2016年1月23日土曜日

シャイニング  ドクター・スリープ  DS Sym.13 ’babi yar’

寒波襲来だ。寒い寒い。
関東は降雪と積雪で大変そうだなあ。雪国新潟よりも雪が多い。コッチなら、あれくらい雪が降ると除雪車が出るんだけど、東京には除雪車ないもんなあ。

お正月気分もすっかり抜けて、通常モードなのだけれどお正月のツケが今来てます。左肩が痛い。激イタ。うっかり左腕を上げることもできない。クルマのハンドルがしっかり握れないし、左手でタバコを吸おうと思うとズキッとくる。肩鎖関節の炎症かと思うのだが、激しくぶつけたりしたわけでもなく、心当たりといえば肘枕くらい。正月は布団の上に寝そべって夜遅く、というより朝までネットなど見ていることが多かったので、原因はそれだろう。

さて、今年は読書を増やそう、と思っている。で、さっそくに本を買った。「シャイニング」の36年ぶりの続編ということで期待していたが読みそびれていたS・キングの「ドクター・スリープ」(上・下)。出版は去年の秋。「シャイニング」はキューブリックの映画でも有名なホラーの金字塔。ずいぶん以前に文庫で読んだが、「ドクター・スリープ」を読む前に読み返そうと思って本棚を探したが見つからず、ネットで注文。書店を何軒かまわったが売っていなかった。結局はアマゾンで買った。
で、「ドクター・スリープ」。一気に読んでしまった。読ませられた。誰が途中で本を置けようか。大人になったダニー坊や。いまだ「かがやき(シャイニング)」に悩まされアルコール依存症に。ある町に流れ着いてアルコール依存症の克服に努めるダン(ダニー)。そこに同じ「かがやき」を持つ少女が現れ・・・。翻訳ものは苦手だがホントに楽しく読んだ。

音楽はというと、読書のお伴という感じでショスタコの13番を聴くことが多い一週間だった。よく聴いたのはプレヴィン/LSO。4楽章「恐怖」のチューバ・ソロを務めるのはチューバの神様、ジョン・フレッチャー。このソロが底なしに怖い。それはもう貞子の井戸。なんという音色。なんというテクニック。5楽章「出世」の木管アンサンブルでようやく救われる。まあ曲は救われないんだけれど。
ショルティも晩年にバビってくれているのだがどうしても一本調子というかストレート。それだけじゃないんだけれどなあと思いつつも引き込まれてしまうから不思議。ショルティにはぜひ全集を完成して欲しかった。
で、ちょっとした臨時収入もあったのでナクソスのペトレンコの全集を注文した。うな君から借りた4番がとても良かったので他も聴きたくなった。13番はMUUSANによればちょっと響きが薄いみたい。
到着を待つとしよう。

            


            

2 件のコメント:

  1. 寒いねえ。今日は2回も車はまったし。
    音楽聴きたいけど、ウチは天井がご存知のとおりで暖房効かんのです。
    気分はシベ4。

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  2. うな君
    寒いねえ~。ま、今までが温かったってことかな。新潟の冬はやっぱりこんな感じだよねぇ。

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