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2014年9月2日火曜日

Sir John Barbirolli/Elger Sym.1

先日の長野行ではバルビローリのCDを4タイトル購入した。エルガーの交響曲とエニグマ変奏曲、それにディーリアス。すべてブリティッシュ・コンポーザー・シリーズ。このシリーズのなかなかに落ち着いたジャケットのデザインが気に入っている。赤地に白文字のEMIのロゴもいまとなっては懐かしい。エンジェル・マークからEMIロゴに変わったときも違和感はあったが、今のあれはいけない。ワーナーのマーク、なんだか寂しくないかい?今のところ自分は買う気にならないな。あれは。

エルガーの1番です。一聴しての感想は、これこそ耳福というもの、という一言に尽きるのであります。まず、何といっても63年の録音としては驚異的に音が良い。見れば、ビクター・オロフの名前がプロデューサーとしてクレジットされている。キングズウェイ・ホールとオロフの組み合わせ、これはもう鉄板でしょう。そしてバルビローリの演奏は何も文句のつけようがない。もうパーフェクトなんだな。これをパーフェクトと言わずして何とする。第1楽章のしみじみとした冒頭の歌い出し。第4楽章のうらぶれつつも何か内に秘めた熱い決意。情緒過多の傾向のあるバルビローリだがここでは知情意のバランスがよく、崩れをみせない。これまでバルビローリのディスクをいくつも聴いて来たし良いと思ってきたけれど、ここまで気持ちが揺さぶられ、心踊り、心奪われる体験はシベリウスの5番以来無かったように思う。
ああ、こんな素晴らしい演奏があったなんて!という喜びと、どうして今までこれを聴かなかったの?という落胆のフーガ。
エルガーについて、自分はそれほど良い聴き手ではないけれど、こんな演奏なら好きにならずにいられようか?
こんなワクワク、ドキドキを期待してディスクを買うんだった、ということをしみじみと思い出した。やめられるわけがないですよね。ホント。


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