければ機器のセッティングを見直すとしてもこのまま行くことも考えたい。
1500AEはそのままに、C36をその上に。昨日のプレーヤーの見直しで余ったダンベルの重りを脚にしてみた。見てくれは良くない。音にも影響はありそう。

問題はC36の仕様。セレクターはPhono/AUXが兼用で一つとなっている。入力端子はPhonoとAUXは別だがPhono端子を使用するとAUXは使えず、AUXを使うとPhonoが使えない。内部でそうなるらしいが良く分からない。一部回路が共通なのか?その共通部分での故障であれば・・・
アナログ系統はMCトランス→PMA1500AEのPhono端子…RecOut端子→C36のAUXとなっている。
ここまで1時間ほどレコードをかけていて大丈夫そうだけれど、どうなるか?

結果はお出かけの後!

できればC36を下に置きたいけれど躯体が小さいので
暫定的にこの置き方


2019年9月22日日曜日

レコードプレーヤーのセッティングの見直し

普段、あまりレコードを聴かない七味。これだけ長時間レコードばかり聴いていると、段々と色々とやってみたくなる(笑)。
一つは水平の見直し。それから脚の見直しも。
基本、オーディオ機器のセッティングはシンプルであるに越したことはない。
現在、オーディオ機器は作り付けの棚板の上にオーディオボードを敷きその上に載せている。
古い我が家故、この部屋の短辺を渡る棚板も水平が取れてない。なので、回転系(CDPやレコードプレーヤー)はセッティングに苦労する。特にレコードプレーヤーは。

レコードプレーヤーは棚の上に小さな黒檀ブロックを脚にしたタオックのボードを敷き、その上にダンベルの重り2つでゴム・シリコンの緩衝材をサンドしたものを載せ、その上にプレーヤーを乗っけていた。
今回、それを止めて、タオックのボードの上に直接プレーヤーを載せてみた。水平はボードとプレーヤーの脚の間に皮革を重ね、プレーヤー本体の脚での調節(脚がクルクルと回せて高さ調整ができる)はしないようにした。
キャビネットの上に載せていた重りも減らした。
プレーヤーの水平調整は針先のトレース位置で行なった。この辺も他人によって色々かと思う。
ハウリングマージンも問題なくセッティング終了。

出音はというと、幾分スッキリとした感じ。付帯音が減ったせいかな?しばらくコレで行きましょう。

明日は結婚記念日。何回目?18回目?19回目?結婚直前に9.11が起き、新婚旅行の予約が大変だったっけ。我々は国内旅行だったので大した問題はなかったけれど、旅行代理店は海外旅行のキャンセルのお客さんでごった返していたっけ。
ということで、ちょっとしたお店で家族でランチしてきます。あと、今シーズン3回目のぶどう狩りも。

以前の状態ですが、脚はこんな感じでした
キャビの上も・・・

変更後 ちょっと暗いですが
脚の下は皮革 キャビもちょっとだけスッキリ



トラブルは一段落 Dutoit / OSM Falla El sombrero de tres picos

レコードの再生は今のところ症状も出ず、落ち着いている。
先週から、最近ないくらいレコードを聴いた。
バックアップのデノンのアンプも頑張ってくれている。ここ最近になって俄然DL-103が良く鳴りだした、気がしている。元々良く鳴っていたいたのかもしれず、それがわからなかっただけなのかもしれない。けれども、先週あたりからこんなにイイ音だったっけ?と思いながらレコードを聴いている。DL-103でレコードを再生することが以前に比べて多くなった。
きっと電源を強化したことと関係が有るのだろう。そして、デノンのアンプとの相性。これに尽きるのではないか。PMA-1500AEは、もちろんフォノイコライザー内臓。MCもイケるのだが、先のブログにも書いたとおり、プレーヤーのケーブル長が足りず、MCトランスのFRT-3を結局挟んでの再生。こんな時、横並列の機器配置は不便だが致し方ないか。

