2020年9月22日火曜日

このハムノイズは一体どこから? 連休最終日 モノラル盤アレコレ

4連休も今日が最終日。何だかあっと言う間に過ぎてしまったなあ。
昨日、復活させたシュアーM44-7。シェルを触るとパチパチ、ブーンといったノイズが出現。他のカートリッジではこういった症状は無くて、原因は44-7にありそう。といろいろできる範囲でやってみたが症状は治まらず。
他に原因が?と思い、MCトランスのアース接続部分を触りながらシェルを触るとノイズは出ない。ということはMCトランスが原因?ということで外して、レコードプレーヤーから直接デノンのアンプのフォノEQに接続。すると一時、ノイズは見事に消えたかと思いきや、やっぱり消えず。プレーヤーのアース線が怪しいものの、現状、お手上げ状態。結局元の状態に戻すことにした。プレーヤーのアース線がかなりヘタってるのだけれど、かなり短くて、これ以上は手の施しようがない。
レコード関係のトラブルは本当に胃が痛くなる。

さて、復活のM44-7。レンジは狭いが、中音域が厚く、太くて活き活きとした音で鳴ってくれている。そして、何よりもノイズに強い。そこが頼もしい限り。
ワルター/コロンビアSO.のシューベルトのグレイトは躍動感溢れる演奏に変貌。モノラル盤のLPを聴くのがちょっとだけ楽しくなった。
ところで、このワルターのグレイト。ステレオ録音なのだが、モノラルテイク盤。レコード再生を再開した頃に中古レコード屋で見かけて、ステレオ盤と勘違いし買ってしまったもの。ステレオ録音の初期にはまだまだモノラル/ステレオが併存していた。このあとも何回か同じ間違いをしでかしたものだ。

フルトヴェングラー/Wph.による英雄。52年の録音。こちらはオリジナル・モノラル録音。国内初期盤のよう。今年はベートーヴェン生誕250年の記念の年。ベートーヴェンの音楽を聴く機会も多い。
盤質は結構大きなブツ音が入ったり、場合によっては針飛びを起こすくらいだから、良いとは言えない。
それでも44-7なら何とかなる感じ。やっぱり頼もしい!針圧は1.5~3.0gまで。厚く重い盤なので目一杯かけてみる。
この52年盤はまだ聴きやすい音質かと思う。普段あんまりフルトヴェングラーの演奏は聴かないのだが、たまに聴くとグイグイと音楽に引き込まれてしまう。

ベイヌム/コンセルトヘボウのブラームスの1番。こちらも国内初期盤か。晩年、ステレオでの再録音もあるが、この51年盤は再録音盤よりもさらに豪胆かつインテンポのしなかやな歌い口。

もう一つ。トスカニーニ/NBCのドビュッシーの海。ドビュッシーからお墨付きを得たトスカニーニによる名演。七味的にはベストな演奏の一つ。

という事で、まだまだ手持ちのモノラルレコードはたくさんあって、興味は尽きない。






4 件のコメント:

  1. おはようございます。
    アームとヘッドシェルの接触不良が疑われます。
    ハムノイズ対策はなかなか面倒です。

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    1. アナログの不調は連休のお約束・・・。
      疑われる箇所はいくつかあるうものの、絞り込めませんで、苦労します。

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  2. おはようございます。
    オーディオはいろいろと課題が出てきて悩みが尽きないところです。原因が判明して改善できることを願っています。
    今週は三日間の務めでしたが、なんだか疲れました。週末は適度に体を動かしながらリラックスできればと思います。

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    1. おはようございます。
      特にアナログは不調が多いです。一応、メーカーに問い合わせる方向ですが、いつになるやら。
      3日間は働く者としては嬉しい反面、業務を考えると、なかなか忙しないなあ、と。私もクタクタで、結局この3日は音楽聴かずにいました。週末はゆっくりしたいですね。

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