2022年2月27日日曜日

WAR! WAR! WAR! NO!WAR!

ロシアがウクライナに侵攻した。
人類は何度同じ過ちを繰り返すのか?

クラシック界隈ではプーチンに近い指揮者ゲルギエフがウィーンPO.のニューヨーク公演とスカラ座から外されたようだ。

何とも底の見えない深淵。どうなってしまうのだろうか?

ロシア革命のいわゆる”血の日曜日事件”を描いたとされるショスタコーヴィチの交響曲第11番。1957年の作曲。実はハンガリー動乱を描いたともいわれる曲を。
この戦争の犠牲者への追悼とこれ以上、犠牲者が出ない事を願って。




2022年2月20日日曜日

面倒くさい、と言っては何だけど Elton John/Your Song

仕事帰りにお酒を買おうとスーパーに寄ると、先日火災を起こした製菓会社のおせんべいがセールしていたので、ちょっと応援したい気になって2袋ほど買って帰ってきた。亡くなられた方々のご冥福をお祈りします。

この頃はオリンピックもあって、あんまり音楽を聴く時間を取ってないけれど、レコードばかりを聴いている。
YouTubeのオルトフォンジャパンのチャンネルに海老沢先生のレコード再生に関するインタビューがあって、大変参考になっている。
その中にレコード針の交換時期の見分け方、みたいなのがあってそこでは針先に光を当てて光っているのは摩耗していると言っていた。円錐状の針は曲面なので光らないが、摩耗すると面で削れるので反射して光るのだそう。カッティングしたダイヤモンドと同じなのだとか。針先の寿命については針先の形状によって500~700時間くらいといわれている様だが、経験上は、これは摩耗している音、とかは良くわからない。
で、試しにDL-103の針先に光を当ててルーペで覗いてみた。するとピカっと光る。摩耗しているということか?もう一つ、最近新品の互換針を付けたばかりのシュアーM44Gを同じように覗いてみる。やっぱり光る。どういうことか?あんまりアテにはならないようだった。

アームとレコードの盤面が平行となるようにアームの高さをカートリッジに合わせて調整するのはセオリーではあるが、複数のカートリッジを使っているとこれを一々調整するのは面倒。
何せカートリッジの高さがまちまちなのに加えて、シェルの形状も違う。さらにはレコード盤の厚みも違うとあっては・・・。
せっかくなら良い音で聴きたいが、これを一々調整するのも面倒くさい。
そこで、無い頭をフロントサイドダブルコーク1440くらい捻って出したのがターンテーブルシートでの調整。
基準となるカートリッジの高さにアームを合わせて、あとはオヤイデの1mm厚のシート3枚と東京防音のターンテーブルシートをやりくりして使って調整することにした。
しばらくはこれで上手く行っていた。先日、M97xEのシェルをオルトフォンのSH-4に換えたところ、オヤイデ3枚と東京防音のターンテーブルシートでも随分とカートリッジの位置が高くなってしまった。SH-4の庇の下縁の位置が少々高いようで、比較的高さのないM97xEとの組み合わせが悪かった様子。
仕方ないので、オヤイデのシートを2枚にしてもう一枚ターンテーブルシートを足し、高さを稼ぐことに。
手を掛ければ掛けただけ良い音になるレコードは、面倒だけど楽しいけど面倒やね。

まもなく、妹が亡くなって2年目の命日となる。早いものだ。
ん?これは3回忌ということになるのかな?調べてみるとそうらしい。
レコード棚からエルトン・ジョンのレコードが出てきた。妹のもの。これが妹の愛聴盤だったかはわからないが、かけてみることにした。1曲目のYour Songはいつ聴いてもいい曲。






2022年2月14日月曜日

スーパーボウルはロサンゼルス・ラムズが優勝

第56回スーパーボウルはロサンゼルス・ラムズが制覇。惜しくも応援していたシンシナティ・ベンガルズは敗けてしまった。
まあ、オードリー春日が応援しだした時点で負けは決まったような気もする。春日の呪いはNFL最強(最恐)のジンクス。昨年に続き、今年も開催地をフランチャイズとするチームがSB進出、そして制覇。一昨年まで開催地がフランチャイズのチームはSB進出できないというジンクスは2年連続で破られた形。しかもSB制覇までとは。
これにて今シーズンのNFLは終了。9月の開幕を楽しみにして。