そんなこんなで、今日もLPを聴いている。
デュトワ/モントリオールでファリャ”三角帽子”と”恋は魔術師”。このLP2枚組でファリャは2枚目。
1枚目は”シェエラザード”となっている。高校生の時に買ったもの。
その頃は友人から譲り受けたデンオンのプレーヤーDF-47を使っていたかなぁ。良く覚えていないケドも。
この頃のデュトワ/モントリオールはアンセルメ/スイス・ロマンドのレパートリーをなぞるような録音が多かった。レコード会社の意向なのだろうと思う。デジタル、CD移行期のデッカを大いに潤したに違いない。
デジタル、CD期にマッチしたデュトワの切れ込み鋭く小ざっぱり、颯爽とした指揮とアメリカ大陸のオケの機能美全開な演奏は七味も随分とお世話になったし、今聴いても全く色褪せない。
その後、少しづつアンセルメの録音レパートリーから外れ、ホルストやロッシーニ、ショスタコなどをリリース。96年からN響の常任指揮者、98年からは音楽監督となり演奏会ではマーラーなど独墺ものも振るなど録音とは別の顔も見せたものの、#Me Too問題で表舞台から遠ざかってしまったのは残念ではある。最近になって少しづつ活動も活発になってきていると聞く。

さて、レコードプレーヤーの問題、七味はさほど気にはしていないのだが、もう一つ。
アームのシェル締め付け部分の金属くず問題を。わが家のKP-1100のこの部分。シェルを締め付ける時、結構締め付けが渋い。そのせいか、下に金属クズが落ちる。再生中のレコードに落ちることは無さそう。シェルのゴムワッシャーは使っていない。結構ギュッと締め付けているんだがそのせいだろうか?このプレーヤーは頂きもので、頂いたときにはすでにネジは渋く感じてはいたが今のところネジの部分がバカになったりという事もないし、音もちゃんと出てはいるのだがどうなのだろう。もしダメでもどうしてみようもないのだが・・・。

最近、良い音を奏でてくれてるDL-103

これが謎(?)の金属クズ

2枚目のファリャ

こちらが1枚目のリムスキー=コルサコフ
ジャケ底が抜けかけてます。新品のときはもっと金色だった





2019年9月21日土曜日

レコードプレーヤー絡みのトラブル 続報その3 新展開

レコードプレーヤーがらみのトラブルに新展開。というよりは七味のお粗末エピソードでしょうか。

先週、レコードを聴いていると左チャンネルから音が出なくなった。アームーシェルの接点をクリーニングなどすると音が出ることもあったが出ないことも。しばらく放っておくとまた音が出るようになったり出なかったりと、症状は浮動的。
これはアーム内部のケーブル断線かと思い、懇意にさせて頂いているショップにメールしたのが前回のブログまでのお話。
この平日中、朝な夕なに針先をブラシでジロリとなぞるもやっぱり症状は浮動的。そこで件のショップのHPに出ていた中古のプレーヤーを購入しようとメールした。
すると、
フォノイコライザーアンプは使用していますか? 
CDの音はOKとしたらフォノ系統になります。
プレーヤー以外にそのあとにつながっているトランスやアンプ等の動作は大丈夫でしょうか?
端子の接続を左右逆にして音を出してチェックしてみてください。
との返事が返ってきた。

まったく迂闊でした。
プレーヤーの異常とばかり思いこんでいましたが、その可能性があったなあ、と。
我が家のアナログ再生系統は
レコードプレーヤー → MCトランス(FRT-3) → フォノイコ(マッキントッシュC36)
で、MCトランスの受け(入力側)の左右を入れ替えて音を出してみるとやっぱり左チャンネルから音が出ない。(その後症状が出なくなってチェックできず・・・)
・・・とするとMCトランス 以降に問題があることに。
光明?いや泥沼かも。MCトランスならまだしも、これがプリアンプとなると・・・。

