で、今日は部屋の掃除をしようと決めていたが、結局一通り掃除機をかけ、埃を払うだけ払って途中で止めてしまった。
随分と分類整理できていないCDがあって、これを片付けたいのだが、そのずくがない。
窓を閉めっ切っていては暑いので、窓を開け放ってバッハやら、ルネサンス音楽やらをボリュームを絞って聴いていたが、夕方になって風が冷たくなってきたので窓を閉めて大きめの音楽を聴いているところ。
シューベルトの”未完成”をC・ディヴィス/ボストン響で。小澤征爾が音楽監督時代に一頃、首席客演指揮者だったと記憶している。このコンビの代表盤といえばシベリウスということになろうか。
この未完成もそうだが、やや仄暗くずっしりとした音の構えが何とも言えず、良い。録音データの記載は無いが、ネットで調べると82年とのこと。フィリップス。
このCDは中古で見つけて買ったものだが、西独プレス盤で、CDのカタログがライナーに挟まっていた。かなり初期のもののよう。音が良いかと言われると困ってしまうが、ケースなども今どきのものに比べてしっかりしていて重厚ではある。
音が良いと言われる(七味も基本的にはその意見に賛成の)西独プレス盤。しかし比較するものが無いと、判断は難しい。音が何故良いのか?という事についてもはっきりとした理由はわからない。
当初はプレスの過程でピンホールがあったり、アルミ蒸着の過程でムラが有ったりして再生できない盤などがあったのは事実。盤の問題もあるが、CDプレーヤーの動作の精度にも問題はあったように思う。実際、CDが出回り始めた頃に七味も再生できない盤に遭遇している。無事に交換してもらえた。
個人的には西独プレス盤に関しては製造過程の不良はある(もちろん全てではない)にしても、盤自体が、今のCD盤と比べても硬いことや、やや厚みがありそうで、その辺りが音質に影響しているように思うのが一つ。
もう一つは、LPの頃の音のバランスの造りを踏襲しているためではないかと考えている。アナログ録音時代にLPで発売されたもののCD化に際しても、マスタリングで特別何かを弄ってはいないのではないかと思う。知らんけど。
あくまでも七味の想像・妄想。ご容赦。
さて、明日は出勤日。やれやれ・・・。
PHILIPS 410 393-2 |
先回の令和のことですが、年数を計算することに付いていくことが面倒なことと決めた政治家が最低なことのため、自分は西暦を使うようにしています。1年まえには想像できないような状態ですが乗り越えなければと思っています。
返信削除アナログとCDの比較の話はよく出ますが、CDでもなかなかだと思います。アナログ環境を有しない私が言っても説得力ないですね。
仕事では西暦を使うことが多くなりました。ホント、一年前には今の状況は想像できませんよね。緊急事態宣言、延長となりましたが、どうなってしまうのか?まだまだ先は見えません。
削除マスタリングの違いが一番ありそうです。DGのOIBPアリとナシでは随分と聴きやすさという点では違うと感じます。ナシの方はやや団子状ではありますが、好みの問題とも云えそうです。
また以前のように色々と比較試聴できる日を楽しみにしましょうか。
コインランドリーで毛布は洗いますが
返信削除心地よいですね。
枚数が有ると結構な出費ですが。
明日の出勤お疲れ様です。
同じ番号のCDでも
プレスの時期で音が違うとか
ありますよね。
初期のCDは経験は無いですが
そんな事があったのですね。
羽毛布団ならコインランドリーで丸洗いができますね。ホントなら半年に一回ぐらいは洗いたいところです。
削除初期のCDのことはまだまだ分からないことが多いです。プレスの時期というか、再発のタイミングでの(リ)マスタリングで変わるのが大きい様です。
CDの盤自体の材質が違うのか、最近のCDは結構しなりますね。初期CDはこのしなりが小さいように思います。