2025年3月30日日曜日

春めいて 東京交響楽団第140回新潟定期公演

ご無沙汰しております。
随分と春めいてきた。と言いたいところ、今日はまた冬に戻ったような天気。
三寒四温とは良く言うが、それでも随分と暖かい日も。まあ風は冷たいんだけれど、日当りの良い窓際などに行くと天国のよう。そんなわけでこのところ、ご利用者のリハビリにかこつけて日向ぼっこばかりしている。

先週の日曜日は東響の第140回新潟定期公演に。ついでにSNSで知り合ったこのお正月に我が家にいらしたコロコロさんという方の御宅にオフ会という予定。
天気も良かったが、そうなると服装に悩む。シャツにジャケットを羽織ってみたが日差しが暖かく、車中ではジャケットを脱がないと暑いくらい。
10時半に待ち合わせ場所で合流。オーディオ部屋は6畳くらいか。
早速音を聴かせていただいた。オーディオを初めて確かまだ数年くらいと仰っていたが、なかなか良い機器をお使いであった。SNSに空気録音をよく上げていらっしゃるが、全貌がわからなかった。フォーカルのスピーカーにサブのウーファーをラックスマンのパワーとクレルのプリアンプで鳴らしている。デジタル系の入力はちょっとわからなかったがPSオーディオのDAC。アナログはターンテーブル、カートリッジともにレガというメーカー。
凄いのは、窓を塞いだり、かなり部屋の対策をされていること。その情熱に感服仕った次第。さながら秘密基地のようでロマンがある部屋。
音は高解像度を狙ったものと思うが、その狙いは上手く行っているように思うものの、もう少し低音が締まると良いのと中高域でかなり耳に刺さる帯域が気になるかなあと思ったり。
レコードについてはご本人も酷い音、と仰っていたが、かなり歪む。そういう時は調整がうまく行っていないことが多い。見せて頂くとゼロバランスが取れているのか怪しい感じ。慣れない高額機器を薄暗いところで弄るのは躊躇われたが、ここはおじさんが人肌脱いで調整させていただいた。ユニバーサルアームではないので一度調整してしまえばそのままで良いのが楽かな。
案の定ゼロバランスが取れていなかった。重りを動かしてバランスをとるのだが針先を飛ばしては申し訳ないと慎重に。とりあえずバランスが取れたようなので針圧1.75gを印加するが指定針圧ではまだ歪みが残る。あまりレコードを聴いていなかったとのことなので2.0gにしてレコードを再生。歪っぽさが無くなりようやく良い音で鳴る様になって一安心。
カートリッジのデータをネットで見ても1.75gとしか載っていない。針圧は結構変動が大きいのに。インサイドフォースキャンセラーも針先の形状が不明で困った。10万クラスのカートリッジという事なので、ファインライン針かと思い針圧より少な目に。楕円針だと針圧より多めに掛けないといけないがそこは保留。
まあ、レコードプレーヤーの作法については自分も他人のことは言えない過去があるので。
ちゃんとゼロバランスとっていたか自信が無いし。中古のフルオートだったが針圧のことも良くわからなかったし。
いずれにせよ、歪みも少なく綺麗に鳴る様になって良かった。

演奏会の後は泊りの予定だったので駅前のホテルにチェックイン。アートホテル新潟。このホテルは少し前に、ドラマ「孤独のグルメ」原作者の久住昌之が朝食が美味しいとSNSで言っていたので決めたホテル。階下には大型書店もあってね。夜のお供に新書を2冊購入。
オフ会では少し汗をかいてしまったのでシャワーを浴び着替えて会場のりゅーとぴあへ。駅前のバスターミナルがすっかり様変わりして目的の路線のバス乗り場を探すのに手間取ったが何とかバスに乗ることが出来た。
りゅーとぴあはジョナサン・ノット/東響のマーラー5番以来か。
今回は低弦に注目してステージ向かって右のかなり前めの席を確保。