そいで、音が出ない症状が出るのを待っているが、今度はなかなか(症状が)出ない。
5時間くらい経ってやっと出た。MCトランスの受け側でチャンネルを入れ替え。左チャンネルから(音が)出ない。もとに戻し、今度はプリのフォノで入れ替え、これも左。という事はプリアンプが原因という事になろうか?多分合っているよね?よね?ちょっと自信がありませんが・・・。
実はこうした左右入れ替えての故障個所のあぶり出し作業が少々苦手。左右チャンネルを入れ替えて・・・というのがどうにもパッと理解できないのです。1箇所ならまだしもこれが複数となると頭こんがらがっちゃって思考停止。
以前のパワーアンプの故障の時もかなりそれで消耗してしまいました。なのでもうコリゴリなのですが。

ということで、マッキントッシュC36を降ろし、デノンのPMA-1500AEを。ホントはMCトランスも外したいところですが、ケーブル長が足りず、このままトランスを咬ませることに。
小1時間ほど聴いているが、思っていたよりもフォノイコライザーの出来は良さそうでホッとしている。
これで少し様子をみようと思う。

さて、今日ずっと聴いているLPはコレ
ワルターのブラームスの2番。


2019年9月16日月曜日

レコードプレーヤー絡みのトラブル 続報その2 Walter Unfinished

さて、レコードプレーヤーの左chかの音が途切れる症状。朝からずっとLPをかけているが、今のところ症状は出ていない。だいだい5時間といったところ。
アーム内のケーブルの断線ではなさそうだ。

懇意にさせて頂いている会津のショップからメールが帰ってきた。

お話から推測すると、原因はアーム部とシェルとの
接点不良としか考えられないですね。

アーム側がピンをバネで施触させていますので
ちゃんと戻るかどうか4個のピンを綿棒でいいので何度か押してみてください。

あとはテスターでアームのピンに接触不良が起きないか確認作業です。
出力ケーブルの先端とアームのピンをテスターの抵抗値ポジションで
4個の確認です。

とのこと。
とはいえ、テスターを持っていないので確認ができない。今度、テスターを買っておこう。で、使い方も勉強しよう。

相変わらず胃が痛いが、それでも音楽を聴いている。
普段聴かないようなLPをここぞとばかりにターンテに載せている。
久しぶりにワルターの未完成を聴いた。
日コロ盤。いわゆるペラジャケというヤツ。未完成はB面。A面はもちろん運命の王道のカップリング。
ワルターの未完成を聴いたのは多分、小学生のころ。父親が持っていたクラシック全集のカセットテープ。未完成の基準はこの演奏。色々と聴いてきたが、やっぱりこれがホーム。
針を降ろすと、結構なヒスノイズ。その中からが湧きだすように音楽が流れ始める。
オケが弱いと言われるワルターのコロンビア(CBS)録音だが、未完成はニューヨークPO..
ワルターのこの録音に賭ける意気込みがわかろうというもの。曲の隅々までワルターの意思が行き届いた演奏は、やっぱり良い。

さて、レコードプレーヤー、このまま治まって欲しいがどうなる?。



レコードプレーヤー絡みのトラブル 続報 胃に穴が開きそうだわ~

昨日の昼過ぎくらいからレコードを聴いていて左ch.の音が途切れるようになった。以前にもそんなことはあって、そんなときはクリーニングすると何事も無かったかのように音が出るようになった。
今回もその程度のことだろうとタカを括っていたが、発生頻度が尋常じゃない。そのうちにクリーニングしても音は出なくなった。念のためカートリッジを交換してみたがやっぱりダメ。
昨日のMCトランスのポロリ事件もそんななか起きた。
その時は音の途切れは一時的なものだろうと思い、ポロリの方に焦った。幸い、接着剤でポロリの方はあっけなく解決。ホッと胸を撫でおろしたが、音の途切れは依然として直らず。
クリーニングの際、アルコールを染みこませ過ぎたかと思い、カートリッジを外して一晩放置。

今朝、早速にカートリッジを装着し、針先をブラシで軽く撫でると左chからジロリ、と音が出た。これはイケるかとLPを再生するも途中で音が途切れてしまう。
何度かトライするうちに何とか音の途切れも無く再生ができるようになった。ここまで2時間半ほどLPを3枚くらい鳴らしているが上手く再生できている。
ちょっと一安心といったところだが、油断はできず胃が痛い。吐きそうになりながら聴く音楽は面白くない。

