2025年8月10日日曜日

雨が来たー!

この水曜日、ようやくのまとまった雨。
どんなに待ちわびたことか!
とはいえ、上の方では警報級の大雨とのことでなかなか上手く物事は運ばないもの。
今週の予報はしばらく雨とのことでもう少し降って欲しいというのが市民の願いではある。
市内では8月お盆過ぎの断水待ったなしであったからこれで一息つけたのではないか。
その後、市から9月10日までこれまで通りの節水が前提ながら断水は回避できる見通しだと連絡があった。地下水の利用などいろいろと目途がついた模様。

翌木曜日は最高気温が30度行かず爽やかな一日。
嗚呼、自分が子供の頃の夏ってこんな感じだったなあと。暑いけれど気持ちの良い風が吹いて、セミが鳴いて・・・。

11月8日の柏崎アルフォーレでのクリスティアン・ツィメルマンのリサイタルのチケット発売の案内メールが届いた。曲目は未定だがコレは行くしかない。忘れずにチケットを取らねば。
そんなメールに浮かれていたら9月26日に市内の文化会館でのOEKの演奏会の告知が。広上マエストロの指揮、トム・ボローのピアノによる皇帝と田園というプログラム。田園は一度ちゃんと聴いておきたかった曲なのでこちらも行きたいところ。

オーディオの方は少しスピーカー位置の調整を。
もう少し間隔を広げつつ振り角を付けた。それに伴って力感が増した感じ。まあ煩いともいえるのだが、ボンつく感じも増えたのでEQで調整。様子をみているところ。

今年はショスタコーヴィチの没後50年のアニバーサリーイヤー。そして8月9日が命日。
そんなわけで久しぶりにショスタコーヴィチのディスクを。
キリル・コンドラシン/モスクワPO.による交響曲第5番。日ビクターのLPで。
全集の中では比較的録音の良い部類に入るのではなかろうか。盤質はノイズ多めであるがまあ良い。もちろんオリジナル盤を聴いたわけではないので何とも言えないが日ビのリマスタリングが上手いのだろうと推測している。
ショスタコーヴィチの5番と言えば、ムラヴィンスキーばかりではないがムラ様が有名だがこのコンドラシン盤もなかなか鬼気迫る恐ろしく集中力の凄まじい演奏。
こういう演奏を聴いてしまうと、最近の旧西側の演奏では物足りなく感じてしまうのも仕方ない。あの年代のあの国でしか表現できないものがあるのだろう。

先日、インスタントコーヒーを買おうと仕事帰りにスーパーに寄った。
時折温かいコーヒーも飲みたいと思うが、まだまだ暑いのでメインはアイスコーヒー。なのでスティックタイプのものをと思ったが、これが高い。20本入りで600円。
棚の前でしばし黙考してしまった。結局買ったけれど。
ボトルコーヒーも高い。昨年は〇スカフェのエクセラが110円ほどだったが今年は135円。仕方ないとは言え財布には厳しい。

2025年8月3日日曜日

雨よ降れ降れ

暑い。相変わらずまとまった雨は降っていない。いつ断水となるのかビクビクしている。一応、お盆過ぎの17日までは断水は回避されると市は言っている。断水となる14日前には知らせるとも。しかし、このままいけばお盆の前には断水の知らせが来るのではないか。
だいぶ近くまで雨雲は来ているようだが降るまでには至らず。それでも4日以降は雨予報。まとまった雨に期待したい。

使っている眼鏡に大きなキズがいつの間にか。昨年の1月に買い換えたばかりだが、フレーム・レンズが少々重いこともあって替えることにした。今度は軽いフレームにしてみた。少々痛い出費となるがストレス無く過ごせるなら。

最近は漫画を読んでいる。昔買った浦沢直樹の「MONSTER」「BILLY BAT」それに「MASTERキートン」
発表順はキートン、MONSTER、BILLY BATの順。物語の構成や伏線、画力も段々と上手くなっているのが判る。今回はMONSTER、BAT、キートンの順で読んだがキートン面白いのだがなかなかサクサクと読み進められないでいる。まあ字が小さいというのもあるが。
新居に越す際、漫画は処分しようと思っていたが処分しないで良かった。

SONYのヘッドアンプHA-55。自分のものは接触不良もあって今は友人から借りたものを使っている。今日、その友人から安く譲りたい旨連絡があった。
もうかなり長いこと借りていて返事もしていなかったなと反省。
申し訳ないくらいの格安でこちらも願ったり叶ったりという事で譲って頂くことにした。ゆくゆくは自分のHA-55も修理してMONO構成で使ってみたいところではある。