娘の進学先が決まり、その準備を始めた。引っ越し先を探しに行こうかと検討していたが、今のこのコロナのご時世、不動産屋に行かずともネットで契約まで出来るらしい。部屋の資料もメールで送ってもらい即決。便利だし、お金もかからないのは有難いことだがやはり借りる部屋を見に、3月上旬に家族で現地まで行くことにした。

今日はSBのあと、ブックオフとハードオフに行ってきた。ハードオフはもう目も当てられないくらいモノが無い感じ。オーディオ機器のスペースは随分と小さくなり、その代わり楽器やゲームが幅を利かせていた。まあ、ここに用はないなぁ。
ブックオフではガヴリーロフのプロコフィエフのPソナタのCDをゲットしてきた。

シュアーのM44G(中電互換針)がなかなかに良い音。針圧は2.0~4.0g。オリジナル針は0.75~1.5gだからかなり重め。どうしてそうなのかは不明。
従来、ハイコンプライアンスタイプの44Gだが、互換針ではミドル~ローコンプライアンスとなる。その所為なのかMM型にしては粘り腰の音が聴ける。ウチのDL-103と遜色ない(いや、あるんだろうけども)くらい。デジタル録音の大編成ものもそこそこ以上にイケる。
DL-103がだらしないのか?こっちの子ももう少しうまく鳴らしてあげないといけないなと思う今日この頃。
そしてそして、M97xEが壊れた。壊れたと言っても本体とシェルにマウントするためのブリッジの部分が外れた。前にも一度外れたことがあるので慌てはしなかったが、ボンドでくっつける際、まっすぐには取り付けられたものの、正面からみて極々わずかながら右に寄ってしまった。幸いシェルの取り付け穴に横方向にもわずかに遊びがあるので少し寄りを調整して取り付けた。音への影響?どうでしょうか。ウィッチの駄耳にはわかりません(こんな時は便利ね)。一応撮影もしてみたのですがわかりにくいので画像は割愛しました。それにしてもオーディオはいろんなことが起こりますね。








2022年2月11日金曜日

3連休って?

今の職場に移ってから祝日は普通に出勤日。ということで仕事に行ってきた。まあ、休みたければ事前に調整して休むことも可能。しかし、今日が建国記念日とはすっかり忘れていた。
14日はいよいよスーパーボウル。もちろん休みを頂いている。その代わりの今日、明日の出勤。まあ良い。

アレコレとカートリッジを取り換えている。アームについているのは今ではすっかり高級カートリッジの仲間入り(笑)をしたデンオンのDL-103。部屋が寒いので針圧は少し高めの2.7g。

ところで、ディスクスタビライザーはあった方が良いのか?ない方が良いのか?
ベテランの方々はディスクスタビライザーを使っていないようだがどうなのだろう?
是非ともご意見を承りたいものです。

先ほど地震がありました。しかもかなり局地的に。レコード聴いてたけどどうしょうも無いですね。もうちょっと強い揺れだったら多分カートリッジ逝かれてしまってたかもしれん。










2022年2月8日火曜日

M97xEのヘッドシェルを交換

M95EDが軽いシェルで良好な感じなので、暇でもあるし、M97xEももう少し軽いシェルに換装することにした。手持ちのオルトフォンSH-4に付けてみた。
花の蕾がふわりと開くように明るく音楽を奏でるようになった。
型番からもM97はM95の後継機種と言ってよいかと思う。スペック的にはほぼ同じだが出力はM97のほうが若干低くなっている。
マウントしているシェルも違うので一概には言えないものの、総じてM97は優等生的な鳴り方をする。M95はもう少し中音域に艶の乗った感じ。レコード全盛期とCD全盛期の違いか。ちなみにM95EDは1974年、M97xEは1999年の発売(らしい)。両者はともにやや乾いた、あっさりさらりとした音調で聴きやすい。やっぱり傾向は似ている。
しかし、こうなってくるとV15シリーズも聴いてみたい。typeⅣかⅤあたり。人気はtypeⅢ
でⅣ・Ⅴは不人気と言われつつも中古でも良い値段がしますのぉ~。無理だね~。

