2021年9月26日日曜日

歯痛たたた!

昨日は歯科受診。夕方に行ってきた。歯周ポケットの測定だけの予定だったが、割れている歯があるとのことで、急遽その治療もすることになった。
なったのはいいが、麻酔を掛けられて歯を削り、型取りと削った部分を埋める治療は結構苦痛である。
夜になって麻酔が切れてきたのか歯が疼くし痛い。痛み止めを飲んだがあまり効かず、追加の鎮痛剤を飲もうかどうしようか悩みながら床に就くもあんまりよく眠れなかった。
普段、医療機関にかかっても麻酔をされる機会というのはそうあるものではない。歯科治療は例外的にその機会は多い。
以前はさほど気にしていなかったが、麻酔をされるとフワフワするというかドキドキするというか、ちょっと気分が悪くなる。これから痛いことが始まるという緊張感なのだろうが、嫌なものである。

さて、倒れたスピーカーは今のトコ以前と変わらず音は出ている、と思う。とはいえ少々心配はある。聴き慣れたCDを中心に鳴らしているが、大丈夫そうだ。大丈夫。きっと大丈夫。

今、マイケル・ドアーティというアメリカの作曲家の音楽を聴いている。ナクソスから一時期数枚のCDが出ていた。もう追いかけることはしていないので今はどうか知らない。
中でもナクソスから出ているネーメ・ヤルヴィがデトロイトを振った管弦楽曲集が、録音も良くてね。
2000年に作曲された”MotorCity Triptych”の第3曲”Rosa Parks Boulevard”という曲が3本のトロンボーンをフィーチャーしていて、イカした曲だ。
もしかしたら以前にも紹介しているかもしれない。
ドアーティの曲でもう一曲。2005年作曲の”Brooklyn Bridge” 吹奏楽編成のクラリネッ ト協奏曲風。ナクソスからは2種類出ていて、なかでもJohn Bruce Yehがクラリネットソロを務めた演奏が良い。John Bruce Yehは現在シカゴ響のアシスタント・プリンシパルを務める実力者。スリリングな演奏はいつ聴いても爽快ですらある。

今年からNFLに中継を観るためにCSの日テレG+に加入したことは以前にも書いたが、期間限定でほかのCSチャンネルが見放題となっていて、映画チャンネルを観ることが多い。
先日観た”コードネームU.N.C.L.E”というスパイ映画が良かった。0011ナポレオン・ソロのリメイク作。そこに登場する女スパイ、ギャビーを演じるアリシア・ヴィキャンデルがキュートでチャーミング過ぎて、もう~。
これはアマゾン・プライムでほかの出演作の”トゥームレイダー ファーストミッション””ジェイソン  ボーン”も観なければ。




2021年9月23日木曜日

結婚20周年

今日、9月23日は結婚記念日。20周年になる。
今週は思いがけないアクシデントに見舞われたが、今年も無事に結婚記念日を迎えることができた。

それにしても身体が軋むように痛い。後ろにひっくり返った際には意識が飛んで受け身が取れなかったが、やっぱり無意識のうちに力が入ったのか全身筋肉痛のような状態だ。
今日が休みで良かった。ゆっくり身体を休めたい、と言いたいところだが記念のディナーは行く(笑)。

ということで少し音楽を聴いている。
このところずっとEQで低音域のバランスをみているのだがようやく良さそうなバランスを見つけて、試聴しているところ。このままで行くという可能性は低いが。
ブロムシュテット/SKDのブルックナーの7番を取り出して聴く。デジタル録音初期のデンオンの1st.か2nd.プレスのCD。多分最初に買い求めたブルックナーの7番ではなかったか。途中、行方が分からなくなり買い直したもの。マタチッチ/チェコと並んでウィッチの愛聴盤の一つ。
90歳を超えてなお、第一線で活躍している。N響への客演で良く知られていたが、転機はSFSO.の音楽監督、ライプツィヒのカぺルマイスターに就任したあたりからか。デッカへの数多くの録音で知名度がぐっと上がった。派手さはないが、堅実な指揮をするところに一流のオケとの優秀な録音が多く残された。











