NFLも第2週。我らがSEA(シーホークス)は開幕週に敵地セントルイスで同地区ライバルのラムズに延長の末敗れ、早くも1敗。第2週は昨シーズン、カンファレンスチャンピオンシップを戦ったパッカーズ戦。粘りを見せたものの、リンチのラン攻撃が不発のままパッカーズに負けてしまった。実力はあるのだが、なんだかフワフワしているというか、意気込みが空回りというか、反則も多いのが心配。16戦のうちすでに2敗。SBは厳しいか?
このところ、音楽を聴くことに集中できない感じだ。どうしたものか?
と言いつつも、聴くには聴いている。最近はブルックナーを聴くことが多い。なかでもメジャーどころの4番・7番。カラヤンのDG盤。自分のはイタリア・ユニバーサルから出た全集BOXセット。ということで7番は最晩年にVPOと録音したものではなくBPOとのもの。なんというか一言でいうと、大変にリッチな演奏。美音を振りまきながら進んでいくブルックナー。下品かというとそうでもなく、とってもエレガント。音楽の大枠を縁取りくっきりと演奏していて、最近あるような小ぶりな編成でもないし管楽器をことさら強調したりもしないが、楽想がよく見える演奏だ。曲がブルックナーのせいか、録音はやや遠めでDG録音によくあるクローズアップ感が少なくホールの響きもよく捉えられている。この全集はアナログ末期からデジタルへの移行期の録音。メジャーな曲から録音されたおかげで、4番以降はアナログ録音で分厚く響く。逆に初期の1・2・3番はデジタル録音でやや音が固く薄いが、そのおかげでなんだかモダーンな響きを曲に与えていて若々しさというか新鮮さを加えている、と思う。
よく人工的な演奏などと批判されることの多いカラヤンのブルックナー。でもこの人工美あふれる演奏の立派さは何物にも代えがたい魅力を持って心に響いてくるなぁ。
伊ユニバーサル 471 704-2 |
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