2016年11月27日日曜日

全集落穂拾い Previn RVW Sym.7&8

交響曲の全集をバラで少しづつ集めていると、ついつい買いそびれてしまうことがある。そういうのに限って、ふらっと立ち寄ったブックオフなどで見つけるのだが、欠けているのが何番なのかわからずに、結局ダブり怖さに買わなかったりして・・・。

そんなこんなで、長らく、あと1枚で全部が揃うといった態のものがいくつかあった。クレンペラーのベートーヴェン全集も1&8番が揃ったのは最近だし、同じRVW全集のトムソン盤も1番が長らく欠けていたが、1年ほど前にようやく揃った。
プレヴィンのRVW 7&8 も最近になってようやく揃えることができた。現在は国内盤でバラ売りもされているようだし、輸入盤の全集も2度に渡って発売された。全集を買って、これまで買った単独盤を売ることも考えたが、ジャケットがなかなか洒落ており、なかなか踏ん切りがつかなかった。

さて、プレヴィンのRVW。RCAからの発売ながらレコーディングはケネス・ウィルキンソン、ジェームス・ロックと、デッカのクルーによる録音。とはいうものの、二人の名前から期待するほどには録音は宜しくない。ロケーションやレコーディングデータの記載は一切ないので詳しいことは不明だが、機材や基本的なマイクセッティングなどのセオリーはデッカの方式であろう。ロケーションはロンドンとしかわからない。キングズウェイ・ホールではなさそう。自信ないけど。
RCAのカラーが出ているのか、マルチマイク、オンマイク気味のウォームな音調。残念なのは所有する盤では曲によっては強奏部分での歪みや混濁がある。この辺り、現行盤では改善しているのかは不明。でも、あまり変わらないんじゃないかと踏んでいる。

演奏はというと、ボールトなどに比べても遜色ない。映画音楽よろしく、RVWの音楽を活写する様はプレヴィン壮年期の仕事のなかでもEMIのショスタコと並ぶ最良の部類かと思う。
7番はまさに映画音楽。映画「南極のスコット」の音楽を交響曲に仕立てたものだけに、プレヴィンにはうってつけ。あ、ナレーション入り。これは珍しい、かな。でも音楽を聴くにはちょっと邪魔かも。

この休みを利用して、冬タイヤの交換をしてきた。GSで、店員に「タイヤに摩耗のサインが出ているが、どうするか?」と聞かれた。じゃあ、新品のタイヤを・・・なんぞとは言えず、このまま着けてくださいと返事をした。
新たにスタッドレスタイヤ購入となれば10万円ではきかないだろうし。様子見を決め込むことに。
タイヤ交換の際、このタイヤは何シーズン目だろう?と、いつも考えるのだが、結局思い出せず。困ったものだ。

追記
ロケーションはタワレコのHPによるとキングズウェイホールと判明。しかし出典は不明。それにしても、EMI、デッカとも違う録音傾向には驚き。自分の耳が大して当てにならないことも判明(笑)。


BMG 60590-2-RG

BMG 60580-2-RG

BMG 60581-2-RG

BMG 60583-2-RG

BMG 60586-2-RG

BMG 60588-2-RG

2 件のコメント:

  1. LSO,70年台後半ならば悪名高いバービカンセンターか?デッドらしいが。

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  2. おーっ
    サンクスサンクス。バービカンかー。ありうる。
    ちなみに、ストコ/LSOのバッハトランスクリプション(RCA)はウォルサムストウ。どうなんでしょうね。
    来週、よろしく。

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