ユニバーサルアームのシェルとの接点は4本のピンがバネ仕掛けでシェル側の4ピンに接するようになっている。
ただ判るのはここまでで、アーム側のピンがアーム内部のケーブルとどのように接着されているのかは正直わからない。ブラックボックス状態。
普段、がたつきの無いようにと、かなり強くアーム部側のネジを締めているが、もしかしたら接触が悪くなってしまうのか。
以前から、アーム側のネジを回すと渋い感じで、細かい金属くずがこぼれていた。ただ、これはアーム側接点のものではなくて、ネジそのものから出ているようだったし、締め込みには渋いだけで問題は無かった。
今回、少し締め込みを緩めてみているが、今のところそれが奏功したのか?とも思える。

昨夜のうちに、ケンウッドのサービスと知り合いのショップにメールを入れてみたが今のところ返事はない。気長に待つしかなさそう。

ケンウッドのKP-1100は85年頃の製品。34年も前のもの。いつ昇天してもおかしくない。
次の器械やサブ機の導入を検討しなければならないのかもしれないが、長年使ってきて愛着もあるし、できる事なら修理しながら一生使っていきたいものだと切実に思う。




2019年9月15日日曜日

アワアワ MCトランスのダイヤルがもげる!

もげた!もげるは標準語何だろうか? 新潟では何かが取れること、取ることを”もげる”とか”もぐ”とか言います。
使っているMCトランス フィデリティリサーチのFRT-3 の抵抗可変ダイヤル(というのか?)がボロりッといった。いつもはカチッと動くが回していて、ヌルッときてクルクルと回転した。
ダイヤル本体には穴があって、ピンだかネジが刺さっていて軸に固定されていたようだが詳細は不明。ネジが抜けたのかと思っていたがどうも違うらしい。
その穴が貫通するかと、精密ドライバーの径の細いものを差し込んでも貫通しない。

ダメ元で、金属にも使える瞬間強力接着剤を買いに走り、接着してみた。今はちょっと怖くて触れない。(さっきダイヤルノブを回してみましたが上手くくっついたみたい)
一応、音は出るし、トランス自体がどうこうというわけではないので、レコードを聴く分には問題ない。接着がダメでも、MM、MCの切り替えやMCの抵抗切り替えはペンチなどでつまんで回せば可能だし、マッキントッシュはMMのみの対応だがフォノイコライザーも装備。何ならデノンのPMA-1500をフォノイコがわりに使っても良い。MC対応だし。

でも、ちょっとアワアワ慌てましたよ。なにぶん古い(40年以上前かな?)し何が起きてもおかしくはないのだ。

レコードがらみでもう一つ。最近、レコードを聴いていて急に左チャンネルからの音が途切れることが多くなった。頻度がぐんと増えた。以前そんな症状が出たときはシェルごとカートリッジを外して、アルコールを浸し、絞った綿棒で軽くグリグリとしてやると解消するはずが、なかなか解消しなくなった、というか解消しない。いよいよアーム側の接触が悪くなってきたのか?実はこっちの方が問題としては深刻なのか? 要経過観察である。

ミルシテインのブラームス

千葉の台風による停電は未だ収束の気配を見せない。先日のNスぺ、ブラックアウト(大規模停電)が早速現実となった形だ。被害に遭われた方にはお見舞い申し上げる。

新潟は関東上陸の時にそれなりのまとまった雨が降ったくらいで被害らしい被害もなく過ぎた。
台風が抜けてからは、それまでの暑さがウソみたいに秋の訪れ。随分と涼しくなり、朝晩は肌寒いくらい。
音楽を聴くにも良い季節となったと実感。でも今朝は無風でちょっと蒸し暑い。
昨夜は昼寝でガッツリと寝入ってしまったせいで、なかなか寝付けず。撮り溜めた海外ドラマを観ながら3時くらいに寝落ちしたようだ。
眠れないのに無理に寝ようとしてもシンドイので、眠くなるまで適当に過ごすようにしている。まあ、今、これを書いている午前中。かなり眠いのだけれど。
以前は睡眠導入剤を飲んでも中々寝付けず、辛い日々を過ごしたこともあったが今はすっかり眠れるようになった。眠れるということの有り難味に感謝である。