今回は途中休憩なしのエグモント序曲と交響曲第9番「合唱付き」の2曲。
指揮は藤岡幸夫。
ウィッチはエグモントも多分生で初めて聴くのだけれど、ベートーヴェンらしさがみっちりと詰まった曲だと思っていて、大好きな曲。冒頭の弦でやられましたね。これはこの演奏会は大勝利。確信。
音楽の集中・緊張と開放のバランスが見事。最後の方のアッチェレランドも見事。サッチーの指揮はそれでも自由で闊達。なかなかヤル。
いよいよ第九。合唱団、にいがた東響コーラスがステージへ。嫌が上でも期待感が上がる。
サッチーが登場。
弦の緩やかなトレモロとホルンによる導入。終始弦が雄弁な演奏。席もあって低弦の分厚い響きが心地よい。管楽器の音の表情も丁寧に描かれて良い。
聴いていて身体が熱くなってくるのがわかる。ウィッチの体温も上昇。
安定感と勢いの良さの対立と両立は見事という他ない。
いよいよ第四楽章。ソリストが登場。
バリトンの独唱。立ち上がり客席をぐるりと見まわし歌い始める。もうその冒頭でノックアウト。先日の小林沙羅もそうだが歌手のオーラの凄さよ。
そして合唱。もうねウィッチの中で何かが弾けたね。バチンとね。
ベートーヴェンはん、アンタなんちゅう曲を書いてくれたんや! そんな感じ。
合唱が素晴らしいの一言。第九は合唱。これに尽きるという結論。
もちろんソリスト4人もなのだけれど合唱。にいがた東響コーラスが素晴らしい。今回のMVPはまぎれもなくにいがた東響コーラスだった。
第九は比較的歌う機会が多いのかとも思うがホール全体を包む声エネルギーに圧倒された。
年末に第九を歌う、なんてのがあるが何となくあの気持ちが分かった。あの高揚感、一体感
もうとんでもない曲だと今更ながら認識した。
もうこれは優勝祝賀会をしなければという事で、臨時バスにて駅前まで。
日曜日ということもあって開いているお店は少ないが、居酒屋へ。素晴らしい演奏会の後は美味しいお酒よ。
とはいうものの、美味しいというホテルの朝食のため控えめにビール1本と日本酒を1合熱燗で。
さて、翌日。本番の朝食ビュッフェへ。
魚沼産コシヒカリと県内産コシヒカリの食べ比べが出来るという。日本酒の飲み比べもあると聞いていたが会場には見当たらず。残念。まあクルマなので飲みませんが。
おかずも充実の一言。
なんと新潟B級グルメの雄、イタリアンまである。
結局魚沼産コシヒカリ→県内産→魚沼産と都合3杯の御飯を頂く。今時は県人でもコシヒカリなんて食えませんからね。
腹はちきれる。
朝食付きで一泊7500円ほど。おすすめよ。また泊まりたいが、なかなか機会が無いのが残念でならない。
動けないので少し休んで、チェックアウト。紫竹山へ。クルマで10分。もちろんドフのオーディオサロン紫竹山へ。1階がオーディオ機器、2階がソフト。
1階フロアはぐるっと回り、お目当てはソフトの方。
探していたLP・CDが見つかりホクホクで帰路につく。平日月曜日は高速道路もあまり混んでおらず天気も良くてのんびりドライブ。昼過ぎに帰宅し。早速レコードを聴いた。

というのが先週の土曜日から月曜日のこと。
今週はというと気温が30℃を超え、夏が来たかと思えばそこから15℃近くも気温が下がるというね。少々つらい一週間だった。
結局、オーディオの調整に時間を費やすという。
リスニングポジションをさらに前に出して調整してみたものの、結局、現状に戻したり。さらに元に戻したりと、やや迷走気味に。
定在波をある程度叩くことが出来たものの、一部の中音域帯で定位が怪しいところがあって。多分、幅の定在波の奇数次共振モードが悪さをしているのではないかと踏んでるのだけど良くはわからない。結構ふらつく感じがある。このあたりはまだまだ調整が必要か。
それでも、ふらつきが明確にわかるようになったのは収穫大だし、音にまとまりが出てきたようにも思う。現状ここまで出来て、出音がよくなればOK。大満足とは言わないが。
なんだかんだと色々やって、元の木阿弥みたいになったが結果良ければすべて良し、という事で。

もう四月。地元の観桜会は一昨日開幕。100回目という事で気合入っているようだが生憎の荒天スタート。一部桜は開花しているとも聞く。開花判断の標準木の桜はまだみたい。






