最近、FMというかラジオが気になる。
ラジオを聴くのは運転中のカーステと寝るときのネットラジオ、それに職場で流れているのを横耳で聞きながらの仕事の時くらい。クラシックの番組は朝の通勤時のNHKFMの「クラシックカフェ」と「キラクラ」くらいで。音質もそれなり。もちろんノイズも多い。でも何だか聴いていて楽しい。基本何かしながらのながら聴き。その気楽さが良いのかも。
音楽を聴き始めた頃はディスクを買うほどお小遣いもなく、レコ芸の記事や各レコード会社の広告をみてヨダレを垂らしていた。まあ、今はネットをみながらやっぱりヨダレを垂らしているんだけれど。40代後半から上の世代ではじめからLPやCDをバンバン買えた人は少なかろう。自分も御多聞に漏れずエアチェックに血道を上げていた一人だ。持っている音源の8割近くはエアチェックしたカセットテープだったかもしれない。その頃欲しかったものの第1位がオートリバースのカセットデッキ、できたらダブルカセット。第2位が出始めたばかりのCDプレーヤーだったな。もちろん専用のアンテナなんて立てられるわけもなく(親にに一度お願いしたら怒られた)、でも実はテレビアンテナとFMアンテナは共用できたらしいことを知ったのはもうすっかりFMなんぞで音楽を聴かなくなった社会人になってから知るわけだが。アンテナも、テレビが地上デジタル波となった今も売っているんだね。当たり前か。
チューナーはいまでも中古で結構出ていて、値段も3万も出せばかなりイイものが買える。HF堂のHPを見ているとヤマハとケンウッドのものが一際めを引く。特にヤマハのCT-R1とCT-1000はシルバーフェイスが美しいし、ケンウッドKT1100DやL-03Tのブラックフェイスも懐かす。もうヨダレもの。
でも家でFMを聴く時間は今のところ無いだろうし。老後の楽しみとしておこうか。
当時は所謂FM誌もたくさん出ていた。レコパル、ステーション、fan。懐かしいねえ。レコ芸にヨダレを垂らし、FM誌の番組欄にそれこそ競馬新聞さながら赤ペンでチェックを入れてたっけなあ。主要3誌の中ではFMfanを愛読していた。fanはクラシック音楽関係の記事も多いし、装丁もLPのジャケットが表紙にあしらってあって大人な感じがしたものだ。すっかり処分してしまった。惜しいことをした。
明日日曜日には福岡に住んでいる姪が遊びに来る。と思っていたら娘が午後になって39度の熱発。インフルだね、コリャ。
我が家ではFMチューナーは
返信削除立派なメインソースです。
とは言え週末しか電源を入れませんが。
しっかりとしたアンテナは必須ですね。
コメントありがとうございます。
返信削除体調はいかがですか?季節の変わり目ってなんかイヤですよね。落ち着かなくて。
メインソースがCDの現在となってはラジオは聴く時間も少ないでしょうね。リタイアしたときに導入をしたいなと。とはいってもリタイアまだまだ先の予定ですが。
それにしても上にあげたチューナーの美しいこと。ハードオフにいくと、あのダイアル(ノブ?)感触が懐かしくてついつい回してしまうんですよね。