2022年2月20日日曜日

面倒くさい、と言っては何だけど Elton John/Your Song

仕事帰りにお酒を買おうとスーパーに寄ると、先日火災を起こした製菓会社のおせんべいがセールしていたので、ちょっと応援したい気になって2袋ほど買って帰ってきた。亡くなられた方々のご冥福をお祈りします。

この頃はオリンピックもあって、あんまり音楽を聴く時間を取ってないけれど、レコードばかりを聴いている。
YouTubeのオルトフォンジャパンのチャンネルに海老沢先生のレコード再生に関するインタビューがあって、大変参考になっている。
その中にレコード針の交換時期の見分け方、みたいなのがあってそこでは針先に光を当てて光っているのは摩耗していると言っていた。円錐状の針は曲面なので光らないが、摩耗すると面で削れるので反射して光るのだそう。カッティングしたダイヤモンドと同じなのだとか。針先の寿命については針先の形状によって500~700時間くらいといわれている様だが、経験上は、これは摩耗している音、とかは良くわからない。
で、試しにDL-103の針先に光を当ててルーペで覗いてみた。するとピカっと光る。摩耗しているということか?もう一つ、最近新品の互換針を付けたばかりのシュアーM44Gを同じように覗いてみる。やっぱり光る。どういうことか?あんまりアテにはならないようだった。

アームとレコードの盤面が平行となるようにアームの高さをカートリッジに合わせて調整するのはセオリーではあるが、複数のカートリッジを使っているとこれを一々調整するのは面倒。
何せカートリッジの高さがまちまちなのに加えて、シェルの形状も違う。さらにはレコード盤の厚みも違うとあっては・・・。
せっかくなら良い音で聴きたいが、これを一々調整するのも面倒くさい。
そこで、無い頭をフロントサイドダブルコーク1440くらい捻って出したのがターンテーブルシートでの調整。
基準となるカートリッジの高さにアームを合わせて、あとはオヤイデの1mm厚のシート3枚と東京防音のターンテーブルシートをやりくりして使って調整することにした。
しばらくはこれで上手く行っていた。先日、M97xEのシェルをオルトフォンのSH-4に換えたところ、オヤイデ3枚と東京防音のターンテーブルシートでも随分とカートリッジの位置が高くなってしまった。SH-4の庇の下縁の位置が少々高いようで、比較的高さのないM97xEとの組み合わせが悪かった様子。
仕方ないので、オヤイデのシートを2枚にしてもう一枚ターンテーブルシートを足し、高さを稼ぐことに。
手を掛ければ掛けただけ良い音になるレコードは、面倒だけど楽しいけど面倒やね。

まもなく、妹が亡くなって2年目の命日となる。早いものだ。
ん?これは3回忌ということになるのかな?調べてみるとそうらしい。
レコード棚からエルトン・ジョンのレコードが出てきた。妹のもの。これが妹の愛聴盤だったかはわからないが、かけてみることにした。1曲目のYour Songはいつ聴いてもいい曲。






6 件のコメント:

  1. 幸せの黒い猫2022年2月20日 14:24

    針先の摩耗はよほど進行しないと
    分からない気がしてます。
    自分はターンテーブルシートではなく
    素直にアームの高さを調整して
    カートリッジ交換してますよ。
    10分も掛からないですし
    機械関連の仕事をしてると
    ネジを使っての調整に億劫さは感じないので。
    今友人宅でカートリッジ交換をして試聴してますが
    うん、
    自分もオルトフォンのMCQ5お買い上げの
    方向に気持ちが向いてます。
    もうすぐで妹さんの三回忌なのですね。
    自分も最初三回忌のタイミングを間違えて
    覚えてて嫁さんのおじいちゃんの時に
    知りました。

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    1. 手先が不器用なのと、アーム調整をした後はリフターの調子が悪くなる(カタンと落ちてしまう)ので、このようにしています。オルトフォンは基本艶っぽくグラマラスな音作りでしょうか。楽しみですね。
      法要関係の数え方などは分からない事ばかりです。

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  2. こちらは雪が降ってきました。そろそろ終わりにしてほしいですね。そちらはどうでしょうか。
    ユーザーのターンテーブルに盤を乗せるときの颯爽とした動きや、カートリッジを乗せるときの真剣なまなざしなど、そういった写真が雑誌に載っているのを見ると本当に楽しそうです。日頃の苦労があっての楽しみですね。

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    1. 何かまた大雪の予報。嫌になりますね。こちらは今のところみぞれってところです。
      >カートリッジを乗せるときの真剣なまなざし
      ウチはスイッチをポチっ、で針は降りますのでボケっとしてます。良い音と便利さの両立が我が家のオーディオの大命題の一つであります(笑)。

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  3. ターンテーブルマットの厚さを変えるのか?、シェルにスペーサーをはさむのか?
    どちらにしても音が変わるので悩ましいですね

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  4. スペーサーは挟むにも限度ありますしね。アームの高さ調整は下手くそなのであんまりやりたくないです。
    調整した後、必ずアームリフタの調子が悪くなります。原因は不明ですが。
    それにしても今日は良く降りました。職場のあるところでは30センチくらい積もりました。

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