今日は先日亡くなった遠縁の御宅へ。はとこが残したオーディオの件で。
処分・売却するなら力になるつもりであった。話をしてみるとどうも処分・売却する気はない様子。それならそれで構わないのだが全くオーディオには興味がないと仰るご家族。それならばと音楽が聴けるようにしてみようと部屋を片付け方々簡単なシステムをセッティング。
亡くなったはとこはかなりのオーディオマニアで、自作の励磁型スピーカーやらウィッチには全く手が出ないような高額な装置をアレコレ使っておられた様子。しかもそのほぼすべての機器に手が入っており、アンプなどは天板が外され、直出しケーブルもコネクタに換装され太い電源ケーブルに交換されている状態。付属品や取説はもはやどこにあるのやら皆目見当もつかない状態。励磁型はウィッチにはもうお手上げ。
とりあえず部屋に散乱するケーブルやら工具やらを片づけ、掃除。
シンプルな真空管アンプに自作フルレンジとタンノイのモニタースピーカーを繋ぎ、上流はトーレンスのフルオートとクリークのCDプレーヤーを。しかし適当なラックが無い。仕方なくプレーヤーは床に直置き。真空管アンプもSP端子が改造されておりバナナプラグオンリー。タンノイについているバナナプラグはなぜかサイズが合わず刺すことが出来ない。
クリークのCDプレーヤーは接続したものの読み込みしなかった。
それでもなんとかスピーカーから音が出て一安心。
しかしあれだけの機材、処分・売却せずどうするつもりなのか。死蔵するにはもったいないと思うが、ほぼ改造品なのでまともに買い取ってはくれないだろう。
機器もだがレコードが凄かった。EP盤を中心に8000枚以上はあるのではないか几帳面にあいうえお順に整理されたEP盤は圧巻。演歌、浪曲からB’zまで日本の音楽シーンを俯瞰できるもの。
何枚かレコードを聴いてお暇した。
帰りにご厚意でトリオのレコードプレーヤーKP-800をお借りした。我が家のKP-1100のノイズ問題の原因の切り分けをするのが目的。帰宅後に聴き比べをしたが不思議とノイズが出ない。どうしたことか。少し経過を見ることに。
お借りしたプレーヤーに付いてたカートリッジ。調べてみるとゴールドリングのMC型。諸元を調べいて驚いた。20万円もするものらしい。トリオのプレーヤーにはもったいないくらいのもの。これは悪いことをしたと思いながら0バランスをとって規定の針圧を加えるものSMEのシェルとあわせても軽すぎてどうしても規定の針圧をかけることが出来ない。はとこさんはどうしていたのだろうか。
シェルにナットをくっ付けて無事規定の針圧をかけることが出来た。出音は流石と思わせる。
疲れはしたがオーディオ的には充実の一日。
帰り道、川沿いの桜並木で観桜会をやっていたので少し寄って散策。もうすっかり満開の桜。
はとこもどこかで眺めているだろうか。


家族が亡くなって遺品整理はそこそに
返信削除と言うのは実は我が家の実家もそうだったりします。
母親の生前の趣味のジグソーパズルや宝塚の写真とか
片付ける事なくそのままです。
シェルとカートリッジのミスマッチは不思議ですね。
KP-1100のノイズ問題なかなかスッキリ解決しませんね。
コメントありがとうございます。
削除遺品の整理、そのご家庭の事情というのもありますよね。今回は全くの外部の人間ですのでご家族のご意向に沿ってという形ですが、オーディオ好きとしてはなかなか複雑な心持ちではあります。
亡くなる前にもっと交流しておけばよかったと悔やまれてなりません。