2020年5月10日日曜日

まだまだ

まだまだ聴いたことのない曲というのは、当たり前だけれどたくさんあってさ。この世のすべての音楽を聴く、なんてことはどだい無理な話なのは百も承知なのだけども。それでも押さえておきたい曲、というのでしょうか、聴いておきたい曲というものがいくつかあって。

そんな曲の一つがハイドンのピアノソナタ全集。マッケイブのピアノ。デッカ録音の12枚組。
ハイファイ堂のHPにずっと載っかったまんまになっていて、買い手がつかなかったのを閉店半額セールでゲット。ハイドンはこれまでも交響曲やミサ曲、弦楽四重奏曲などは聴いていて、ピアノ曲も興味はあったものの、ここまで手が出せずに来た。
先程、CDが届いたので聴き始めたところ。ふと、『俺もこのような音楽を聴くようになったか』という思いにとらわれる。
若い頃であれば聴いていて、きっと退屈するであろう、いやそもそも聴かないであろう音楽をそれなりに楽しめるようになった。
お尻の方(Disc12)から聴いているが、ハイドンのピアノソナタは何だか交響曲を小さくしたよう。この辺りはモーツァルトやベートーヴェンのソナタとは随分と違うのか。
偽作なども含まれているようだが、その辺りはよくわからない。まあ気にしないでおこう。


4 件のコメント:

  1. 幸せの黒い猫2020年5月10日 17:54

    音楽の知識が増せば増すほど
    聴きたい音楽の幅が広がりますよね。
    結構ふと冷静に振り替える瞬間ってありますね。
    昔はこんなの聴かなかったとか。
    良い出会いが出来て良かったですね。

    返信削除
    返信
    1. クラシック音楽を聴くようになって35年くらい。聴き方もジャンルも随分と変わりました。
      まあ、歳をとったってことですね。嬉しくもアリ悲しくもアリ、です。

      削除
  2. こんばんは。
    ハイドン、ピアノソナタ。小ぶりでやさしく、穏やかですね。自分のなかでは刺激がないので目立たないように思います。
    女性でショルンスハイムという方の全集を持っています。チェンバロ演奏で、ピアノよりいっそう穏やかなのでは。
    13枚組の大物なので、これからよく聞いていきたいです。本命のピアノ版もほしくなりました。

    返信削除
    返信
    1. モーツァルトもベートーヴェンもあんまり良く聴いてないのですが、買ってしまいました。
      端正な音楽の佇まいが良いですね。モーツァルトやベートーヴェンとの比較も出来そうで楽しみが広がりそうです。
      他に、モザイクSQの弦楽四重奏曲のCDも届き、こちらも楽しんでいます。

      削除