夕方、久し振りにオルトフォンのMC☆20wを引っ張り出した。やはり出音は圧倒的にこちらが良い。音の厚み・圧・情報量が全く違う。こってり。ただしたくさん聴いていると湯中りしたように少々疲れてしまう。
そして今はテクニカのMONO3/LPでうな君からお預かりしているハイフェッツの無伴奏を小音量で。一応MCなのですが高出力なのでMCトランスはPassで。
こちらは明日のお楽しみのための準備ということで。

北京オリンピックはやっぱり観ちゃう。暇なのでついつい。メダルが期待できるような競技も良いが、オリンピックでないと観る機会のほとんどないマイナーな競技が好き。バイアスロンやそり系の種目。それに何といっても女子のアイスホッケー。なんと予選リーグを1位通過。これは快挙と言っていい。世界ランク6位と同組で最高位ではあるもののチェコ7位、スェーデン9位、デンマーク11位、中国20位とヒリヒリするような試合が予想されたが、案の定4試合中2試合が延長、ペナルティショット・シュートアウト(サッカーでいうPK戦)までもつれ込んだ。これで決勝トーナメントはフィンランドとロシアROCのどちらかと当たることに。
こちらも楽しみ。












2022年2月6日日曜日

2週続けて5休で・・・

今週、というか先週末から水曜日までお休みでしたが、この週末から水曜までまたお休みです。ということでほとんど仕事らしい仕事はできなかったわけですが、なんか疲れました。

金曜日に3回目のワクチン接種を受けました。ファイザー、ファイザーと来て今回はモデルナ。
ファイザーに比べて腕が腫れたりすることが多いとも聞きますが、一夜明けての様子は腕の痛みはあるもののファイザーと比べて酷いかというとそんなこともなく。発熱・倦怠感はありません。ファイザーの時は熱はそれほどではないものの、身体の怠さが酷く結構シンドイ思いをしました。
しかし、腕を上げようとするとかなりの痛さ。この週末不在の妻に雪かきお願いされてますが無理です。
などと言っているうちに段々と身体がだるくなり、午後には起きているのもツライ状態に。仕方なしに痛み止めを飲んで1時間、薬が効いたのかだるさと痛みは軽減。それでも何かするには少々シンドイ。当初、今週は2日しか勤務してないので土曜日を出勤に変更しましたが念のため休みに再度変更しておいてよかった。
しかしこのコロナのワクチンの副反応のしんどさはインフルの比ではない。これを毎年とは勘弁願いたい。
こんな時は音楽を聴いていてもテレビを観ていても楽しくないし集中できない。かといって布団で寝ていると腰に良くないし。北京の冬季五輪の中継を観ながらぼんやりと過ごした。
土曜日はそんなわけで無為に過ごした。

今日は買い出しに出かけたあと、レコードを引っ張り出して聴いてます。
プレヴィン/PITのラプソディ・イン・ブルー。ジャケットが素敵な1枚。お洒落なジャケットですが、演奏は少々オケが野暮ったい気がいたします。
アメフトの話で恐縮ですが、PIT(ピッツバーグ)といえばピッツバーグ・スティーラーズ。今シーズン終了後にスティーラーズのエースQB、ベン・ロスリスバーガーが引退しました。
ビッグ・ベンの愛称で親しまれSBも2回制覇というスーパースターでした。
先日はGOATことトム・ブレイディも引退を表明。寂しくなります。

先日、ふとDenon公式HPを覗いてみたら、DL-103の希望小売価格が税込53,900円。いつの間にこんなに値上がりした?と思いました。まあ、ネット小売り各社の実売価格はだいたい35,000円くらいなんですが。
まあ売れるってことなんでしょうかね。しかし53,000円って高級カートリッジじゃないですか。オルトフォンのSPU#1Sが68,000円。希望小売価格だけ見て、ヘッドシェルを考えたら同等でしょうかね。

さて、第56回SBは日本時間の14日8:00から。
もちろんお休みを頂いております。ロサンゼルス・ラムズvsシンシナティ・ベンガルズ。接戦となればベンガルズ。
でもその前に、明日の朝はプロボウル。早起きしなきゃね。

