台風接近の余波なのか、蒸し暑い一日だった。2日の休みで少し気分もよくなってきたかな。
最近、ショスタコをよく聴いているという、ばけぺんさんに影響され今日の七味はショスタコを。
曲は交響曲第15番。この曲、正直言って自分にはよくわからんのですよ。というかわからなくていいです。わかりたくない。
革命を扱ったとされる11番、12番に続いて声楽を伴った13、14番と来てまた純器楽での交響曲。しかも自他様々な音楽の引用に暗号めいた数々の動機、とミステリアスこの上ない。ふざけているようで到って真面目ってのが一番コワい。
でもって、この曲聴いているとなんだか宙ぶらりん状態で足元がフラフラふらつき自分の存在が危うく感じてしまう。貞子の井戸か底なし沼かブラックホールかというくらい、吸い込まれるというか落ちていく感覚がいつも付きまとう。この夏最後の肝試しには最適か。
この曲はいくつかの盤を所有しているが、普段はもっぱらハイティンク盤(DECCA) かヤルヴィ(DG)盤のどちらかを聴くことが多い。割かし平明な演奏でそれほど怖くは、ない。怖いのは今日聴いたザンデルリンク/CLE(ERATO)の演奏。ムラヴィンスキも是非聴いてみたいと常々思うのだがあまりにも怖そうで手が出ないままでいる。
ザンデルリンク盤、まったりまったりと進んでいきます。第1楽章もゆっくり。2楽章のコラールも鉛を飲まされたような気分に。3楽章のアレグレットも「やや速く」というよりは「速くはない」って感じ。終楽章も20分かけて、まるで野辺送りの葬列のよう。
あんまりテンポを動かさずリズムを際立たせたり歌ったりせず、どちらかというと「圧」で押してくるザンデルリンク。この「圧」が曲者。指揮者の感興が直には音楽には映えないのだけれど、聴いているうちにその音楽にグーっと乗っかられて身動き取れない状態にされて
しまう。
クリーヴランドO.も上手くつけている。このあたりはマゼールで慣れている?
さて、来週は町内の秋祭り。任期2年の町内委員、2年目の秋祭りである。昨年はこども会役員と兼務だったので大変だったが、今年は少し楽かも。でも町内各戸をお祓いして回るのはやっぱりしんどいなあ。
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Waner Classics WPCS-12233/4 |