さて、ちょっとぼんやりしながら聴いているのは、昨日に引き続いてのミルシテイン。ブラームスのコンチェルト。ヨッフム/ウィーンPO.の伴奏。DG、74年ウィーン・コンツェルトハウス。
このLP、いつ買ったのかよく覚えていないのだが、中古であることは間違いない。少し反りが有るので、外周スタビライザーを装着して再生してみる。LPの縁に引っ掛けるようにして使うが、いつも針と接触して吹っ飛ばしてしまうんでないかと心配するが、大丈夫。それでも、針を降ろすポイントがすこし内側に入るため、針を降ろすと曲がすぐ始まってしまうのが玉に瑕。
音は、効果抜群。トレースが安定し、音の重心がグッと一段下がる感じ。その分、伸びやかさは後退するようではある。
レコードを再生するときはCDPの電源は極力落とすようにしている。メタル馬鹿一代さんの教えだが、それほどの差異は七味の耳には感じない。

ミルシテインのバイオリンはやっぱり華麗で豪華な響きが七味には聴きどころ。この録音の時には70歳。なんという美音!恐れ入るしかない。バックのヨッフム/ウィーンPO.のサポートも素晴らしい。ヨッフムと言えばギレリスとの協奏曲も見事な演奏。

お昼過ぎには母のところへ。誕生日と敬老の日のプレゼントを渡してきた。相変わらず眼を瞑っているが、声かけに”ウフフッ”と笑うなどいつもよりは反応が良かった。このまますこやかに、長生きして欲しいものだ。




2019年9月14日土曜日

ハラスメントは許しません! 母82歳 ミルシテインのバッハ

先日の車検に続いて、消費税↑の前に冬タイヤとホイールを買わなければならず、クルマ関係のこれまたイタイ出費を強いられる。冬タイヤだけでかなり勉強してもらって15万弱。ホイールと合わせると結構するする。
今年は春から、夏タイヤの買い替えやらボディの修理に車検ときて、止めは冬タイヤ&ホイールの買い替えと立て続けのクルマ関係の出費が嵩んでいて、オーディオへの出費は望めない状況。トホホ。
という事で、9月の連休は特に予定なし。

来月、社内で開催するハラスメント講習会の担当を任されてしまい今週はその準備に忙しかった。
任されたとはいえ、この企画を提案したのは自分なので、半分やる気ではあった。
吉本興業ではないが、ハラスメントまがいのことが話題となっている昨今。我が社でもハラスメントに該当するような事案が発生し、職員が辞めてしまったと聞く。
外部講師については市の男女共同参画推進センターが講師の紹介、派遣の費用を負担してくれる制度があり、それを利用させてもらう事とした。幸い市内の弁護士の方に講師をお願いできることになった。
で、来週ご挨拶に伺うことになった。弁護士と称する方と会ったり、話したりする経験は今のところ無く、今回が初めて。ちょっと緊張している。

この機会に少しハラスメントについて勉強してみた。なるほどと思ったのは、ハラスメントの防止・抑止策。
一つは会社がハラスメントを容認しないことを明示すること。そして就業規則などにもそれを反映させるのだという。二つめは何らかのハラスメントがあった場合、申し出る窓口を明確にしておくのだという。なるほどなぁ~。我が社のハラスメントに対する防止・抑止策は明確でないことがわかった。この講習会をきっかけに会社がハラスメントの防止・抑止策を定めて、今後ハラスメントで職員が辞めるといったようなことが起きないようにしたくて、ちょっと頑張ってます。

今日は一日音楽を聴いて過ごした。
気になっていた高音域のヒリヒリとしたノイズも随分と気にならないレベルまで下がり、聴感上は少し聴こえるくらい。そんなわけでミルシテインのバッハ無伴奏。我が家では高域がキツイ上に、例のノイズに悩まされ1枚目を聴き通すのすら苦行であったが、難なくとはいかないまでも2枚聴き通すことが出来た。ウトウトしながら何回もリピート。
と、夕方になって妹からLINEが。今日は母の82歳の誕生日だね、と。
へッ? すっかり忘れていた。明日、敬老の日のお祝いを兼ねて行って来ようと思う。


