2014年8月16日土曜日

S.Barber Vn.concerto K.Takezawa , L.Slatkin / SLSO.

昨日は久しぶりの同級会。とても楽しかった。あんなに楽しい飲み会はホント久しぶり。いわき市で頑張っている者や南三陸に出向している公務員などもいて、やはり3.11とその後の東北は身近なことだと痛感した。しかしみんな変わっていなかった。恩師は御年78歳だが、壮健で話しぶりも当時と同じでちょっとウルウルきてしまったよ。びっくりしたのは同級生だった女の子(当時はヤンキー風)が妻と同じ職場だったこと。エーッ、マジか?彼女曰く、お前にはもったいないヨメ、だそう。

バーバーのバイオリン協奏曲自分にとって大切な1曲。妻と交際中に行ったコンサートで聴いた曲。
今ほどメジャーではなかったデヴィット・ジンマンとボルチモアSO.とソリストはアン・アキコ・マイヤースだったな。冒頭のメロディアスな歌い出しに完全にノックアウト。思わず彼女の手を握っていたなあ。もう20年近く前の話。

CDは3種持っているが、今回は竹澤恭子とスラトキン/セントルイス響のものを。コンサートのあと早速にCDを購入。その時はギル・シャハムとプレヴィン/LSOのものだった。その後にこの竹澤盤、それからスターン盤を聴いた。竹澤盤はRCAの録音のシルキーな質感とバイオリンの音色がよく合っている。スラトキンとセントルイスのサポートもうまい。3種のなかでは一番気に入っている。2枚組で主要な協奏曲と交響曲の1番、弦楽のためのアダージョ、メデアを収録。弦楽のためのアダージョはミュンシュ/ボストン響の演奏でこれも優秀録音にして名演。


2014年8月13日水曜日

夏のJB

あるブログのコメントに、夏にブラームスを聴くのは鍋を食べるようなもの、といったことを書いてしまった。要は夏にブラームスって暑苦しいだろうに、聴いてられるかい!ってこと。送信した後、ちょっとした後悔の念が脳裏をよぎる。そのブログの主は大変な紳士、いや聖人で不躾なコメントにいちいち腹を立てるような方ではない(ここで軽くけん制してみる)が、返しのコメントで昨日は鍋を食べたと書いている。やってしまった!やっちまったよ・・・。まさか夏に鍋とは・・・。何鍋?石狩鍋?三平汁?とはさすがに聞けなかった。しかし、鍋といってもアツアツとは限らんではないか、冷たい鍋というものもあるんじゃネ?冷やし石狩鍋? ねえヨ!あるわけネー!

(お詫び*ここまでのくだりは小心者である筆者のアワアワした感情を敢えてこのような文体、表現を用いて表しています。全く他意はございません。)

ということで、今日は少し涼しいし、反省の意味を込めてJBを聴いてみることにした。曲はハイドンの主題による変奏曲。ザンデルリンク/ベルリン響の演奏。ハルモニアムンディ盤。とても自然な構え。力みのない演奏。
夏に聴くブラームス初級編といったところ。
おお!思った以上に良いではないか。なんだか温かいお茶を啜っている感じ。汗が引いていく感覚。

結論。暑気払いにいいかも、ブラームス。今度は1番に挑戦だ!



2014年8月10日日曜日

Issac Stern / LIfe in Music 3&4

先日、amazonを覗いてみたら先日紹介したスターンのBOXセットの3と4があった。早速妻にお伺いを立てたところ、ボーナスも出たんだし(買っても)いいよ、ということで注文。今日、届いた。このBOXシリーズ、発売は96年頃でCDショップの通販サイトでは廃盤になって久しい。自分も一時中古ショップで探したけれど見つかってもちょっと手の出ない値段であった。今回amazonでも新品と中古品の出品があったが中古品はかなり強気な値段だった。今回買った新品はそれぞれが12枚組で3500円ほど。昨今の廉価BOXからするとやや高いけれどそれぞれのCDがちゃんとケースに入っているのもいい。ただしパッケージに難がある。ケースの上のほうにシールがペタリと貼られている。ちょっと前までよく見られたが最近では少なくなったけれど。このシールを剥がすのが一苦労。たいてい失敗して糊がケースについてしまう。ペタペタしていて気持ちワルイ。仕方なく溶剤系のシール剥がしで糊を取る、この作業もメンドクサイ。