2025年3月16日日曜日

群馬交響楽団第606回定期演奏会 

何とか体調が持ち直したので群響の定期演奏会に行ってきた。
金曜日に膿を出し切ってくれたのが効を奏したよう。発熱や酷い痛みもなくなった。抗生剤と痛み止めのおかげか。
この時期、関東の方へ行くと鳴門親方、何を羽織っていけばよいかちょっと悩むことが多いのだけれど今週は高崎も寒いという予報なのでいつものアウターを羽織って出かけた。まずはローカル線で越後湯沢まで。そこから新幹線で高崎へというルート。
湯沢が近づくにつれ雪の量が増えて行く。南魚沼はまだまだ積雪が多く、家が雪に埋もれた状態。同じ県内でも随分違うなと思った。
松代や十日町では結構お客さんが乗り込んできた。外国の方も多くて、どうも大地の芸術祭を観に来た感じ。夏の開催期間以外でも冬期間のイベントやツアーを開催したり集客に余念がない。

昼頃に高崎に到着。演奏会の開演は午後4時。という事で高崎の一駅先の倉賀野という所へ。
ジャズ喫茶蔵人(くらーと)さんへ。
開店が午後1時という事でDMで伺うことを伝え、昼ごはん。倉賀野駅周辺にはほとんど飲食店がない。唯一見つけたソースカツ丼(SKD)が売りのお店へ。歯も悪いしお肉はちょっと敬遠したいが仕方ない。
SKDと言うとこれまで福井、福島で食べたことがある。群馬のSKDは酸味の利いたややあっさり目のソースが思いのほか御飯と合って美味かった。
1時15分ごろ蔵人に伺うと薄暗い店内には先客が一人。うーん、ザ・ジャズ喫茶!という事でカウンターへ。コーヒーを注文。
こちらのお店は店内撮影禁止。私語禁止とのこと。
なにぶんウィッチはジャズ喫茶初体験なのよね。意外?
マスターが次から次へとレコードをかけ、お客さんはそれを聴くという感じだが、マスターのレコードのチョイスがなんとも絶妙にグーな感じ。
最初はクリフォードブラウンのウィズ・ストリングスではなかったかと思う。そのあとはちょっとわからなかった。
店内の機器や本、雑誌はお好きに見てくださいとのことだが初めてなので自重。
鳴っていたシステムはプレーヤーがSP-10でアームはFR-64にDL103に見えたがどうか。
アンプはレヴィンソン、スピーカーはJBLの9500。
なかなかにガツンと濃ゆい音がする。お店の名前からも判るように蔵を改装した店内は非常に天井が高い。その所為か音が上へ良く伸びる。かなりの大音量だがそれほど煩いとは感じない。耳が慣れてくるとこの空間そのものがとても心地よく感じられて何だかうれしくなった。
演奏会の開場時間も近くなり、お暇した。また5月に演奏会がるのでその時お邪魔したい。

高崎駅に戻り、会場へ。
この日のプログラムは前半がワーグナーのトリスタンとイゾルデから前奏曲と愛の死。後半がマーラーの交響曲第9番という組み合わせ。
愛の死、独唱はソプラノの小林沙羅。指揮は常任指揮者の飯森範親。
どちらも実演では初めての曲。
前奏曲と愛の死を続けて演奏するのだから独唱者と指揮者が一緒にステージに入ってくるのかと思っていたが指揮者だけがステージに。演奏が始まる。
冒頭、やや緊張気味なのか少々音が硬いと感じたが次第に解れていき弦の厚い響きがホールを満たす。引き締まったテンポのなかで大きなうねりも見せていた。
すると終盤に、ステージ袖から小林が静かに入って来て、指揮者の横に。
もうステージ袖に現れたときのオーラがハンパない。圧倒された。愛の死に移ってからはもう小林の独壇場。聴衆の耳目をすべて搔っ攫う勢い。そうかプリマドンナとはそういうものなのだと納得。高音の張り・伸び少し足りない気もしたがどうだろう。
オケと混然一体となったクライマックスは圧巻の一言。大ブラボー。