2021年9月21日火曜日

サランネット枠板の補修

昨夜、立ち眩みを起こして転倒。その際、右チャンネルのバークレイⅡもろとも倒れる格好となった。
改めて、被害状況と補修の顛末を記しておきます。

まず、ウィッチですが、身体の数か所の擦り傷と、ほぼ全身の打ち身、背中にも何か所か青痣が出来ている。仕事には行ったものの、段々と身体というか腰が痛くなり、しんどかったので時間休を頂いて帰ってきた。

スピーカーの方はエンクロージャーの角欠けと擦り傷が数か所。それにサランネットの枠板の破損が3か所。幸いにもユニット、コーン、エッジなど本体への損害が無く胸を撫でおろしているところ。まあこの程度で済んで良かったと思う。
今、音出ししているが、特に問題なく鳴ってます。
最もひどい角欠けは左フロントエッジ部分で2.5センチほどの剥離。これは昨夜のうちにボンドを使って補修した。
サランネットの枠板はボンドでは強度が足りないと判断し、ホームセンターで金属製補強板と木ネジを買ってきて補修した。幸いにも目に付かない部分なのでこれで十分と思う。サランネットの布部分は枠板の破損によって撚れてしまったが、張り直しも面倒だし、見た目もさほどでもないのでまあ致し方なし。

今回、立ち上がった際に急激に血圧が下がって(起立性低血圧)立ち眩んでしまったワケだが、原因としては降圧剤を服用しているところに少々アルコールが入ったことで、薬が効きすぎてしまったことによるものと思う。今回みたいなことは初めてだった。服用している薬は決してアルコールは禁忌ではない(薬剤師さんに確認済)が、このようなことがあるので気を付けるように言われた。
日中、仕事中にも時折、倒れないまでも立ち上がった際にふらっとすることがあるので、薬自体、効きすぎているのかもしれない。これは次の受診時に主治医に相談してみようと思います。

皆さまにはいろいろご心配をおかけいたしました。少々反省いたしましてお酒は控えようと思っています。

一番大きな欠け

下の部分で見えにくい
ところですが擦れてしまってます



上の方の割れは軽微でした

向かって左側
見た目以上に複雑な壊れ方
サランネットを止めている
ステープラーに沿って割れてます

向かって右側は
割と単純な割れ方

左側は段差というか膨らみが

右側は引き攣れてしまってます






2021年9月20日月曜日

プッチーニ 菊(Crisantemi)

先日、すかんぴんさんのブログを読んでいて、あんまり聴かないディスクを聴こうと思って取り出したのが、ヨアフ・タルミ/イスラエル室内管のCD。確かブックオフだったかハードオフ・オーディオサロン紫竹山だったかで中古盤を買ったもの。
お目当てはグリーグのホルベアとバーバーのアダージョだったが、(多分)初めて通して聴いてみたら、最後に収められているプッチーニの”Crisantemi”という曲がとても良かった。
グーグル翻訳さんにお手伝い頂いた結果、”クリザンテーミ”と発音するらしく”菊”という意味らしい。
なんでも、プッチーニのほぼ唯一の弦楽四重奏曲らしい。タルミ/イスラエル室内管盤は弦楽合奏編曲版になるらしい。イタリア弦楽四重奏団のBOXに四重奏版が収められてないかとみてみたが、無かった。残念。

CDを取り換えようと立った途端に立ち眩み。倒れ込んでしまった。
その際スピーカーと一緒に倒れてしまった。
凄い音がしたようで娘が飛んできた。
スピーカーを起こしてみると、結構なキズががが・・・。
音を出してみると幸いにもユニット、エッジ、コーンには損傷はない様子。
しかし、エンクロージャーの角欠けとサランネットのパーチクルボードの数か所の折損が。
角欠けは木工用ボンドで応急修理。サランネットの折損はそのまま取り付けて後日補修を試みるつもり。
自分も結構な擦り傷。転倒直後は気が動転していたためか気にならなかったが、時間が経ってくると結構な痛みがある。参った!









