2020年2月29日土曜日

通常営業に戻ります RW Lohengrin Act 1 Prelude

通常営業に戻ります。
今日は昨日と打って変わってのポカポカ陽気。一気に春、という感じではありますが新型コロナがついに新潟にも上陸。先日の安倍首相の全国一律の学校閉鎖要請、そして北海道の非常事態宣言と、いよいよかというところでの県内での初の感染者の報告。もうすぐそこまで来ていると考えた方がよさそうです。
県内初の感染者は何でも、親の介護で東京から新潟市に来ていたということです。やはり東京から持ち込まれた形ですね。

さて、妹の葬儀が昨日、無事に終りました。今日は姉親子を上越妙高駅まで送り、妹の家に顔を出してきました。これで一応、全てが終わった形となるでしょうか。
本来ならば、施設に入所している母のところにも姉共々顔を出したいところですが、新型コロナを考えると控えた方が良かろうと判断。まあ、インフルも依然として流行していますから賢明な判断と思う事ににしましょうか。

今日はワーグナーのオペラ(楽劇)鑑賞は少しお休み。さすがにリング4部作にマイスタージンガ-、トリスタン、ローエングリンと、CDやらスカラ座、バイロイトの公演の録画で立て続けに鑑賞しましたのでさすがに疲れました。それなりに暇がある、というのは恐ろしいですね。
という事で、ワーグナー管弦楽曲集を。トスカニーニ/NBC交響楽団の演奏で。
楽劇「ローエングリン」第一幕への前奏曲を。冒頭、弦楽器によってスーッと入ってくるところが堪らなく愛おしい。神秘さと力強さと繊細さのバランスがキモでしょうか。この辺り、トスカニーニは完ぺきと思います。録音はモノラルながら、そんなことは全く気になりません。
ワーグナーを得意としたトスカニーニ。初めてドイツ人以外でバイロイト祝祭音楽祭を指揮しただけのことはある、そんな演奏です。トスカニーニが楽劇を指揮した録音はワルキューレの第一幕が残っているくらいであとはオペラからの管弦楽版くらい。楽劇全曲が残っていないのが残念です。
これまで、オペラ全曲を映像で観たあとに聴くとまた印象も変わりますね。これは大きいです。

そういえば、このローエングリンの第一幕への前奏曲は確か、映画「独裁者」でチャップリン扮する独裁者ヒンケルがバルーンの地球儀をもてあそぶシーンで使われていましたっけね。

BMG BVCC-9923





2020年2月28日金曜日

葬儀は無事済ませることができました

妹の葬儀も無事に済ませることができました。まずは一段落、といったところ。
今流行りの家族葬ということで参列者は近親者のみでおよそ20人ほど。

焼香も人数が少ないのですぐに済みます。が、だからと言ってお経も短く、というわけにもいかないのでしょう。突然、ご住職が読経のスピードを上げました。
さらに、何か祭壇の前で読み上げたご住職が振り返って席に戻ろうとした際に履いていたスリッパ(これがまた、金糸の刺繍?の入った立派なもの)が脱げました。
その様子をみていなければどうということも無いのですが、今回は最前列に座っていましたのでバッチリと見てしまいました。
正直、笑いそうになるのを堪えるのが精いっぱい。グッと歯を食いしばってはみるものの、顔が歪んでしまいます。
不謹慎かもしれませんが、お葬式が厳粛な雰囲気ゆえにアクシデントのファニーさが際立ちます。
夜は姉家族とともに御斉がてらの食事会。妹への献杯と思い出話に華が咲きました。

新型コロナウィルスは全国一律の学校閉鎖と北海道では緊急事態宣言と、深刻度が急に増す展開に。今のところ新潟県は感染者数ゼロではありますが潜在的な感染者はいると考えた方がよさそうです。マスクの次はトイレットペーパーやティッシュ、それに生理用ナプキンが無くなるといったデマも流布されているよう。
こうしたデマに惑わされないように留意し冷静に行動したいものです。





