2023年12月10日日曜日

セッティングの追い込み

先週はブログをお休みしましたが、ウィッチは元気でやっております。
スピーカーケーブルを新調いたしました。というのも、以前の部屋で使っていたケーブルが4.5mという事でそのまま使っていたのですが、左SPに届かないわけではないのですが左右SP間を通さないと届かなかったんです。で、6mのものに交換しました。カナレというメーカーの4S8Gというもの。これまでは4S8というのを使っていたんですが、幸せの黒い猫さんおすすめという事で、新調するならとこちらにした次第。
確か無酸素銅でなかったかと思います。で、これがなかなかのじゃじゃ馬ぶりを発揮。とにかく音がデカい。型番にGが付いただけでこの違い。はじめの頃は少々戸惑いましたが今は耳の方も慣れて違和感はありません。細かいところも出ているのではないでしょうか。

前回記事にした奇数分割法によるセッティングはそのまま今のところ満足しています。継続中。チェンバロなどは煌びやかな感じで好印象なのです。ただ、オーケストラ曲などはどうにも潤いに欠ける音に辟易としています。ボンつく感じやブーミーな感じは全く無い訳ではないものの、十分許容範囲に収まっていますが、カサカサとした音でつまらないなあという音。量感に欠けるのです。特にお気に入りのベーム/ウィーンフィルのモーツアルトレクイエムなんて、もう怒りの日まで聴くのが耐えられないくらいの酷い音。
吸音しすぎなのか、吸音している帯域があっていないのか?スピーカー前に敷いてあるブロックカーペットを取ったり敷直したり色々とやってみますが結果は今一つ。
愚痴を聞いてもらおうと黒い猫さんに連絡すると「内振りですかねー」と。おお、やはりその手かと。
早速やってみると中音域~低音域の量感がマシマシになりました。これでもう少し調整してみようと思います。ちょっと前まで内振りにしていたのを戻してその代わりカーペットを敷いていたのでした。この辺はいろいろとタイミングのようなものもありますね。
ベームのモーツァルトも大分聴ける音になりました。もう少し繊細な感じが出せるといいのですが、どうでしょうね。スマホの周波数測定アプリでは100~110Hzくらいのところに膨らみがあるようです。
デジタルEQは入れない方向ながら、そのうち一度は部屋の特性は測ってみたいなあと思っています。

さて先日、ゴジラ-1.0(マイナスワン)を観てきました。
監督は「永遠の0」の山崎貴。ドラマ部分はクサい、クドいと評判ですがCG・VFXが出色の出来。少し前に公開された「アルキメデスの大戦」と比べても画は段違いに良かったです。ウィッチ的には最近の実写ゴジラ作品では「シン・ゴジラ」を抜いて一番ですね。確かにドラマ部分はセリフ回しなどが説明くさかったり、陳腐ではあるもののゴジラと戦う主人公の動機みたいなものが描かれていてドラマがしっかりとある中でゴジラとの闘いが描かれているのが良かったです。映像はもう本当に素晴らしかったです。

4 件のコメント:

  1. 幸せの黒い猫2023年12月10日 20:58

    4S8はタフピッチ銅で4S8GはOFCですね。
    タフピッチ銅は純度99.90%以上
    OFCは純度99.96%以上でほぼほぼ変わらないですが
    音はかなりモリモリになりますね。
    まあより本来の信号を送ってるのでしょう。
    内振り参考になった様で良かったです。
    100Hz辺りのピークはなかなか厄介ですよね。

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    1. 交換直後は耳障りな感じがありましたが、調整のおかげなのか単に耳が慣れたのか良い感じです。
      膨らんでいる帯域をもう少し抑えられると良いのかなあ。

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  2. 聴取位置の関係でスピーカーのフォーカスがどこに合うのかが問題ですね。私も散々悩みました。巻き尺を片手に椅子に座って振動版までの距離を測りながらひたすら聞きまくりました。
    頑張ってください。

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    1. そうなんですよね。どのあたりで交差させるか悩みます。色々トライしてみます。

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