今日も快晴 連休3日目 シベリウス Vn.協奏曲(原典版)カヴァコス

今日も暑いです。9月も下旬ならもう少し涼しくても良さそうなもの。夏もの衣料もなかなか片づけられずにいます。
午前中に給油のついでに洗車してもらってきた。いつの間に付いたのかドアには線キズも。
まあ、こんなことに気を病んでいては心が持たない。

さて、今日はなんでもシベリウスの没した日(1957年没)らしい。
ということで、久し振りにバイオリン協奏曲の原典版を。カヴァコスのバイオリン、ヴァンスカ/ラハティSO.の演奏で。90-91年、BIS。1903/4年の原典版と1905年の現行版のカップリング。
原典版はこの盤以降、録音が無いのではないか?
もちろん先に聴いたのは現行版。原典版を後から聴いたので違和感はあるものの、これはこれで良い曲だと思える。ここからの現行版へのブラッシュアップはさすが。まあ現行版を聴き慣れているせいだろうが。
カヴァコス、ヴァンスカともにこのCDで名が知られるようになったのではないか。BISのホールトーンを多く取り込んだ録音と相俟って、怜悧な演奏に聴こえる。その録音はDレンジが広いせいもあって、録音レベルが低い。好きな演奏ではあるのだがボリュームの設定が煩わしいこともあってあまり手に取ることが無い。冒頭は小さな音で始まるのでボリュームを上げ気味にして聴き始めるが、途中トゥッティでは喧しすぎてボリュームを下げなければならない。これが非常に煩わしいのが玉に瑕。
音も遠くて、ソロ・バイオリンも音が埋もれがち。これはちょっとつまらない。以前はもっと線が細く聴こえていたが、久し振りに聴くとそうでもない感じ。
カヴァコスはこのディスク1枚きりしか持っていないが、現在はデッカ専属の様。ヴァンスカはこのあとラハティSO.とBISレーベルで2組目となるシベリウスの全集を完成させ、その後ミネソタO.の音楽監督となり、自身2度目のシベリウス全集、ベートーヴェン全集、マーラー全集(現在進行中)を残している。

はぁ、連休も終わり。まあ明日明後日と行けばまた休みなので気は楽だが。
先日、家にラム酒が残っていたので、そこにレーズンを漬け込んでラムレーズンを作ってみた。バニラアイスにトッピングすると非常にウマぁ~、でありました。
レーズンは植物油でコーティングしてないものを使うのがコツ、というか楽。コーティングしてあるものは一度湯通ししてコーティングされている植物油を落として水気を拭いてという作業が必要で煩わしい。あとは煮沸後に冷ました瓶に適宜レーズンとラム酒をそれがかぶるくらい入れてあとは冷蔵庫で数日寝かせるだけでできます。











2021年9月19日日曜日

坂本冬美のビートルズ ”And I Love Her”

昨日は敬老の日と少し前の母の誕生日を兼ねて、母が入所するグループホームへ面会に行ってきた。
自分で身体を動かせなくなり関節も固くなってしまった母。数年前からはずっと目を瞑ったままであったがここ数か月は目を開けていることが多いという。それでも視線は合わないようで、息子を認識できているのかもわからない。
食事も随分と嚥下機能が落ちてきて段々と上手く飲み込めなくなってきているとスタッフの方から報告を頂いた。
今年で84歳。いつ何があってもおかしくないし、覚悟はできているつもり。それでも1年でも長生きしてほしいと思う。

面会のあと、お昼時だったので何処かで御飯でも食べて帰ろうということになり、久し振りに焼肉屋さんへ。
この2~3週間、市内では複数人のコロナ陽性者が確認されていたこともあって外食自体を控えていたが、今週に入って1日に1人という状況となり落ち着いてきたというところもある。
やっぱり、お店で頂く焼肉は美味い。
そこのお店では有線放送なのだろうか、ビートルズがずっと流れていた。