後半はマーラー。
結論から先に言うと微妙。
オーケストラは大熱演。これは間違いがない。もちろんキズはあった。ナマだもの。これは仕方ない。ただこの熱演が何だか空回りというか消化不良というか飯森マエストロのマーラー第9番という音楽、世界を聴衆にも、オケにも十全に表す・示すというところまでには届いていなかった。
飯森マエストロの指揮は全体にテンポが速く、所々に仕掛けも施していたが、それに付けるのがやっと、という感じだった。
第2楽章、第3楽章もテンポが速く、細かいニュアンスのようなものを伝わってこない印象は残念。特に第2楽章は緩やかなレントラー風のテンポで、いくぶん歩くように、きわめて粗野に、というマーラーの指示からするとまるで全速力で駆け足、みたいであったし、第3楽章のロンド=ブルレスケも初っ端から早いテンポで進んでいき、最終盤の畳み掛けるようなところでテンポが上がらず弛緩してしまったように聴こえてしまって残念。
ただ第4楽章はもう。もう何もいう事が無いくらい素晴らしい演奏だった。あんなアダージョが聴けるとは!もうずっと鳥肌がたちっぱなし。
飯森マエストロの振幅の大きなうねりに見事に応えた演奏。特に終盤、段々音数が減っていく掛け合いの美しさと儚さ。固唾をのんで見守ったよ。さすが群響!やるじゃない!
ただ、前半の3つの楽章のやや上滑り的な演奏があってのことなのかもと思わないでもない。
そんな中でも特にホルン、ヴィオラ主席、コントラバスはしっかり仕事を果たしたなと。
裏を返せば、ホルンがコケていたら目も当てられなかったかもしれない。

そんなわけで大満足、とは行かなかったが収穫はあった演奏会だった、かな。
飯森マエストロが演奏後どう感じているかはわからないが、また数年後、10年後くらいにこの組み合わせで是非聴いてみたいものだわよ。

夜はおでんで一杯。まあ歯のこともあるので控えめに頂いて。
次、高崎に来るのは5月17日かな。高関マエストロでショスタコの8番。これは期待大!

2025年3月14日金曜日

今週もいろいろと

前々回にも書いたが、ウィッチは絶賛左奥歯の治療中。左に負担を掛けないように右側で噛んでいたら今度は右の奥歯の周囲が腫れてしまった。火曜日には下の歯の汚れを取ってもらったがその後から猛烈に右の奥歯が痛み出した。
仕方なく、歯科医院に電話して翌日水曜日の仕事終わりに診察・治療を受けてきた。
何でも、膿が溜まっていて、それが歯茎から飛び出しそうになっているとのこと。原因は強く噛んでしまうことらしい。寒暖差でそれが顕著になるらしい。
レーザーで患部を切開し、焼いて殺菌する感じか?
しかしこのレーザー治療がとんでもない痛さ。悲鳴を上げてしまうくらい。
何とか治療を終えて抗生剤と痛み止め、それに洗口液を頂いてほうほうの体で帰宅もグッタリ。早々にベッドにもぐりこんだ。
木曜はなんとか出勤したが、どうにも身体が怠くて早退。ソファでウトウトしたら少し身体は楽に。抗生剤が効いてきたのか。痛み止めが無いとまだ患部は痛い感じ。
夜に発熱したこともあって金曜日はお休みを頂いた。夕方に再度歯科を受診。まだ膿があるとのことで麻酔をして膿をすべて取ることに。
結構な量の膿が取れた様子。先日もらった抗生剤よりも強いものと痛み止めをもらって帰宅。グッタリ。
今は治療箇所が痛いだけだが、熱が出たりしなければ良いのだが。
土曜日は高崎に行く予定も俄かに雲行きは怪しくなってきた。
チケットはとってあるがキャンセルするかもしれない。

さて、そんな体調が悪い中も考えるのはオーディオの事。マッキン症状?いや末期症状か。
このところの懸案である定在波対策。
音楽を聴いていて、ところどころ圧迫感だったり耳に刺さる感じの音があって。
圧迫感は低音域で刺さるのは高音域。
生成AIに聞いたりして概ねスピーカーとリスニングポジションの最適位置が決まって、この部屋の定在波についても聞き、いくつかの周波数でモードの重なりがあることも判った。
そうなると次はその定在波を実際に退治しなければならない。
確実な方法は発振器を使って20Hzから20000Hzまでの周波数のどこで共振が強くなる・弱くなるかを調べること。だが発振器のアテがない。
スマホのアプリに有りはしないかと探すと有りました。トーン・ジェネレーター。
これを使って、スマホからBluetoothで飛ばしてスピーカーから音を出して耳で確認する、ってえ事を思いついた。
で、やってみた。
これが大変なんだけど面白い。結構な音量なのでまず耳が痛い。注意しないとスピーカーを痛めてしまう恐れも。
面白かったのは耳を圧迫したり耳が痛くなる周波数(ピーク;腹)もあれば、逆に音がすぅーっと小さくなる周波数(ディップ;節)もあること。そして周波数をスィープしていくと結構左右に音が振れること。それも数知れず。本来であればピークだけでなくディップも叩くのが良いのだろうが、ピークだけで20箇所くらい。パラメトリックEQに反映させようにも10コしか設定できないので、とりあえずピークのみ厳選して10箇所を設定。
ここは遠慮なく思いっきり叩く。当初はちょっと遠慮気味に叩いていたが圧迫感が残った。特に刺さるような2000Hz以降の高音域は高域が刺さる感じのCDなどを聴きつつ調整する。