2020年2月27日木曜日

忌引き休暇2日目

さて、妹の死去に伴い、昨日から2日間の忌引き休暇を取得しましたが、午前中に妹の住んでいた家に出向き、葬儀の打ち合わせをするくらいで、兄はすることがありません。
規定で兄妹が亡くなった場合、休暇は昨日(水曜日)から2日間なのです今日まで。しかし今回葬儀は金曜日なので結局年休を1日消化せねばならなず。なんとも微妙なところです。
今回は家族葬であることに加え、お通夜も火葬後の初七日法要とお斎(とぎ)も行わないということで、いたってシンプルです。シンプル過ぎて普段のお葬式と違い、いろいろと調整が必要なようです。

打ち合わせから戻り、音楽を聴いています。
引き続き、ワーグナーの楽劇を。昨日に引き続き「トリスタンとイゾルデ」をC・クライバー盤で。CDにして3枚分ですので、一気に聴き通すのは中々難しい。途中で家人に呼ばれたり、寝落ちしてしまったり。それでも随分とワーグナーの音楽に馴染んできました。歌詞やストーリー、場面の詳しいことはわかりませんが、浸るように聴いています。
次はBDに撮り溜めたのも観てみようか。


2020年2月26日水曜日

悲しくても、切なくても・・・腹は鳴る

 ブログでは特にお話ししてませんでしたが、かねてよりガンを患い闘病を続けていた妹が今日、亡くなりました。享年47歳。早すぎると言わざるを得ません。

仲のよい兄妹ではありませんでしたが、やはり辛いものがあります。昨夜遅く、12時を回ったころに妹の連れ合いから連絡があり、妻とともに病院に駆けつけましたが妹の最期には間に合いませんでした。
その後、霊安室へ運ばれ、そこから葬儀社のクルマで自宅へと帰ることになりました。自宅で遺体を運び入れる手伝いをし、ざっくりと葬儀の打ち合わせをして我が家に戻ったのが2時半頃。寝ようにもなかなか寝付けずにそのまま夜が明けます。
忌引きを取得し、業務の引き継ぎをするために出社。その前に親戚に訃報を伝えます。結構時間を取られ、身支度もそこそこに出勤。
忌引き諸々を終えて妹の住んでいた家へ。葬儀の日程も決まり、参列者やお供えの確認を姉や親戚の皆さんと電話やLINEで。
一段落したところで辞して、帰宅。

一息ついたせいか、盛大にお腹が鳴った。そういえば朝から何にも口にしてなかった。
ラーメン屋に入り、出てきたラーメンをすすりながら泣けてきた。何だか泣けてきた。妹を失った悲しみ、そんな時でも腹が減る自分の滑稽さ、何でか美味いラーメン・・・。なんだかぐちゃぐちゃで整理がつかない。

喪主である妹の連れ合いをはじめ、先方の家の方々をできる限り手伝って、妹を無事に送り出してあげることが、今の自分にできる精一杯のことと思い、もう少し頑張ろうか。
でも少し寝させて・・・。

2020年2月24日月曜日

リスニングルームの伝送特性

連休も最終日ですが、暇なので忘備録も兼ねてEQのことを書きます。

我が家ではデジタルEQによるリスニングルームの伝送特性の補正を行っています。使用しているベリンガーDEQ2496にはオートイコライジング(AEQ)機能があり、好みのカーヴを指定するとピンクノイズをマイクで拾って測定し、補正してくれるのです。この時、七味は全帯域がフラットになるように指定しています(画像1)。
この時、左右のチャンネルをそれぞれを測定・補正します。
左右それぞれの伝送特性を別々に測定・補正することで結果、定位が良くなるのです。
カーヴ上、●(反転していて白色)が左チャンネル、〇(中が黒色)が右チャンネルとなります。

