2020年3月6日金曜日

ワーグナー熱

この一週間は早かったなぁ。妹の葬儀からもう一週間。何だか心のピースが、大きくはないのだけれど欠けてしまった感じがずっとしている。
ほんとうに随分と前のことではあるけれど、母の介護を巡って、妹と意見が対立し喧嘩した。妹の方はどうだか知らないが、こちらはかなり大きな代償を払ったというか深手を負った。妹が亡くなった後も、そのことを未だに赦せていない自分があって。もちろん亡くなった妹のことは不憫にも思うし、悲しいことに変わりはない。けれども、やっぱり赦せない自分がそこにはいて・・・。
何だかいろいろと、モヤモヤしていて心の整理がついていないというのが正直なところ。
そのせいか、あんまり眠れてもいないし・・・。
そのうち自然と落としどころが見つかるのでしょうが、気持の整理にはもう少し時間が掛かりそうである。

先日、思い切ってワーグナーばかり4タイトルほどCDを注文。やっとそれが届いた。
内訳はデッカレ―ベルから発売のバイロイトセット。これは以前はフィリップスから出ていたバイロイトでの実況盤のシリーズで、ベームのトリスタンとリング。それにサヴァリッシュのローエングリン、タンホイザー、オランダ人。ヴァルヴィーゾのマイスタージンガー、レヴァインのパルジファルがセットになったもの。一昔前の定評あったセットでしょうか。このセット、HF堂ではもっと安く中古が出ていたが、外箱の状態がよろしくなく、HMVの中古を求めた。全体に状態も良く、ちょっと高かったものの満足している。
リングをもう1セット。コチラは新品のハイティンク/バイエルン放送O.を。こちらはうな君から借りたワーグナーBOXのなかのタンホイザーがとても良かったというのが大きな理由。そしてパルジファルを2種。カラヤンとブーレーズで。計54枚か。聴くのか?聴けるのか?どうなんだいッ?と自問しつつも、今なら聴けるんじゃないかと思う。

もう一つ。妻のお許しがでて、定額制ストリーミングも開始。これまでは無料版だったので途中で広告が入ったりしていたけれど、それも無くなりストレスフリーで様々な音源が楽しめるようになった。音質の変更も可能に。そうなるともう少し良いUSBケーブルが欲しくなってきたりして。

それにしても、ドイツ語もよく分からないし、CDでは一体誰が歌っているのかもよく聴き分けられていないのだけれど何だかとっても面白いぜ、ワーグナー。以前は全く入ってこなかったが齢50を過ぎてのワーグナー熱。しばらくは冷めそうにはない。







2 件のコメント:

  1. 幸せの黒い猫2020年3月7日 7:37

    USBケーブルで音は確かに変わりますね。
    自分のシステムは無縁ですが
    友人のシステムで経験があります。
    定額制サービスを始めたのですね。
    色々聴けるのは楽しいですね。

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  2. 幸せの黒い猫さん おはようございます。
    ストリーミングは今までは音質も今一つな感じがありましたが、会員になって音質の設定ができるようになりました。
    PCをオーディオシステムのところまで持って行かないといけないので少々不便ですが、買わないまでも聴いてみたかった音源が聴けるのはやっぱり良いですね。

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