次に行うのは左右の聴感上の音量の調整。これはグラフィックEQを使う。31バンド一つ一つを正弦波をモノラルで再生して確認調整。モノラルの場合、聴感上センターに音が定位すればバランスはOKかと思う。それを好みのカーヴに落とし込んで終了。
チェックに使っているヨー・ヨー・マとシルクロード・アンサンブルのCDで確認。
概ね聴きやすくなった印象。ここまでやるとなんと聴きやすくなるのかと正直驚いている。これまで圧迫感の有る帯域はグラフィックEQで叩いていたが、それだと音が痩せてしまっていたのをパラメトリックEQで限定的に叩いたことでその帯域を持ち上げることができ、量感が豊かになったように思う。特に低域が豊かに鳴る様になった。それでいて圧迫感はほとんどない。
いかに定在波が悪さをしていたかということだろう。
これまでは測定&補正をしていたが、測定無しでもトーンジェネレータアプリと耳で調整が十分にできることが分かったのは大きな収穫だった。
まだまだ微調整は必要かとは思うが、それは追々のんびりと。

それにしても歯医者で「固いものは控えてください」と言われたときの固いものとは?
といつも思う。豆類・ナッツ類は固いと思うが、キャベツの芯とかも硬い気が。
しかし両方の奥歯でしっかり噛めないというのはとても不便だしストレスだ。
健康は歯から、老化は歯からと最近よく言われるがこうなると身に染みて感じるよね。

などと書いてる内に段々と歯の痛みが増してきた。麻酔が切れたのだろう。
明日、無事に高崎へ行けることを願いつつ、床に入ろうか。


2025年3月10日月曜日

平日にのんびりと

先週の土曜日はウィッチも妻も仕事。その代休を今日取っていた。
日頃の行いが良いせいかお出かけ日和の快晴。
「お風呂行きたいね」と妻がいうので、新幹線の駅近くの日帰り温泉へ。ついでにお昼ご飯もという事で、先日行ったインドカレー屋さんへ再び。

10時半ころに温泉に行ったが駐車場はクルマがたくさん。普段、働いていると平日の街の様子というのは判らないわけだが、意外と多くの人が出掛けているようだ。
受付で支払いを済ませて脱衣場で服を脱いでいざ浴場へ。入ってみるととんでもなく既視感が。そこよりは自宅に近い、と或る日帰り温泉の浴場と良く似ていた。HPを見ると別の会社のようだが施設の作りなども良く似ている。それにしてもほとんど一緒で面食らう。
やや熱めの湯が心地よい。湯舟に浸かりすぎる身体が暖まり過ぎて汗が引かなくなる恐れがあるので、ほどほどにして上がった。それでもしばらくは汗が引かない。湯上りに飲んだ瓶コーラの美味しいこと。

身体も暖まったし昼食へ。先週も来たが美味しかったので間隔を空けずにリピート。市内に数軒あるインド・ネパール・パキスタン系のカレー屋さんの中でも一番かもしれない。店の雰囲気も良いし。熱々のナンが食べられるのが嬉しい。他のお店では出てくるナンが冷めてあまり熱くないことが多い。
ナンはやっぱり「熱っ、熱っ、熱っつう!」と言いながら千切って食べるのが良い。何なら少し指先が火傷するくらいが望ましい。そんなわけでほかのお店ではつい熱いナンを求めて2枚目をおかわりしてしまうが、ここはそんな必要が無い。
今日も大満足。