フラットになるように測定・補正した結果が画像2になります。画像2を上下に反転させてみますと、フラットになるようにしたときの部屋の伝送特性が得られます(画像3)。
ここで得られたカーヴを基に、好みのカーヴを作ります(画像4)。
さらにパラメトリックEQ(PEQ)で中音域を中心に削るようにしています。
クラシック音楽を中心に聴いている七味にとっては低音域から高音域へ緩やかに右肩下がりのカーヴとなるようにしています。
実際に聴いてみますと、EQカーヴは1000Hz以降の高音域がだら下がりですが、PEQで中音域を削っていることもあってか張り出しは十分と感じられます。
測定すると、左右でかなり差があることと周波数で左右が逆転しているのが判ります。特に160Hzと200Hzでは左右が逆転しているのに加えて、右チャンネルで15dBほど開きがありますがコレはあまり気にしないでいます。大事なのは左右で逆転の方。七味はコレが定位の乱れに繋がると考えています。
最後に、好みに設定したカーヴ(画像4)ですが、こうして見比べてみるとザックリとではありますがAEQで測定・補正した結果(画像2)と似ていることに気が付きました。あくまでザックリという話ですが。
よく全帯域をフラットなるように再生、ということを耳(目)にしますが実際、画像2の状態で聴く音楽はギラついた感じで長い時間聴き続けることは七味には困難です。0dBより持ち上がっている周波数帯は無理に持ち上げていることもあって不自然さがありますね。そんなわけでフラット再生、七味はちょっと賛成しかねる、という立場です。


画像1 
AEQの設定。フラット(0dB)となるように設定する。

画像2
フラットとなるように補正した結果。
20Hzと20kHzの上昇はマイクの特性(音が十分に拾えてない)の結果と思われる。

画像3
画像2を上下反転したもの。文字が反転していて見づらいが100Hz付近と630Hz・800Hz付近にピークがある
2000Hzより上の帯域が高いのはSPの特性とも一致している

画像4
測定・補正結果(画像2)を基に作ったEQカーヴ。100Hzと800Hz付近を削り、2000Hzから上を緩やかに下げている



2020年2月23日日曜日

風邪も随分と良くなって

ヒドイ鼻風邪は熱もそんなに上がらず37.8℃でその後は解熱。今朝はほぼ平熱の35.3℃。平熱が低い七味故に37℃は結構キツイ。熱も下がり身体の怠さもかなり楽になった。
朝にはトマトジュースを使ったミネストローネスープを(自分で)作って頂いた。鼻詰まりと鼻汁も頂いた薬が奏功してか気にならない。
昼は妻がお肉を食べたいというので、市内のチェーンの焼肉屋さんへ。風邪ひきのときはお肉(もちろんお腹を壊していなければ、ですが)というのが我が家にはある?のです。肉が良いのかニンニクや漬け込みダレに入っているであろう生姜や果物がよいのかわかりませんが、勝手に風邪に効くと思っています。
そんなわけでニンニクたっぷりで頂きましたのでかなりお口がクサいですが仕方ないです。
まあ、一番の効果は風邪に効くという思い込みでしょうか。

新型コロナウィルス感染の流行は市中での感染の様相を呈してきて先が見えません。いつ、どこで感染してもおかしくない状況です。マスクの不足も菅官房長官が1億枚を、と言っていましたが未だ品不足が続いています。一人一枚にも満たないのではお話になりませんね。必要とされるところに行き渡らないのでは、ね。
クルーズ船から乗客を下船させた後隔離措置を取らなかったり、検疫に従事する厚労省職員や医療関係者に検査を行っていなかったりと、対応のお粗末さも露呈しています。
政府が情報を隠しているのでは?といったデマに近いようなSNSの発信があるなど、情報を取得する側にも冷静さが求められます。すでに万単位の国内感染者がいるのではないかと指摘する専門家もいます。
これまでの内閣の振舞い、モリカケに桜、公文書に領収書におけるヒドイ対応がそうさせているとも言えますね。政府の発表が信用できない気持ちも分かります。
七味もマスク、一応して外出していますが、その効果はしていた方がマシというレベル、と言われています。人混みの多いところにはしていきますが、出勤時などはしていません。気休め程度と考えていた方が良いと思います。
大切なのはやはり”手洗い”と”うがい”だという事です。

市中感染というと保菌者の咳で飛び散った菌を吸い込んでしまう飛沫感染が思い浮かびますが、忘れてならないのが接触感染。保菌者が触ったものに触れることで感染すること。これが怖いなあと感じています。
以前、こんなことがありました。
ファミレスで、ビュッフェ形式のサラダバーがありました。七味の前に並んでいた男性が鼻を啜っています。指で鼻や鼻の下をしごいたり指をあてて啜っているのです。その次の瞬間、その手でサラダのトングを掴み、ドレッシングのお玉を持ったのです。
ギャーー!オエェ~~、勘弁して~~~!ですよね。サラダは諦めて、店員に用具の交換をお願いしました。