使ってなかった譜面台にディスプレイ







2022年2月2日水曜日

と言っているうちに休みも終わり GM3

暇だとブログも捗りますな。

先日交換した眼鏡の鼻あて。1個の交換で600円。遠近両用と老眼鏡の2つを交換したので1200円。その時はちょっと高いなと思ったが、しばらく使ってみるとその掛け心地の良さがわかってきた。ズレない。ただそれだけのこと。だがズレない事がいかに心地良いか分かった。

昨日は糖尿病で通院している医院の主治医から言われていた年1回の眼科受診をしてきた。結果は特にこれといって問題なし。
診察の前にいろいろと検査をされたが、いつも思うのは視力検査。あの”C”の形のヤツ。乱視もあるので”C”が二重に見える。段々と小さくなると断言できない。右…でしょうか?とか上だと思うのですが…といった塩梅。最終的にはほぼ勘。
でも今日は検査してくれたスタッフがそれで良いと言ってくれたので、なんだそれで良いのかと思った。
あとは眼圧検査。あの空気をパフッと目に当てられるヤツ。あれは何回やっても慣れない。

眼科受診に行きしな懸案のチューバを譲り渡してきた。相当オンボロだが使ってくれるだろうか?

マーラーの交響曲をいくつかCDで。
3番と4番をマゼール/WPh.で、大地の歌はクレツキ/フィルハーモニアO.他で、1番をレヴァイン/ロンドンSO.で聴いた。
少し前までマーラーに食傷気味でほとんど聴いてなかったがここにきてまた聴くようになってきた。
3番はマーラーの交響曲の中でも1番好きかもしれない。ウィキによると演奏時間は約100分とベートーヴェンの第九よりも約30分ほど長い。
初めて聴いたのはFMでのベルティーニのライブ録音だった気がする。その後ベルティーニがN響に客演して3番を振った定期演奏会の模様をN響アワーで観たような記憶がある。CDは以前も書いた気がするが、マゼール盤を最初に買ったと思う。高校生の頃のこと。
このCDはしばらく持っていたが、全集を入手して後、手放してしまった。
LPもショルティ旧盤、アバド/WPh.、クーベリック、メータ、ホーレンシュタインと9曲中、一番多いかもしれない。
何といっても作曲当初「愛が私に語ること」と題された終楽章が美しい。美しすぎる。
最近、涙腺が弱くなったこともあって聴くと気持ちの高ぶりが抑えられないこともしばしば。
マゼール/WPh.盤は録音もあるのだろうが、みっちりと中身の詰まったとても充実した音がする。テンポも遅くゆっくりした足取りで音楽が進む。マゼールはあんまり煽らず、なんならテンポを落としてデフォルメする。音楽に語らせる。キャリア的には絶頂期そんな頃の録音。この全集、マゼールとウィーンPO.との最良の録音と個人的には思う。

レヴァインの1番は明るく屈託がない。録音も明るい音調。少々やかましいくらい。屈託が無さ過ぎて照れてしまう。たまにはいいが、ちょっと違うという気がしないではない。
ハイティンク/コンセルトヘボウはどうだろう?とトレイに載せてみる。ふむ悪くない。というか第3楽章が絶品。出だしのコントラバスのフレールジャック旋律は少々頼りない。しかしそのあとのトランペットがややリズムを崩して柔らかく吹かれるトコは聴いていてちょっと鳥肌が立った。もしかしたら冒頭のコントラバスも計算しつくしてのことなのかも。

などと言っているうちに休みも最終日。明日明後日と朝に抗原検査を受けて陰性ならお仕事に。金曜日はワクチン3回目を接種の予定。副反応があんまり強くないとよいのだが。
オミクロン株、昨日まで県内ではデータ上少しづつ感染者数は減ってきていて、ピークアウトしたようにも見える。しかし減り始めたのが感染当事者が濃厚接触者に直接伝えることになった後のこと。保健所の業務量の軽減が目的であるらしいが、もし自分が当事者だったら言うかなあ?まあ仕事関係と家族以外に濃厚に接触する人はいないけれど。伝えない人も出てきそう。近隣県でも感染者数が減っているところはほとんどないし。
そんなわけでピークアウトしたのかどうか怪しい感じだなあなどと考えていたら本日県内の感染者数は過去最多の700人だと。これはアカン。第6波収束はまだ先ですな。

レヴァインは1・4・5番を収録

チューバのお礼にと頂いたウィスキー
スッキリ美味いです。