2019年9月8日日曜日

今日はお祭り LPの内周歪みと帯電

昨日、今日、明日と町内のお祭り。で、今日は青年会の神輿とこども会の神輿。七味は青年会の神輿の交通誘導に駆り出され、夕方からさっきまで行ってきました。
20代~30代前半は町内にいなかったもので、青年会の活動というものを知りません。今の青年会の方々も世代が違い、ヘタをしたら同級生のお子さんだったり、さらにはお孫さん、なんてこともありますからさっぱりです。
でも神輿を担いだり、獅子や般若に扮して各戸をまわるなど、若い方々の立ち居振る舞いは見ていても気持ちよく、羨ましくもありました。
町内も徐々に空き家が目立ち始め、お年寄りが一人暮らし、なんてお宅も増えている中、こうした青年会の活動は活気を与えてくれるもので、何だかオジサンキュンキュンしちゃったデスヨ。

さて、幸せの黒い猫さんとLPの内周歪み談義。
我が家のレコード再生システムではやっぱり気になるレベルで存在する。黒い猫さんのところでは黒い猫さんが聴いている範囲では出ない、という。正直こちらも羨ましい話ではある。
歪み、とはいうものの、改めて印象を記すと歪んで聴こえるわけではなく、ダイナミックレンジが少々窮屈な感じとなり、スカスカではないもののなんとなく情報量が減って雑な感じで鳴る、ってな具合。
静電気バチバチの盤を掛けると、外周でもなんとなくスッキリしない感じになるがそんな感じの音。
元来、レコードは外周に比べ内周では安定したトレースが期待できない構造ではあるが、このいわゆる内周歪みの原因はそれだけではなさそうで、外周から内周に向けて段々と針がトレースしていく訳だが、その際に針が盤上のチリやゴミ、ホコリをかき集めてしまうことに加え、ターンテーブルのシートとレコードの摩擦、針とレコードの摩擦によって静電気が発生してしまうこともまた一因と思われる。原因は一つに集約できないような気がする。
ちなみに我が家はテクニカのAT666というジュラルミン製のバキューム式ターンテーブルシートをひっくり返して使ってる。一般的はゴム製シートに比べるとレコード盤の素材であるポリ塩化ビニルとは帯電しやすいようだ。これも一因か。確かに演奏が終わって盤を持ち上げるとかなり帯電していることが多い。
下の表の見方としては素材同志が離れているほど帯電しやすく、近いものほど帯電しにくいことを表している。(載っていないがジュラルミンはゴムより塩化ビニルから遠いと考えられる)

2019年9月7日土曜日

Böhm / WPh. AVM Requiem LPに挑戦!

今日も暑い。台風の影響なのか。
今日は午前中、今シーズン2度目のぶどう園へ。そこで頂いたぶどうがあまりにも美味しくて、ついつい買いすぎてしまった。

午後は、以前買ってほったらかしにしていたベーム/WPh,のモーツァルトのレクイエムのLPを丸洗いして、ようやくの試聴。
乾燥させたレコードをターンテーブルに載せ、針を降ろすも左チャンネルから音がでない。とはいえ故障かと慌てることも無くシェルとアームの接点をアルコールを軽く浸し、絞った綿棒でグリグリして再度セット。針を降ろすと難なく左右から音が出る。
大体、レコードを再生して片チャンネルから音が出ないのはこのシェルとアームの接点の問題。

現在稼働中のカートリッジはオルトフォンの2M RED。楕円針のMMタイプ。LP再生を再開するにあたり用意した最初のカートリッジ。針は一度替えてある。
音質は可もなく不可もなく、といったところで現在ではすっかり出番も無いが、盤質が酷いものや中古で買った盤の試聴用に重宝している。J-POPやROCKなどはあんまり音質にこだわらないので、もっぱらコレである。