家に着いて、細野晴臣・忌野清志郎・坂本冬美の異色ユニットHIS(ヒズ)のAnd I Love Her を聴いた。忌野清志郎の訳による。ヴォーカルは坂本冬美。訳詞は原曲にとらわれずにかなり自由。しっとりとした中にコブシを効かせた坂本の歌唱がまた良い。

3連休の中日。台風の影響が心配されたが、雨は昨日までで今日は快晴。気温も31度まで上がって暑いくらい。
窓を閉め切って音楽を聴くにはまだまだエアコン様のお力をお借りしなければならない。
先日からEQで低音域を持ち上げたり高音域を上げたり下げたりと試行錯誤中。なかなかコレは、と思うポイントが見つけられずにいる。



2021年9月11日土曜日

NFLが開幕

NFLの2021-22シーズンが開幕した。2月のスーパーボウル(SB)から7か月、待ちに待った開幕戦。
この日のために生きてきた。←ウソ、でも半分は正解。
これまではNHKBS1の中継で観戦してきたが、今年NHKがNFL中継から撤退。仕方ないのでCS放送の日テレG+に加入することに。
ウィッチがNFLを観始めた頃のNHKはレギュラーシーズンは週に3試合、プレーオフ全試合にSBを中継していたが数年前よりプレーオフ、SBは変わりないものの、レギュラーシーズンの試合は週に1回に減ってしまっていた。もしかしたら・・・とは思っていたが。
NHKは基本録画中継。放送までディレイはあるものの日本語での実況、解説にスタッツやデータも日本語でキャプションを付けてくれるので大いに助かっていた。
何と言ってもNHK松野アナのフットボール愛溢れる実況と、輿亮さん、生沢浩さんの的確な解説が好きだったのになあ。松野さんの実況とお二人の解説が聞けなくなるのは寂しい限り。
放送時間は深夜なので録画するが、約4時間30分ほどかかる試合を3時間弱とコンパクトに放送してくれたのも良かった。
今シーズンから観始めたG+は基本的に生中継でアメリカの放送をそのまま。向こうのコマーシャルの時間は過去の試合のハイライトを流すスタイルだが、少々冗長に過ぎる。

今シーズンの開幕戦は昨季のSB覇者タンパベイ・バッカニアーズがダラス・カウボーイズをホームに迎えての一戦。
両チームとも攻守バランスよく見応えのある試合。31対29とバッカニアーズが4Qラスト2秒に見事フィールドゴールを決めて逆転勝ち。
あらためてGOAT(ゴート:グレート・オブ・オール・タイム)トム・ブレイディの凄さに震えた。負けはしたものの、カウボーイズも昨季の不振からチームの立て直してきた様子で今シーズンは期待が高まる。
ここからSBまでの5か月はNFLのために生きるようなもの。SBにはどのチームが上り詰めるのか?期待に胸膨らませて生きていこう。

今週、内定の通知が送られてきた。現在の職場よりもお給料は減ってしまうし出勤日、勤務時間は増える形だがやりたい仕事。昨日、お受けする旨連絡した。来週には上司に退職願を提出するつもり。ということでこの週末は退職願を書かなければ。

今日はずっとスティーヴ・ライヒの音楽を聴いていた。いわゆるミニマル音楽の代表的な作曲家。同じフレーズ・リズムが少しづつ変化しながら進む音楽は聴くたびに印象が異なるところが面白い。何回聴いたかわからないが何度聴いても飽きない。






2021年9月5日日曜日

オーディオ機器と音盤の行方は?