2025年7月27日日曜日

上田へ  ブリテンのSACD聴き比べ

一昨日の夜、妻からこの前行った須坂のガーデンにまた連れてって欲しいとリクエストがあった。
それなら上田まで足を伸ばしたいと提案したら、上田にも行ってみたいガーデンがあるのだという。須坂じゃなくて上田のそこで良いというので昨日出掛けてきた。
高速も使って1時間半くらい。上田は遠い親戚があり子供の頃に1度だけ泊まったことがあるくらい。
高速を降りて一般道になると何だか道が細くカーブが多い。山間なので起伏もある。
お目当ての農園に着くと妻は熱心に花の苗を見て周る。最初は一緒について周っていたがビニールハウスの中は暑く、ウィッチは途中でクルマの中に避難。
1時間後、クルマに戻ってきた妻は満足そうであった。

次はウィッチの番という事でブッコフへ。上田周辺には2軒ある。2軒ともあまり大きくは無かったが品揃えはなかなか良い印象。探していたものは見つからなかったが、ブリテンの戦争レクイエムのSACD盤が。かなり予算オーバーではあったが購入。帰りしな地元のブッコフにも寄って注文してあったCDを受け取って帰宅した。

今、このブリテンのSACDを検盤がてら聴いている。CDではSHM-CDの廉価盤、LPでも持っているがLPの方は盤質があまり良くなくて。SHN-CDでも構わないのだがこの曲のこのディスクは程度の良い盤で聴きたいし持っていたい。
このSHM-CDとの比較ではやはりSACDか。レンジがとかそんな感じはあまりしないが出音、特に声の質感が良い。後は音の混ざり具合だろうか。
先日、バーンスタインの惑星とブリテンのピーター・グライムズからの前奏曲のSACDも聴いたがこちらも同様。お目当てはブリテンだがCDと比べて一聴瞭然。CDではなんだか纏まりに欠け、ザラついた音だがSACDは肌理の細かい出音だった。
SACDが絶対とは言わないがこういうのを聴いてしまうとね。

さて、このところ当地には雨が全く降っていない。市内のダムの貯水率が26日時点で15%ほど。これは別のダムからの取水が出来ず、そのダムからの取水に一本化したこともあるのだが、7月に入ってから雨がほとんど降らないまま梅雨明け。梅雨明け後は猛烈な暑さ。そして今後の予報でも雨が降る気配がないとのこと。
市は少し前から一部の地域(人口が多い市街地を含む)に40%の節水を呼び掛けているが効果はわずか。8月には断水となる見通しらしい。
別のダムからの水を利用している地域にある我が家は今のところ影響はなく助かっているが、心配だ。
田んぼも水が無くひび割れているところが多いと聞く。稲や農作物の生育にも影響が出始めている模様。
あと、怖いのは火災。最近、芝が燃える火災が多い様にも思う。
どうなることか。

レクイエムはリハーサルも収録





2025年7月21日月曜日

芥川也寸志生誕100年記念演奏会 

今年は作曲家芥川也寸志の生誕100年にあたる。

昨日は記念演奏会を聴きに行ってきた。北区王子の北とぴあ。
藤岡幸夫指揮オーケストラ・トリプティークと合唱は生誕100年記念合唱団。
前半は交響管弦楽のための前奏曲、交響管弦楽のための音楽、交響三章。後半は「いのち」、映画「八つ墓村」より、アレグロ・オスティナートという創作初期から晩年に至る主要な管弦楽を伴う作品を俯瞰できるようなプログラム。
前奏曲は今回、プロのオケによる演奏はこの日が初演。「八つ墓村」は今回、長らく行方が分からなかった自筆譜が発見され、それによる演奏。
実演で様々聴けたのは良かったが、特に交響三章は予習していて大好きになった。
上手く言えないけれど芥川のロマンティシズム、都会性、クールさ、親しみやすさ、人間に対する優しいまなざし、うーん難しいが芥川の多様な要素がすべて詰まっているようで良い。

今回のお目当てはなんといっても「いのち」。
芥川の遺作となったもので生前の演奏は叶わず、芥川の追悼演奏会で初演された。仏教カンタータと言うべき合唱を伴った曲で、低音の”ド”が鳴り響くなか終始「南無妙法蓮華経」が合唱によって繰り返される(152回!)異色の曲。
以前にも書いたがこの曲は今のところ音盤としてのリリースがない。追悼演奏会のエアチェック音源がyoutubeに上がっているくらい。
この曲が聴けただけでも東京まで行った甲斐はあったというもの。
この曲に限らず、藤岡マエストロの的確な指揮によるところが大きいと思う。ホントによくぞ、よくぞ演奏してくださった。企画の西さんにも大感謝。
そして、この日の模様は秋にCDでリリースされるようなので期待して待つこととしようか。
会場では芥川愛用の品々などの展示やCDのほか出版楽譜の販売もあり、なかなかの熱気であったな。