まあ、自己防衛しかないでしょうね。って今日焼肉食ってきたお前が言うかって話ですケド。

少しオーディオと音楽の話を。
昨日、うな君から借りたワーグナーのBOX。中々の充実っぷりで立て続けに聴いている。ハイティンクのタンホイザーにカラヤンのマイスタージンガーなど初めて聴くものばかりで楽しい時間を過ごしている。
音にもう少し中音域の張り出しが欲しいと思い、EQで持ち上げてみた。声の輝かしさみたいなものが増したが、ちょっと耳疲れしないでもない。これはもう少し時間をかけての判断となりそう。


2020年2月22日土曜日

再びの風邪~ 参りました

もう2月もそろそろ下旬に入ろうかというところ。先日、新潟にも春一番が吹いたらしいのですが、その後、天気予報通りの雪。3月下旬かと思うほどにベチャベチャと水分を含んだ重たい雪。あともう一回くらい降るのだろうか。
今年は全体に気温が高く、雪が降っても重いし、ほとんど積もらず。かと思えばとんでもなく冷え込んで路面は凍結、といった具合。まあ文句は言えませんが。

木曜日、帰宅後いつものようにビールで晩酌したあと、録画したドラマを観ながら大号泣。鼻水すすりながら観ていたが、いやどうも鼻水の量が半端ない。かんでもかんでもズビズビと出てくる。そのうち両方の鼻が詰まりだし鼻呼吸ができない。しまいには右の目の周りや歯も痛くなってきた。その日はあまりの痛さに熟睡できず。
翌朝、耳鼻科に行き副鼻腔から膿を吸い出してもらうと少し楽に。抗生剤と鼻水を出しやすくする薬を処方してもらい仕事へ。
朝からどうも熱っぽいのだが測ると36℃台。お昼を食べて少し横になったものの怠さはある。熱を測ると37℃台に。まだまだ上がりそうな気もして早退。37.8℃まで上がって解熱はしたものの身体の怠さは残る。
思い出されるのは先月、寝込んだそのあとにギックリ腰になったこと。またなってしまうんじゃないかと震えている。結構なトラウマです。
一応、入念にストレッチはしているが、やっぱり腰から臀部にかけて張っているようである。

そんな中、イトコのうな君が来てくれた。お願いしていた旧EMIのワーグナーBOXを持ってきてくれた。わずかな時間の滞在ではあったケド、ウレシイもの。
早速、タンホイザーから聴いている。

そうそう、処方箋を貰って調剤薬局へ行ったときのこと。受付けをすると番号札を貰った。で、待っていると”○○さ~ん。○○ ○○さ~ん”と声が。オイオイ、番号で呼ぶんじゃねえの?番号札の意味ないよね?
以前にも、うつを患っていた時、別の病気で調剤薬局に行った際にも、大声で薬局中に響くように”うつ病の具合は如何ですか?”と聞いてきやがった。ウルセー。テメエには関係ねえんだよ。何でそんなことを他の客にも聴こえるように言うんだよ!バカヤロメ、このヤロメ、と心の中で吐き捨てながら薬をもらったことがあったな。
調剤薬局は嫌いです。大嫌いです。

さて、三連休。体調を整えねばならぬ。ぎっくり腰だけはヤメテね。お願いします。

2020年2月16日日曜日

今日はすっかりたそがれてます 

昨日は何やかんやと忙しなく過ぎてしまったので、今日はゆっくりと音楽を楽しんでいます。
だいぶ動けるようになったとはいえ、やっぱり腰は痛いし、歯も痛い。先週、突如として痛みだした右肋骨下。最初はその部分を押すと痛いだけだったのが、次第に深く息を吸っても痛くなりだし、運転中など身体を捻っても咳をしても激痛。きっと指環の呪いに違いない。呼吸も浅くなりがちで何だか肩も凝るし、腰にもよろしく無かったが、この週末はほとんど痛みなく過ごせた。