さて、ベームのレクイエムであるが、CDにおいては我が家でも最難関の再生が難しいディスク。
苦闘の歴史はこちらこちらを。
カートリッジのせいもあるかもしれないが、LPの方がやや甘め。内周に入ってくると、どうしても合唱の子音がビビる。LPでも十分鑑賞に堪えるけれど、CDの方が聴きやすいかも。
ただ、LPのほうはジャケットが良い、な。




2019年9月6日金曜日

家族交流会に行ってきた

今日は母が入所しているグループホームの系列5施設が集まっての家族交流会。例年11月頃に開催されていたが、今年は9月の開催。11月だと天気が悪いとかなり冷え込んでしまい、お年寄りには大変なんだとか。また、会場も例年のホテルとは違い、市内の結婚式・披露宴もできる大きな割烹、というか宴会場?であった。スペースも大きく取られ、車椅子や介助を必要とする方の移動も大変スムーズ。
何といっても、七味の職場に近いのもウレシイ。お昼前に早退し、会場に。
母は今年も元気に参加。相変わらず眼を瞑ったまんま。時折喋りもするが、声が小さく聴き取れない。聞き返すも喋ってはくれない。
それでもご馳走を口まで持っていくと旺盛に食べる食べる。介助のし甲斐があるってぇもんです。
このご馳走も凄い。お肉や野菜の形はそのままに、上顎と舌だけで潰せる柔らかさ。ブロッコリーも牛肉、鶏肉も柔らかい。母の場合は飲み込みは上手なのだが、咀嚼することが上手くできない。私たちがガムを噛んだ時に、丸くまるめるように食べ物をまとめることができない。なのでこの形態がとても良いのでしょう。便利になったものです。
この他に、母は食べることはできませんがグループの会長が採ってきたという、ぜんまいと姫タケノコの煮物が毎回の七味の楽しみであります。

会が終わって、車検の済んだクルマを取りにスバルのディーラーへ。代車としてレヴォーグSTIをお借りしたが乗り慣れないクルマに肩が凝る。今乗っているレガシーB4に比べて車内がやや狭く感じ、フロントガラスも低い上、アイサイト搭載でより狭く感じた。ボロでも愛車が安心して運転できる。
でも、良かったなー、レヴォーグ。ターボの噴け上がり具合と静粛性が何とも気持ちよかった。

職場がごたごたとして何とも落ち着きがない。課員みんなが何だか浮足立っているせいか顔色を伺いながら仕事をしているようなところがあって気が抜けない。どうにもギスギスしていて気持ち悪い。上手く回っている時は良いが、一度躓くと立て直すのは厄介。かなり心配である。

メインのお皿はこんな感じ
これに茶わん蒸し、お粥、お味噌汁が付きます

ビーフシチューでしょうか

チキンのクリーム煮でしょうか

エビグラタンのようです

野菜のコンソメ煮のようです

ちょっと汚いですが・・・
かなり食べました。母も満足そうでした。
ちょっと映っているスプーン。
お魚料理を食べる平べったいスプーンが良かったです。

2019年9月1日日曜日

Saint-Saëns Six Etudes Op.52-6 ”ワルツの形式で”

今日は映画館のファーストディということで、妻と娘は各々で観たい映画があるらしく、いそいそと出掛けていった。
七味はお昼の麦酒を楽しみにしてお留守番。

よく聴いているチョン・キョンファの小品集”コン・アモーレ”。CD国内初発盤を手に入れてから一層よく聴くようになった。お気に入りの曲はサン・サーンス作曲イザイ編曲になる”カプリース”(ワルツ形式の練習曲による奇想曲)。
他の演奏も聴いてみたくてネットで動画などを探すもあまり目ぼしいものはナシ。
ただ、原曲がピアノ曲であることが判明。バイオリンと管弦楽版もあるらしい。
そういえば以前にサンサーンスのピアノ曲集を買ってあったことを思い出して引っ張り出す。
VOXレーベルの5枚組。エリートレコーディングスによる優秀録音。買った最初は良く聴いていたが最近は死蔵状態だった。売ることも考えていたが良かった、売らなくて。
この時はあんまりピアノがキレイに鳴らなくて苦労していたが、今聴くと結構イイ音がする。ミケランジェリのドビュッシーもそう。硬ったい音だったが随分とほぐれてきたカンジがする。

