10月に入ってだいぶ過ごしやすくなった。
今日は遠方から2人の友人が来てくれた。当初は5月頃の予定だったがいろいろあってようやくの実現。
オーディオの事をアレコレと。
一つはレコードプレーヤーのスピンドルのグリスアップ。
以前、会津のショップにてKP-1100を改造してもらったときにスピンドルのグリスアップもお願いしたのだけれど元トリオにお勤めだったオーナーさんはしない方が良い。責任が持てないとのことでお断りされたことがあった。
プレーヤーは頂き物で前の所有者から多分一度もスピンドル部は開けていないと思う。
回転時にゴロゴロという訳ではないが友人にお願いしてグリスを塗ってもらった。
グリスアップ後は一聴して静か。やはり滑らかな回転は良い。
もう一つ。
スピーカーのセッティング。
逆相再生法。片チャンネルのスピーカーを逆相接続してモノラル音源を再生するというもの。音源はリートなどが良い様子。
正相ではきちんと定位するが逆相ではぼんやりとした感じで左右同じような感じで空間を覆うような鳴り方だと良く、これがセンターに定位したりするとセッティングに難あり、という事らしい。
で、試してみると独唱が見事にセンターに定位してしまっている。
SPの内振り角度を浅くして平行置きに近づけてみると独唱もぼんやりとした感じに。
正相に戻してオケ物を聴くとSP間やSPの後ろにも音が拡がって鳴るように。
音離れが良いという状態か。さすがにSPが消えるとはいかないけれど随分と量感がアップした感じに。
多分こういう事なんじゃないかと。
内振りにすると直接音と間接音のバランス的に直接音が多くなる。そうすると間接音がリスニングポジションに届きにくくなるのではないか。平行置き(それに近い状態)では直接音の割合が下がって間接音が耳に届きやすくなる。
前にも平行置きは試したが、これまでずっと内振りにしてきたものでなんだかしっくりこなかったが今回はドキュン♡。
友人がお帰りになったあともリスニングポジションをも少し部屋の後方にとってみたり試している。
直接音の割合が減ったためか、あまり耳に刺さる帯域というのもなくEQのカーヴも低域を中心に上げてさらに量感アップを狙ってみたり。
内振りだと力感は出るが量感に乏しい。ついついボリュームを上げたくなって、上げると耳に障る感じが増すのでその帯域を絞ってという、今考えると悪循環。今のセッティングだと力感は減少するが量感は増す感じ。その分響きも柔らかいし耳に障らないし。
後はヘッドアンプとMCカートリッジを一つ譲って頂いた。
来週はちょっとバタバタするのであまり音楽は聴けそうにないが、悩みが解決してご機嫌である。
実りの多いオフ会となったが、何か自分だけ楽しんでしまったようで来て頂いた友人には申し訳ない。
今度はこちらが伺うことに。春ぐらいに行ければよいが。
昨日はお邪魔しました。
返信削除レコードプレーヤーのグリス交換の
音の違いを認識された感じだけでもお邪魔した
甲斐がありました。
その後は何となくケチを付けて
場を荒らした様なものでしたね。
それがもし怪我の功名になれば良いですが。
もしレコードプレーヤーに
不具合が出ましたらご一報下さい。
こちらこそ昨日はありがとうございました。
返信削除知らず知らずのうちにドツボに嵌っていたことを痛感。この機会がブレークスルーになれば良いなと思います。
またよろしくお願いします。