ワーグナーの楽劇「神々の黄昏」は「ニーベルングの指環」四部作の第3夜にして最終話。ようやくここまで来ました。
ヤノフスキの旧盤は歌手は豪勢でも指揮と演奏はパッとしないなどと言われ評判は今一つですが、七味はこれしか持っていないし、知らないのでコレを。
真面目で音楽にパッションがない、とか全体に音楽が薄く、アッサリしているといったレビューが目に付くけれど七味的にはこれはこれで結構盛り上がっているんじゃないかと思います。他の演奏はもっと凄いってコト?ちょっと気になりますね。
昨夜のEQ測定・補正の効果なのか良い音で鳴っている。歌詞や話の筋はよく分からねど面白く聴けている。
そういえば昔、その年のバイロイト音楽祭の実況を年末の深夜にNHKFMで放送するのが恒例であった。バイトがあって帰省できなかった七味はみんなが帰省してひっそりとしたアパートで夜中、酒を飲みながらエアチェックしていたっけ。懐かしい思い出。



2020年2月15日土曜日

オーディオはいろいろと調整が必要で・・・

先週は火曜日が祝日でラッキーだった。そんな中飛び込んできたニュースが槇原敬之の逮捕。覚せい剤使用の容疑らしい。
末端使用者の逮捕報道何かよりは、それを売る方、供給する方の逮捕、といった報道の方が重要ではないかといったSNSの発信がみられるがその通りだと思う。
まだまだこの件に関しては不明なこと(体内から違法薬物が検出されていない、など)が多い。なんでも彼は今年、デビュー30周年だそう。七味が学生の頃から就職したてのころはCDも買ったりして良く聴いていた。残念、というよりは、どうしても止めようとしても止めることができない薬物の恐ろしさに戦慄を覚えてしまう。

先週末来、ワーグナーの楽劇「ニーベルングの指環」をネット動画で観る(或いは聴く)ことが多かった。ヤノフスキの旧盤を廉価盤で持っているものの、なんとなく物足りなさを感じてもう一組、二組くらい聴いてみたくなってはいるがこれと言った出物が無い。決して安いものでもないし、ここは慎重に選びたいところ。寝しなにyoutubeでショルティやカラヤン、ベームにクナなど流しているがどれも良いと感じている。

先週、プッチーニをレコードで再生してみると、どうもチャンネルの偏りがあって聴いていてもどうも面白くない。パワーアンプの右チャンネルがわずかながら絞ってあるのを発見。いつからそのようになっているのかわからないが、もしその状態で測定・補正がされているとその分、右チャンネルに補正が掛かり過ぎて結果、出力が大きくなっている可能性がある。
念のためプレーヤーの水平を測ってみると、水平にはなっていない模様。以前はコレで良いと感じてたのに・・・
革製シートを脚の下に挟んで調整した。
この他にもEQのディスプレイを見ると50Hzにわずかにハムがある。以前はあったが、デノンのプリメインをフォノEQにした際には無かったように記憶しているが、いつから?ただ-110dBほどなので聴くのには気にならないレベルのもの。でも視覚的に見てしまうと気になってしょうがない。
合わせてフォノEQとして使っているデノンのプリメインとプリのマッキントッシュのRCA端子をクリーニング。100均で購入の貴金属磨きクロスでコシコシすると薄っすらと黒くなる。結構汚れていた。端子はもっと汚れているようだが、クロスでの磨き上げには限界がある。

さらにさらに今日は、前述のこともあり、年末に一度やってはいるのだけれど、もう一度オートEQによる測定・補正を行った。一応、測定・補正しカーヴも作ってはみたものの夜9時をまわりタイムオーバー。さらなる検証は明日に持ち越しとなった次第。

今日は、福岡の姉が、東京で一人暮らしをしている姪と一緒に妹のところに来る、というのでその迎えに新幹線の駅に行ったり、その前には接骨院、さらに歯科も受診と慌ただしい一日だった。
腰はまだ痛いし、何故か肋間神経痛も併発。さらには治療途中の歯も痛いと踏んだり蹴ったりな感じではあるが、それでもこうして慌ただしくとも動けるようになったのは嬉しいもの。久しぶりに姉や姪、それに妹にも会えたし、こんなに充実した週末も久しぶり。

