2020年2月29日土曜日

通常営業に戻ります RW Lohengrin Act 1 Prelude

通常営業に戻ります。
今日は昨日と打って変わってのポカポカ陽気。一気に春、という感じではありますが新型コロナがついに新潟にも上陸。先日の安倍首相の全国一律の学校閉鎖要請、そして北海道の非常事態宣言と、いよいよかというところでの県内での初の感染者の報告。もうすぐそこまで来ていると考えた方がよさそうです。
県内初の感染者は何でも、親の介護で東京から新潟市に来ていたということです。やはり東京から持ち込まれた形ですね。

さて、妹の葬儀が昨日、無事に終りました。今日は姉親子を上越妙高駅まで送り、妹の家に顔を出してきました。これで一応、全てが終わった形となるでしょうか。
本来ならば、施設に入所している母のところにも姉共々顔を出したいところですが、新型コロナを考えると控えた方が良かろうと判断。まあ、インフルも依然として流行していますから賢明な判断と思う事ににしましょうか。

今日はワーグナーのオペラ(楽劇)鑑賞は少しお休み。さすがにリング4部作にマイスタージンガ-、トリスタン、ローエングリンと、CDやらスカラ座、バイロイトの公演の録画で立て続けに鑑賞しましたのでさすがに疲れました。それなりに暇がある、というのは恐ろしいですね。
という事で、ワーグナー管弦楽曲集を。トスカニーニ/NBC交響楽団の演奏で。
楽劇「ローエングリン」第一幕への前奏曲を。冒頭、弦楽器によってスーッと入ってくるところが堪らなく愛おしい。神秘さと力強さと繊細さのバランスがキモでしょうか。この辺り、トスカニーニは完ぺきと思います。録音はモノラルながら、そんなことは全く気になりません。
ワーグナーを得意としたトスカニーニ。初めてドイツ人以外でバイロイト祝祭音楽祭を指揮しただけのことはある、そんな演奏です。トスカニーニが楽劇を指揮した録音はワルキューレの第一幕が残っているくらいであとはオペラからの管弦楽版くらい。楽劇全曲が残っていないのが残念です。
これまで、オペラ全曲を映像で観たあとに聴くとまた印象も変わりますね。これは大きいです。

そういえば、このローエングリンの第一幕への前奏曲は確か、映画「独裁者」でチャップリン扮する独裁者ヒンケルがバルーンの地球儀をもてあそぶシーンで使われていましたっけね。

BMG BVCC-9923





4 件のコメント:

  1. 幸せの黒い猫2020年2月29日 17:06

    新型ウイルスは国内はもとより
    海外での広がりも凄い事に成ってますね。
    暖かい地域でも感染例が有るので
    春に成ったら治まる的な楽観視は
    出来なさそうな気がしてます。
    とは言え早く収束して欲しいのですが。

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    1. ついに、というかいよいよというか、県内にも感染者がでました。
      クルーズ船からの下船者のさらなる隔離や下船後の移動手段などの対応が改まったという報道も無いようですし、依然として検査条件が緩和もされていませんので、感染していても無症候や軽症者を隔離するといった対応が取れないですよね。
      そこが不安の根本的なところではないでしょうか。その上に休校措置で別の不安を載せてくるのですから・・・。
      まだしばらくは収束は難しいような気がしますね。

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    2. いろいろとお疲れさまでした。
      最近、たくさんの中古CDを購入されたとのこと。ワーグナー中心ですか。試聴記事を楽しみにしています。


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    3. Kazuさん こんにちは。
      時間があるというのは有り難いことです。幸いいくつか撮り溜めた公演の映像がありましたのでそれを観て、ようやく少しストーリーや台詞が理解できてきました。

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