昨日、すかんぴんさんがブログで遺品としてのオーディオ機器、音盤のことを書かれていた。
自分の死後のことなどはあまり考えたくないもの。されど少なからず場所を取り、残された家族にとってこれらを処分するのは一苦労だと思うと、いくらか算段をつけておいても良いのではないかと思う。
ウィッチはその算段を密かにイトコのうな君にお願いしようと考えている。(あっ!言っちゃった!)うな君にはいい迷惑だろうが、最後のお願いということでよろしく頼むねー。

機器の方は、今後も修理しながらも使えるうちは現用機器で行きたい。しかしいつかは修理もできず買い替えなければならないものも出てくるだろう。
今回、CDプレーヤーは修理できたが、次があるかどうか。正直厳しいと思う。アンプもパワーは40年近くが経過しているし、プリもまもなく30年。修理に際しては代用部品でも構わない派ではあるがパーツの調達も難しくなってくるだろうし。スピーカーもどうなるか。
今後、機器の方は縮小傾向となるのは間違いなさそう。
今はまだかろうじてアンプなどは自分で持って動かせるが、スピーカーはもう一人では動かせない。今より小型で軽量な機器に変えざるを得なくなるだろうな。
ディスクはCD9割、レコード1割というところは変わらないように思う。サブスク、ストリーミングは使ってはいるものの、我が家ではCDにとって変わるということはなさそう。
音盤の購入も減っているし、今後も増えることはないと思う。

さて、昨日EQで低域を持ち上げた訳だけれど、これが思いのほか上手くいった感じで、単に低域が豊かに響くだけではなく高音域もしっかり出るようになって雰囲気というか音の佇まいに余裕が出ている。アンプのボリュームも以前に比べて少し絞らないと少々やかましいくらい。
本当はベームのブラームスの1番をベルリンとウィーンで聴き比べる予定だったが、そんな気分でもなく、アレコレとCDをとっかえひっかえ聴いて過ごしていた。

もう一つ。9月に入りNFLがシーズンイン。しかし今年からNHKがNFL中継から撤退してしまったようで、今のところ試合の中継を見る術がない。
ネットで視聴も有料でできるが日本語での実況・解説がないので✖。CSチャンネルの日テレG+にするか迷ってます。






2021年9月4日土曜日

結局元の通りに

SACDプレーヤーが戻ってきて、WFBの上にそのまま置いていたけれど今日は時間があったのでタオックのTITE-25を間に挟んでみた。
やっぱりあった方が良い感じもするし、しない気もする。結局よくわからない。
WFBは天板が響きやすいこともあって天板の上にダンベルの重りを載せていたが、TITE-25を挟まずにプレーヤーを載せるとプレーヤーの底ギリギリ当たるか当たらないかくらいとなることもあって、直接置いていた時は外していた。
まあ、結局なにもかも元通りとなった次第。

プレーヤーが戻って以降はCDプレーヤーを使わない(聴かない)ときはマメに電源をスタンバイ状態にするようになった。ディスプレイは明るくなったが設置位置がリスニングポイントから離れているため、やっぱり良く見えないのだが。

そんな訳でベームのブラームスも1番を残すのみだが、それは明日に取っておいて、今日はCDを中心に音楽を聴いている。
ブーレーズの春の祭典(DG)やマゼールのリング(Tel)にグリュミオーのバッハのバイオリンソナタなど。どれもウィッチのオーディオの調整には欠かせないディスク。
この中でマゼールのリング冒頭の黄金のホルンが重なる部分は以前はちょっと耳痛い感じが残っていた。午後からEQで低域(500Hzから下)を20Hzが1.5dBほど持ち上げてみたところうまくブレンドされてまろやかな響きに変化。
低音を持ち上げると不思議なことに高音域がくっきりとする。また逆に高音域を持ち上げると低音がしっかりした感じにもなる。
どういう理由かは何とも言えないが中音域とのバランスの関連なのかもしれない。
高音域と中音域のバランスにおいて高音域を上げると相対的に中音域が下がる、そうすると低音域が上がったように聞こえるのではないか?低音域を上げても中音域が相対的に下がるので高音域が上がって聞こえるのやもしれない。知らんケド。
EQは各周波数の音圧そのものはベストなのかもしれない。あとは各帯域のバランスの問題なのかもしれないと思うこの頃。