2020年2月11日火曜日

ふと思い立ってワーグナー

今週はずっと荒れた天気の当地。今朝も窓を開けてみると薄っすらと雪化粧。
日中はまだしも、朝方は路面が凍結しており、転ばぬようにソロリソロリと歩いている。特に職場の駐車場は凍結しやすく、過去に2度ほど転倒している。とにかく腰に来ないようにしたい。
腰に来る、といえば要注意なのはくしゃみ。前回のギックリ腰はくしゃみでなった。くしゃみの衝撃を腰が受け止めきれなくてなった、と接骨院の先生。咳も危ないですよと。
そんなわけで、いつにも増して慎重に、咳が出そうになると、何か物につかまってするようにしている。同僚からは”すっかりおじいちゃんじゃないですか!”とからかわれるが、格好つけている場合ではないので涙を呑んでスルー。
長時間、音楽を聴いている=座りっぱなし、ということになってしまうので、適宜、腿からお尻のストレッチをするようにしているが、もうすでに硬いのでこれが結構痛みを伴って大変。

さて、突然リング(ニーベルングの指輪)が聴きたくなった。リング全曲はヤノフスキ/SKD盤しかないが、全曲を聴き通すだけの”ずく”もなく、クナとショルティのワルキューレ第一幕と第三幕のCDを聴く。
フラグスタートによるジークリンデとブリュンヒルデが聴きもの。

昨日、名ソプラノ、ミレッラ・フレーニの訃報が届いた。現役を退いてかなり経つと記憶している。当たり役のミミはなんとも儚く、可憐。
ということで、カラヤンとのラ・ボエームから。パヴァロッティともども素晴らしい。
ご冥福をお祈りいたします。

豪Eloquence Decca 4801892

Decca 440 412-2

2020年2月9日日曜日

Negicco ”I LOVE YOUR LOVE"

普段はあんまりJ-POPなどは聴かない七味ですけど、最近のパワープレイはNegicco(ねぎっこ、と読みます)の”I LOVE YOUR LOVE”
新潟のローカルアイドルであるNegicco。メンバーはNAO☆、Kaede、Meguの三人。2003年結成。最初はほとんど聴かなかったが、最近FMでよく耳にするこの曲。なかなかキャッチ―でポップ。ちょっと前の”愛かましたいの”辺りからグンと耳に馴染んでくるようになった。
オフィシャルHPはこちら

最近、PCオーディオの音が良くなった。POPS辺りでは十分に鑑賞に堪える音質。Negiccoもストリーミングで楽しんでいる。



2020年2月8日土曜日

中川右介 ”至高の十大指揮者”(角川ソフィア文庫)

先週、ホント久しぶりに本屋へ行った。昨年の今頃、戸田書店上越店が閉店してからというもの、すっかり本屋から足が遠のいている。戸田書店の有った建物は未だ空いている。
ネットショップで買えばよいのだろうが、やっぱり本は手に取ってみてから買いたいもの。しかも買いに行くぞッ、っていうよりはふらっ立ち寄った本屋で、これは面白そうだと手に取って買いたいもの。
歳をとって老眼と乱視が進行してからめっきり読書の習慣が減ってしまったことも大きい。

この本のように〇大指揮者、と銘打った本はこれまでも出ているし、取り上げられている指揮者もトスカニーニ、ワルター、フルトヴェングラー、ミュンシュ、ムラヴィンスキー、カラヤン、バーンスタイン、アバド、小澤、ラトルとまあ、妥当なところ。
内容もこれと言ったエピソードも、既発の書籍にある内容ばかり。参考文献を見てもそれぞれの指揮者の伝記本が並んでいて、読み応えも並みか。
内容はともかく、この人の書く文章というものが、どうにも単調でつまらない。読んでいて苦痛なレベル。内容の重複も気になる。何冊か読んではいるが、この人特有の文体、というレベルでもなく大学生でももう少しマシなのではないかと思うくらい。此の人のファンという方がいたら申し訳ないです。

