2021年4月18日日曜日

風~! ブルックナーいろいろ ケロロ

ウ~ん、風が強い。朝方から家が揺れるほどの強風が吹いている。すわ地震か、と思わず起きてしまってこの時間は眠くて仕方ない。

このところ懐かしいアニメの動画の無料配信があって、という話は以前のブログにも書いたような。今朝も”ケロロ軍曹”の配信を見つけて早起きついでに見入ってしまった。ケロロ軍曹は15年くらい前の作品。娘が小さいころに一緒に観ていたもの。とはいえ一生懸命観ていたのは父親の方だったか?
第1話にはケロロ軍曹の部屋というのが出てくるのだが、そこには高級そうなオーディオ機器が。dcsに似た機器とビクターのスピーカーと思しきものが確認できる。
ドラマやなんかでオーディオ機器が出てくると気になってしまうのはやっぱり病気でしょうか?いいえ、病気です。エ~シ~(AC:日本広告機構)

昨日はヴァント/BPh.のブルックナーの5番を3回立て続けに聴いてしまった。
素晴らしい演奏はついおかわりしたくなる。
ヴァント晩年の録音。ヴァントはこの少し前、北ドイツ放送響(現エルプPO.)を振るようになってから最後の巨匠として人気が出たのだった。ベルリンとは4番と5番、7~9番を残した。
ヴァントといえばブルックナー、という感じだがヴァントは結局ブルックナー全集を1度しか完成させていない。
この5番は見事というほかない立派な演奏。何も言うことはない。ブルックナーの5番を聴くならまずはコレを。
ヴァントの後にチェリビダッケの8番を聴いたが、1楽章の途中で止めた。これはこれで凄い演奏だとは思うがテンポが遅く、少々くどい気がした。チェリビダッケのブルックナーはヴァントのそれと並んで今でも人気が高いが、聴きとおすことがウィッチにはまるで苦行の様。

今朝は、ベイヌムのブルックナーを。戦後、メンゲルベルクの公職追放を受けて指揮者に就任したコンセルトヘボウとの録音。5番と7~9番が残された。
今、持っているのはダッチマスターズシリーズのBOX。4枚組。7番はロンドン国内盤(デッカ)、8・9番はフィリップスからCD分売されていたものでこの3枚は持っていたがBOXを買ったことで7番は処分し、8・9番は確かうな君にあげた気がする。5番はこのBOXが出るまではCD未発売だったと思う。この中で5番だけがライブ(放送録音?)録音。
最初に聴いたのは7番。初めて聴いたときは不思議と音楽がスーッ、スーッと前に流れていくような感覚がしてとても新鮮だったことを覚えている。後で聴いた8・9番も7番以上に軽やか?でスッキリとした演奏で、この時代としては、かなり先を行った演奏と思う。特に8番の終楽章はキレッキレな演奏で爽快ですらある。とくに冒頭のティンパニ‼
8・9番に関してはウィッチ的にはシューリヒト/ウィーンと双璧と思う。
すべてモノラル録音なのが惜しい気もする。特に8・9番はあとわずかでステレオ録音が開始というところ(55年と56年)。とはいえモノラル最終期で音はかなり良い。録音が残っただけでもありがたいこと。

ラックの真ん中あたりはdcs?

スピーカーはビクター SX-L7のよう
BOX購入以前に持っていたディスク
こっちのほうが音が良かった気が…













4 件のコメント:

  1. 幸せの黒い猫2021年4月18日 13:26

    我が家も強風では家が揺れます。
    昨日は春の嵐で荒れ模様でした。
    ケロロ軍曹はアニメは見てないですが
    コミックは途中迄は買い揃えてました。
    コミック程ネタにキレがアニメは無いと言う評価を聞いて
    見なかった記憶があります。
    結構アニメに高級オーディオ機器が
    書き込まれた物がありますね。
    そう言えば今週あるクイズ番組で
    略語でクラオタってのが何の略ってのが有って
    クラシックオタクの略だそうです。
    クラシックが好きでオーディオにお金を掛ける
    人達の事って…
    何となく悪意を感じる出題でした(^_^;)

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    1. ケロロ軍曹はコミックは全然読んでいなくてアニメで知っている程度です。
      最近、サンライズの動画チャンネルで往年のボトムズだとかエルガイムだとかが無料公開されていて、ついつい見入ってます。個人的にはダグラムやってくれないかなぁ、と。
      以前、阿部寛主演の「結婚できない男」というドラマでクラシック好きのそこそこオーディオにもお金をかけている主人公
      がいました。なぜかトールボーイSPをラックだか棚の上に載せているのを見てがっくり来た覚えがあります。
      アニメ「映像研には手を出すな」では、ブルーバッフルの大型フロアSPが高校の部室にあったり。
      ついつい目が行ってしまいます。
      クラシック好きのオーディオも好きな(お金を掛ける)人は、オーディオ好きのクラオタかクラシック好きのオーオタではないかと思います。どっちの成分が多いかじゃないかなあ?
      クラオタの中には、ブルックナーという作曲家が好きな人たちがいてブルオタと言われてますね。
      自分?自分はオーディオ好きなクラオタで、断じてブルオタではないです(笑)。

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  2. 夕方、一層風が強くなってきました。午前中、山林にいました。風はあまり感じませんでしたが、下山したらかなりの強風でした。あられが降ったりして春らしい不安定な天気でした。
    ブルックナーをかため聴きですね。ヴァントの古い最初の全集を持っていますが、ベルリンフィルは聴いたことがありません。新たなCDはもういいと思っていますが、記事を拝見したら気が変わりそうです。午後はブロムシュテットの4番をかけて半眠してました。

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    1. 終日こんな感じで風が強いのでしょうか。
      ファンヒーターにはもう少し活躍してもらわないと。
      私もケルンとの全集を持ってます。そのほか北ドイツとの演奏がいくつかあります。
      ここ何年もブルックナーのディスクは買ってない気がします。ベンツァーゴという指揮者の編成の小さいオケでのCDが気になってますがちょっと値が張るのでストリーミングで聴いてます。
      午後はショスタコの軽い感じの1番や9番を聴きながら寝入ってしまいました。家の揺れが眠りを誘うようです。

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