途中、ハードオフに寄り道。
アプリのポイントの有効期限がまもなく切れるとお知らせが来ていた。レコードでもと物色していると、ジャンクのテクニクスのMMカートリッジが目に留まる。値段も2200円。まあダメで元々のつもりで購入。ポイントも使う。
帰ってから、ネットで検索しつつクリーニングして音出し。針圧は1.75±0.25のよう。針先をスマホで接写すると接合ダイヤ丸針のよう。
ちゃんと左右から音は出ている。でもサ行が歪む。何度か針先のクリーニングをしては音出し。段々とサ行の歪みは軽減されてきたが気になるレベル。
針を換えたら行けるんじゃないか?などと考えて、いやいや、それは。でも無垢楕円針ならとか、ね。

そのあとは仕事用のカバンを新調して、夏タイヤの見積をしてもらって帰宅。しかしタイヤ高いな。18インチ4本で工賃込みの14万とか。泣く。お金無く泣く。

ナンはオニオンナン

針先はあるが汚れが固着?
スマホ5×で接写






2025年3月9日日曜日

続・生成AIの活用

先週、生成AIに部屋の寸法とそれに最適なスピーカー・リスニングポジションの位置を出して、とお願いしたところ丁寧に答えてくれたので、とりあえずリスニングポジションをAIの言う通りの位置に修正した。
結果は以前に試して比較的好感触だったポイントと概ね一致という結果。
なかなかやるな、AI。という事で、この部屋の定在波についても聞いてみた。
定在波は部屋のサイズによって周波数モードが決まってくるのだけれど、AIの回答ではウィッチの部屋の周波数モードが奥行き32.4Hz、幅48.9Hz、高さ71.2Hzという返事。
さらに奥行き32.4Hzの3倍モード(97.2Hz)と幅48.9Hzの2倍モード(97.8Hz)が重なっていて定在波が強められてしまうらしい。
現在EQを使って100Hzを絞っているが、これはそういうことだったかと納得。恐れ入り谷の鬼子母神。
そう鳴門親方、ほかにも接近している周波数は無いものかと気になってしまう。で、こんな表を作ってみた。

すると、奥行きの6次モードと幅の4次モードが194Hzと195Hzと近いことが判明。それでも聴感上はそんなに定在波の影響は感じない。他は無さそう。高次倍音では影響が少ないのかもしれない。
AIが定在波の影響を回避するスピーカー位置として、左右それぞれ前壁から0.75m、側壁から0.5m、左右スピーカーの間隔を2mと提案してきたのでそれにも乗ってみた。
かなりスピーカーを前壁方向に下げる形に。およそ25センチ。
AIはスピーカーの位置以外にも吸音材なども勧めていたのでEQはそのままにした。
早速、いろいろとCDを聴いているが、かなり良い。現状のEQカーヴでも破綻なく上々の出音である。
実際の測定ではどうかと思い、今日やってはみたものの、やり方が悪いのか何なのか上手く行かなかった。ネットにもやり方は上がっているし、プリントアウトもしてあるのだがそこまでの”ずく”がない。またそのうちに。

現在、歯の治療中で左の奥歯に詰め物をしていたので良く噛めない状態だった。そのうちに右の奥歯に負担が掛かって今度は右の奥歯が痛む。歯の痛みに限ったことではないが痛みというヤツは精神衛生上よろしくない。左奥歯は土台が出来たので左で噛めそう。右の痛みが早く引いてくれることを願うばかり。

いよいよ来週は高崎でマーラーの交響曲第9番の演奏会。こちら側の天候がちょっと心配。県境を越えられるのか。演奏会のほかに市内のジャズバーにも行ってみる予定。

職場に近い県立病院が病床を廃止して診療所になるのだとか。ご利用者を搬送することの多い病院だったので今後どうなってしまうのか。近隣のデイサービスやショートステイも採算が取れないことから閉鎖するとも聞く。
県立病院と並んで県内の基幹病院である厚生連も病床数を削減するニュースがあったばかり。医療サービス・介護サービスというインフラはあって当たり前という時代はもう来ないような気がする。今のサービス維持のためには人件費を削減する(給料を減らすor人員を減らす、もしくはその両方)必要があるが、それにも限界はある。
人件費を削減しつつ、サービスの縮小というのが現状かと思う。
今は医療・介護サービスが崩壊しないように何とかサービスは縮小するけれどもサービスそのものは維持しようというところかと思っているが、それが実現できるのか。実現してもらわなければ困るのだが。

一昨日は職場の歓迎会。美味しいお魚とお酒を堪能してきた。思いもよらず寒い日だったので熱燗が美味しかった。
土曜日は出勤だったので代休で月曜もお休み。妻と出かける予定。