連休明け、急に仕事が立て込んできて疲労困憊。まあ、仕事ができる有難さ、ってのはある。
緊急事態宣言も解除とはなったけれども、すぐには以前のような生活にはならないだろう。
新幹線で通勤している同僚に話を聞けば、最近は車両にその方一人だけか、多くて3人くらいなのだとか。スゴイ話である。
新型コロナウィルスは、データが正しいのなら、このまま収束しそうだが、第2波、第3波も懸念されるというし、やはり油断はできない。
それでも、オフ会の再開に向けて一歩前進というところか。
マスクは届かず、10万円の給付も月末だが税金の通知はキッチリと届く。マイナンバーカードを使った10万円給付も本人確認は手作業だとかでスムーズに行かないらしい。それなのに検察庁法の改正は強硬採決の姿勢とか?こんなとこだけスピード感持ってやってんのが腹立たしい。
さて、今週は割と天気も良く、暑からず寒からずで過ごしやすかった。帰宅してからの夕涼みがてら、玄関前に椅子を出して頂くビールが美味かった。
オーディオの方はというと、またぞろEQの調整に手を出してのドツボ状態に陥っている。いくつかCDを聴きながら耳障りな帯域の対策。ああでもない、こうでもないとやっているうちにワケが分からなくなり出したらもう、イケナイ。
それでもどうやら満足いく形とはなった。努力の割にはたいして報われず。調整にはピアノやギターといった器楽曲の方が音数も少なく作業がしやすい。ピアノやギターが良くっても、これに合わせるとオケ物は随分と綺麗に鳴るようになるのだが何だか迫力的には物足りないバランスとなってまた悩んで・・・。というループ。落ち込む。
調整・試聴を繰り返しナウ。耳が慣れたのか、少し迫力ある音が出てきたかな、とも思う。結構いい加減。
EQでピークや耳障りな帯域を下げるとそれまでガチャガチャとぶつかっていた音がス―ッと引いて重心が下がったように聴こえる。その分、響きが整理されて耳に届くわけだがそれを物足りないと感じてしまうのだろう。
未だガチャガチャした感じは少しある。帯域の特定は思う以上に難しく、とりあえずはここまで。
という事でCDのご紹介。シャルル・デュトワ/モントリオール交響楽団のローマ三部作。
このCDは学生の頃に買って以来の愛聴盤。このあともいろいろなCDを買ったが、演奏良し録音良し、で依然として七味のベストの位置を保っている。このブログで紹介済みかと思っていたがまだだったみたい。
イトコのうな君がLPを持っていて、確か借りてカセットにダビングさせてもらったのではないか。そのLPは今は七味の手元に在る。流石にノイズも多く聴き辛いので、LPでも買い直している。
このコンビの割と初期の録音だったと記憶している。82年の録音。そんな分類があるのかわからないが、エネルギーが外に向かっているような曲(あくまでイメージでのこと)を振った時のデュトワは神がかり的な演奏をする気がしている。アナログ録音の頃からレコーディングはしているが、デジタル期に入って、モントリオールと録音しだしてからは、クールな演奏スタイルとやや軽めなオケの質感が時代にマッチしていたと思う。ラヴェルなどはクールに過ぎる気もするけど。
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DECCA 410 145-2 |