今日はブラームスのソナタとベートーヴェンのピアノTRIOを聴いた。ブラームスは名盤の誉れ高い演奏。録音は60年のステレオ録音で、スターン40歳の時の演奏。自分はシェリングとルービンシュタインの演奏を良く聴いているが、シェリングの抒情的なアプローチとは異なり、男性的で太く安定感のある美音とテクニックでj縁取りもくっきりと聴かせる演奏。ザーキンのピアノも粒立ち良く端正だ。
「大公」はイストミンのピアノ、ローズのチェロ。冒頭のピアノ、続いてチェロ、バイオリンと主題を受け渡す箇所を聴いただけで「やられた~」「ムフ~」となってしまった。ゴージャス感がハンパないです。気品溢れる凜とした姿がイメージされる演奏となっている。まさに耳福。

さて、2セット計24枚のCD。おとなの夏休みの宿題である。夏休み無いけど。



2014年8月9日土曜日

Issac Stern / Life in Music 2 ~大事にしているレコード3

大事にしているレコードと言いつつ、CDの話。
最近、HMVのサイトにスターンのブラームス集の広告が載った。う~ん、欲しい! 欲しいがかなりの曲が所有ディスクと被ってしまうなあ。
ブラームスの協奏曲をスターンは2種、オーマンディとメータ指揮で残している。録音は古いけれども60年代、オーマンディ盤のほうがよい。今回のBOXはメータ盤。ちょっとがっかり。
スターンは好きなバイオリニスト。亡くなってそろそろ13年になる。スターンの亡くなった2001年9月22日は9.11の直後でもあり、それほど大きく報道されることもなかったが後で知ったときは結構落ち込んだ。
残念なことに、これまでスターンの録音がまとまって出たことはない。人気がないのだろう。決して華のある演奏家ではないけれど、あのハイフェッツも嫉妬したという卓越したテクニックと美音の持ち主。ユダヤ系故、いろいろと揶揄する向きも一部にはある。スターン最大の功績は何といってもパールマン、ズーカーマン、マ、ミンツ、そしてMIDORIといった現在一線で活躍する多くの弦楽器奏者を見出し、育てたことだろう。

タイトルのCDは確か、存命中に発売されたのではなかったか。4つのBOXに分かれており、分売もされていたと記憶している。バッハからバーンスタインまでの協奏曲、室内楽、ソロが網羅されている。ジャケットのデザインも当時の写真とバイオリンの組み合わせられ雰囲気がいい。自分が持っているのは2つ目のBOXで、近現代の協奏曲を集めたもの。ペンデレツキやデュティユーなどは確かスターンの委嘱作品だったと思う。円熟期を迎えた80年代の演奏も良いが、60年台の 壮年期、40歳ころの演奏が勢いがあり、絶頂期のスターンが聴ける。スターンのテクニックは60歳を迎えた80年代もあまり衰えなかったが、壮年期のスターンはもっと凄みのある演奏を聴かせていたように思う。ビシッと張った美音は決してヨレず、小細工なしにバリバリと弾きこなしていても気品を失わない演奏は聴いていて爽快ですらある。
今なら、もっと安くなりそうなんだけどなあ。SACDとは言わないので良質なリマスタリングでまとめてだしてくれないかなあ。


                                   Stern;Life in Music 2

2014年8月2日土曜日

Burt Bacharach South American Getaway 12 Cellisten der Berliner PHIL.

自分の好きな作曲家にバート・バカラックがいる。POPS畑のひとではあるが、音楽教育はミヨー、マルティヌー、ヘンリー・カウエルから受けている。
ディオンヌ・ワーウィックやカーペンターズに作詞家のハル・デヴィッドと組んで楽曲を提供したことでも有名だ。代表曲は枚挙に暇がないがカーペンターズのClose To You(邦題:遥かな影)がもっとも知られているだろうか。自分はやはりディオンヌが歌ったものが好きだ。I Say Little Prayer,I'll Never Fall In Love Again など…。どれもキュートで素敵だ。

サウス・アメリカン・ゲッタウェイは映画「明日に向かって撃て!」のなかの1曲。この映画の主題歌「雨に濡れても」のほうが良く知られているだろうか。
ほかには「007カジノ・ロワイヤル」のサントラ盤。映画の方はイアン・フレミングの原作ながら原作のエッセンスはわずかでシリアスな007シリーズとはまったく別もののコメディ映画。3人のジェームス・ボンドが登場し、最後はカジノ・ロワイヤルで大騒ぎするというハチャメチャなもの。サントラ盤は曲も秀逸ながら、ジャケットのデザインも当時を反映してサイケデリックで、これも秀逸。.