先日、Kazuさんの知人宅にお邪魔させていただいた。その方はアナログとハイレゾで音楽を楽しんでいらっしゃる。それをセパレートの真空管アンプからトールボーイ・スピーカーに繋いでいる。どちらの音もとても品位の高い音だった。
真空管アンプは初体験。想像していたのはノイジーで何だか古い感じの音。でも出てきた音は全くもって現代的なサウンド。いいなあと思うも、発熱を考えるとちょっと腰が引けてしまう。
アナログシステムは往年のマイクロ精機。全くもって脱帽。重量のあるターンテーブルのなめらかな回転から紡ぎだされる音はとても静かな音だった。我が家ではこうはいかない。ベルトドライブのそれは、一日中でも見ていたかった。きっと全然飽きないだろうと思う。
今日は午後からオーディオシステムの調整。内側に振っていたスピーカーの角度を浅くし、左右の間隔も広げてみた。それに伴い、EQのカーヴも中~高音域を思い切って絞ってみた。結果はまだ何とも言えないけれどイイ感じか。リスニングポイントも少し下げるべきか検討中。あとテレビ。これもそのうちにどかそう。
さて、今NHKでチャンドラーのザ・ロンググッドバイを元にしたドラマをやっている。話の舞台は終戦まもない日本。設定を日本に移すと途端にスケールが小っちゃくなってしまうものだが、あんまり違和感がない。それもそのはずでチャンドラーの小説は昔読んだきりでその本もどこかに行ってしまった。読んだこともこのドラマを見るまでは忘れていたくらいなのでどんな話かも覚えていない。
文庫本を買って、今読んでいる最中だ。村上春樹の訳。まだまだ序盤なのでなんとも言えない。まだ話がよく見えてこない。ハルキストには申し訳ないけれど、村上春樹の文体は少々苦手。自分にとっては何だか粘着質系。すいません。あまり読んでいないもので。
先日はお疲れ様でした。
返信削除七味とうがらし様のターンテーブルを眺める表情、うっとり、恍惚としていたしていたように思えます。手作りの重みがあり、蒸気機関車風というかレトロな雰囲気が魅力的でした。
Kazuさん
返信削除こちらこそありがとうございました。
しかし至福の時とはあのようなことを言うのでしょうね。私は臼を連想していました(笑)。
あれでソバを挽いたらさぞかし美味しいだろうなあ、と。