2019年9月1日日曜日

Saint-Saëns Six Etudes Op.52-6 ”ワルツの形式で”

今日は映画館のファーストディということで、妻と娘は各々で観たい映画があるらしく、いそいそと出掛けていった。
七味はお昼の麦酒を楽しみにしてお留守番。

よく聴いているチョン・キョンファの小品集”コン・アモーレ”。CD国内初発盤を手に入れてから一層よく聴くようになった。お気に入りの曲はサン・サーンス作曲イザイ編曲になる”カプリース”(ワルツ形式の練習曲による奇想曲)。
他の演奏も聴いてみたくてネットで動画などを探すもあまり目ぼしいものはナシ。
ただ、原曲がピアノ曲であることが判明。バイオリンと管弦楽版もあるらしい。
そういえば以前にサンサーンスのピアノ曲集を買ってあったことを思い出して引っ張り出す。
VOXレーベルの5枚組。エリートレコーディングスによる優秀録音。買った最初は良く聴いていたが最近は死蔵状態だった。売ることも考えていたが良かった、売らなくて。
この時はあんまりピアノがキレイに鳴らなくて苦労していたが、今聴くと結構イイ音がする。ミケランジェリのドビュッシーもそう。硬ったい音だったが随分とほぐれてきたカンジがする。

中間部、ふっと現れる甘いメロディが素敵な一曲。
 
            

イザイ編曲版

サンサーンス原曲版

管弦楽伴奏版

2 件のコメント:

  1. 幸せの黒い猫2019年9月1日 14:34

    日曜の昼下がりに一杯いいですね。
    またほろ酔いで聴く音楽が
    心地好いのですよね。
    ピアノが鳴るのは一つのバロメーターに
    なる気がします。

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  2. 幸せの黒い猫さん ありがとうございます。
    一人なのをいいことに、350ml缶2本を頂いてしまいました。
    ピアノは音域が拾く音の重なりもあって、再生の難しい楽器の一つですね。
    低音のガツンとくる打鍵の強さと床に向かって音がぶつかるように広がる感じが出ればなあ、などと思います。
    あと、打鍵のコツーンの”コ”の音のタッチですかねぇ。
    酔っぱらってます、ね。

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