2016年11月22日火曜日

ニンマリ  RVW Comp.Sym. G.Rozhdestvensky / State symphony Orch. of the USSR Ministry of Culture

けさ、福島で地震とそれに伴う津波があった。こっちも結構な横揺れだった。余震も続いているようで心配。

休日を前に注文していたCDが届いた。
ロジェストヴェンスキー/ソビエト国立文化省交響楽団のRVW全集。
コレをHMVのサイトで見つけた時には震えが来た。心臓もバクバク来た。なんといっても非英国系の指揮者と非英国オケによるRVW。しかも交響曲全集。期待と不安、いや不安のほうが大きいか。

早速、1枚目のCDをトレイに載せてスタート。第1番「海の交響曲」冒頭のファンファーレがいきなり怪しい。
続く Behold, the SEA, itself !! (見よ、海そのものを) の合唱もなんだかモッサリ。最初はロシア語かと思ったが、よく聴くとやっぱり英語。あちゃ~、ハズレかと思いつつも聴き進むうちに持ち直した。
ちゃんとRVWしている。もっと破天荒な演奏を期待もしていたのに。ちょっと裏切られたカンジ。でもなんだか不思議と良い演奏だなぁ。思わずニンマリとしてしまう。演奏にはキズが多いし、録音もメロディア80年代後半の録音にしてもヌケ感が今一つだし。でも感動的な演奏。何よりこの演奏を成功させようとする奏者の意思がひしひしと伝わってくる。

このディスク、ライナーがロシア語とフランス語(? 多分)なのでよく分からないのだが、どうやらライブ録音。放送用音源のCD化のようだ。よく見つけたものだ。ということは、ライブ録音による交響曲全集。世界初、というかこれだけ。録音は88年・89年。レニングラード音楽院大ホール。

他の曲も期待大。明日は楽しみ。ウヒヒ・・・

訂正
ライナーは英語での表記がありました。また、各ディスクにも英語の表記がされていました。

MEL CD 10 02170


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