2025年12月6日土曜日

ラサールSQのベルク レコードの買い方

今シーズン最強の寒波という事で大雪に身構えていたが積もらずちょっと肩透かし。それでも金曜日は10センチほどの積雪。しかもこれが水分を多く含んで重いこと重いこと。帰宅時クルマに積もった雪を下ろすのに一苦労。
今日は天気も良く気温が上がり積もった雪もだいぶ溶けた。
しかし今朝は寒かった。

買い込んだレコードを検盤がてら聴く日々。その中にはラサール弦楽四重奏団のベルクの抒情組曲のLPも。
手持ちの盤は先日ブログにも書いた針飛びを起こすがデノンで針圧を少し多めに掛けると無事再生出来るというもの。
偶々、店頭に有ったので買ってきた。
で、聴いてみた。カートリッジはテクニカのOC9xml。
んー、良い!盤質も買ってきた方が格段に良い。ノイズも少ない。デノン以外のカートリッジでちゃんとトレースするのが何よりも良い。
盤質と値段のバランスがおかしい。たぶん専門店ならもう少し高い値段だと思う。アンティークショップというのもあるのだろう。閑古鳥、ますます好きになってしまった。

中古レコード、最近は専らショップ店頭での購入が多い。新規プレスのLPは基本買わない。
現在、中古レコードを購入できる方法がいくつかあるが、以下の方法が主流かと思う。
①中古レコード店の店頭での購入
②中古レコード店のネット通販
③ドフ(含ブッコフ)での店頭での購入
④ネットオークションやフリマから購入
現在、ウィッチは①と③。後は時折HF堂。②④は以前は使っていたが自然と使わなくなった。
購入するレコードの9割以上がクラシック音楽。クラシックは聴く人が少ないので基本的に人気が無く価格も安い。
1枚あたりの値段は高くても元の販売価格くらいまでと決めている。高額盤はきっと音も良いのだろうが上をみたらキリがないし、我が家のシステムではウン万円のレコードは釣り合いが取れない。あと傷つけたりしたら立ち直れないと思う。
なので、高くても3000円くらいまで。大体~2000円といったところ。前述のラサールSQのLPも1600円くらいだったと思う。

理由としては①が一番安心して買えるから。が、値段も高い。
こうしたお店はだいたい5段階くらいのグレードで盤質とジャケットの程度を表示している。
グレードはお店ごとによって微妙に違っているが大体は同じ。ただグレードの定義というか基準が異なっているよう。
仕入れたり買い取ったりしたレコードを検盤して、場合によってはクリーニングも。検盤しないものはそのぶん値段を下げてセール品とかジャンク扱いで売っていることが多い。ドフやブッコフは値段だけ表示してあって。一応、検盤しているとは思うがグレードの表示がない。

グレード表示があるお店では表示を信じて、ない店はそれなりの盤なんだなと思って買うことを心掛けている。
安い盤は安いなりの音だったり盤質と思わないといけない。まああんまり大ハズレも無いのだけれど大当たりもない。極まれに当ったと思う時もあるが結構バイアスかかってるし、それって個人の感想ですよね。
なので基本、検盤はしない主義。たまに中古レコード店やドフで熱心に検盤している人を見かけるが、専門店ならその店のグレードを信用しなよと思うしドフならグレード表示が無いんだからそれなりの盤だと思いなよと思う。
ま、ドフはどうしてこの値段なんだってくらい高いのもあるけれど。グレード表示もない盤にそこまで出す?と。

専門店で買ったレコードを聴いてみてグレードと盤質に著しい乖離があるなら、もうそこの店では買わない。もしくは信頼はしないけれど(稀少盤や咽喉から手が出るほど欲しい盤だったりすれば)リスクを覚悟したうえで買うか。

まあこれはウィッチのレコードの買い方であって、十人十色みんな好きなように買えばよいだけの話なのだが。

本日土曜日は出勤日だったので真面目に仕事してきた。夕食後は少しCDを。
SNSのフォロワーさんがオンキョーのトップローディングタイプのCDP、C-1Eのアクリルパネルに重りを置いたら低域がしっかり出て落ち着いた音になったと言っていたのでウチではどうかと実験中。
音は変わるわね。重心が下がったといえば下がったし、変わりないと言えば変わりないか。メカノイズが減ってくれると良いのだけれど。



2 件のコメント:

  1. 幸せの黒い猫2025年12月6日 21:34

    中古レコードはグレード表記の無いのは
    基本3桁迄しか狙いませんね。
    ハードオフとかでは4桁行ったら検盤は
    する事が多いですが一度検盤を断られて
    良く擦り合わせたら検聴と勘違いされてました。
    クラシックの中古レコードは結構3桁でも
    良いのがありますね。
    これがジャズだと…です。
    オンキヨーの件のプレーヤー
    デザインは秀逸だと今でも思います。
    トレー式でもソニーは再生時に
    トレーをバーで押さえて共振を減らす努力をしてたり
    トレーや蓋の共振は影響する事が有るでしょう。

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  2. ドフはカテゴリで値段を付けている感じですかね。海外盤は海外盤というだけで値付けが高い気がします。まれにキズありの表示がされているものはどの程度か盤を軽くチェックすることがあります。
    ジャズはジャズっていうだけで高いですよね。その点クラシックは安いです。
    オンキョーはアンプにしろデザインがどストライク。でもあんまり縁が無いです。
    アクリルの蓋に少し重しをして聴きましたが心持ち静かな気がします。

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