オーディオはスピーカーのセッティング変更後、引き続きEQでの調整中。ユニットの中心からリスニングポジションまでの交差をリスニングポイントの前で交差するかたちから、ちょうど頭の辺りで交わる感じに変更した。わずかにスピーカーの内振り角度を開いた格好。
中音域の特定の周波数での膨らみが気になっているところ。元のEQカーヴから中音域(300~800Hz)を0.5~1dB削ってみたり、高音域を持ち上げてみたりといろいろやっているが、しっくり来ず。元のカーヴの方がまだバランスが良いくらい。いろいろとディスクをとっかえひっかえ聴いているうちに、500Hzと800Hzが耳障りな音の原因らしいことが判明。1dBづつ削って試聴中。わずか1dBの違いだが、これが結構効くから不思議。

雪は一昨日降ったのみで、今朝にはほとんど溶けて消えてしまった。昨日の朝は冷え込み厳しく、珍しく氷点下。路面はツルツル。特に交差点の凍結が怖かった。腰もほうも寒さ故か、週末で疲労が蓄積しているせいか痛みが強くありしんどかった。
接骨院の先生によると、腰・股関節周囲の筋が硬くなっているとのことで、まだしばらく接骨院通いは続きそうです。

            

2020年2月5日水曜日

ようやくの雪模様

暦の上では春の今日、ようやくの雪模様。豪雪地上越高田はこのシーズン全くと言っていいほど雪降らなかったし、積もったのも1回ほどだが、今日は帰宅時にクルマの上に数センチの積雪。
大雪警報も発令されたようだが、これも今シーズン初かも。
例年、今頃はそこそこの積雪。屋根に積もった雪が防音・遮音材、それに重しとなって家全体をダンプする感じで音楽を聴くのには相当良い環境なのだが、今年はその恩恵に与かれなかった。予報では雪マークは月曜までで。それも曇りマーク付きなので、積雪はそれほど期待できない模様。

オーディオはというと、スピーカーの向きを若干変えて、フロントバッフルがしっかりと耳に向くようにしてみた。
基本、内振りにセッティングしているが、しっかりとバッフル面を向けた方が高域のヒリヒリ・シリシリ感が後退する。
スピーカーのセッティングが変わって出音のバランスも変わった。全体にややうるさい感じなのでEQでこちらも若干の調整を加えて、只今試聴中。
何枚かチェック用のディスクを聴きながら確認したあと、ブルーベックのtakeFiveを。サックスの艶めかしさに思わずニンマリとしたのでした。


2020年2月3日月曜日

第54回スーパーボウルはカンザスシティ・チーフス

待ちに待った第54回スーパーボウル。今年もスマホ片手にテレビ観戦。
結果はカンザスシティ・チーフスが見事な逆転勝ちでスーパーボウル(SB)を制覇。NFL100周年を記念するシーズンに、50年振り2度目のリーグ制覇となった。
七味の推しはサンフランシスコ・49ers.だが、予想はチーフス、まあ当たったですね。第3Qまでは49ers.が10点差をつけて、やや優勢に試合を運んでいたが、第4Qに入って俄然ペースアップしたチーフスが逆転。そのまま49ers.を突き放した。49ers.は前回出場時に続いてSB制覇を逃してしまった。
最終的には11点差がついてしまったが、アメフトの面白さや両チームの良い所が存分に出た試合で見応えはバッチリでした。

さて、これでNFLも今シーズンは終了。SBでド派手に盛り上がった後の喪失感。この落差が毎度ハンパなく大きい。

          

          

          

2020年2月2日日曜日

正しい手洗いの方法のご紹介

新型コロナウィルスのパンデミック。収束する気配はいまのところ無さそう。
ネットの動画やSNSの情報は確度が低く信用はできないし、マスコミの報道はタイムラグがあって、と的確な情報を手にすることが難しい状況です。マスクもすでに品薄となっているようですが、まずは冷静に行動することが肝要でしょう。

今回のコロナウィルスに限らず、感染症の予防策としては、手洗いが有効とされています。
七味の職場でもやっている正しい手洗いの方法の動画がありましたので貼り付けておきます。


流水による手洗いで大事なのは①指の間も洗うこと ②指の先(爪先)も洗うこと ③指の関節の皺の部分も洗うこと ④手首まで洗うこと ⑤洗ったあとは水気をよくふき取ること です。
消毒用アルコールで手を擦る、擦式アルコール消毒は流水による手洗いよりも殺菌・除菌効果が高いとされています。
不特定多数の人が出入りする場所はやはり避けた方が良いでしょうね。どうしても、という場合はマスクをすると良いのですが、マスクを外して捨てる時にも注意が必要です。捨てるときは耳掛けゴム紐のところをもってゴミ箱に捨てるようにしてください。マスク本体には菌がついていますから触らないようにします。ついつい丸めたりしがちですが、それはダメです。
そして、帰ってきたら手洗い、ですね。