それにしても東京は暑かった。何と云うか暑さの感じがこちらとは違う気も。
この季節の東京は勘弁願いたいものだ。
演奏会終演後は大宮に抜けてディスクユニオンへ。クラシックはあまり無かったけれど面白そうなものを数点購入して帰路についた。

帰りの車の中で選挙特番を。
どの政党がとは言わないが、いよいよ混沌としてきた感あり。ポピュリズムも極まったなと言うのが感想。
さて、魅惑の三連休も終わり。明日も暑そう。
仕事するか。

2025年7月19日土曜日

Quartet Integra 十日町公演

今週、ネットのローカルニュースで見つけたQuartet Integraの十日町での演奏会に行って来た。
場所は越後妻有文化ホール段十ろう。我が家からは約1時間半ほど。
決め手は記事に載っていたアー写。
CDのジャケ写にもなっているもの。何だか雰囲気が良さ気で良い演奏をしそうな気がしたのよね。こういう直観は大事にしたいところ。
プログラムは3曲。前半がハイドンのロシア四重奏曲の第1番Op.33-1とヤナーチェクのクロイツェル・ソナタ。後半はシューベルトのロザムンデというもの。
特にヤナーチェクはなかなか聴けないのではないか。特に地方では。
MCが入りつつ休憩を入れて約2時間の演奏会。
弦楽四重奏団の演奏会は3年ほど前にシュターミッツ弦楽四重奏団とピアノの小林幸恵の演奏会以来。なのでQuartet Integraの実力と言ったものは皆目わからないが、ネットで見てみるとなかなかの実力派新進カルテットらしい。
ハイドン冒頭の掛け合いだけですでに鳥肌&ニヤリ。来て正解!勝ったな。見ていて楽しくてしょうがない。ニヤリが止まらない。
ヤナーチェクは少々苦い音楽。難解な音楽であるが難解ながらも何とも言えない妖しさと美しさを伴っての表現は圧巻の一言。
後半のロザムンデはウィッチが若い時にCDを聴いてあまりの冗長さに挫折した曲。Integraの演奏をしても冗長か。途中で眠り込んでしまった。ウィッチにはまだこの曲の良さは判らないのだろう。
憂いを帯びた美しいメロディが繰り返し繰り返し押し寄せてくるが、受け止めきれなかった
アンコールはアルバン・ベルクの抒情組曲から。
何でも一週間前から十日町に滞在し、市内の小学校で演奏会などを行っていたそうで、子供たちはベルクの曲がとっても気に入っていたのだそう。
小学校ではヤナーチェクも演奏したのだとか。
アンコールも含めてこどもだから、田舎だからと有名曲ばかり演奏せず超辛口・硬派な選曲に脱帽。何とも気骨のあるアーティストであった。
最初はこんな演奏会があるんだ、くらいの感じだったが行ってみたら大当たり。
今後も要チェックのカルテットやね。

ところで演奏会の会場である段十ろうホール。これが驚くくらい滅法音が良かった。約700席と小振りで室内楽には丁度良い大きさ。ステージ、客席とも木がふんだんに使われているのが良い音の秘訣かもしれない。まあ今日は正直ほとんどお客さんが入っていなかったのも理由かもしれない。
柏崎のアルフォーレといい、十日町の段十ろうと言い近隣の街に音の良いホールがあるのは羨ましい限り。我が街とは大違い。音楽専用ホールをとは言わないがもっと音の良いホールを建てて欲しいものだ。

さて、いよいよ明日は芥川也寸志生誕100年記念演奏会。
私事では多分7年?振りの上京となる。
体調はだいぶ戻ったものの、今日の演奏会でも咳が我慢できないことがあった。ある程度薬で抑えることは出来そうなのが判ったのでしっかり服薬しようと思う。
心配なのは暑さとゲリラ雷雨。今日の十日町も34度ほどあって、Tシャツ1枚だったが脇汗ビッチャリ。着替え持っていこうか本気で悩んでいる次第。
北区王子のホールなので大宮か上野まで新幹線、帰りは大宮からかな。大宮のディスクユニオンにも寄りたいところ。


サイン入り!