7月に伺ったすかんぴんさんのご友人のミーさんから電話が来た。
クラシック音楽の愛好家で同じ市内ということもあり、出来ることならまた遊びに行きたいし、ミーさんにも遊びに来て頂きたいところなのだが、このコロナ禍のなかちょっと難しい状況となっていて。互いに行き来できるのはまだもう少し先になりそう。お会いできる日を楽しみにして、ここは我慢我慢。

今日は終日雨模様。しかも結構などちゃ降り。雷も凄かった。今年は秋が来るのが早い気がする。衣替えが全く追い付かず、着ていくものに困るこの頃。





2021年9月1日水曜日

ベーム/WPh. ブラームス交響曲全集 就職面接も

9月に入った途端に気温18℃と寒い本日。どちゃ降りのなか就職面接に行ってきた。スーツに袖を通すのなんていつ振りくらいだろう?
スーツを仕立てた8年くらい前には体重が今よりも10kgほど多かったので、肩のところや腹周りがちょっとだぶだぶとしてシルエットが崩れて少々野暮ったい。
学生の頃、アルバイトで紳士服店に勤めていたことがある。ファッションセンス皆無のウィッチではあるがそこでスーツの着こなしについてはずいぶんと学ばせてもらった。

約束の時間の7分前に着くと、すでに担当の方が待っておられた。面接室に通されて面接が始まる。まあガチガチに緊張しまくってしまった。会場が広いのと、雨音で質問がよく聞き取れない。マスクの下は汗でドロドロ。発言もしどろもどろ。何を言ったかもよく覚えていない。が、雰囲気は和やかだったような。いくつか確認して返事をしなければならない事柄も出てきたが面接は40分ほどで無事終了。
採用合否の通知は一週間後とのこと。しかし、担当者のお一人からは良い返事ができると思いますとのお言葉を頂き少しほっとして帰ってきた。

さて、日曜日に届いたベームとウィーン・フィルによるブラームス交響曲全集のLPBOX。月曜から一日一曲のペースで聴き進めているところ。月曜日に2番、火曜日は3番ときて今日は4番を聴いている。雨が屋根を叩く音がうるさいがまあ、良い。
順番は特に理由ないです。1番はBPh.盤との聴き比べをしたくて後にしました。
盤質はここまで3枚聴いてまあ並みか。2番はややスレ傷が多いが聴いている分には気にならない程度のもの。
元々CDではバラを買い集め持っているがやはりレコードは何だか雰囲気があって良い。
一日一曲となってしまっているのは、聴き終わっても2度3度と繰り返し聴いているため。どれも素晴らしくついついおかわりしてしまう。
まあ、新規に買い込んだ中古盤はクリーニングしただけではホコリやゴミなどが採り切れないことも多く、何度か通針しているうちに浮き上がってくるという事情もある。まあそんな訳であんまり良いカートリッジは使わないのだけれど、それでも演奏の良さが際立つ。

ベームはウィーンに限らず、演奏(特に録音)にあまりハズレが無い指揮者だと思うが、その中にあってこのブラームスは知情意のバランスが見事。75年の来日公演から帰国した直後の5~6月に録音されたらしい。そして年内に発売という異例のスピードリリース。ウィッチはこの頃のことは知らないが、賛否両論あった様子。
あの頃の日本のクラシックファンのベームへの信頼は度を越していたのではないか。実演や実況中継を耳にした後では、やや物足りなさを感じたのではないか。
それはさておき、当時の事情を知らないウィッチにとってはそんなことは関係なく、やはり好きな演奏であることには変わりない。
最後に一つ。あるレヴューを見てたら”ベームの女々しい演奏が好きだ”とあったがそれは違います。女々しいのはブラームスであってベームではありません。そんなブラームスをベームは見事に表現している、が正しいと思う。知らんケド・・・

今日は一日お休みをいただいてるので、夕ご飯はウィッチが担当。少々冷え込むので塩豚汁を作ろうか。