あとは、抵抗力・免疫力を落とさないように、十分な睡眠と栄養を取りましょう。

以上です。


2020年2月1日土曜日

フランク 交響曲 Lopez-Cobos / CIN 他

フランクの交響曲。七味はこれまでよく聴いてこなかった。正直なところ苦手と言ってよい。何が?どこが?と聞かれても困るが、積極的には聴いてこなかった。
先日、イトコのうな君がベルグルンドの演奏が良かった、と言っていた。このベルグルンドの演奏というのは、七味が持っているEMIのICONシリーズのBOXに入っているのだが、当の持ち主である七味は全く聴いてないという代物。
フランクの交響曲、ディスクを全く持っていないわけではない。このベルグルンドのほかにもパレ―にモントゥー、バルビローリ、クレンペラー、トスカニーニがあるのだが、どういう訳だか全く記憶に残っていない。もう少しないものかと思い棚を漁ると、メンゲルベルク盤とアンセルメ盤も出てきた。
もしかしたらまだあるかもしれない。
思っていたよりも持っている。何故聴きもしないフランクの交響曲のCDがこんなにも我が家にあるのか?謎である。
数あるフランクの交響曲のCDのジャケットを眺めながら思ったのは、どれも七味の好きな指揮者のものだった。フランクの、というよりはこの指揮者のCDは一応持っておこう、おきたい、という心理のもとに購入したフシがありあり。あとは、聴きたい曲のカップリングとして入っていた、というもの。トスカニーニの場合はサンサーンスのオルガン付のカップリングで、聴きたかったのはサンサーンスの方でフランクではなかったのだと思う。

改めてネットで検索すると、モントゥー盤の世評が高いようなのでまずは聴いてみた。で、次にベルグルンド、そしてロペス-コボス盤を。
モントゥー/CHI盤は61年録音、RCA。音は粗く音楽の運びもやや一本調子か。モントゥーは顔に似合わず剛毅な音楽作り。この曲の持つ熱のようなものをストレートに表出していて、一気に熱が上がる感じか。
ベルグルンド盤はボーンマス響との演奏。75年、EMI。モントゥーとは打って変わって丁寧な音楽運び。流石はベルグルンド、という感じ。オケが弱いんじゃないかと気を揉んだが、ピッタリとベルグルンドの棒につけてくる。響きもキレイでスケール感も十分。こちらは段々と熱が上がってくる感じ。聴き進めていくうちに何だかジワってくる演奏か。
ロペス-コボス/シンシナティ盤は90年、テラーク録音。スマートな演奏で音楽の熱も若干低め。ロペス-コボスの指揮はやっぱり地味だが、曲そのものに語らせる風の常に余裕のある欲張らない演奏。もっと歌って欲しい気もする。ちょっと淡泊に過ぎる気もする。立派な演奏ではないがこういうアプローチもアリかと思う。良く言えば排気量の大きなラグジュアリーなクルマで余裕のクルージング、悪く言えば安全運転、そんな演奏。
録音はもちろん良い。優秀録音でオケが上手くて、良く出来た曲なら、指揮者はあんまりすることがないのかも。そんなことは無いか。

先日一緒に届いたショルティの”復活”、今朝、開封してみたらライナーが入って無かった。トホホ・・・
一応、ダメ元で返品or交換できないか電話で連絡してみた。結果、付属品の記載欄に”解説書”とは書いて無くて、その分値段も下げていること、よって不可という返事。確かに当該ページを見ると書いてない。ジャンク扱いではないし、解説書がついているのは当たり前とも思っていたので、ちょっと納得いかない気もするが、こちらの落ち度の部分もあり、了解した。まあ、勉強させていただいたと思うことにしよう。
でも、解説書が無いことをHPの付属品欄に是非とも記載していただけるよう申し添えさせていただいた。(←結構粘着質!)

Telarc CD80247