中間部、ふっと現れる甘いメロディが素敵な一曲。
 
            

イザイ編曲版

サンサーンス原曲版

管弦楽伴奏版

オーディオ三銃士3分の2

今日は防災の日。最近の九州の水害をはじめ、大規模な災害が増えたような気がする。
あまり視聴率が振るわない大河ドラマ”いだてん” そこでも関東大震災が描かれていたっけ。
七味の祖父は当時、テーラーで奉公していて被災し、生前その様子を話してくれたっけ。よく覚えていないけれど。満州に渡り、終戦後はシベリア抑留を生き延びた。なかなかのサバイバーであった。

昨日は三銃士の一角、Kazuさんが遊びに来てくださった。前回我が家にいらっしゃったのは春くらいだったから凡そ5か月振りか。その間、七味がkazuさんのお宅に夏前に伺っている。
専用電源を引いた後、初めてのオフ会か。
先週、現在の音作りの方向性に一抹の不安を抱いた七味。幸せの黒い猫さんから実に直球ズバーンのコメントを頂きもした。言われてみればしばらくEQをオフにして聴いたことが無かった。
試しにオフに(器械を外さずともオフにできる)してしばらく音楽に耳を傾けてみる。

ふむ、悪くない。悪くないんだけれど、やっぱり低音が多すぎる。ある程度(部屋の構造や動線など制約のある中)セッティングを追い込み、そのうえでEQを噛ませている。もちろん測定もし、部屋の伝導特性を元にフラットになるように補正されたうえで、好みの音となるようカーヴを作っている。
これを例えるならEQによる調音は女性の(別に男性でもイイけど)お化粧に近いかもしれない。粗を隠し、陰影をつけ、ぼかすところはぼかし、際立たせるところは際立たせる、そんな感じ。ナチュラルメイクとはいうけれど、あくまで自然な感じ、ということでけっして薄化粧ではない。地があっての化粧なのでやはり限界はあろう。
ここまで、何とかナチュラルメイク(補正を感じさせないような)と言える出音に近づいてきた手ごたえはある。ただ、今回はちょっとやりすぎというか迷いが生じてしまった。
幸せの黒い猫さんの指摘に従ってEQをオフにして良かった。(幸せの黒い猫さんの指摘の主旨はそこではないのは承知の上で)改めてEQの良さを確かめられた。
EQによる調整は一見簡単、お手軽・安易な感じもするが、機器のセッティングの追い込み同様に非常に根気のいる作業。正直なところSPセッティングをご破算にして一からEQ調整をする”ずく”が今の七味にはない。
EQオンとオフを聴き比べ1000Hz以上を少し持ち上げみた。これまで高域を下げ過ぎていたようだ。

さて、オフ会はやっぱり楽しいものだった。Kazuさんからもおおむね良いお言葉を頂くことが出来た。
いろいろなCDを聴いていったが途中、大江千里からリゲティときてモーツァルトのピアノ協奏曲を続けて聴いた時はちょっとクラッときた。モーツァルトの典雅なこと、典雅なこと。
こうして同じ時間を共通の趣味を持って共有できることは本当にありがたいことだと思った次第。
ありがとうございました。

Kazuさんが帰られてから、ヤマハのパネルの向きを少し内向きに試したりと微調整。そのうち興が乗ってきて、プリアンプをデンオン(1500AE)に変えてみた。
高域のチリ付き・ヒリ付きはやや良いかな?という感じであんまり変化はナシ。音調はマッキントッシュに比べるとよく言えば豊潤。悪く言えば甘く締まりが無い感じもセッティングやEQの調整で何とかできそうな感触。2時間ほど聴いてマッキントッシュに戻した。もとに戻す際に接点のクリーニング。貴金属磨きの布でRCA端子をコシコシ。ピカピカ。
それからタオックのしたに咬ませていたインシュレーターを取っ払った。
心なしか音がよくなったような、ノイズ感も減ったような・・・。

あっという間に9月。今年も3分の2が過ぎたことになる。早ぇえなあ。