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2013年10月12日土曜日

K.Böhm/VPO JB Symphony 1-4

セルの全集について先日述べたが、今日はウィーンpo.(VPO)によるJBの交響曲について。
VPOはEMI、DG、DECCAに全集を録音している。バルビローリ(EMI)、ケルテス(DECCA)、ベーム(DG)、バーンスタイン(DG)、ジュリーニ(DG)、レヴァイン(DG)。このうち全集として所有しているのはバルビィ、ベーム、バーンスタインの3種。ケルテスは以前持っていたが引っ越しの折に処分してしまったようで見当たらない。ジュリーニは2番が欠けている。レヴァインは1,2番が欠けている。
VPOは複数の指揮者との全集の録音が多いのではないかと思う。レーベルやセッションかライブ録音かの違いにより音の傾向は異なるが指揮者の違いを堪能するにはうってつけと思う。曲数が少ないこともあって比較的短期間で録音されることが多く、出来不出来の差も少ない。

自分のお気に入りはやはりベーム。アナログ録音後期のセッション録音で各楽器がしっかりとした存在感を持って録音されている。ホールの残響も適度にある。LPは残念ながら持っていないが、特に高音弦楽器の響きが見事。ベームも円熟した指揮ぶりだ。“知・情・意”のバランスがまさに絶妙。特に4番の堅牢な構成感のなかにもしっかりと歌わせるあたりはさすがと思わせる。歌劇場叩き上げの指揮者として、歌謡性に富んだベームの真骨頂と言えるかもしれない。VPOも“ベームの爺さんのために一丁やっか?”みたいな感じである。 
最晩年のベームとVPOは良い意味でコンビ芸だと思っている。オケを十分コントロールできないベームとそれを盛り立てるVPO。しかしこの全集のころは十分にベームの意思がオケに浸透している。ベームの練習はちくちくと新人いびりをしていたらしい。ちょっとイヤなヤツだが、オケも仕方ねえなぁというかんじだったようである。愛されていたのだろう。全集として買うなら、これが一番のおススメである。

と言いつつ、自分はベームの全集はバラでそろえた。3番は高校生のころ京都新京極あたりの十字屋で買った。修学旅行に行った先で買ったわけだ。修学旅行のお土産にCD・・・。今思うと変な高校生だ。変なアクセサリーやキーホルダー、木刀なんかよりよっぽどよいと思ったのだろう。それだけに愛着も深いのだが。

その他のCDについてはまた書きたいと思う。






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