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2014年2月9日日曜日

MTT LvB Sym.1-9

昨日はKazuさんとノリ君が来た。大雪の中ありがとうございました。
WFB導入後、初めてのお披露目とあって気合いを入れて調整したこともあり、概ね良い評価を頂けたのではないか。うれしさと少し自信を持つことができた。

正直なところ自分に自信が持てない自分。そのせいか少々人付き合いが苦手だ。けれどもお二人との音楽やオーディオの語らいはとても楽しい時間だ。自己肯定感の低い自分と自己主張したい自分、このブログもその産物なのだが。

さて、昨日はMTTのチャイコフスキーの4番が話題にのぼったが、そのなかでMTTはゲイだという話で盛り上がった。さっそく今日ネットで調べてみると確かにゲイとのこと。それをカミングアウトしてSFSの音楽監督として15年とのこと。サンフランシスコはそのあたり寛容な街らしい。

今日はそんなこともありMTTのベートーヴェンの交響曲全集を中心に聴いていた。交響曲は80年~86年の録音 ソニークラシカル(Tower自主企画)。
オーケストラは交響曲がイギリス室内管とセント・ルークス管、それにフィルアップの曲はロンドン響となっているよう。
CD発売の時期と重なっており、たしか84年のCDカタログにも載っていたと記憶する。このカタログ本、母親がとっくの昔に捨ててしまったのが悔やまれる。まだまだCD1枚が3500円~4000円ほどしていた時代、高校生だった自分はヨダレを垂らしながら食い入るように読んだものである。もちろんCDプレーヤーなどは持っていなかった。カラーページにCDプレーヤーのカタログも載っていた。
まだまだフルサイズのオケによる演奏が主流だったころ初演当時のオーケストラのサイズでの演奏を試みたものだが、その後のピリオド演奏ではない。編成は小さいのにフルサイズのオケのような録音。フルオケにしてはやや薄いかという感じ。MTTの解釈も従来のものでテンポも決して速くはない。コンセプトは良いがそれを活かしきれていない中途半端な印象を受ける。
82年の当時、MTTは才能はあるがまだまだ駆け出し指揮者で、大きなポストもなく、まとまった録音もなかったように思う。CBS、DGなどで近現代の曲を埋め草的に録音(一連のドビュッシー録音は名演‼)しているという認識程度で全くの関心の外にいる指揮者だった。注目を浴びるようになったのはアイヴスの交響曲録音の頃からだろうか。88年からアバドの後任としてロンドンSO.音楽監督のポストを得る。

さて、この全集、先ほど中途半端と書いたが、今聴くと一周回って良い感じである。ピリオドアプローチを取らない指揮者も編成を小さくして演奏することが定着してきた昨今、時代が追いついたのか、周回遅れなのかは不明だが落ち着くところに落ち着いた感じである。




                               


2 件のコメント:

  1. ティルソン・トーマスはMMTで通っているのですね。同じレーベルで「幻想」と「春の祭典」も購入しました。明日は休みなので聴いてみたいと思います。チャイコフスキー4番は、計算が行きとどいた整然としつつ、大胆な演出を試みていました。必然性までは届かなかった感じでした。みなさん、驚いていましたね。
    「幻想」と「春の祭典」がどんなのか、楽しみです。

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  2. MTTのCD、古いところではCBSのカルミナ・ブラーナ、ドビュッシーあたりはリズムが立っているのと音のバランス、音楽の組み立てが新鮮です。今やアメリカを代表する指揮者となった感があります。バーンスタインの弟子(魔法使いの弟子みたいですが)ですね。
    ベルリオーズとストラヴィンスキー、感想をお聞かせください。

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